アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

喜蔵さんと小春ちゃん…♪

2016-07-31 12:29:31 | Weblog
文庫本の棚を巡っていたら、平積みで並べられている中にド派手なカバーの一冊が目についた。
おぉぉ…、続編が出たのね…
カバー裏の紹介文を読んでみる。
ほぉぉぉぉん…。
で、あらためて表のイラストを眺めてみる。
主人公の喜蔵さんと小春ちゃんに深雪ちゃん。
付喪神の○○と△△、あ、彦次さんもね。
ん~、やっぱり多聞は絡んでくるのか。
この白い鳥のようなものはなんだろう。
あ、招き猫だ…、これまでのシリーズには出てきてないな。
よし、買いだ
で、電車の中で相変わらずの摘み読み
うぅぅ…っ、子猫のさくらちゃん…。
帰宅してちょっとした家事を片付け、コーヒーを用意して…。
いくぜ…
あぁらまぁぁ、喜蔵さんと小春ちゃん、相変わらずねぇぇ。
“妖怪もどき”…って、そりゃ喜蔵さん、言い過ぎじゃない…
ん?
七夜がきた…、九官鳥の経立。
へぇぇ~、七夜と大家の又七さんてそういう馴れ初めなわけ…。
ふぅぅん、又七さんの若かりし頃って、そうだったの…。
うぅぅん、相変わらずわちゃわちゃといろんなことが起こるねぇぇ…。
あ゛…、出たな、できぼし、そして多聞
おぉぉっとぉぉ…、招き猫ってそういうことだったのぉぉ
なぁるほどぉぉ…、子猫のさくらちゃん…。
閻魔顔で人付き合いが下手で不器用な喜蔵さんだが、ほんとのところは優しいし懐が深いんだよねぇぇ。
小春ちゃんもいろいろあったからねぇぇ。
でも好いコンビだわな。
ついにシリーズ8作目。
毎回いろんな事が起こってハラハラするけど、“あぁ、よかった…”とホットする結末が用意されている。
そして人と人との関わりかたや、思い遣りについて考えさせられたり気付かされたりもする。
今後も長く続くといいな、と思える1本。
『鬼の福招き ―一鬼夜行―』 小松エメル著 ポプラ文庫
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パ・ドゥ・シャからロン・ドゥ・ジャンブ・アン・ドゥダーンして…♪

2016-07-30 09:31:33 | Weblog
重心の移動や方向の切り替えをスムーズにしたいアンシェヌマン。
右脚後ろ5番アン・ファスから→右にパ・ドゥ・シャ→左脚前4番クロワゼ・ドゥミ・プリエ→右脚ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・ドゥダーン→4番アラベスク・プリエ→左脚ピケ→ストゥーニュ・アン・ドゥオール→右前5番⇒左にパ・ドゥ・シャ→…………
クロワゼ・デリエールからロン・ドゥ・ジャンブ・アン・ドゥダーンをスタートしてクロワゼ・ドゥヴァンへ。これで方向が変わる。
クロワゼ・ドゥヴァンから前の脚に重心を移して4番アラベスク・プリエ。
4番アラベスク・プリエでポワン・タンジュした動作脚を1番を通過してピケ。
もう一方の脚を5番の後ろ側に引きつけシュル・レ・ポワントを見せてからストゥーニュ・アン・ドゥオール。
パ・ドゥ・シャのアームスはアン・オー。
ストゥーニュ・アン・ドゥオールのアームスはアン・オー。
順番は大丈夫よね
では音楽でどうぞ

あ゛…、ユキさん
ユキさんのイケナイ癖が出た。
パ・ドゥ・シャを4番クロワゼ・プリエに下りてから“次、どっちだっけ”って考えたら遅れちゃうわよぉぉ…
マユミさんは、ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・ドゥダーンから4番アラベスク・プリエに移行するところで流れが切れないようにね。
パ・ドゥ・シャのあとの4番クロワゼ・ドゥミ・プリエは、右のときには下手前、左のときには上手前。
続くロン・ドゥ・ジャンブは、右のときには下手前を向いたクロワゼ・デリエールから上手前を向いたクロワゼ・ドゥヴァンまで。左のときには上手前を向いたクロワゼ・デリエールから下手前を向いたクロワゼ・ドゥヴァンまで。
4番アラベスク・プリエのあとの、ピケして5番シュル・レ・ポワントのときはアン・ファス。
それぞれの方向をきちんと認識すると動きやすくなりますよ。
ではもう一度

