アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

鏡よ、鏡、鏡さんっっっ…♪

2014-05-30 11:06:55 | Weblog
先週と同じ、グリッサードのアンシェヌマン。
右脚前5番ポジシオン→右にグリッサード・ドゥ・コテ・ドゥシュー→左脚からグリッサード・アン・ナヴァン→左にグリッサード・ドゥ・コテ・ドゥシュー→右脚からグリッサード・アン・ナヴァン⇒…………
まずカウントで順番を確認してから音楽に合わせて練習。
ユキさん&マユミさんのヴェテラン組とカイトさん&ヒトミ&ヒロミの新人組に分かれましょう。
まずヴェテラン組から。
ふむ、そこそこ動けてはいるけど、ちょっと勘違いしている部分もあるのよね。
ワガノワスタイルのグリッサードの場合も、両脚が完全に床を離れている一瞬がなければなりません。カッコン と片脚から片脚に跳び移るような動きになってはいけません。ジュテ・ドゥ・コテやジュテ・アン・ナヴァンと区別のつかない曖昧なグリッサードにならないように注意しましょう。
では新人組。

あ゛~、
「ドゥ・コテのとき、あとから5番に引き寄せる脚は前に収めるの。後ろに収めたらドゥスという違う動きをしていることになるのよ」
やっぱり今週もソコからか…
仮にドゥスにしたとすると、次のグリッサード・アン・ナヴァンを先行する脚が変わってくる。つまり、アンシェヌマンそのものが違うものになってしまう。
それに、
「3人とも、一度も両脚が伸びないってのはどういうことですか?」
とくにグリッサード・アン・ナヴァンのときのデリエールの脚が膝も足首も曲がったままですよ。
バー・レッスンでバットマン・デガージェ・ジュテの練習をしたのは何のためですか?
床をしっかり強く押し返す、それがアン・ナヴァンへの推進力になるのよ。
…、と先週も説明したような気がする……だけどなぁ…
ではアッサンブレのアンシェヌマンを練習しましょう。
ヴェテラン組は
右脚後ろから→右アッサンブレ→タン・ルヴェ→左アッサンブレ→タン・ルヴェ→右にグリッサード・ドゥ・コテ→右アッサンブレ→右からグリッサード・アン・ナヴァン→シソンヌ・フェルメ⇒…………
新人組は
右脚後ろから→右アッサンブレ→タン・ルヴェ→左アッサンブレ→タン・ルヴェ→右にグリッサード・ドゥ・コテ→右アッサンブレ→左にグリッサード・ドゥ・コテ→左アッサンブレ⇒…………
では一組ずつ音楽に合わせてどうぞ
ヴェテラン組はそこそこそつなく動けている。
もう少しメリハリが必要だわね。アンシェヌマン全体が一本調子にならないように気を付けましょう。
つぎ、新人組。

くうぉぉらぁぁぁ
グリッサードは“ドゥシュー”
いい加減にしろよぉぉぉ
自分のどっちの脚がどう動いているのか、鏡をよぉぉぉぉぉっく見て、観察しようね
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作ってみました…♪

2014-05-28 09:08:05 | Weblog
ちょっとした会合やパーティーの会費を当日の受付で支払うとき、その場で財布を出して取り出した現金を裸で渡す、という振舞が苦手だ。
会費がいかほどかは事前に分かっているから、その金額を入れた封筒を受付でお渡しするようにしている。
…が、これだと受付の方に余計な手間をおかけすることになってしまう場合もある。
…で、封筒に収めない方がよかろうと思われる場合は、クリアファイルのチケットホルダーに会費を入れて財布とは別に持って行くようにしている。これなら、現金を裸でという点には目をつむるしかないが、財布から直接という振舞をしないで済む
てなわけで、チケットホルダーって結構重宝するのよね。

               

だから作ってみました。
16センチのL字型口金を使って、長4の封筒サイズ。
普通の口金と違って、生地で口金をくるむ形なので、外からは口金が見えない。
表地と裏地は色違い・柄違いだけど、そこはかとなくニュアンスを合わせてある。
こういう取り合わせの楽しさもがま口作りの魅力かも。
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食べ過ぎ注意報…♪

