アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

初めてのポアント

2008-11-30 10:40:42 | Weblog
ジュニア・クラスの生徒がポアント(=トゥ・シューズ)のレッスンを始めるため、ポアント選びとフィッティングに同行しました
担当の方にマン・トゥー・マンでフィッティングをして頂いて、生徒の足に一番合うポアントを選びます。担当の方が
「足の指がトゥ・シューズの中で曲がりませんか?」
「痛いところはありませんか?」
「きついところはありませんか?」
「緩いところはありませんか?」
など色々と本人に聞きながら、ポアントを履いて床に立った状態、爪先で立った状態を順にチェックしていきます。
ここで私は考えるのです、初めてポアントに足を入れたとき、もしかしたら本人は
「“痛い”って、どのくらいのことを“痛い”っていうんだろう?」
「“きつい”って、どのくらいだと“きつい”になるんだろう?」
そのことを、担当者にどう伝えればいいのか、迷うかもしれないな、と。
同行のママにしても、ご自分がポアントで踊った経験がない限り、ポアントの中の足の感覚というのは想像がつかないでしょう 生徒が答えに迷って
「…う~ん…
と首を傾げたときに、何と言ってフォローすればいいのか分からないだろうとも思います。それで、ジュニアの「初ポアント選び」には出来る限り同行するようにしています
昨日のフィッティングでは、まず初心者向きのポアントでフィッティング。
見た目にも、本人の感覚的にも悪くはなさそうです。
担当の方も「良さそうですね…」と判断してます。
もしもママと二人だけだったら、「じゃあ、これにしようか…」とかすかな不安を残しながらも、決めちゃったかもしれません…
「ちょっと○○○も試してみて
と私が提案して、もう一足フィッティング。生徒が爪先で立った瞬間、
「これだ
と。
これはもう長年の経験からくる勘というのでしょうか、直感というのでしょうか、理屈だけではない“何か”があるのです。
念のため、最初にフィッティングしたものからもう一度試してみて、やっぱり2足目に試した方に決定しました。
ポアントに必要なトゥ・パッドや足首用のゴム、穴あきタイツなどが入った紙袋をしっかり持った生徒の、心の高揚感が伝わってくるような気がしました
私は自分では何がなんだか分からないうちにポアントを履かされていました。
「ポアントで踊るお姉様たちを見て憧れて、待ちに待ったポアント
という感動の記憶が私にはありません
ポアントもメーカー2社各1種類ずつしか手に入らないような時代でした。
ですから、フィッティング、という考え方さえなかったんですね
「痛い」とか「硬い」とか「指が当る」とか、言ってはいられない…、
「あるもので踊れ…
とね…。
ですから、いま、ジュニアの「初ポアント選び」に同行出来るのが、私にとってはとても幸せな感動の追体験?なんです
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パワースポット

2008-11-28 12:10:35 | Weblog
《戸隠神社》 に行って来ました。
実は今年の夏頃から、仲良くして頂いているソムリエーヌと<パワースポット>のことで盛り上がっているのです。
《戸隠神社》 は長野県の戸隠山の麓にあって、山に近い方から《奥社》と《九頭龍神社》、《中社》と《火之御子社》、《宝光社》の順に鎮座しています。
今回は《宝光社》と《中社》《火之御子社》へお参りしてきました。
出かける前に長野方面の天気予報を調べ、「寒い」・「曇りのち雨」と覚悟して、防寒対策もバッチリ&傘も用意して出かけましたが、まさか、雪が積もっていようとは…
《宝光社》では、拝殿までの長い急な階段の落ち葉が、解けた雪に濡れて滑りやすくなっていました。その上階段の両側を守っている杉木立の上からは凍った雪の小さな塊がパラパラと落ちてきます
やっと拝殿前のお庭に到着すると、古色蒼然たる拝殿がズン!とあるだけで、お守りやおみくじを下げ渡して下さる「社務所」のようなところも、ぴったり閉ざされていて無人の空間…
「なんだか修験者になったような気分…、これも修行かなぁ…」などと思いながら、用心しながら階段を下って、次なる《中社》へ。
《中社》鳥居前でバスを降りて見ると…、なんとそこは…、小さな雪原
拝殿に上がる石段の上がり口には「「積雪・凍結のため、迂回路をご利用下さい」の札が…
緩いスロープと階段のある迂回路を通って、拝殿前のお庭にたどり着くと、そこは…
      