うん。
ユキさん、ロン・ドゥ・ジャンブがスムーズになった
マユミさんは4番アラベスク・プリエに“飛び移る”みたいな動きをしてるから、流れに小さなひっかかりが生まれちゃう。ロン・ドゥ・ジャンブでクロワゼ・ドゥヴァンまで来たらすぅぅっと押し出す感じで重心移動してね。
ふたりに共通することをあとふたつ。
4番アラベスク・プリエからピケして5番シュル・レ・ポワントするところ、4番アラベスクの前側のアームスをそのままアン・オーに引き上げることでトルソーを引き上げるのをサポートしましょう。
5番シュル・レ・ポワントでアームスをアン・オーにして、そのままストゥーニュ・アン・ドゥオールをしましょう。
最後にもう一度

うん。キレイにまとまってきた
この短いアンシェヌマンは、『レ・シルフィード』プレリュードの振り付けの一部分です。
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バロネ・ルルヴェから…♪

2016-07-29 09:40:54 | Weblog
センター・レッスンでのバットマン・タンジュ。
クロワゼ・ドゥヴァンからバットマン・クロシュしたら1番アラベスク。
エファセ・ドゥヴァンからバットマン・クロシュしたら4番アラベスク。
上体のコントロールが違いますから、とくに4番は中途半端に捻じれただけにならないよう気を付けましょう。
4番アラベスクは背中を見せるように上体を捩じりますが、軸脚側の肩甲骨の下辺りからアームスを前方に引き伸ばす、とイメージするといいですよ。
その後はバットマン・フォンデュとピルエット、エシャッペとエシャッペ・ソテを練習。
それからバロネ・ルルヴェとアラベスク・ルルヴェ。
右脚アティチュード・ア・テール・クロワゼから右脚バロネ・エファセ・アン・ナヴァン×4回→右脚にトンベしてアラベスク・ルルヴェ×4回→…………
バロネ・アン・ナヴァンのアームスは軸脚側がアン・ナヴァン、もう一方がア・ラ・スゴンド
アラベスク・ルルヴェは1番アラベスク
トルソーが傾かないように、しっかり支えましょう。
では音楽でどうぞ

うん、いいねぇ、ふたりとも。
ルルヴェをしっかり立ち上がれている
よし、少し変化させましょう。
右脚アティチュード・ア・テール・クロワゼから右脚バロネ・エファセ・アン・ナヴァン×4回→右脚にトンベして左脚アティチュード・デリエール・ルルヴェ→4分の1回転→4分の1回転→4分の1回転→4分の1回転⇒左脚バロネ・エファセ・アン・ナヴァン×4回→左脚にトンベして右脚アティチュード・デリエール・ルルヴェ→4分の1回転→4分の1回転→4分の1回転→4分の1回転⇒…………
アティチュード・ルルヴェのときのアームスはアティチュードの脚と同じ側がアン・オー、もう一方がア・ラ・スゴンド
はい、音楽でどうぞ

あ、ありょぉ…
ふたりとも、アティチュード・ルルヴェのところは方向を定めないと…。
右のときは、トンベして最初のルルヴェは下手前→下手奥→上手奥→上手前の順に4分の1ずつ。
左のときは、トンベして最初のルルヴェは上手前→上手奥→下手奥→下手前の順に。
ではもう一度どうぞ

うん、そうそう…、方向の変え方はそれでいいわ…って…おりょぉ…。
ユキさんが混乱してるぜ…
1セット目はちゃんと整ってるのに、なぜ2セット目では混乱するかな…。
右側のアティチュード・ルルヴェで最後の上手前を向いたら、プリエに下りるのと同時にアティチュードの脚をク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァンに引きつけるのよ。
そうすれば左側のバロネ・ルルヴェにスムーズに移れるでしょ
ふたりとも、ルルヴェの繰り返しでもしっかり立ち上がれるように、脚が強くなってる
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暑い~…♪

