アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

そのイメージはねぇ…♪

2014-02-28 10:06:20 | Weblog
昨日はカルチャーセンターの《大人のバレエ》クラスのレッスン。
レッスンをはじめる前にちょっとした写真撮りをしました。
カルチャーセンターの宣伝に使う予定。
バーに掴まってのポーズとフロアでのポーズとを1ショットずつ。
うん、ユキさんさすがにキレイだわぁ
さぁ、レッスンをはじめましょう。
ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールの見本をみせながら順番を説明してから
「あのね、ヒトミちゃん。アティチュード・ドゥヴァンっていうのはね…」
最後のポゼについて。
高く脚を上げる必要はないけれど、股関節をしっかりターン・アウトしましょう。
お膝の下に脛がぶら下がってはいけません。お膝が外、爪先は身体の中心線の延長上に。
脚を上げている側の骨盤が持ち上がらないように。左右の腰骨を水平に。
足首から先がバナナ状 になってはいけませんね。
これが大事なポイント。
そのあと、ヒトミちゃんと向かい合って立ち、左脚をアティチュード・ドゥヴァンにして膝下を彼女のウエストの後ろに掛けて、彼女のボディをグググッと引き寄せて上げた
「あらららら…
膝から下は動かしたけど、膝から上は動いてないでしょ お腹と内腿で脚をしっかり支えないと、こんなことは出来ないわよ。
「アティチュードのイメージはね、大きな木の幹に脚で巻きつく感じ」
「あ…っ、わっかりましたぁ…
バー・レッスンの後半でストゥーニュの練習。
右脚前5番ポジシオンから。
ドゥミ・プリエ→2 右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→3 右脚後ろ5番シュル・レ・ポワント→4 ストゥーニュ・アン・ドゥオールで半回転⇒5 左脚後ろ5番ドゥミ・プリエ→6 左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→7 左脚前5番シュル・レ・ポワント→8 ストゥーニュ・アン・ドゥダーンで半回転⇒1 右脚前5番ドゥミ・プリエ→2 右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→ 3右脚後ろ5番シュル・レ・ポワント→ 4 ストゥーニュ・アン・ドゥオールで半回転⇒ 5 左脚後ろ5番ア・テール→6 左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→7 左脚前5番→8 ポゼ⇒……………………
おぉ、シュル・レ・ポワントも方向転換もちゃんと出来てる。
カイトさんヒトミちゃんも先週初めてやって今週が2回目、それにしては上手に出来てるわよ
「あのね、アン・ドゥオールは外回り、アン・ドゥダーンは内周り、っていうけどそのイメージはね…」
糸が巻かれた糸巻が立ててあるとする。
その糸巻から糸を引き出していくのがアン・ドゥオール
その糸巻が外に伸びている糸を巻き取っていくのがアン・ドゥダーン
真上から見てみると、どちらのときにも糸巻の心棒は回転してるけど、回転の方向が違うでしょ
たとえば…。
4番グラン・プレパラシオンからチェケッティ・スタイルのトゥール・アン・ドゥダーンを回って見せる。
「ほら、ルティレする脚を糸だとすると、心棒=軸脚に巻き付いているでしょ これがアン・ドゥダーン。巻きつけないで後ろに置いた脚の方に回転していくのがアン・ドゥオール」
「あぁ、そういうことなんだぁ…。よぉくわかったぁ…
うん、これが基本の《基》。
ここを理解しておくと、のちのちいろんな回転技の練習をするときに混乱しなくなるのよ
センター・レッスンの最後の最後にシャンジュマンとルティレ-ルルヴェのシンプルなアンシェヌマン。
シャンジュマン→シャンジュマン→シャンジュマン→エシャッペ・ソテ→4番ドゥミ・プリエ→ルティレ-ルルヴェ⇒…………
あらあらあら…
あらあらあら…
あらあらあららぁぁぁ…
シャンジュマンもエシャッペ・ソテもきちんとお膝と足首、爪先までのばしましょう。1つずつ、全~~~部。
「あのさぁ…ねぇねぇ…。高く跳べないから伸ばしきれないんだって思ってない?高く跳べれば伸ばす余裕がでるはず…って…」
それは考え違いよぉ、ほぉぉら…、と膝も足首も爪先も全部きっちり伸ばして床から2センチほどの高さに跳んで見せる。
「わぁぁぁぁん……
必ず出来るようになるから、まず伸ばすことを大事にしましょう。
あ、カイトさん、右側は4番ドゥミ・プリエとアームスの関係を間違えなくなったのに、左側が残念よぉ。
「わわわ…、練習しておきまっす
カイトさんは長~いブランクの後レッスンを再開して3か月が、ヒトミちゃんはバレエをはじめて2か月が経ったところです。
きちんと進化しています
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バック・シャン…♪

2014-02-26 10:40:16 | Weblog
昨日は《スタイル・メイク エクササイズ》の日でした。
メグちゃんヤエさんユウキさんトモコさんとオールスター勢揃い
メニューはいつもと同じです。
仰向けになって腹式呼吸、腰回りと腿のストレッチ、内腿の筋力アップのエクササイズ。
グラン・バットマン。
片方の膝を曲げて立てることで腰が反ったりしないように支えて、はじめは爪先まで真っ直ぐに伸ばした脚を勢いよく放り上げる。
→3→5→7
次は放り上げた脚を下す時に足首をしっかり曲げてアキレス腱をストレッチ。
→3→5→7
「あらぁ、ヤエさん、随分強くなったねぇ
先月、初めてクラスに参加したときは、このグラン・バットマンのテンポについてこられなかったのに。
進化してる、進化してる
彼女の場合は膝裏をキレイに伸ばせるからね、あとはパワー・アップするだけ
横向きに寝てお尻周りに効果のあるエクササイズをしたあと、座って肩や首、腕のストレッチ。
左右の腕を上下から背中で交差して握手する。右上からと左上から。
「おぉ、みんな余裕でクリアね
肩周りを柔らかくしておくことは大事。
さぁ、パンプスに履き替えて下さいな
毎月第4週目はウォーキング・レッスン有りの日です。
まずはメグちゃんから、ゆっくりのテンポでナチュラル・ウォークをどうぞ。