ほとんど人が踏んだ跡のない一面の雪のお庭
25cm以上も積もった雪をズボッズボッと踏みながら拝殿前へ。お作法に則ってお参りをした後、暫く雪のお庭を歩いてみました
雪が積もったお庭の空気は凛として冷たいのに、何ともいえない穏やかで包み込まれるような優しさを感じられる空間でした。
ここでちょっと素敵な体験をしました。それは「おみくじ」です。
よくあるのは三宝に盛られたおみくじを自分の手で取る、とか振り出した細竹に書かれた番号のおみくじをもらう、という形ですよね。
ここ《中社》では、「おみくじをお願いします」といってから神職の方に自分の年齢を言います。すると神職の方が神様に向かって『祝詞』を奏上してから選び出された「おみくじ」を下げ渡して下さいます
なんとなく「おみくじ」の有り難味が増すような気がします
その後、《中社》の鳥居前からおよそ1kmの道を下って
《火之御子社》へ。
      
こちらは道沿いに鳥居がありすぐに拝殿前のお庭ですが、ここも全くの無人で、誰も踏んでいない雪が積もっていました。
《火之御子社》は「天の岩戸」の前で舞を舞った《天鈿女命》(アメノウズメノミコト)が祀られています。
「舞楽・舞芸」の守り神。
私がこの神様を無視するわけにはいきませんよね
きちんとお参りをしてお願い事をした後、鳥居から出たところで、拝殿にいらっしゃるであろう神様に向かって
レヴェランスをしてきちゃいました。多分、人間は誰も見ていなかったハズです
ちゃんとお参りを済ませたあとは、「立ち寄り湯」で温泉に浸かり、戸隠名物のお蕎麦を頂いて帰ってきました
次には是非《奥社》へもお参りしてみたいと思っています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今週のお花は…

2008-11-25 15:57:37 | Weblog
今週はフリンジ咲きのトルコ桔梗です。

         
先日一目惚れして以来萌芽さん(いつも行くお花屋さん)で見かけるたびに心魅かれてしまいます
先日のはアイヴォリーでしたが、今回は薄っすらと桜色です。撓やかな長い首の上に重たげな華麗な花が咲いています。
幽かな空気の流れに揺れている様子は、まるで
《花のワルツ》
そんなイメージです
部屋の窓際のテーブルの上に飾ってあります。
もう一つは「白い薔薇と黄色の…?」です

       
濃い黄色で1.5cm位のポコポコの花が可愛いのですが、名前がわかりません
萌芽さんのマスターも
「イエロー…、えぇ~っとぉ…、市場で確認したんだけど…、う~~ん…、わっかんない…
これは玄関の靴箱の上に飾っています。
このほかにも、キッチンのシンクの棚に黄色のスプレーマム、トイレにもこの「黄色のポコポコ」が飾ってあります
室内がすっきりキチンと片付いている、だけでは足りなくて、お花がないと「自分の居場所」にならないみたいです
最近は造花も精巧な作りのものが沢山出てきて良く見かけますが、私は造花はちょっと苦手…、表情が変らないから…



 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プライヴェート・レッスン…?