2016-07-28 10:47:55 | Weblog
暑くなりましたねぇ
熱中症に気を付けなくちゃ。
自宅にいるときは手元に2リットルのペットボトルを置いています。
ペットボトルを掴んでラッパ飲み、というちょいとお行儀の悪いことを…
2リットルのペットボトルでラッパ飲みが出来るだけの腕力と握力を維持しなくっちゃ、なんて思ったりする。
冬でもレッスンで汗をかき慣れているから、汗が出なくて体温調節が上手くいかない、なんてことはないんですけど。
ただね、聞くところによると…。
暑い夏は、とくに身体を動かしていなくても汗をかく。
その時体内では…。
その汗と同程度の汗をかくような運動をした時と同じくらい循環器が頑張っているんだそうです。
たとえるなら、バー・レッスンを1回したくらいの働きを循環器はしているってことになるのかな。
だから、日に何度も汗をかくってことは…
冷たい物の摂り過ぎだけでなく、そういうところでも内臓は疲れてしまうってことでしょうね。
それに、汗のかき過ぎでかえって身体が冷えてしまうってこともあるようですし。
きちんと食事に気を付けて、水分を摂って、賢くエアコンを活用して、夏の間も元気にレッスンを続けたいですね
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常盤鮨のシンコ…♪

2016-07-27 10:51:13 | Weblog
レッスンのあと、久しぶりに常盤鮨さんに立ち寄った。
一段落ついたところらしく、たつみさんまぁさんも一息ついているところだった。
お酒とちょっとしたお惣菜を頂きながらお喋り。
まぁさんとは歌舞伎の話題で盛り上がる。
「リエちゃん、シンコがあるよ」
たつみさん
おぉぉ、もうそんな時期なんだねぇ。
あ、巻き物も頂きたいな…、ん~…、トロタクがいい、トロタク食べたい

               
               
んふふ~、嬉しいなぁぁ
酢で〆たシンコ、美味しいなぁぁ…。
改めて鮨職人ってすごいなぁと思う。
シンコ、アタマから尾までの長さが5cm以下。
そんな小さな魚を一尾一尾、頭と尾を落し内臓を除いて開く手間は大変なものよね。
それから塩をして酢で〆るのも時間との勝負、こんな小さな魚だからなおさら気を抜けないことでしょう。
ほんと尊敬しちゃう
1年の内ほんの短い期間にしか頂けないシンコ。
来月にはコハダになっちゃうんだねぇぇ。
シンコ→コハダ→ナカズミ→コノシロ
と呼び名が変わっていく出世魚だと教えて頂きました。
そういえば、武士はコノシロを食べなかったと何かで読んだことがある。
コノシロを採る、コノシロを喰う=此の城を盗る、此の城を喰う
とかけて、避けたんですって。

常盤鮨
自由が丘駅正面口から徒歩6分くらい。
木曜日定休。
★ちょいと出して下さる小鉢物などもホントに手を掛けていて美味しい。
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キャミソール…♪

2016-07-26 10:11:00 | Weblog
2作目完成。
フリル付きキャミソール。

               

フリルを作るのに思いのほかの時間がかかりました。
ミシンでなら、チャァ~~っと一息に出来ちゃうんだけどな
がま口を作っているときもそうだけど、手縫いしているときいつもチラリと思う。
ミシンがあったら早いんだぞって。
そしてさらに思う。
ミシンが発明されるまではなんだって手縫いだったんだよ、と。
ミシンが発明されたのは1810年のドイツ、そして1830年にフランスで特許を取ったそうです。
それまではすべて手縫い。
ナポレオンの戴冠式のあの豪華絢爛な装束も、マリー・アントワネットのロココのドレスもぜんぶ。
一度だけ、マリー・アントワネットのドレス、というものを見たことがあるけど、肉厚の布地で作られていた。
化学繊維のない時代、あんな厚い生地を手で縫っていたなんて…。
日本でもそうよね…。
日本にミシンが輸入されるようになったのって、たぶんご維新の後でしょうからねぇ。
能衣装や歌舞伎の衣裳も手縫い。
奥女中の豪華な打掛も手縫い。
あ、現代でも和服は手縫いだね。
安価なポリエステル製の着物や帯はミシン縫いのものもあるようだけど…
なんでもボタン一つで のデジタル化時代に、手縫いというアナログな作業をするのも人間らしくていいんじゃない、と思ってます
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アラベスク・ピケとアラベスク・ルルヴェを…♪