2014-05-26 09:05:18 | Weblog
およっ、ヤエさんの動作脚がインにはいっちゃうなぁ…。
修正しましょう、しましょう。
ポワン・タンジュ・デリエールの位置までロン・ドゥ・ジャンブしたら、カカトから1番に引きつけるようにしましょう。爪先から引きつけると、ターン・アウトが失われてしまいます。
脚の動きにつられて骨盤が動かないように気を付けましょう。
彼女の骨盤を抑えてサポートして上げる。
「そう、そうです…、うん、キレイです」
センター・レッスン
エシャッペのアンシェヌマン。
右脚前5番ドゥミ・プリエ→エシャッペ→右後ろ5番ドゥミ・プリエ→エシャッペ→右脚前5番ドゥミ・プリエ→エシャッペ→2番ドゥミ・プリエ→右脚後ろシュル・レ・ポワント⇒…………
はい、音楽に合わせてどうぞ

…う~ん…、ふたりとも、動きが粒だってないなぁ…。
ずるずるずる…と数珠つなぎというか…リズムがないというか…。
最初から最後までずぅ~~~っとトルソーがバウンスしっぱなしだしなぁ…。
「あのね、ちょっと乱暴になってもいいから、ひとつひとつの動きをストップモーションにするつもりでやってごらん」

ん~、下向きに抑えつけるのとはちょいと違うんだよぉ
さて、グリッサードの練習をしましょう。
右脚前5番ドゥミ・プリエから→右にグリッサード・ドゥ・コテ→左脚前5番ドゥミ・プリエ→グリッサード・アン・ナヴァン→左脚前5番ドゥミ・プリエ→左にグリッサード・ドゥ・コテ→右脚前5番ドゥミ・プリエ→グリッサード・アン・ナヴァン→右脚前5番ドゥミ・プリエ⇒…………
両脚が空中で完全に伸びきるように動くこと。
重心の移動が遅れないように気を付けること。
とくにグリッサード・アン・ナヴァンでは後ろ側の脚が曲がりっぱなしにならないように、しっかり伸ばすこと。

はい、音楽に合わせてどうぞ

うん、ちょっとずつ脚の動きが良くなってきたわね。
ドゥミ・プリエも守れている。
では、アレンジしましょう。
右脚後5番ドゥミ・プリエから→右にグリッサード・ドゥ・コテ→左脚前5番ドゥミ・プリエ→右にアッサンブレ→右脚前5番ドゥミ・プリエ→グリッサード・アン・ナヴァン→右脚前5番ドゥミ・プリエ→シソンヌ・フェルメ→右脚前5番ドゥミ・プリエ→左にグリッサード・ドゥ・コテ→右脚前5番ドゥミ・プリエ→左にアッサンブレ→左脚前5番ドゥミ・プリエ→グリッサード・アン・ナヴァン→シソンヌ・フェルメ→左脚前5番ドゥミ・プリエ⇒…………
まずはカウントで順番をチェック。
そして音楽に合わせて
あ~、メグちゃん、アッサンブレを慌てない慌てない、両脚で跳び上がったらシソンヌになっちゃうよ。
うっ、ヤエさん、グリッサード・ドゥ・コテはドゥシューよ。
繰り返し練習しているうちに二人の動きが少しずつ少しずつ整ってくる。
「ん~、アタマでは分かってるんだけどなぁ…
おぉ、アタマで分かってれば大丈夫よ
続いて《アンチエイジング・レッスン》
腹式呼吸から腹横筋強化のエクササイズまで進めたあと、身体を起こしたとき
「うぇぇ、なんか気持ち悪い…、目が回るような…
え゛っ 大丈夫?ミスターМ…?
「う~ん…、たぶん食べ過ぎだと思う…
な゛に゛…
バーでのエクササイズをはじめる前に、何をどのくらい食べたのかきいてみた。
「弁当箱にぎっしりご飯を詰めて鰯の缶詰も持っていって、おかずは会社の近くで買った。鯵フライ2枚とコロッケ2個とメンチカツ1個」