2008-11-23 11:21:58 | Weblog
お仕事でなかなかレッスンにこられなかったスタイル・アップ・クラスのメンバーとプライヴェート・レッスン(=マン・トゥー・マン)をしました
私はプライヴェート・レッスンというスタイルを結構気に入ってます
クラスに参加して下さる方が増えれば増えるほど、お一人お一人にかけて上げられる時間は限られてきます。皆さんそれぞれに気になるポイントも違えば目標も違いますから、グループ・レッスンでは、特定の一人にだけ必要なメニューでの偏ったレッスンは出来ません。クラス全体のペースのバランスを取るようにしています。
プライヴェート・レッスンですと、その一人の方に必要なエクササイズを中心にメニューを構成したり、その方のペースに合わせて進めていきます。
その方のもともとの骨格や現在の体型、持っている雰囲気などを見て、
「背が高くて手脚が長いから、ダンサー風の体型を目指すといいんじゃないかな」とか
「全体的にちょっと細すぎるからもう少し筋肉を増やしたほうが、女性らしいボディになりそう」とか、私なりにまずイメージ作りをします。
それを彼女に伝えて、一つのイメージを共有しながらレッスンを重ねていくのです。レッスンを通してちょっとした演出もするということになるでしょうか。
「彼女がgood looking bodyになるために必要なメニューは…?」とか、
「今日は○○のエクササイズをもう一つプラスした方がいいかな…?」とか
「今日は少しペース・ダウンした方がいいかな…?
とか、毎回考えながらレッスンを進めていくのは、とても楽しいことですよ。
ちょっと面白いな、と時々感じるのは、エクササイズのメニューを新しくしたり、パターンを変えたりすると、生徒の皆さんよりもまず私に即効性がある、ということです

アンサンブル・ジュニアへの手紙
「ポアントで立つ」ということ
ポアント(=トゥ・シューズ)の上にのっかって、押しつぶすような立ち方は間違いですよ。それでバランスが取れたとか、止まっていられたと感じられても、そのうちに悪い癖がついたり、足を痛めてしまいます。
「ポアントで立つ」ということは、腹筋と背筋でトルソーを支えて、ポアントの上に「身体を引き上げる」ことです。
足の裏全体でしっかり床を押し、つま先に向かって身体を引き上げていきます。足の指の関節まで一つ一つ順に吊り上げていく、とイメージして下さいね。
ドゥミ・プリエから、ドゥミ・ポアントを無視して、いきなりポアントに飛び乗っては“いけません”
そして、ポアントで立っているとき、胸(アンダーバスト)が床に触れているポアントの爪先よりも《前に》なるように気をつけて下さいね。
たとえば5番ポジシオンのポアントに立ったとき、後ろ側のかかとよりも後ろに肩甲骨が倒れているようでは困ります。ゆっくりした動きのときにはなんとかごまかせるかも知れませんが、アレグロになったら正しく動けなくなってしまいますよ。
「トゥ・シューズが立たせてくれるのではありません!ポアントの上に、トルソーを引き上げるのです」
足を痛めないためにも、正しくポアントに立つためにも、「足と足の指のストレッチ」を忘れないようにしましょうね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ダイエットについて…、思うこと…、そして…