2016-07-25 08:58:58 | Weblog
センター・レッスン。
先週のグラン・ワルツのとき、ピケ・アラベスクのところが要注意だったでしょ。
改めて、アラベスク・ピケとアラベスク・ルルヴェを練習してみよう。
まずはアラベスク・ピケ。
右脚アティチュード・ア・テールから→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン‐左脚ドゥミ・プリエ→右脚ピケ‐左脚アラベスク→左脚ア・テール‐右脚アティチュード・ア・テール→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン‐左脚ドゥミ・プリエ→右脚ピケ‐左脚アラベスク→左脚ア・テール‐右脚アティチュード・ア・テール→…………
アラベスクは1番。
アラベスクの脚を1歩前に踏み出してア・テール、このとき膝が曲がらないように。
まずはカウントに合わせて練習。
音楽に合わせて、一緒にやってみる。
ピケに立つタイミング、アラベスクの脚を下してア・テールするタイミング、ピケの前のプリエのタイミングを合わせてごらんなさい。
じゃ、ひとりでどうぞ、左側も

うん、大丈夫だね。
アラベスク・ピケは問題ないな
ではアラベスク・ルルヴェを。
右脚アティチュード・ア・テールから→右脚を1歩前に踏み込んでドゥミ・プリエ、同時に左脚はアラベスク→右脚ルルヴェ→ドゥミ・プリエ→ルルヴェ→ドゥミ・プリエ→ルルヴェ→ドゥミ・プリエ→ルルヴェ→左脚1歩前に踏み込んでドゥミ・プリエ、同時に右脚アラベスク→…………
アラベスクは1番。
はい、音楽でどうぞ

メグちゃん、ずいぶん脚が強くなったね
「…、脚がキレイじゃない…
え゛…っ
あぁ、そうか、そこだね
ドゥミ・プリエのときにはカカトを少し前に押し出すようにしてターン・アウトを守る。
ルルヴェするときはカカトを後ろに引かないように気を付ける。
ポイントはそのふたつよ。
はい、もう一度どうぞ

うん、その調子よ
ターン・アウトを守れるようになってきた
「…、もう少し上に上がりたい…、あとちょっと上に…、そこが気持ちいいポジシオンみたい…
うん。
そうなると、あとはトルソーをいかに引き上げるか、よね。
んじゃぁね、脚をク・ドゥ・ピエ・デリエールにして、アームスはアン・オー、それでルルヴェをしてごらんなさい。
ルルヴェのあと、プリエに下りるときにトルソーを引き上げる、とイメージしてね。
はい、音楽でどうぞ

おぉ、いいじゃないの。
プリエに落ちるようなことはないし、続くルルヴェも軽く立ち上がれてるわよ
「…ん~、あともうちょっとだけ上にぃぃ…
大丈夫よ。
いろんなルルヴェの動きを練習しているうちにちゃんと上がれるようになるわよ。
じゃぁ最後に…。
パ・ドゥ・ブーレ→4番ドゥミ・プリエ→ピルエット・アン・ドゥオール
4番ドゥミ・プリエに踏み込むときに少しカカトを押し出すように、ターン・アウトを意識する。
回転をはじめるときに軸足のカカトを引いてルルヴェしないこと。
回転の前半は首を残し、後半は首から。

「……首っ……首っ……くびっ……くびっ……」
回転のタイミングを計って声を掛けてあげる。
そして4回目。
おぉぉ、いいじゃないのぉ…、そのコントロールならドゥー・トゥールが回れるよ
「…ん~、もうちょっと…、後半のタイミングが掴めてない…
うん。
そうやって自分で修正ポイントがわかってるんだから、遠からずきちんと出来るようになるわよ
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生地の残りでもうひとつ…♪

2016-07-24 10:33:03 | Weblog
キャミソール・ワンピースの型紙をおいて裁断したとき、生地はまだ十分に残っていた。
はじめはバッグを作ろうかなと考えていた。
服とお揃いのバッグを持つのも楽しいでしょ。
改めて生地を広げてみたら、バッグを作ってもまだまだ残りは多いなぁ…。
さてねぇぇ…。
あ…
Tシャツの上に重ね着するキャミソールを作ろう。
きっちり柄合わせをするのはちょいと無理だけど、前後身頃をそれぞれ半分ずつ採ろう。
裾のところにペプラム風のフリルをつければ丈も十分。
よし
型紙を7号に修正して布を裁断。
では縫いましょう
やっぱり、2日はかかるかな…。
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ちょっと大きめに…♪