うん…、キレイなんだけど…ちょいとキレがないかなぁ…。
つぎはユウキさん、どうぞ。

よぉし。膝もキレイに伸びるようになったし、歩幅も一定しているわ。
じゃ、ヤエさん
見えない力で背中を押し出されるように、踏み出した足の土踏まずの上に重心を移す。
重心を移したときには、後ろに残った足に体重が残っていないように。
足を前に踏み出す時には腰が傾かないように。
ヤエさんにとっては2回目のウォーキング・レッスン。
気を付けることはたくさんあるけれど慌てない、慌てない。大丈夫よ。
「ほら、メグちゃん、両手を上に吊り上げてトルソーをキープしたまま歩いてごらん」

おぉ、それそれ、そのボディ・ライン。キレイよぉ
さっきは左側に少ぉ~~しだけ捩じれと傾きがあったんだな
はい、ユウキさん、それ、ヤエさんと繰り返し練習したあと、ちょっとした見本を見せることにした。
3人に横1列に並んでもらい、60センチほど間を空けて彼女たちの真向かいに立つ。
「会食とか、合コンとかってだいたいこんな感じの位置関係よね」
そこで、お手洗いに立つとかちょっとした用で席を離れる、という設定。
軽く会釈して彼女たちに背を向けて歩き出す。
「…あ゛ぁ…
「うぅわ…
「はぁぁ…
分かったぁ?
圧倒的に後姿を見せてる時間のほうが長いでしょう?
私が、『しっかり前の足に重心を載せて、後ろの脚を安直に緩めないで』と注意するのはそういうときの後姿のことを大事にしているからです。
人間は、正面よりも後姿を人目にさらしている時間の方が長い、というのが私の持論です。
エクササイズでグッド・ルッキング・ボディをキープしつつ、後姿美人をも目指しましょうね
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伊達締め…♪

2014-02-24 09:39:56 | Weblog
着替えを終わってフロアに下りてきたメグちゃんが手に何かを持っている。
何、何?
パラリと広げられたそれは
伊達締め
和装のときに使うアレです。
先週のレッスンのときに
「肋骨が持ち上がって鳩尾が開いたり、後ろにそっくり返ったりしない“真っ直ぐなトルソー”ってのを理屈じゃなくて感覚で理解するのに、伊達締めって使えるんだよね
という話をしたの。
きちんと息を吐ききって鳩尾を閉じた状態を伊達締めを巻いて固定する。
そうすると背中の側からもトルソーを支える力が働くので、肩甲骨の辺りから後ろに落ちるのを予防することも出来る。
そうやって真っ直ぐという感覚を身体に直接教えるわけです。
どれどれ、と締めてあげる。
「…うぅわぁぁ、真っ直ぐって感じ… スゴく腹筋を使ってる…」
と感じるってことは、普段は腹筋をしっかり引き込んでいないってことですな
グラン・プリエの最後の部分、5番ポジシオン・シュル・レ・ポワントでのポゼ。
「どんな感じ?」
「バランスがとりやすい…立ちやすいですね…
そうでしょう。
もっとも、いつもいつも伊達締めを巻いて、というのではソレに頼って甘えてしまい筋力が育たないから、伊達締めを使うのはあくまでも一時的なこと、“真っ直ぐ”という感覚を知るための応急手段です。
バーが終わると
「緩んできた…
はい、締め直してあげましょう。
うん。ルティレ-ルルヴェをするときのトルソーがいつになく真っ直ぐだわね
重心が後ろ落ちすることがいつもよりすっと少ない。
はい、じゃ最後にシャンジュマンとルティレ-ルルヴェの練習
「あのね…、跳躍とかジャンプとかっていうのはさ…ぴょぉぉ~んぴょぉぉ~んぴょぉぉ~ん…って上に向かうんだよぉ。みんなのはよんっ…って落下…。上に向かって、上に向かって…」
はい、どうぞ

う~ん…、こぉれは…ふたりとも……
「あのねぇ、ふたりともルティレで立ち上がった途端に“をんてトルソーが沈んでる。立ち上がったら更に上に向かうの」
はい、どうぞ

こらこらこら…、シャンジュマンは上に向かってぴょん…だよぉぉ
はい、お疲れ様でした
「そうだよなぁ、上に向かってピョンだよなぁ…いわれてみればそうなんだけどな…どうしても飛び降りるカタチになっちゃうよなぁ…
《アンチエイジング・レッスン》のスタンバイをしていたミスターМ
「イメージなのよねぇ。たとえばこのフロア面から階段の3段目に跳び上がる、ってそういうイメージ。みんなのは3段目から飛び降りてくるんだよ」
「うん、イメージは大事だね」
はい、それでは明日のグッド・ルッキング・ボディをイメージしてレッスンスタート
体幹のバランス力強化のエクササイズをしているとき、鏡に映っているヤエさんを見ると
「こらこら、足指で踏ん張らないの…」
「足の裏が攣っちゃった…
「おぉ…、分かる、分かる…」
バーを使ったエクササイズのあと、またフロアに広がって膝タッチ&カカトタッチ。
もうオン・テンポでいきましょうね

「おぉぉ… 全員みごとにクリアー よく出来ましたぁ
んじゃ、クロスでやりましょう
まず2分の1テンポでね、とやってみたら…アレ…
もしかしたらアタマで考える時間があるとかえって間違えちゃうのかも…。
よし、オン・テンポでやってみましょう

わぁぁ、出来ましたねぇ
「1箇所だけ間違えた…
い~えいえ、それだけ出来れば十分十分
最後に体幹を強くするためのエクササイズをしてレッスン終わり。
伸びやかな身体で春を待ちましょう
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あたった…♪

2014-02-21 10:16:21 | Weblog
昨夜22時過ぎ、帰宅して郵便受けを確認したら、ちょっと厚みのある茶封筒が入っていた。
ん?なんだろう……。
あ゛…っ
『しゃばけ』特製お弁当風呂敷
わぁぁぁぁい、当たったんだぁ
昨年12月にシリーズ10冊目の文庫本が発行されたときの愛読者プレゼントだったかな、たしか…。
文庫の帯についている応募券を送ると、抽選で○○○名に当たるというアレだ。
応募したこと自体すっっっっかり忘れていた…
      