2008-11-20 14:24:16 | Weblog
スタイル・アップ・クラスのメンバーが「ここのスタジオはダイエットしなさいって言われないから安心}」と話してくれました。私はアンサンブル・ド・ミューズに「ダイエット禁止令」を発令してますからね。なぜなら、ダイエットは、「するべき人がする、する必要のない人はしてはいけないもの」と考えているからです
《ダイエット》という言葉は、今では<食事制限をして体重を減らす事・痩せること>と単純に捉えられているようですが、もともとは<治療・療養を目的とした食事制限・食事療法>でした。様々な意味で健康を害する危険性がある、とか、すでに害しつつある、という人が取り組むべき医療の方法でした。それが現在では「健康維持」という本来の目的から大きく外れて、「美容のため」という単純な側面だけが盛り上がっているみたいですね
でも、体重が軽いからといってgood looking bodyとは限らないし、痩せているからといってbeauty&hearthyとは限らないでしょう?すべて、バランスだと思いますよ。
ダイエットだ、減量だと騒ぐ前に、まず考えて見るべきだと思います。
それは、「自分には本当にダイエットが必要なのかどうか」ということではありません
「自分をどんな自分にしてあげたいか、どんな自分でいさせてあげたいかです。
これはかつて私の友人だった女性のことです。3歳年下の彼女は知り合った時、すでに肥満の状態でした
テレビや雑誌などで話題になるダイエット法には必ず取り組み、5kgほど体重が落ちると挫折、そしてリバウンド
その頃の私はいつも「無理はやめなさい。きちんと栄養のバランスを取りなさい。身体を動かしなさい」と彼女に言ってました。
運動は嫌い、ジャンク・フード大好き、食事は出来合いのお惣菜かインスタントやレトルト食品、その上インスタントラーメンに買ってきた唐揚げをトッピングするのが大好き、という人でした。
「ジムでトレーナーについてもらうか、エステサロンできちんと管理してもらいながらシェイプした方がいい」とアドバイスしましたが、彼女は「う~ん、でもお金ないしね…」と答えて、食事抜きを決行したようです。確かにブランド品を買い漁ってましたからね、自分自身に掛けるお金はなかったのかも
その彼女と3年前に再会。彼女の方から食事に誘ってくれたんですよね
お互いの最初の一言は「相変わらずねでした。でも、実は「変わらず」ではなかったんです 彼女、少し大袈裟に喩えるなら「「ミシュラン・タイヤのロゴ・キャラクター」みたいな体型になってたんです 高価なブランド物のバッグを持ち、ポークソーセージのような指に繊細なカッティングの指輪がしがみついているところは「相変わらず」でしたけど…
その時私は思ったんですよね。「彼女は自分でこの体型を選んだんだ。だから誰の言う事にも耳を貸さなかったんだ」、とね。そう思うしかありませんでした。
その後、彼女がどうなっているのかはわかりませんけど…。
ちょっとの我慢と気配りを習慣にして、年齢を重ねても健康で美しくいる方を選択するのか
食欲という欲望を優先して、結果的にミシュランのロゴキャラのような体型を選択するのか
ま、究極の選択、というところかしらね
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美?と健康のために

2008-11-18 10:14:33 | Weblog
週に1回くらいのペースで愉しんでいるのが《半身浴》です。
「ぬるめのお湯に腰くらいまで、長めにゆっくり浸かる」というのが定番のようですが、私の場合は熱めのお湯にアンダーバストくらいまで、かなり長めに浸かっています。お湯に浸かって、ゆっくり本を読むのが私の定番です
少しするとバシバシ汗が出てきますから、脱水状態にならないようにミネラルウォーターをこまめに飲みながら浸かっています。
きりのいいところまで読み進んだら、バスタブの縁に腰掛け、膝から下をお湯の中で前後左右にゆったり揺すって、お湯の抵抗を利用したふくらはぎのマッサージ。脚の血行が良くなりますし、疲れも抜ける気がします。
その後、お湯に戻って今度はの指のストレッチをします。トゥ・シューズを履く大事なですから、丁寧に優しくしますこれも疲れを取るのに効果があるみたいですよ
もう一汗掻いたところでシャンプーをしてトリートメント剤を塗ったら、またお湯に浸かって読書の続き
しっかり汗をかいたところで、今度は身体を洗います。身体を洗っている時の手触りは要チェック 無駄な肉の気配はないか、とか、筋肉が緩み始めてないか、とかチェック・ポイントがいくつかあるわけです
身体を流しトリートメント剤も流して、最後にもう一度軽くお湯に浸かって終わりです。所要時間1時間30分~2時間というところでしょうか
お風呂から出て冷たいを飲む、ということを私は決してしません
せっかく温まった身体と内臓を冷やして、内臓脂肪が付くからですそれだけはイヤ
入浴剤もいろいろ使っていますが、最近一番のお気に入りは《アンデスの岩塩》です。ローズピンクの岩塩をお湯に溶かして浸かっています
汗が良く出ますし、何よりもお風呂から上がったあとの肌が、ピシッと引き締まるような感じで気持ちがいいですよ
入浴剤といえば、知り合いのソムリエーヌが、以前に自然素材で作った入浴剤を貰ったんだそうです。なんでも食用になるが使われている入浴剤だったとか。それを使ってから数日後、排水孔から思いもよらない《芽》が出ているのを発見 なんと、お湯を抜くときにそのが引っかかっているのを見落とした結果らしいです
いずれは薔薇の花びらを浮かべたお風呂に浸かる、という贅沢を愉しみたいものです