食べ過ぎです、それも揚げ物ばっかり。
「何時くらいに食べたの?」
「ん~、2時半ごろ…」
4時間ちょっとかぁ…、血が胃袋に集まってるんですな、揚げ物は消化に時間がかかるから。
バーでエクササイズのあと、重心移動でバランス力強化のエクササイズとホップ&タッチ。
ミスターМ、どちらのメニューもノリノリで調子がいい。
「ん~やっぱりさっきのあの時がピークだったな、もう何ともない」
あ、それは良かった。
でも、晩ご飯はいらないんじゃない?
せっかくグッド・ルッキングを目指してるんですから、みんなも食べ過ぎには注意しましょうね
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俄か職人…♪

2014-05-24 15:10:30 | Weblog
先日作ったがま口型のスマホバッグは友人の気にいったようで、早々にメールがありました。
曰く、
「知人へのプレゼントにしたいから、柄違いで二つ作れますか?」
期限は1週間。
ん、大丈夫。丁度余分に買っておいた口金もあるし、布もある。
というわけで早速取り掛かりました。

               

大島を表地にして裏地は木綿のストライプ。
窓も背面のポケットも付けて、共布のストラップも付けてある。
生地が華やかなので、口金は色を抑えてブラックに。

               

こちらは産地は不明ですが唐桟と思われる古布。
和物の縞柄も見様によっては洋風にも見えます。
渋い縞柄なので口金をゴールドにして華やかにしてみました。

自分で言うのもなんですが、作り続けていると少しずつ腕が上がる。
腕が上がるとまた作るのが楽しくなってくる。
次は名刺入れとスマホバッグとチケットホルダーの3点セットなぞ作ってみようかなぁと考えている、俄か職人です
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木曜日のクラス…♪

2014-05-23 10:49:12 | Weblog
おぉぉ、ふうちゃん、近頃は随分動きが正確になってきたねぇ
さてそれでは、シャンジュマンとイタリアン・シャンジュマンのアンシェヌマンを練習しましょう。
右脚前5番ポジシオンから。
シャンジュマン→シャンジュマン→シャンジュマン→シャンジュマン→イタリアン→イタリアン→イタリアン→ポゼ⇒
はい、音楽に合わせてどうぞ

…。
何なんでしょう、この地鳴りのような、盛大な足音は…
「こらこらこら、重力の魔に捉われたみなさん…。足音、足音を立てないように気を付けて…」
バーという掴まる物があるんだから、しっかり跳び上がってきちんと吸い付くように着地する、まずその感覚を探り出さないと。
ちょいと、いいかい?

と見本を見せる。
「…はぁぁぁぁ…
ほれ、もう一度

…?さっきよりも動きに乱れがある…、足音も大きいような…
「なぁんかさぁ…、トルソーを引き上げるとか脚を引き上げるとか、それ以前の問題って感じじゃなぁ…。まず体力の問題ってことぉ…
「はぁぁぁ…
ではグラン・バットマン。
しっかり呼吸して、無駄な力が入らないように気を付けて。
おっ、ふうちゃん、デリエールのポジシオンがきちんと修正出来てるわね、キレイよぉ
センター・レッスン。
バットマン・タンジュを練習したあと、グリッサードのアンシェヌマン。
まずはシンプルに。
グリッサード・ドゥ・コテ→グリッサード・アン・ナヴァン→グリッサード・ドゥ・コテ→ポワン・タンジュ・デリエール→4番ドゥミ・プリエ→トゥール・アン・ドゥオール⇒
ユキさん&マユミさんふうちゃんはトゥール・アン・ドゥオール、カイトさんヒトミちゃん&ヒロミさんはルティレ-ルルヴェ。
はい、一組ずつ、音楽に合わせてどうぞ