              

紫と白の2列で10匹の家鳴りが盛り上がっております。

              

佳い色合いですよね
夕飯のときのテーブルマットにしよう


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初体験が一杯…♪

2014-02-20 09:43:38 | Weblog
昨日は幾つもの初体験をした日でした。
その1.りんかい線に乗った。
その2.東京ビッグサイトへ行った。
その3.統合医療展を見て回った。
統合医療展が毎年開催されていることを初めて教えて頂いたのは昨年末のことだった。
受付を済ませてはいった会場は、《統合医療》《メディケア・フーズ》の2大カテゴリーで展示ブースが構成されていて、専門家によるセミナーも数か所で逐次開催されている。
ん~、ん~、…モノは、医療・健康・介護・美容に関わるモノが数多展示されているが……なぁんか“物産展”のような感じじゃなぁ… 
気になるものがあるときにはパンフレットをもらったり、各ブースのスタッフとお話しをしてみたりもした。
おぉ…なになに…『からだが冷えるとブスになる』…。一時期そんなタイトルの本が話題になったわよね…。で…
あ、体験してる人がいる。
近寄ってみると、椅子に座った人の足元にミカン箱大の箱が置いてあり、その中には碁石の2倍ほどの大きさの丸石がぎっしり詰まっていて、そこにみんな足を入れている。
足の石焼イモじゃな…まるで…
その4.ここからが本題です
ブースの角のところにCDを並べて販売しているところがあった。フランス風の手回しオルガンのようなものも展示してある。
ふ~ん…、オルゴールのヒーリング・ミュージックかぁ…。
ま、いままでヒーリング・ミュージックと銘打ったCDを買って聞いたことは幾度かあるが、効いた試はないからな…。
「あのぉ、オルゴールに興味はおありですか…?」
「“ある”というほどの関心はないが“ない”というほどでもない」
「……」
「要はヒーリング・ミュージックってことね
「いいえ、そうではないんです。音楽を聞いて頂くのではなくてですね…、あの…、オルゴールの“音”がですね…、ちょっといいですか…?」
とパンフレットを取り出して見せてくれた。
ほぉぉぉん…
脳幹への刺激ね…。
「音楽ではなくて、響きを聞くというか……、ちょっと試してみませんか…」
「そうしましょう、そうしましょう
椅子に座ると、前のテーブルの上には四角い箱が置いてあり、その上に素敵なオルゴールが置いてある。
箱は、試聴者に向かった面が開いていて一見“物入れ”のようです。
「では、オルゴールの上に両手を置いて下さい」
「………………………
なぁるほどぉ そういうコトかぁ
感覚器である耳が捉え得る空気振動の連鎖=音楽を、聴覚という身体感覚が把握して認識する=聞く、ではないのね
音の高低や強弱を聞くのでもない。
手のひらに伝わるオルゴールの振動が骨振動となって脳幹に伝わっていく。
そういうことなんじゃないかな。
オルゴールの上に手を置いている間もスタッフの方とのお話しを続けているのだが、振動が身体の中に入ってきていることはずっと感じている。そしてそれは心地良い感覚でもある。
このオルゴール療法が主軸をおいているのが《脳幹を正しく機能させる》ことで、それによって様々な心身の不調を緩和改善することだそうである。
脳幹なぁ…
あ゛ぁん… 受精卵が細胞分裂を続け、最初に形成される人間の基は“脳幹”じゃなかったっけ…
脳幹がヒトという個体の原初の部分ってことかなぁ…。
原初の部分の原初の頃には肩凝りも腰痛も頭痛もストレスも無かろうぜ…
あぁ、だから《脳幹を正しく機能させる》かぁ…
あ゛…
だったら…だったら…、股関節が固くてターン・アウトが十分に出来ないとか、腰が固い、ハムストリングが固い…etc.etc.…生徒のみなさんに、レッスン前にオルゴールの響きを感じてもらって、それからレッスンしたら何か変化があるだろうか。
いっそのことオルゴールの上に立って足から振動を感じるっていうのはどうだろう。
スタッフの方とお話ししながらそんなことにも思い至ってしまいました。
雑踏に等しい展示ブースでは周囲の気も乱れまくっているし、コートやマフラーで厚着もしているからクリアーに感じ取れていないかもしれない。
というわけで、一度きちんと体験しに行ってみます
レッスンの前に体験してみると違いがはっきり分かるかもしれないな
『始めに音が響いた』という出だしは古事記だったっけ?
正確に覚えていないけど、この世の始まりの瞬間に『轟音が轟いた』というような意味だったと思うけど。
だから、響きと脳幹=原初の部分の関わり、分かるような気がする。
一応ご紹介しておきますね。
日本オルゴール療法研究所
東京は東日本橋に、横浜は元町にスタジオがあります。
本部は大阪です。
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出来た、出来たねぇ…♪

2014-02-17 09:01:30 | Weblog
ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テール。
前に並んでいる二人の様子を鏡を通して見ていると
「……あん゛…
これは早々に修正しておかないと…。
右側の練習が終わったところで音楽を停める。
「メグちゃん、アン・ドゥダーンをやってごらん。鏡で自分の脚の動きをよく見ながら」
自分の脚がどんな動線を描いているか分かったね?
じゃぁ修正しましょう。
彼女の動作脚をサポートして動かしてあげる。
「ここ。カカトからの延長線上まで爪先が来てから、それから1番に引き戻すの」
いままで彼女の脚の動きは、1番ポジシオンの爪先からの延長線上に動作脚の爪先が来たらそこから引き戻していたから、ドゥヴァンの位置が少し外に開いてズレていたわけ。
「あぁ、ここまでかぁ。そうかぁ、これで完全な半円
そういうことですな。
バー・レッスンが終わってセンター・レッスン。
まずはバットマン・タンジュ。
音楽に合わせて1回練習。
「ヤエさん、パ・ドゥ・ブーレから4番のプレパラシオンに下りるところ、まぁだ後ろの脚が先に落ちてるわよ」
落ち着いて、カウントをよく聞いて。
7→8:5番ドゥミ・プリエ→1:右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド-ドゥミ・プリエ→2:右脚前5番シュル・レ・ポワント→3:2番シュル・レ・ポワント→4:左脚ドゥヴァン・ア・テール→右脚デリエール・ア・テール=4番プレパラシオン⇒…………
4番ポジシオンの後ろ側になる脚のルルヴェが先に崩れないように気を付けて。
「ん?メグちゃん、何か納得いかないの?」
「あ゛~、ルルヴェがぁ…、なぁんか違うような気がする…
んん?どれどれ…。
「あのね、ルルヴェする軸脚はしっかり上がれてるけどね、ルティレの内腿を引き上げるのがちょいと遅れてる。それとね、骨盤が少ぉ~しだけ持ち上がってトルソーが少ぉぉ~~しだけ傾いてる」
骨盤や内腿の引き上げに気を付けながら微妙な修正をしてルティレ-ルルヴェ。