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今週のお花は…

2008-11-17 12:07:17 | Weblog
今週のお花は《マハ》
いつものお花屋さんで一目惚れ。
砂糖菓子のような花びらの、美しい薔薇です。
触ると溶けてしまいそうなほどに繊細な花びらですが、凛と顔を上げて咲いています。

   

《マハ》とは、スペイン語で《愛しいひと》という意味なんですって
確かに、この薔薇が似合う女性なら守ってあげたくなるかもしれない。
いつも行くお花屋さんは「萌芽=モガ」さんという、素敵なお店です。
行くたびに色々違う種類のお花があって、初めて見るお花が沢山あります。
薔薇の部屋(保冷室?)にはいつ行っても、違う種類の薔薇があります。
何というのでしょう、定番のお花を揃えているだけのお花屋さんとは、萌芽さんのお花に対する愛情が違うような気がします
私にとってのちょっとしたファンタジーワールドです。
    
    
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウォーキング。本当は一番大切なことだと思うの…。

2008-11-16 02:11:28 | Weblog
バレエ教師&スタイル・アップ・アドバイザーという仕事柄なのか、人の歩き方が気になります。
昨日はバレエ・クラスの前にちょっと時間があったので、カフェでコーヒータイム
読みかけの本もなかったので、マン・ウォッチングならぬ、ウォーキング・ウォッチングをしました
特に印象に残ってしまったのは
1.大きめのお尻を左右にバァインバインと揺すりながら歩く
2.拡張したお腹の重量とのバランスを取るためなのか、反り返って歩く
3.カッペカッペと一足ごとに膝が曲がって頭の高さがアップ&ダウンを繰り返す
4.ヌラッヌラッと一足ごとに左右にトルソーが傾く
5.バストよりも前に顔があって顔面から歩いてくる
6.びっくりするような内股
7.この世の総ての不幸不運を両肩に背負ったような猫背
8.1から7の総てを組み合わせたチンパンジー歩き
まあ、歩き方も個性だと言われればそれもありでしょうけど?
不思議なことに、カジュアルでラフ、地味系の装いの人の場合は、歩き方の難点もそれほどひどくは目立たないんですね
どちらかというと、気合が入ってるのね、って感じの、ヘア&メイクからファッションまでバッチリ決めた人の場合、それは隠せない…
正しい歩き方をする、というのは、健康維持のためにとても有効なことですが、せっかく決めたヘア&メイク+ファッションを生かすも殺すも、歩き方しだい
だと私は考えています。
70歳を過ぎても、グラマーヒールのパンプスでエレガントに歩きたい、それが私の夢の一つです


アンサンブル・ジュニアへの手紙

ルティレ・ルルヴェでバランスを保つためには
まず軸になる脚のルルヴェした指先のどこに体重が載っているか、チェックしましょう。
次に骨盤はどうなっているかをチェックしましょう。
前に倒れていたり、スプーンのようにすくいあげていたら
、腰や背中、脚に必要のない力がかかってしまいますよ。
最後に、アームスはどうですか?
トルソーを吊り上げるように、しっかり伸びていますか?指先の力が抜けていませんか?余計な力が入って固まっていませんか?
きちんとチェックが出来たら、バーから手を離しましょう。急いで手を離さなくてもいいんですよ。
バランスを保つということは、固まって動きを止めてしまうことではありません。
止まっているように見せるために、体中の筋肉が細かく細かく動き続けて、
身体の揺れを調整し続けるのです。
だから、balancé=バランセ(つりあいのとれた…)、というんですよ。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ユミコ…、ついに登場…!