2016-07-23 09:37:59 | Weblog
キャミソール・ワンピース、出来上がりました。

               

ミシンを持っていないので全部手縫いのため、2日かかっちゃいました
早速着てみると…。
あ、あれ…?
ちょっと大きいかな…、ぶかぶかではないけど…ゆるゆる…?
採寸せずに、ま、こんなもんでしょと9号の型紙を使ったんだ。
ん~…、7号だったかぁ…
ま、小さくてキツキツよりはいいよね…
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バロネ&アラベスク・ルルヴェ…♪

2016-07-22 10:01:06 | Weblog
センター・レッスン。
バットマン・タンジュに続いてポール・ドゥ・ブラの練習。
必要以上に手首を曲げたり肘を曲げたりして不自然な曲線をつくらないこと。
アン・ナヴァンやア・ラ・スゴンドのとき、手先が手首より下がったり、肘が落ちたりしないこと。
音楽に合わせて1番から4番までを練習。
「…っう~…、腕がイタイぃ…
うん、しっかり腕を使っているからです
では、タン・リエの練習を。
右脚前5番クロワゼから→ドゥミ・プリエ→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン、アームスはアン・ナヴァン→右脚の上に重心を引き上げて左脚ポワン・タンジュ・デリエール、アームスは3番→左脚を引き付けて5番、アームスはア・ラ・スゴンド→アン・ファスに向きを変えてドゥミ・プリエ→右ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド、アームスはア・ラ・スゴンドのまま→右脚に重心を引き上げて左ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→左脚前5番クロワゼ、アームスはアン・バ⇒ドゥミ・プリエ→左脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン、アームスはアン・ナヴァン→…………
順番は大丈夫ね
では音楽でどうぞ。

う~ん…、二人とも脚の動きはいいんだけどさ…。
クロワゼ・ドゥヴァンからのタン・リエのときの3番のポール・ドゥ・ブラがねぇ…。
アン・ナヴァンからア・ラ・スゴンドに開くアームスが一度下がってからア・ラ・スゴンドにいく、って動きはダメですよ。
さっきポール・ドゥ・ブラを練習したときの動線そのままを守りましょう。
もう一度ポワン・タンジュで練習。
それからデガージェで練習。
クロワゼ・ドゥヴァンのタン・リエのときは、アン・オーのアームスとデリエールの脚が描くラインをイメージしましょう。そのラインがどこかで不自然に曲がっていたり、途切れたりしないようにね。
グリッサードやピルエットの練習をして、最後にバロネとアラベスク・ルルヴェの練習。
上手奥で右脚アティチュード・ア・テール・クロワゼ→右脚ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン‐ドゥミ・プリエ→右脚デガージェ・ドゥヴァン‐ルルヴェ→右脚ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン‐ドゥミ・プリエ→右脚デガージェ・ドゥヴァン‐ルルヴェ→右脚ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン‐ドゥミ・プリエ→右脚デガージェ・ドゥヴァン‐ルルヴェ→右脚ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン‐ドゥミ・プリエ→右脚デガージェ・ドゥヴァン‐ルルヴェ→トンベして左脚アラベスク‐ドゥミ・プリエ→右脚ルルヴェ→ドゥミ・プリエ→右脚ルルヴェ→ドゥミ・プリエ→右脚ルルヴェ→ドゥミ・プリエ→右脚ルルヴェ→左脚を引き付けてドゥミ・プリエ‐右脚ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン⇒…………
バロネ・アン・ナヴァンのときのアームスは低い3番。
アラベスク・ルルヴェは1番アラベスク。
順番はいたってシンプルだから大丈夫ね。
では音楽でどうぞ

ん~、ユキさん、バロネのときもアラベスク・ルルヴェのときも、トルソーが軸脚側に傾いてるわよ。
とくにバロネのときはウエストのところが縮んで傾いてる。
トルソーは真っ直ぐに。
アイさん、バロネのク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァンに引き戻したとき、ターン・アウトを守りましょう。縦に蹴りだすような動きは ですよ。
はい、もう一度どうぞ