う~ん
グリッサード・アン・ナヴァンでは後ろの脚の使い方が肝心です。バットマン・ジュテ・デリエールを強く、その脚で床を押し返すようにイメージしましょう。その脚の動きが重心を前に進める推進力になります。
後の脚のお膝が緩んだまま、あるいは蹴り上げるように跳ね上がるのは正しい動きではありません。
さぁ、もう一度
カイトさんヒトミちゃん&ヒロミさんは、グリッサード・ドゥシューの5番ポジシオンはどちらの脚を前に引きつけるかをきちんと覚えましょうね。
さぁ、アンシェヌマンをアレンジしますよ。
右にグリッサード・ドゥ・コテ→アッサンブレ→グリッサード・アン・ナヴァン→シソンヌ・フェルメ→左にグリッサード・ドゥ・コテ→アッサンブレ→グリッサード・アン・ナヴァン→シソンヌ・フェルメ⇒
グリッサード・アン・ナヴァンがジュテ・アン・ナヴァンにならないように気を付けましょう。
ぐりサードはシャープに、アッサンブレとシソンヌは高く大きく。
うん、みんなの動きがいつもより大らかに見えたレッスンでした
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忍び…♪

2014-05-19 09:13:34 | Weblog
いやぁ~、昨日はセンター・レッスンの後半で爆笑しちゃった。
パ・ドゥ・ブーレ-4番ドゥミ・プリエ→ルティレ-ルルヴェを練習しているときのこと。
ドゥ・コテのパ・ドゥ・ブーレではなくアン・ナヴァンのパ・ドゥ・ブーレ。
音楽に合わせて動いているメグちゃんヤエさんの後ろ姿をみていると…。
どうしてもあるイメージがちらつく。
ふたりともレオタードが黒だしさ…。
低い体勢といい、覚束ない足取りといい…。
やっぱり…、どう見ても…、これじゃぁまるで…、
バレエ・アンサンブル“忍びクラス”
じゃなぁ…。
と思った途端に笑いが止まらなくなってしまった。
パ・ドゥ・ブーレから4番のドゥミ・プリエに下りるときはね…、とか、ルティレ-ルルヴェのときにね…、とかの注意をするよりも
「メグちゃん、そんな足取りじゃ大阪城の天守閣からおっこっちゃうわよ」
とか
「ヤエさん、そんなんじゃ姫路城の大屋根の上は走れないわよ」
っていう注意のほうが似つかわしいような…。
だめだ、笑いが止まらない。
「真剣に、バレエの、練習をしているのです
うん、そうだね、そう。
でも…。
組曲『忍び』
なぁんて作品が出来たりして…
妄想が止まらない、イケナイ先生になってしまった
続く《アンチエイジング・レッスン》のクラスには、なぁんと2か月ぶりにヤングYがやってきた。
腹式呼吸のあとハムストリングのストレッチ。
相変わらず硬いなぁ、ヤングY
腹斜筋強化のメニュー。腿を90度、膝下は床と並行に、その角度を保ったまま左右に倒していく。
ふとヤングYに目を向けると、
「こらっ、脚を床に付けてくつろいでるんじゃない
膝下は床から浮かせて。
続いて腹横筋強化のメニュー。腿を90度、膝下は床と並行に、膝下の水平を保ったまま膝を伸ばしたり曲げたり。
ヤングY、伸ばす方向が違うねぇ。
彼の足首を持ってサポートしてあげていると、
「…うぅっ…
ミスターМの呻きが…。
あ、サポートをしているうちに既定の回数を超えちゃったのね、ごめん
そして、それは起こった
正座して上体を倒したところから、頭上に伸ばした両腕で引き上げながら上体を起こして…、という上半身全体を強化するメニューのとき。
ヤングYの動きが変だ
上体を引き起こせない、という以前にどうも下半身の座りが悪くないかぁ?
両腕を差し伸ばして引き上げようとするとお尻が浮いて、上体がぼこっと前に落ちる。
う~ん、体幹が弱いんだねぇ。ラガーメンのような立派な体格をしてるのに、もったいないなぁ。
バーに掴まってのエクササイズのあと、重心を移動しながらバランス力アップのエクササイズ。
この一週間の間に自宅で何度か練習しているうちにやり方がわかんなくなっちゃったというミスターМのためにも、改めてゆっくり動きの説明を。
「上げて…、踏み込んだら左手…、上げて…、揃える…、上げて…、踏み込んだら右手…、上げて…、揃える…」
という私の指示に合わせているうちはヤングYもちゃんと動けていたんだけど、音楽に合わせて動くとなると手足が逆になっちゃったねぇ。
この動きはスムーズに出来るようになるのに3か月くらいかかるからね、またやりましょう。
アタマの血の巡りを良くするには身体の血の巡りをよくするのが一番よ。
ヤングY、また来てね
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スマホバッグ2種…♪