2008-11-14 12:24:22 | Weblog
ここ暫くは穏やかでした。
毎週キチンとレッスンしてゆっくりではあるけれど着実に上達していて、見るたびに動きが正確に、ボディも美しくなっていく彼女。
「彼女がポアントを履いて踊れるようになるのが私の夢だわ」
と思っちゃうくらいです。
昨日は「パ・ドゥ・シャ」を初めてレッスンしました。
まずは両手でバーにつかまって、5番ポジシオンから、脚の動かし方、飛び上がるタイミング、空中姿勢、着地の仕方、などを一つ一つ分解して確認しながら練習。
動きの構造が分かったところで、次は動きを繋いで飛んでみましょう、その次は続けて飛んでみましょう、と順に練習を進めていきます。
一人ずつ音楽に合わせての練習に移ったら、2番手のユミコ「ポワン…」と浮いた
「それよ、それ」、正確で形のきれいな「パ・ドゥ・シャ」
センターレッスンでも、「パ・ドゥ・シャ」を練習しました。
バーにつかまって練習したときのように軽々と高くは飛べませんが、それでもユミコの動きは丁寧で正確。
「うん、よしよし」と満足していたら、
「先生、着地のときにはなるべく音がしないほうがいいんですよね」
と、ささやくように、こっそり訊いてきた
出たな久しぶりに…
「こらコラこらコラっ、なるべく、じゃなくて、バレエでは極力!音はしちゃいけないのよ」
「あははぁ、そうかな、とチラっとは思ったんですけど…
って、やっぱり… 
どんなに上達して美しくなっても、進化しても、
ユミコユミコなのでした


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スタイル・アップ・レッスン

2008-11-11 13:29:17 | Weblog
私が主宰するアンサンブル・ド・ミューズでは、なぜ「スタイル・アップ・レッスン」なのか、というと…。
ストレッチで身体を柔軟にすることは健康維持に役立ちますよね。
でもそれだけでいいのかな?と考えました。
柔軟で健康だけど「ボテボテ・ガチャガチャな歩き方」をしているとしたら、魅力はないなぁ…
じゃあ「ウォーキング」でも、美しく歩くためには、トルソー(=体幹)を正しくキープする筋力が必要で、脚の筋肉もしっかり使わなきゃいけない…
シェイプ・アップしたいというリクエストも頂いてるし…
バレリーナみたいにすっきりとエレガントな身のこなしが出来るようになりたい、というリクエストも過去にはあったし…
と、いろいろと考えた結果、ストレッチにトルソーを正しく支えるための筋トレをプラスして、ウォーキングもレッスンして、ウォーキングにはいくつかバリエーションをプラスして…、という具合に現在のレッスン・メニューが出来上がりました。
嬉しいことに、3~4ヶ月目くらいから、大抵の方はボディ・ラインがシェイプされ始めます。身体が柔軟性を増しいくつもの筋肉がしっかり働くようになると、カロリー消費が増えます。そのおかげで、特にダイエットなどしなくてもシェイプ・アップされてくるんですよね。
アンサンブル・ド・ミューズでは「ダイエット禁止令」が発令されています


アンサンブル・ジュニアへの手紙
プリエ(plié)について
バー・レッスンの一番初めにプリエの練習をしますが、大切なポイントがあります。
プリエのことを「膝を曲げる動き」と単純に考えてはいけませんよ。
まず、ドゥミ・プリエ(demi-plié)
足の裏全体でしっかり床を押しながら、膝を爪先の上に向かって開いていくこと。かかとが床から離れるぎりぎりのところまで、アキレス腱やふくらはぎをストレッチしていきます。
カクンと膝を曲げただけの動きは、プリエではありません。
次に、グラン・プリエ(grand plié)
ドゥミ・プリエからさらに膝を開いていきますが、身体の動きを無視して先にかかとを高く上げてはいけません。
そしてもう一つ、大切なこと。
グラン・プリエをするときに、かかとの上にお尻を落っことして、休憩してはいけませんよ