それなら納得がいくでしょ
では先週と同じ、ジュテ-ルルヴェ→トンベ→4番アラベスク・アテール→ルティレ-ルルヴェの練習を。
あぁ、ヤエさん、やっぱりまだトンベをするより先に軸脚のルルヴェが崩れてる。
メグちゃん、ちょいとカラダを貸しておくれ。
「あのね、まずジュテ-ルルヴェをするでしょ…そしたら後ろから押されるようにトンベ、まだルルヴェを崩しちゃだめよ…前に下した脚がア・テールになったら後ろの脚をアラベスク・ア・テールに…。だから後ろの脚のお膝は曲がらないの」
メグちゃんのトルソーをサポートしたまま、ゆっくり動きを分解して見せながら大事なポイントの説明。
分かったかな?じゃ、音楽に合わせてもう一度。

おっ…、左脚軸ではルルヴェが崩れなくなったね。あとはアラベスク・ア・テールのお膝を伸ばすこと
ヤエさんがちょっと進化した
続いて《アンチエイジング・レッスン》
「雪かきを頑張ったから筋肉痛だぁ~
カヨさん
いつもの通り腹式呼吸からはじめて腰周りや腿のストレッチ、そして腹斜筋強化のための腹筋運動。
仰向けになって両膝を曲げた位置から、右半身の上部を起こし右肘と左膝を引き寄せて8カウントの間休止→仰向けに戻る。これを4回。反対側も4回。そしてまた右で4回、左で4回。
《スタイル・メイク》クラスではいつも8回続けるんだけど、ヤサシイ私はちょっと手加減してあげたりして…
「ぬぅ~~ん、これはちょっとキツいなぁ…
しっかりお腹に効くでしょ
体幹のバランス・アップのエクササイズ、背筋のストレッチをしたあとバーでいつもの通りのエクササイズ。
片脚の膝を引き上げて、軸脚の膝を曲げながら同時に上げた脚の膝も伸ばすエクササイズ。
「みんなホントにお腹周りが強くなったよねぇ。初めてのときは前にズルンって滑ってたのに…」
「バーにしがみついて立ってるのがやっとだったもんなぁ…
「それにミスターМは脚の形も整ってきたみたいだし
「おぉ、そうかな…
はい、最後にホップと膝タッチ&カカトタッチ。
まずは確認の意味でゆっくりのテンポで、曲の後半はオン・テンポで、ソレ

おぉぉ、ミスターМ、ついに全部出来ましたねぇ
それじゃぁね、クロスしてタッチも練習してみましょう
両脚ホップ→2 右手で左膝タッチしながらホップ→3 両脚ホップ→4 左手で右膝タッチしながらホップ→5 両脚ホップ→6 左手で後から右カカトをタッチしてながらホップ→7 両脚ホップ→8 右手で後ろから左カカトをタッチしながらホップ⇒…………
ゆっくりのテンポで練習しましょう
カヨさんヤエさんミスターМも、後からクロスしてカカトにタッチのところで
「??????」
そう、後ろは見えないからね、カカトがどこに上がってるのか探しにくいの。
ちょっと見ててね、と一番早い音楽に合わせてクロスしないタッチからクロスでのタッチまで一連の動きを続けて見せてあげる。
「あ、それで1セットなんだ
「そう。みんなもこのくらいは必ず出来るようになりますよ
来週の進化が楽しみですね
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トンベして、それから…♪

2014-02-14 10:16:48 | Weblog
「脚をどこから動かすか、それをしっかりイメージすることでターン・アウトを守れるポイントみたいなものがあるのよ。それをちょいと教えちゃいましょう」
昨日の《大人のバレエ》クラスのバー・レッスン、バットマン・フォンデュの直前のこと。
ドゥヴァンにフォンデュするときは、バレエ・シューズの内側のカカト部分を見えない力に引っ張られて脚が伸びていく。
フォンデュ・ドゥヴァンからク・ドゥ・ピエに脚を引き戻すときは、膝を先に引き戻す。
デリエールにフォンデュするときは、膝の外側を後ろに引っ張られて脚が伸びていく。
フォンデュ・デリエールからク・ドゥ・ピエに脚を引き戻すときは、カカトの内側から先に引き戻す。

この4つのイメージを大事にしましょう。
はい、それではバットマン・フォンデュを初めからどうぞ

うん、うん カイさん、キレイなフォンデュが出来ているわぁ
センター・レッスン。
まずバットマン・タンジュの練習をしてから、ピケ-ルティレとパ・ドゥ・ブーレのシンプルなアンシェヌマン。
その後ピケ-ルティレからトンベして4番ドゥミ・プリエのプレパラシオン→ルティレ・ルルヴェの練習。
3回目のルティレからパッセしてトンベするときに、動作脚が床につくより先に軸脚のシュル・ル・ポワントが失われてはいけません。
トンベしたらその脚の上に重心を完全に載せましょう。
4番ドゥミ・プリエ、両方の足の距離は自分の足一つ分です。
確かにね、地球には引力、重力というものがありますが、トンベをするときに安直に落下するままにしておいてはいけませんねぇ。きちんと4番ポジシオンに足をおろすようにコントロールしましょう。
繰り返し練習していくと、みんな自分の脚の動きに注意を向けられるようになって、少ぉ~~しずつポジシオンが整っていく
それではシソンヌの練習をしましょう
ユキさんはシソンヌ・フェルメを3回→ルティレ・ルルヴェ。
みんなはシソンヌ・ウーヴェルトを3回→シャンジュマン・ドゥ・ピエ。
「こらこらこら、ユキさんのはシソンヌ・フェルメ、みんなのはシソンヌ・ウーヴェルト。同じシソンヌでも違う動きなのよぉ。きちんとアラベスク・プリエを見せましょう。脚を落っことさないこと」
ふむふむ…、プリエの深さをきちんと守れるようになりつつあるわね、その調子、その調子。
はい、最後に先週と同じ、シャンジュマンとエシャッペ・ソテのアンシェヌマン。
足の位置の前後は、替えて→替えて→替えて→替えない、ですよ、落ち着いてね。