2014-05-17 12:51:44 | Weblog
相変わらずがま口作りが楽しくて…
友人がスマホ入れを作れないか、という。
これから夏服になりクールビズでジャケットを着用しなくなると、スマホの扱いを考えないと、なんだって。
そういえば、雑貨店などで見かけるスマホ入れは女性向けのものがほとんどで、男性ビジネスマンがビジネスシーンで手にしても遜色のないもの、って見かけないわねぇ。

               

ってなわけで、作ってみました。
思いつきで窓を開けて、背面にはポケットも付けてあげた。
ついでに共布でストラップまで作ってあげた。鞄から取り出すときに勝手がいいんじゃないかな、と思って。
針を進めているときに、ふと新しいアイデアが浮かび、もう一つ作ってみた。

               

これは自分用。
一応窓も開けて、箱型に作ってみた。
…けど、見た目の良さだけで使い勝手はあまり宜しくない…
ま、オーソドックスに縦型のスマホバッグが一番かもな。
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飛び降りる“くの一”…♪

2014-05-12 08:45:35 | Weblog
「今日はね、アンシェヌマンを少しアレンジしてみよう」
バー・レッスンでのストゥーニュの練習。
右脚前5番から。
ドゥミ・プリエ→2 右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→3 右後ろ5番シュル・レ・ポワント→4 ストゥーニュ・アン・ドゥオール→5 5番ドゥミ・プリエ→6 右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→7 右脚前シュル・レ・ポワント→8 ストゥーニュ・アン・ドゥダーン→1 左脚前5番ドゥミ・プリエ→2 右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→3 右脚前5番シュル・レ・ポワント→4 ストゥーニュ・アン・ドゥダーン→5 右後ろ5番ドゥミ・プリエ→6 右脚ポワン・タンジュ・デリエール→7 右脚後ろシュル・レ・ポワント→8 ストゥーニュ・アン・ドゥオール・ドゥミ・トゥール
カウントを指定しながら見本を見せる。
それぞれに順番を確認したあと音楽に合わせてどうぞ

ふむふむ、メグちゃん、おおむね順番は合ってる。
足元もそれほど乱れてはいない。まぁ宜しいでしょう。
じゃぁねぇ、ここからアタマの体操です。
「今、左脚後ろの5番で終わってるね。そのまま右サイドとは逆の動きをするとしたら、どんな順番になるでしょう?」
「…………、左脚後ろだから、ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドして……左脚前5番……で…、ストゥーニュ・アン・ドゥダーン……、右脚前になっていて…、さっきはポワン・タンジュ・ドゥヴァンだったから…、ここでは…ポワン・タンジュ・デリエール……」
メグちゃんが言葉で確認しながら順番を追っていき、最後のドゥミ・トゥールまでいきついた。
そうです、そのとおりです
はい、音楽に合わせてどうぞ

おぉぉっし、良く出来ました
「身体の運動神経を良くするには脳みその運動神経を良くしておかないとね
センター・レッスンでもロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールにストゥーニュを組み合わせたり、グラン・アレグロの中にストゥーニュを組み入れたりといろんなパターンをしっかり練習。
グラン・アレグロでは二人とも、屋根から飛び降りてきた“くの一”のようなパ・ドゥ・シャをしています、う~ん
「いいですか、パ・ドゥ・シャはね、“飛び下りる”んじゃなくて“跳び上がる”んだよ」
「“猫の動き”…猫のように…猫のように…
そうです、猫のように軽やかに撓やかに
続いて《アンチエイジング・レッスン》
昨日はI氏がお休みでした。
いつもの通り腹式呼吸の練習からはじめて、腰周りや腿のストレッチ。
腹斜筋強化の腹筋運動と腹横筋や腸腰筋強化のための腹筋運動。
「カヨさんとミスターМは先週お休みしたから、今日はちょっとキツいんじゃない?」
「おお、やっぱり1週空くときつくなる」
「腹斜筋のよりも、腹横筋の筋トレのほうがキツいね」
うん、伸ばした脚を引き戻すときにしっかり腹筋を働かせなくちゃならないからね
その後、体幹のバランス力アップのメニューと腕を大きく動かしたり肩甲骨周りを動かすエクササイズをする。
「今日は3時間ほどPCに向かって原稿書きしてたから背中がガチガチだったけど、楽になったぁ」
バーを使ったエクササイズをした後最後に、先々週練習した重心移動のエクササイズ。
両手と右脚を上げる→右脚に重心を移して左手前→両手を上げて左脚の上に重心を戻す→両手と右脚を下す→両手と左脚を上げる→左脚に重心を移して右手前→両手を上げて右脚の上に重心を戻す→両手と左脚を下す→…………
まず一つずつ動きを確認しながらゆっくり練習。
そのあと音楽に合わせて練習。