うん、ひとつひとつのルルヴェはしっかり立てているけれどね。
ユキさん、バロネのときのトルソーを修正しよう。
L字形になってる鏡のところに来て。
正面の鏡に向かってポワン・タンジュ・ドゥヴァン、アームスは低い3番。
そのまま横の鏡の方にグッと真横に顔を向ける。
その位置から斜め後ろに向かって頭頂を引き上げる。
ね、それだとトルソーが傾いたりウエストのところが縮んだりしないでしょ
アン・ナヴァンの指先と頭のてっぺんが引き合うようなイメージね。
真っ直ぐなトルソーだと、ルルヴェが安定するはずよ
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どんぐり…♪

2016-07-21 10:02:48 | Weblog
先日マユミさんから頂いた沖縄土産の鮮やかな布。
キャミソール・ワンピースを作ろうと思って作業を始めました。
型紙を作り、布を裁断し、まち針を打って…。
さぁ、縫いましょう
ちくちくちくちくちくちく…………
しぃぃ~~~~~~ん。
…………。
どん ぐり ころころ どんぶりこぉ
……、なぜ?
お池にはま~ってさぁてぇへん
……、ん゛
どぜうが出てきてこんにちわ~
……、ど、どぜうって…
ぼっちゃん いっしょに あすびやしょぉ~
……、なんでそうなるのよ
脳ミソさま…っ、唄うんなら正しく唄ってよ!
「どんぶりこ」はその通り、正しいんだからさ。
てぇへん、じゃなくて「大変」。
どぜう、じゃなくて「どじょう」。
あすびやしょ、じゃなくて「遊びましょ」。
なんでそうなっちゃったかな…
たぶんアレだな…、杉浦日向子さんの『一日江戸人』に影響されちゃってるんだ…。
どんぐりころころどんぶりこぉ
おいけにはまってさぁてぇへん
どぜうが出てきてこんにちわぁ
坊ちゃん一緒にあすびやしょぉ
と、繰り返し始めた脳ミソさま。
だめだ、なんか考え事でもしないと、しばらくは唄い続けられてしまう
やだ、なに考えよう…、なにかないかな…。
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ボールを使って…♪

2016-07-20 09:55:39 | Weblog
スタイル・メイク エクササイズ。
腹式呼吸から始める仰向けでのエクササイズに続いて横向きに寝てのエクササイズ。
下側の膝を軽く曲げて身体を支え、上側の肩と骨盤の位置を整える。
上側の脚をターン・アウトしない状態でアップ&ダウン。
その後上側の膝を曲げて腿を引き上げターン・アウト&イン。
その次は膝を90度に曲げたポジシオンから、肩に向かって膝を引きあげる。
「あ゛…っ、コラコラ、マユミさん、手でお膝を引っ張っちゃダメよん」
「てへ…、この方がたくさん動くかと思って…
いやいや…、沢山は動かなくていいの。
手で引っ張ると脚の自力がつかないでしょ。
だんだん大きく動かせるようになるからね、大丈夫。
サイド・リフトにポール・ドゥ・ブラを合わせる。
メグちゃんは最後に上側の脚を伸ばして上げ、アームスもアン・オーで静止。
と、そこに遅れていたトモコさん到着。
あらぁぁ、ポニーテールにまとめたヘアスタイル、素敵、よくお似合いよ
それではボールを使って筋力アップしましょう。
仰向けに寝て、膝の間にボールを挟む。
ゆっくり4カウントで横に倒し、4カウント静止。
4カウントで息を吸いながら元に戻る。
「おぉぉ…、ボールなしでやるよりもキツイ感じぃぃ…」
うん。
不安定な球体を支えながらだから、腹筋だけでなく脚の筋肉も働いてるからね。
続いて腸腰筋強化のためのメニュー。
坐骨を床に突き刺すように座り、仙骨のところにボールを当てて軽くもたれたポジシオンから。
その後は胸の下にボールを置いて俯せになったところから上体起こし。
上体起こしの最後は両腕を頭上に差し伸べてスーパーマンのポーズ。
でね、いつもやってる正座からの上体起こしだけどね、
「今日はボールを持ってやってみましょう」
正座して上体を倒し、両腕を頭上に真っ直ぐ伸ばしてボールを持つ。
ボールを捧げるように、ボールから先に上げていく。
真っ直ぐに上体が起きたらさらにボールを後ろのほうへ。
ボールを頭の後ろに隠すように、肘を後ろに引きながら曲げていく。
「……っっっへぇぇ……、ボールを持っただけなのにキツクなるぅ……
うん。
ボールを支える、という動作がひとつ加わってるからね。
それにしてもトモコさん、キレイに肩が開くようになったねぇぇ
スッキリして、それでいて貧相ではない、張りのあるデコルテ。
素敵だねぇぇ
最後はいつもの通り座って肩や腕、首回りのストレッチ。
メンバーみんな、それぞれに目標と目的があってエクササイズを続けている。
そしてその成果を着実に自分の物にしている、ほんとに素敵
来週は第4火曜日ですから、後半はウォーキング・レッスンです
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並みの日本人…♪