こらこらこらこらこらッ…。
エシャッペ・ソテから4番ドゥミ・プリエに着地するところ。
成り行き任せ、勢い任せで落下するんじゃありません、そこで脱力してはいけません
4番ドゥミ・プリエに着地するのです。
そしてアームスも気を付けて。
アン・バ→アン・バ→アン・バ→アン・ナヴァン&ア・ラ・スゴンド
後側の脚と同じ側のアームスがアン・ナヴァンですよ。
はい、お疲れ様でした、のあと、
「センセイ、前に脚を下すところの下ろし方がわかりません
ヒトミちゃん
はいはい、トンベのところね
ルティレして→その脚を前にデヴロッペして→ほれッ、そこで軸脚のカカトを床に落とさないッ
「あ゛…っ、そうか、ここだ…はいっ」
ルティレも気を付けて。後ろに撥ね上げてはいけません。内腿を素早く引き上げて、お膝は外向き。
そうね、ヒトミちゃんの場合、いまはお膝の高さは低めでいいわ。軸脚のふくらはぎのちょっと上にしましょう。まずは骨盤を真っ直ぐにすることと、お膝を横に向けてターン・アウトを守るのを優先して。
「…、はい、わかりましたぁ…、このくらいですね…」
そうそう。丁寧に、丁寧に。
この記事が彼女のおさらいの役にたつと嬉しいけどねぇ




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そこは…♪

2014-02-13 09:44:25 | Weblog
昨日は友人とちょっと出かけました。
「そろそろ行ってみません?」
という彼女の提案のもと予定が決まりました。
ソレがそこにあることは誰でも知っていて、誰もが一度は何かを通して見たことがある所。
ソコで何をするというわけでもなく、また出来るはずもない場所。
まずは八重洲ブックセンターで待ち合わせをして、京橋2丁目にあるブルガリア・レストラン『ソフィア』で腹ごしらえ&近況報告会。
ん~、ブルガリアのハンバーグはぁ、“ふっくら柔らかくてジューシー”なハンバーグに慣れている日本人には
「あ゛ら…
な感じでした。ふ~ん、東欧の人はこういう肉が好きなのかぁ~~って…。
さて、それでは遅れないように集合場所へ行きましょか
とりとめのない、でも面白いおしゃべりをしながらズンズンと歩く。
途中で彼女が
「え~っとですね…これは“○○○○門”と読むんですかね…
とノートを見せてくる。
「ん?“キキョウ門”だ、それは
私たちがどこに出かけたか、もうお分かりですよね。
まずは集合&待合所に至る途中の

               

内桜田門渡櫓

おぉぉ、まさにここは“千代田のお城へ至る道”って感じ
本物だぁ~

               

その櫓の脚部。
この格子戸の奥、そして二階には150年前の空気がそのまま残っているような気がしますね。
総勢130人の団体さんの一員となって見学コースに出発。
ところどころで案内係の方が解説をしてくれます。

               

富士見櫓
私が見て見たいのはあの中なんだよなぁ…。
ぞろぞろぞろと歩いて宮内庁庁舎の前を通り、長和殿前の宮殿東庭へ。
テレビで観たそのままの景色。
またぞろぞろぞろぞろと歩いて二重橋の手前へ。現在は“正門鉄橋”という呼称だそうです。
その上に立っているので当の橋の写真は撮れませんな。

               

二重橋の上から望む“正門石橋”
そして

               

伏見櫓
私が見て見たいのはあの中なんだよなぁ…。
ぞろぞろぞろぞろぞろっと歩いて出発地点へ戻る。およそ90分ほどのお散歩でした。
一般見学コースとして、極々当たり障りのないところだけを、そのまた表面だけを、さら~っと見せてもらったわけです。
それだけに、実体のない、質量も時間も何もないただ広大なだけの空間がそこにある、とそんな印象でした。
そこにあるのはまさに皇居であり、千代田城=江戸城はもうこの現実世界のどこにも存在しないのだ、とそんなふうに感じもしたひと時でした。
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宙を跳ぶ美女…♪

2014-02-10 16:31:50 | Weblog
大層な雪でしたがみなさま転んだりなさいませんでしたか?
積りはしても解けやすい雪だったようで、昨日の午後出掛けるころには路面の乾いた部分も多々あって歩くのに難儀するほどではありませんでした。それでもシャーベット状に解け残っている雪の上を歩くときには用心して“麦踏み歩き”をしましたけど…。
さて、昨日は≪アンチエイジング・レッスン≫のみなさんがお休みということで、その時間はスタジオがあきますからバレエのクラスを少し延長しました。
センター・レッスンに時間をかけて、ポジシオンや動き方の修正など丁寧に(しつこく、ともいう…)レッスンしました。
バットマン・タンジュの終盤の部分。
エシャッペ→エシャッペ→右脚前5番ドゥミ・プリエ→右脚ルティレ-ルルヴェ→右脚後ろ4番ドゥミ・プリエ→右脚ルティレ-ルルヴェ→右脚後ろ5番ポジシオンドゥミ・プリエ⇒…………
まずメグちゃんから。
ルティレ-ルルヴェのところが納得いかないんでしょ
「ぬぅ~~ん…、なぁんかシャキッと立ててる気がしない…
うん。それはね、ルルヴェする軸脚のタイミングがびみょ~~~にズレてるのな
ほら、バーでルルヴェの練習したとき“足首とお膝を同時に伸ばす”ってアドバイスしたでしょ。
タン・ルヴェするつもりで思い切って伸ばしてごらん。