おぉ、みんな良くできました、手と脚が同じ側に揃っちゃうこともなかったし
「踏み込んだときにグラグラするのはなんでかな」
「ん、それは体幹のバランス力がまだ足りないの。それと片脚で体幹の重量を支えきるだけの筋力もちょっと足りない」
「そうか、バランス力か…」
そこが整ってくると、身のこなしもシャープになりますし、脚腰に負担のかからない歩き方も出来るようになりますよ。
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GW明けは…♪

2014-05-09 08:59:41 | Weblog
1番ポジシオンでドゥミ・プリエを2回、そしてグラン・プリエへ…、そのときのこと。
あ゛…っ、それは…
う゛~ん、1番ポジシオンでそうなるってことは、4番でも5番でもそうなるってことよね…
早速修正しましょう。
「カイトさん、1番ポジシオンでゆっくりグラン・プリエをしてみて…」
彼女のプリエがドゥミ・プリエを通過したところで、そのカカトに私の足を添え木のようにあてて抑えてあげる。
そうすると、さらにプリエをすすめようとする彼女の膝や腿がわわわわわと震え始める。
「あのね、プリエを深めていくに従って足の小指側に重心が全部落ちてるの、バナナ足になってるわけ。その状態でしゃがんでるだけだから、内腿や股関節周りの筋力が強化されてないの。だから正しいポジシオンに位置を戻すと支えきれなくなるのよ」
足の小指側に重心が落ちないように気を付けましょう。
1番グラン・プリエは両カカトの真ん中に、5番グラン・プリエは両カカトの合わせ目の真上に、真っ直ぐに背骨を繋いでいくイメージで。
4番グラン・プリエは特に、バナナ足になりがちなので気を付けましょう。
グラン・プリエのポジシオンでは、お膝の高さよりも下に尾骶骨が下がってはいけません。
例えば1番グラン・プリエのポジシオンでバーから両手を離しても静止していられるようにトルソーを引き上げておきましょう。
丁寧で正確なプリエが大事ですよ。
バー・レッスンの中盤のバットマン・フォンデュ。
ドゥヴァンからデリエールまでアン・クロワでバットマン・フォンデュをしたらアティチュード・デリエール-ドゥミ・プリエ⇒デリエールからドゥヴァンまでまでアン・クロワでバットマン・フォンデュをしたらアティチュード・ドゥヴァン-ドゥミ・プリエ
はい、どうぞ

あぁぁ、やっぱりぃ…
「ふうちゃん、こらっ アティチュードのときにバナナ足になるのはどうしたわけですか
「ぁええええ…
アティチュード・デリエールのときに、お膝よりも爪先が上に撥ね上がってはいけません。内腿とお膝をきちんと引き上げましょう。
グラン・バットマンのあと、シャンジュマンとイタリアン・シャンジュマンの練習。
シャンジュマン×4回→イタリアン・シャンジュマン×3回→5番ドゥミ・プリエでポゼ⇒……
はい、どうぞ