2016-07-19 10:06:12 | Weblog
文庫本の棚のところに行くと、まずは平積みになっているものを見て回る。
端からゆっくり眺めていると…。
おぉ…
ユニークなイラストのカバーが目についた。
カバー裏の紹介文によると、イラストも著者直筆、とな…。
よし
帰りの電車のなかで、まずはカバーのイラストに書き込まれている細かい文字を読む。
へぇぇ…、なるほどぉぉ…、くふふふ…
帰宅後、コーヒーを用意して…、では、改めて…
うほほ…、一項目にひとつ、イラストや4コマ漫画がついている。
このイラストにも細かい文字の解説が書き込まれているんだけど、これがまことに面白い
絵も上手い
ファッションのこと、食のこと、日々の暮らしのこと、娯楽のこと等々が軽妙な語り口で紹介されている。
巻末のほうでは春画についても…
へぇぇ~…、ほぉぉ~…と楽しく読み進むうちに、ちょいと憧れてしまうな、そんな生活。
江戸時代の江戸の暮らしって楽しそうじゃないの
『一日江戸人』 杉浦日向子著 新潮文庫
末尾に江戸っ子度チェックの18項目がある。
18項目パーフェクトなら金箔付きの江戸っ子。
15項目以上は江戸っ子の末裔の東京っ子。
10以上は並みの東京人。
10以下は並みの日本人。
だそうで…。
私は…、並みの日本人です…九州産だもぉん
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ピケ・アラベスクとアラベスク・ルルヴェは別物…♪

2016-07-18 11:45:11 | Weblog
センター・レッスン。
バットマン・タンジュやエシャッペの練習をしたら、次はジュテのアンシェヌマン。
右脚後5番から→右ジュテ→ソテ→左ジュテ→ソテ→右にグリッサード・ドゥシュ→右ジュテ→左にパ・ドゥ・シャ→左後5番⇒左ジュテ→ソテ→右ジュテ→ソテ→…………
ジュテに続くソテのときに、ク・ドゥ・ピエ・デリエールした脚が撥ね上がらないように気を付けましょう。
ジュテに続くソテのときに、跳び上がる脚の足首と膝をきちんと伸ばしましょう。
パ・ドゥ・シャは、ク・ドゥ・ピエ・デリエールから膝をしっかり引き上げて跳びましょう。
はい、音楽でどうぞ

ん~…。
メグちゃん、グリッサードの後から引きつける方の脚、お膝と足首が曲がりっぱなしよ。
素早いグリッサードでもきちんと伸ばしましょう。
ナオさんはゆっくりのテンポでジュテだけ。
ひとつひとつの動きを丁寧に、正確にね。
じゃ、メグちゃん、もう一度音楽でどうぞ

ん゛~、惜しいねぇ…、最後の最後で順番を間違えなければ…
最後にグラン・ワルツ。
前半は先週も練習したアラベスク・ソテからのアンシェヌマンね。
右脚アティチュード・ア・テールから→右にアラベスク・ソテ→グリッサード→パ・ドゥ・シャ→左脚前5番ルルヴェ→左にアラベスク・ソテ→グリッサード→パ・ドゥ・シャ→右脚前5番ルルヴェ→右にアラベスク・ソテ→グリッサード→パ・ドゥ・シャ→左脚前5番ルルヴェ→右脚ピケ‐アラベスク→上手奥に向かってシャセ→アッサンブレ・アン・トゥールナン→右脚前5番ドゥミ・プリエ→右脚ピケ‐アラベスク→上手奥に向かってシャセ→アッサンブレ・アン・トゥールナン→右脚前5番ドゥミ・プリエ→上手奥に移動→右にピケ・アン・ドゥダーン×4→トゥール・シェネ×6回→ポゼ
パ・ドゥ・シャのときのアームスはアン・オー。
5番ルルヴェのときのアームスはドゥミ・スゴンド。
最後のポゼは左脚ポワン・タンジュ・デリエール・エファセでアームスはア・ドゥ・ブラ。
カウントで順番と移動の方向を確認。
では音楽でどうぞ