おぉ、いいじゃない
「これなら、“立った”って感じがします
つぎ。ヤエさん
エシャッペは両脚同時に動いて2番のシュル・レ・ポワントにルルヴェ、同時に5番ドゥミ・プリエに着地。
アン・バのアームスをアン・オーに引き上げることでルティレする脚を引き上げる、とイメージして。
4番ドゥミ・プリエに下りるときはルティレから後ろに下す脚の上に重心を落っことしてはいけません。
はい、バットマン・タンジュ、はじめからどうぞ
では先週練習したジュテ-ルルヴェ→4番プリエ・アラベスク・アテール→ルティレ-ルルヴェのアンシェヌマンを。
ふたり一緒に音楽に合わせて練習。
ではまずメグちゃんから。
「ぬぅぅ~~ん…、軸がグラついてるような気がする…
あぁ、それはねぇ、ルティレをするときに骨盤が傾いちゃうからだね。
無理に高い位置にルティレをしようとしなくてもいいのよ。
「あのね、メグちゃんの骨格からするとお膝のお皿の下に爪先が当たる高さでいいのよ。骨盤を真っ直ぐにすることを優先して」

「あ゛、これならしっかり立てたって感じられる
うん。いいね。
ルティレは膝下よりも内腿を素早くしっかり引き上げること。
バーでルティレの練習たっぷりやったでしょ、アレはなんのためですか
「や、そうでした、そうでした
つぎ、ヤエさん
ジュテ-ルルヴェをしたらトンベをして前に踏み込み重心を移します。
4番ドゥミ・プリエ・アラベスク・ア・テールしたら後ろの脚に体重が残っていてはいけません。
トンベして前の脚に踏み込むよりも先に軸脚がア・テールに落下してはいけません。
自分の動きはどうなってるのか、落ち着いて鏡でよく見てごらんなさい。
正しい動きとの違いをしっかり理解しましょう。
そのあとピケ-ルティレとパ・ドゥ・ブーレの練習。
メグちゃんにはピケ・アラベスクとパ・ドゥ・ブーレのアンシェヌマンもおまけ。
ピケ・アラベスクが随分しっかりしてきたよねぇ
最後にグラン・アレグロ。先週までと同じアンシェヌマンね。
と、その前に
「メグちゃん、一緒にやるからグリッサードの後の重心移動のタイミングを私の動きに合わせてごらん」

うん。スピードが合ってきたね。
おし。じゃ続けてグラン・バットマン-ドゥミ・プリエまで。

うん。それならグラン・ジュテ・アン・ナヴァン、跳べるハズ。
「両方のアームスをアン・ナヴァンに引き上げて、グラン・ジュテで自分が届きたいところに向かってシュッと差し出してごらん」
はい、アンシェヌマンをはじめからどうぞ
プレパラシオン⇒パ・ドゥ・ブーレ→グリッサードぴょぉぉぉん……
やったぁ、跳べたねぇ、軽やかよぉ
進行方向にきちんとトルソーを向けることもちゃんと守れているわよ
ちょっと浮いて見える感じのグラン・ジュテが出来るようになりました
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変わりきんぴら…♪

2014-02-09 10:56:06 | Weblog
寒い日が続くと夕飯のメニューが鍋物やシチューに傾きがちになりませんか?
月曜日の夕飯がホワイトシチューだったしなぁ…

               

“白菜のクリーム煮擬き”
なぜ“擬き”なのかといいますと、クリームもホワイトソースも使っていないから
お豆腐と牛乳をミキサーにかけると、ホワイトソースのような状態になります。
これを白菜を煮ている出汁に合わせて一煮立ち。彩りの鮭の切り身に火が通ったら出来上がりです。
あ、グラグラ煮立てると牛乳やお豆腐のタンパク質が分離して、お鍋の中に“おぼろ豆腐”が浮くことになりますのでお気を付け下さいまし

               

副菜のきんぴらを作ります。
牛蒡と、普通はにんじんを合わせるけどちょっと色味が違うでしょ。
今回は生姜を合わせます。
暮れに頂戴したご飯の友の詰め合わせの中に“生姜煮”があって、これが美味しかったので作ってみようと考えたの。
きんぴらを作る予定だったから、ちょうどいい機会だわん。

               

酒・醤油・味醂で味を調えて、最後に鰹節をまとわせて出来上がりです。
笑えちゃうくらい御飯がすすみますよ
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今週はグリッサードを…♪

2014-02-07 10:16:58 | Weblog
ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールが終わったところで
「ヒトミちゃん、足首を伸ばすっていうのはね…」
ちょいと正座してごらんなさい。
そしてお尻を包むつもりで爪先を上げる。
その爪先のまま正座を解いてお膝をのばしてごらん。
ほら、ピンと足首から爪先が伸びているでしょ
ポワントというのは常にその状態を守ることよぉ。
「あ…、そうかぁ…これかぁ…わかりましたぁ
はい、次、バットマン・フォンデュ。
プレパラシオンのポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドをしたら、最後まで決して足首を緩めないように気を付けましょうね
バー・レッスン最後のグラン・バットマンが終わったら両手バーで鏡の方を向いて。
「はい、ヒトミちゃん、新しいアンシェヌマンを覚えましょう
右脚前5番ドゥミ・プリエ→2番シュル・レ・ポワント→右脚後ろ5番ドゥミ・プリエ→2番シュル・レ・ポワント→右脚前5番ドゥミ・プリエ→右脚ルティレ、左脚ルルヴェ→右脚後ろ5番ドゥミ・プリエ→シュス・スー⇒左脚前5番ドゥミ・プリエ→2番シュル・レ・ポワント→左脚後ろ5番ドゥミ・プリエ→2番シュル・レ・ポワント→左脚前5番ドゥミ・プリエ→左脚ルティレ、右脚ルルヴェ→左脚後ろ5番ドゥミ・プリエ→シュス・スー⇒
…とカウントを指定しながらゆっくり見本を見せて説明。
「わかったかな?」
「…ん~
よし。じゃもう一度一緒にやってみましょう。
どうかな?
「はい…
じゃぁみんな一緒に音楽に合わせてどうぞ