あ゛ぁぁ~~
「ふうちゃん、シャンジュマンとイタリアンの区別がつかないわねぇ…。シャンジュマンはきちんとお膝を伸ばさなくちゃね」
「はいぃぃ~
「カイトさん、イタリアンのときにバナナ足ってのは危険よぉ。自分の足どうしが絡まるなんてことになりかねないから気を付けて」
センター・レッスンでも、バットマン・タンジュやストゥーニュ、アッサンブレのアンシェヌマンなどを練習したあと、グラン・アレグロの曲に合わせてパ・ドゥ・シャのシンプルなアンシェヌマン。
前回の練習でやりましたね
右にパ・ドゥ・ブーレ→グリッサード→パ・ドゥ・シャ→左にパ・ドゥ・ブーレ→グリッサード→パ・ドゥ・シャ→右にパ・ドゥ・ブーレ→グリッサード→パ・ドゥ・シャ→ピケ・アラベスク→上手奥に移動してプレパラシオン→ピケ-ルティレ×6→エファセ・デリエールでポゼ
ユキさんは、ピケ-ルティレのところはトゥール・アン・ドゥダーンね
はい、一人ずつどうぞ

あららぁぁぁ…
ピケ・アラベスクが中途半端にアラベスク・ルルヴェ擬きにならないように気を付けて。ピケとルルヴェはまったく違うものですよ。

うわわわわぁぁ…
ポゼは右方向のときは左脚デリエールのエファセで左アームスがアン・オー、左方向のときは右脚がデリエールで右アームスがアン・オーです。
先週がGWのお休みで間があいたせいかねぇ…、みんなの感覚が今一つ目覚めていないような…。
手が反対、脚が反対、向きが反対…とおよそアンシェヌマンとはかけ離れた注意ばかりしていた昨日のレッスンでした。
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久しぶりに…♪

2014-05-05 09:30:41 | Weblog
「あぁ、久しぶりだねぇ
部活が早めに終わったとミクちゃんがレッスンしに来た
毎日の部活でしっかり身体を動かしてはいるから、軸の調整・修正に気を付けて見てあげましょう。
ではグラン・プリエから。
見本を見せながら順番とカウントを指定して、音楽を流す。
みんなの動きに注目していると、
…………
ふむ、ソコね…、なるほど。
4番のグラン・プリエのときにミクちゃんの後ろにまわり、トルソーをサポートして軸がズレないように修正して上げる。
右側のグラン・プリエが終わったところで一旦音楽を停める。
ドゥミ・プリエを通過してさらにプリエを深めていく最後のところで、お尻を後ろに引いてはいけません。骨盤が前傾して軸がズレてしまいます。
骨盤を前傾させると“より深いプリエが出来て股関節のターン・アウトも大きくなる”ような気がするかもしれないけど、それは間違いです。骨盤が前傾することで股関節の可動域は狭くなりますし、プリエもただしゃがんでいるだけの無力なものになってしまいます。
カカトの合わせ目の上に背骨を真っ直ぐに下ろしていきその線にそって真っ直ぐに戻る、とイメージするといいですよ。

実際にプリエをして見せながらそんな風に説明を。
では左側をどうぞ、と音楽を流す。
…、おぉ、いいわよぉ、そのライン、そのライン…
「ミクちゃん、いまのプリエなら全部、軸が真っ直ぐに通ってる。どんな動きをするときもその軸を中心にコントロールするのよ
「はい
そのあとも、メグちゃんの骨盤が揺れるのを修正したり、ヤエさんの上体がふんぞり返るのを修正したり。
途中であまりにもヤエさんの上体が後ろに逃げるので、私の膝下を添え木のように彼女の背中にくっつけて反れないように抑えてあげた。
そのまま後ろでバットマン・フォンデュを続けているミクちゃん
「小さい頃を思い出すでしょ
「……」
そう、彼女がまだ小学生だった頃、後ろにズレるといっては背中を膝で抑え、前傾するといっては胸を膝で抑えて修正したものです。
「今ではこんなにキレイになりました
「はぁぁぁぁ…なるほどぉぉぉ……
センター・レッスンではバットマン・タンジュ、バットマン・フォンデュ、そしてルルヴェとタン・ルヴェの基本を丁寧に練習。
そのあと、パ・ドゥ・シャの練習をするのですが、その前に。
「シャンジュマン→シャンジュマン→シャンジュマン→シャンジュマン→イタリアン・シャンジュマン→イタリアン→イタリアン→イタリアン→……」
と見本を見せる。
「…えっ えっ イタリアンのときはどこで足を代えるんですか
「ん、下りてくるとき」
空中で5番のドゥミ・プリエの形を見せるのよ、と注意してから音楽を流す。