あ゛~…っ、メグちゃん、ソレをやったらアウトだよ
ピケ・アラベスクのときに軸脚のお膝が緩んではいけません。
カカトが床に着くかどうかは置いといて、膝を曲げてから伸ばして立つのはルルヴェ。
ピケとルルヴェはまったく違う動きよ。
今回のアンシェヌマンで指定しているのはピケだから、ルルヴェしてはいけません
はい、もう一度どうぞ
………
「どぅわ…
そう、ソコよ、分かったね
はい、改めてもう一度
………
「…っくぅぅ…
あ~ぁ…、アタマではわかってるけどコントロールしきれません、の迷いの森に踏み込んじゃったな…
よし、少し時間をおこう。
ピケに移る寸前のタイミングさえつかめればちゃんと出来るから、心配ないわよ
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ジュエリーの歴史…♪

2016-07-17 10:50:24 | Weblog
文庫本のエンド台に積み上げられている新刊本のなかに印象的なカバーの1冊があった。
『ジュエリーの世界史』 山口遼著 新潮文庫
これまで宝飾品という類のものに縁がなかったし、さほど関心もなかった。
宝飾品とは何か、宝石とは何か。
それについて明確に認識したことはなかったなぁぁ。
著者によれば、
宝飾品=ジュエリー=宝石と貴金属を用いて作られ、直接または衣服につけて身体を飾るもの。
宝石=天然に産出する有機物または無機物の中で、人間が美しさを認めるもの。
貴金属=金・銀・プラチナ。
アクセサリー=使用素材限定を宝石と貴金属に限らないもの。
装身具=上記すべてを含む、もっとも広範囲の意味で身体装飾に用いる品物の総称。
だそうである。
なるほど…。
ってぇことは、私も装身具はもっているっていえるわけね
で…。
太古から近現代に至るまでの宝飾についての変遷が分かりやすく解説されている。
名高い宝石商や作者についての解説もあって面白い。
帝政ロシア末期の皇帝が所有した宝飾品とか、オスマン帝国末期のスルタンが所持していた財宝とか、そりゃぁ凄い。
興味深く最後まで読んだところで面白いことが述べられていた。
ジュエリーとは使って楽しむもので、―中略―使わないのならジュエリーを買う必要はありません。貸金庫やタンスの中にしまっておくのなら、金塊を買うことです。金塊はあなたを美しくすることはありませんが、将来値上がりするかもしれません。』
50年以上も宝石商として宝飾品に関わってきた著者の言葉は柔らかいが重みがあるな、と感じた。
でも、一番印象に残ったのは、一般的な宝飾品の歴史を持たないのが日本人だ、ということだった
装身具というと、首飾り、耳飾り、指輪、ブレスレット、アームレット、アンクレットなど。
古墳時代まではそれらの装身具を身に着けていたのに、飛鳥・奈良時代以降幕末にいたるまでの間、宝飾品の歴史が途絶えている、と。
え…
櫛・笄・簪、印籠・根付・羽織紐など装身具はいろいろあるでしょ
ん…
あぁ、そうか…、指輪やイヤリング、ネックレスは確かにないな
立兵庫に結い上げた髪を数多の櫛や笄で飾りたてた花魁も、指輪やイヤリングはしてないもんね。
櫛や笄、簪などには蒔絵や象嵌など素晴らしい技術を駆使したものが多々あるけれどねぇ。
着物や帯を金糸銀糸で縫い取りしたものは美しいけれども、縫い取りや刺繍の代わりにブローチをいっぱいくっつけて飾ってあったら…。
イヤじゃな…
着流しの男性が帯の代わりに宝飾品のバックル付きベルトをしたら…。
演歌歌手じゃあるめぇし…、イヤじゃな…
日本人の審美眼、それが向く方向が多民族とは違っていたってことでしょうね。
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