おぉ、ヒトミちゃんカイさんもちょっとだけ惜しかったねぇ。でも初めてにしては上出来、上出来
センター・レッスンではグリッサードを集中的に練習。
ユキさんはトゥール・アン・ドゥオールを組み合わせたシンプルなアンシェヌマンを。
ヒトミちゃんカイさんは、グリッサードをとにかく丁寧に。
右脚後ろ5番ドゥミ・プリエ→右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→右脚の上に重心移動、左脚ポワン・タンジュ→左脚前5番ドゥミ・プリエ→右脚後ろ5番ドゥミ・プリエ→右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→右脚の上に重心移動、左脚ポワン・タンジュ→左脚前5番ドゥミ・プリエ→…………
見本を見せながらゆっくり分解した動きでパの構造を説明して、ふたりと一緒に練習。
最初から最後まで5番ドゥミ・プリエと同じ高さを守ること。途中で無頓着に浮き上がってはいけませんね。
ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドの脚のほうに重心がズレないように気を付けましょうね。
重心移動したあとポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドに残した脚の上に体重が残らないように。
さぁ、音楽に合わせてどうぞ

うぅ~ぬぅ…
「あのね、このグリッサードは横移動のパなの。大きく滑るように横方向に移動するのよ」
ほら、こんな風に…と見本を見せる。
「ふたりともリノリウム3枚幅で足りちゃうなんて小さい小さい。私の半分以下じゃないの
「ひょわぁぁぁ~~
最後の最後にシャンジュマン・ドゥ・ピエのアンシェヌマン。
右脚前5番→シャンジュマン→シャンジュマン→シャンジュマン→エシャッペ・ソテ→4番ドゥミ・プリエ→右脚ルティレ-左脚ルルヴェ→右脚後ろ5番ドゥミ・プリエ⇒左脚前5番→シャンジュマン→シャンジュマン→シャンジュマン→エシャッペ・ソテ→4番ドゥミ・プリエ→左脚ルティレ-右脚ルルヴェ→左脚後ろ5番ドゥミ・プリエ⇒…………
ゆっくりのテンポで見本を見せながら一緒に練習。
そのあと音楽に合わせて
「…それ、替えて→替えて→替えて→替えない→4番……、替えて→替えて→替えて→替えない→4番……、……」
よし、順番は覚えたわね。
じゃ、次回からポジシオンを丁寧に修正していきましょうね



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強く、美しく…♪

2014-02-05 08:26:06 | Weblog
昨日は火曜日、≪スタイル・メイク エクササイズ≫のクラスでした♪
レッスンを始める前に
「あの、バレエのことなんですけど…、グラン・アレグロのときの動線がいまいち分かんなくて…。一昨日センセイに見本を見せて頂きましたけど、私の動き方とどう違うのかが…」
メグちゃんが訊いてきた。
あぁ、それはね、とホワイト・ボードに図を描いて説明した。
浅い斜めラインを3本と対角線上を移動する斜めライン1本。
私はスタジオの上手奥から動き始めるけれど、メグちゃんはスタジオの中央奥からスタートするから角度が微妙に変わるわね。
「あぁ、そうなんだぁ。センセイはなんで上手奥からはじめるんですか?」
「真ん中からだと助走だけで場所がなくなるから
「あ゛…
遠からずメグちゃんだってそのくらい動けるようになるわよ
では、スタイル・メイク・エクササイズ
腹式呼吸から初めて順にメニューを進めていく。
グラン・バットマン。
昨日はほかのメンバーがお休みでメグちゃんひとりだったので、試しにちょっとだけテンポ・アップしてみた。
彼女の様子をみていると
「おぉぉ、強くなったねぇ、キレイにバットマン出来てるよぉ」
テンポに遅れることもなくスパン スパン と脚が上がる。膝裏もきちんと伸びている。
「なんかマットを上にずり上げてるような気がしますけど」
うん、それだけバットマンに勢いが出てきてるってことよ
腹斜筋強化のエクササイズをしたあと両脚を上げ下げする腹筋運動。
「少し膝を曲げて5番のポワントにしてごらん。浅~いドゥミ・プリエの脚」
はい、いきますよぉ
1&2 3&4 5&6 7&8
ひゃぁ~、これはぁ…
うん。お腹だけでなく内腿や大腿四頭筋、股関節周りにも効くでしょ
1セット8回×4セットね。
4セット目の最後の2回。
「あ゛ぁ~、ついにお腹が負けましたぁ~
いやいや、随分強くなったわよぉ
肩や腕のストレッチをして、最後に体幹強化のポーズを。
片方の脚に体重を載せてもう片方の脚を長く後ろに引く。カカトと膝は垂直に。
体重を載せた脚と反対の手を足の内側横について身体を支え、反対の腕を高く上げて上体を体重を載せた脚の方に捩じる。
後の脚は足指を床に付いて膝はしっかり伸ばしておく。
ゆっくり8×2の呼吸。
「…っひゃぁぁ~~
たったこれだけのコトなんだけどお腹や下半身全部に効くでしょ。
体幹が弱いとしっかり停まっていられなかったり、お尻が上がらなかったり、最低の場合はころがっちゃったりする。
「メグちゃん、ホントに強くなったねぇ。しなやかで強くなった
彼女も、どこかで年齢を停めた女だねぇ
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立春…♪

2014-02-04 11:10:21 | Weblog
今日は立春、これで本当に年が改まりました。今日からが本当の新年というわけです。
これは、ホラ、生まれ年の干支を調べたりするときに、
『2月3日以前に生まれた人は前の年の干支を当てる』
というでしょう、あの考え方です。
昨日は節分で、これは大晦日にあたる日と考えてよいそうです。
ですから新年を迎えるために大晦日にする事を節分にもするとよい、っていう話もきいたことがあります。
例えば去年の大晦日までにしようと計画していたのに、しそびれていた事、手が回らずに見送った事なども節分までにするといいんですって
それがこれからの運気アップにつながればいいですよね。
私は昨年末に手が回らなかったカーテンの洗濯をしました。
あとはちょっと片付けをして不用品を処分したり。
チェストの中の衣類をキレイに畳みなおして並べたり。
ま、そのくらいですけどね、それでもなんとなく空気が変わったようでいい気分です