ヤエさんメグちゃん
なんじゃ、そりゃぁぁぁ
な、なんか…、修行中の“くの一”がびっくりして跳び上がったようじゃなぁ…
ま、まぁいいでしょう、両膝を引き上げる、ってことは分かったね。
パ・ドゥ・シャの基本を練習。
そしてパ・ドゥ・ブーレとグリッサードの助走をつけてパ・ドゥ・シャ。
「あぁ、ミクちゃん、空中での形はキレイだけどね、あとから引き上げる脚の動きがちょぉ~っとだけ遅れてるの。そこをもっと早く引き上げれば滞空時間が長くなるから、空中でのポーズをしっかり見せられるわよ」
はい、やってごらんなさい

お、いいわよ、さっきよりも高いパ・ドゥ・シャが出来てる。
でも、あとちょっとだけ惜しい。
「あのねぇ、先に引き上げた脚を下すのがちょっと早い。後からの脚が上がりきる前に先に上げた脚を下し始めると、空中でのポーズの時間が短くなっちゃうでしょ。下りることを考えなくても重力があるからどっちみち着地はする。だから空中にいることの方を考えた方がいいわよ」
と見本を見せながら説明していると、彼女はしっかり頷いた。
はい、やってごらんなさい

そうです、その通りです
グラン・アレグロの曲に合わせたアンシェヌマンでも、もうちょっとこうして…、あとちょっとここを…、と指示するたびに彼女はそのポイントを丁寧に修正する。
いいわねぇ。それぞれの動きが、何をしているのか見えるようになってきたわよ
ミクちゃんのパワーにつられたのか、メグちゃんヤエさんもいつもよりしっかり動いたみたいです。
ミクちゃんが明日の試合でのびのび演技出来るように祈ってますよ
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布地…♪

2014-05-01 09:32:42 | Weblog
がま口作りを楽しむようになってから色々と端切れを集めるのも楽しみになってきた。
普段よく行く手芸店でも、ワゴンに並べられているカットクロスのなかから良さそうなものを買ってくる。
畳んだ状態で見た時には面白いと思ったのに、広げてみると
…?
何向けの生地だったんだろうかねぇ…、と首を傾げたくなるような柄行のプリント地もある。
それに比べて着物の端切れは好いなぁ
近頃お付き合いするようになった和服専門の古着屋さんで、女将さんやお嬢さんにいろいろ教えて頂きながら端切れを選ぶ。
      
               

これは大島。
黒地に格子柄。赤と黄色と緑の細い線で格子を組んである。
青地の方は一目で大島と分かる特徴的な柄行。
どちらも表地にも出来るし裏地にも出来るし、あれこれと想像が膨らみます。

               

こちらは縞柄です。
桟留縞ではないかなぁと私は想像しているのですが、女将さんも
「どこのだったかしらねぇ…」
と思い出せない様子。
大島もこの縞柄も、柄の線がまっすぐ通るようにしつけをかけてアイロンをかけておく。
せっかくの美しい縞柄がよろけ縞になったら悲しいからね。
がま口を作っていて一番手間がかかるのが、この最初のアイロンかけです。

               

これは帯地の端切れです。
黒字に格子柄の大島を表にしたとき、裏にはパッと華やかな生地を貼りたいなぁと思って古着屋さんに行ったら、お嬢さんが
「それなら帯地は…?しっかりしてるし…」
といろいろ見せて下さった中から選びました。
う~ん、まだ気になる帯地があるなぁ。
桟留縞を表地にしたら裏には……あれを貼りたいなぁ…
ちらりと見せて頂いた紗の帯地も良かったなぁ…
古着であっても着物や帯そのものには手を出せないが、こうやって端切れに触れられるのはとても気持ちが落ち着いて満ち足りた気分になれるみたいです。
コメント
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