               

プルオーヴァーも編み上がりました。
テキストの写真を一目見て
「あら、エレガントだわぁ
と気に入り早速作業開始
ちょっとした隙間時間が編み物の時間。
シンプルですが裾と袖口に簡単な模様編みを入れてあります。

               

葉っぱのようにも見えるでしょ
次は…レッスン用のプルオーヴァーかなぁ…
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レッスン♪レッスン♪

2014-02-03 09:29:21 | Weblog
トゥール・アン・ドゥダーンの基本の《基》、まずプレパラシオンをしっかり練習しましょう。
右脚前5番クロワゼ、アームスはアン・バ。
右脚をドゥヴァンにジュテしてアームスはアン・オー、同時に左脚はルルヴェ→トンベして右脚ドゥミ・プリエ、左脚はアラベスク・ア・テールの大きい4番ポジシオン、アームスは右がアン・ナヴァン、左がア・ラ・スゴンド→左脚ルティレ、右脚ルルヴェ、アームスはアン・オーでアン・ファスを向く→左脚前5番クロワゼのドゥミ・プリエに下りる⇒左脚をドゥヴァンにジュテしてアームスはアン・オー、同時に右脚はルルヴェ→トンベして左脚ドゥミ・プリエ、右脚はアラベスク・ア・テールの大きい4番ポジシオン、アームスは左がアン・ナヴァン、右がア・ラ・スゴンド→右脚ルティレ、左脚ルルヴェ、アームスはアン・オーでアン・ファスを向く→右脚前5番クロワゼのドゥミ・プリエに下りる⇒…………
まずはカウントを指定しながら見本を見せる。
そのあと大事なポイントを説明。
トンベをしたら前の脚の上にしっかり重心を置く。後ろの脚に体重が残っていてはいけません。後ろの足は床に触ってるだけ。
後の脚のお膝を曲げてはいけません。
トルソーはクロワゼの方向を守りましょう。
ウエストの後ろ辺りから上体を後ろに引かないこと。後ろの足に重心が落ちてしまいますよ。
ルティレ・ルルヴェをするときはアームスでトルソーを引き上げましょう。
クロワゼ→アン・ファス→クロワゼときちんとひとつずつ方向を変えましょう。
はい、それでは音楽に合わせて練習してみましょう
う゛~~ん……ん゛
ほぉぉぉぉ~ん……
これこれこれ、ふたりともぉ…
ジュテ・ルルヴェでしっかり立ちましょう。なし崩しにトンベで落下してるよぉ。
重心がどしっ…と重く沈んでるよぉ。
トンベはふんわり柔らかく、でもシャープに確実に。
あ゛~っ、アン・オーのアームスが何故“おむすびやまっ”になるのかな…
にゃぁ~、後ろの膝が曲がってるよぉ、後ろの脚に重心が落ちてるんだよぉ…
と何度も修正したり見本を見せたり注意をしたり。
そしてようやく“頭ではよぉく分かっていても身体がまだです”ってところまでは漕ぎつけた、よし
最後にグラン・アレグロ、先週と同じアンシェヌマンです。
お、ヤエさん、今週はあんまり混乱してないね、その調子その調子
メグちゃんはグラン・ジュテ・アン・ナヴァンにも挑戦しましょうね。
大事なのはアームスの使い方とグリッサードを収めるタイミング。
これは何度も何度も練習して身体で覚えるのが一番。
続いて《アンチエイジング・レッスン》
今週もヤエさんは引き続き参加
メニューはいつもと同じ、仰向けに寝て腹式呼吸をすることから。
そして体幹のバランス力アップのエクササイズをしたあと
「はい、膝と坐骨を垂直に…。その位置関係を変えないで胸を床に付けるように前にスライド…、腕も遠くに伸ばして…」
まずはカヨさんがにゅぃ~~ん。
おぉ、胸が床についてるね、いい感じいい感じ
「…顔は…どっち…?」
あ、ミスターМ、もうおでこを床につけられますからそのまま真っ直ぐでいいですよ。
「…おぉぉ…気持ちいいな、コレ…」
これはね大胸筋のストレッチと丸くなりやすい背中の特に肩甲骨あたりを反らすことで背筋を伸ばします。
ポーズを解いて正座して横の鏡に映る自分の姿を見ると
「おぉ、姿勢がキレイになった
でしょぉ
バーでのエクササイズをしたあと、さぁ、今週も弾みましょう
音楽に合わせてまずはゆっくり、途中からオン・テンポで。
うん、みんな快調快調。
じゃぁ少しテンポの速い音楽に合わせてみましょうと曲を変えたら、やっぱりみんな好い調子。
それではひとつレヴェルアップして、右膝を左手で左膝を右手でタッチに変えてみましょう。
じゃ、音楽に合わせて
「…あ゛~、途中で考えちゃうとダメだな…
そうそう、自分の身体を信じて
最終的にはね、左手で右カカトをタッチするとき右腕を高く上げ、右手で左カカトをタッチするとき左腕を高く上げるように発展させていくの。
まず見本をみせるとみんなもゆっくり同じポーズを作って繰り返す。
「う~ん、これも身体や腕が伸びて気持ちがいいな
そうでしょぉ、日常生活の中ではなかなかしない動きだからね。
前頭葉を刺激する効果もあるのよ。
「最近はなんだか毎週こうやってきちんと身体を動かすことが習慣になってきたような気がする」
そうでしょうね、もう半年続けてますからね
「こういうケアをするのとしないのとではそのうち違いが出てくるよなぁ」
そうです
ちょっと厳しいことをいうならね、きちんとエクササイズを続けているミスターМは3年後も今と変わらない、もしかしたらちょっと若返ったルックスのままですが、エクササイズをしないまま過ごした同い年の男性は実年齢よりもずっと老け込んで見える可能性がある、とそういうことです。
身体をきちんと動かすことは脳の老化防止にも効果がありますからね。
楽しく気持ちよくエクササイズを続けましょう
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