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サイズよりも…

2008-11-08 18:08:48 | Weblog
「サイズ・チェックでシェイプ・アップ」というお話をしましたが、スリーサイズやボディ・ラインと同じくらい、ん~、それ以上にかな、大切だと私が考えているのは、実は「姿勢と歩き方、身のこなし」なんですよね。            
たとえばボディ・ライン。色々な小道具(ガードルとかボディスーツとか)がありますから、多少は誤魔化しが効きますよね。サイズのほうも、一応は平均値とかベスト・サイズといわれるサイズから外れていなければ、ちょっとは安心でしょ
でもね、そこには落とし穴があるんですよ。各パーツのサイズ的には、エステティック・サロンでベストとされるサイズだとしても、姿勢や歩く姿が「チンパンジー型」だとしたら、どうですか?美しくないでしょ
どんなに高価なお洋服やアクセサリーでドレス・アップしたとしても、歩く姿がチンパンジーじゃあね
鏡に映るドレス・アップした姿には満足でも、自分の動く姿は見えないでしょう?
自分の立ち姿や歩き方が、自分自身を裏切ってるんですよね
これからクリスマス・シーズン、年末に向かって、ドレス・アップする機会も多くなります。美しい姿勢と歩き方もドレス・アップのテクニックの一つだと思います
正しい姿勢をキープして美しく歩くと色々な筋肉がしっかり働きますから、自然とシェイプ・アップされますよ


アンサンブル・ジュニアへの手紙
足のポジシオンについて
シュル・ル・ク・ドゥ・ピエ(sur le cou-de-pied)
軸になる脚の足首の骨の上に、動かす足のかかとの部分を付けます。前と後ろがあります。
前=シュル・ル・ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン
後ろ=シュル・ル・ク・ドゥ・ピエ・デリエール
足首を曲げたフレックスでの場合も、足首を伸ばしたポアントでの場合も、軸になる脚の足首の骨の上、を守りましょう。ふくらはぎの方にずれてはいけませんよ。
シュル(sur)=上に、ク(cou)=首、ピエ(pied)=足という意味です。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歩いたぁ~

2008-11-06 10:58:20 | Weblog
およそ5kmを1時間弱で歩き通しました
11月5日は「一の酉」。毎年、目黒の大鳥神社に酉の日詣でをしてきたのですが、去年まではレッスンが終わったあとで夜、出かけてました。昨日はふと思い立って午後から出かけてみました。境内には参拝の人もまだ少なく、縁起物の熊手を売る屋台からの手締めの音もまばら、という中、すんなりお参りができました。その帰り道、風もないせっかくのいいお天気なんだから歩こう、目黒通りを真っ直ぐに歩くだけだし、とのんびり歩くことにしました。まだ緑の葉が色褪せない公孫樹並木を、柔らかい秋の日差しを浴びながら歩くのは素敵な散歩です。通り沿いには「目黒寄生虫研究所」というディープな施設があったり、手作りハム・ソーセージのお店があったり、京都の九条ネギのお料理屋さんがあったり、アンティーク・ショップや家具屋さんなどいろいろ。こっそりフンフン鼻歌を歌いたいくらいの気分で歩き続け、目指す信号を曲がって自由が丘へ帰着
そのあとカフェに立ち寄って飲んだコーヒーがとても美味しかったですよ。そこで時間をみてみたら、歩き始めからほぼ1時間弱が経っていました。普段履いている8cmのハイヒールで歩き通したわけですが、どこも痛くなったりはしませんでした。足が浮腫んだりもしないし筋肉痛もなし 我ながらなかなかの持久力&運動能力と、ますますいい気分になっちゃいました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スタイル・アップの秋…

2008-11-03 13:10:26 | Weblog
芸術の秋、読書の秋、スポーツの秋、私は「食欲の秋」で「スタイル・アップの秋」です 美味しい物を沢山頂きたいし、でもボディ・ラインを崩すのはイヤ クリスマス・シーズンにはドレス・アップして出かけたくもなるから、その時慌てても手遅れですものね。私が長年実践しているシェイプ・アップ法は「サイズ・チェック」。とっても簡単、毎日サイズを測るだけです。私の場合はトップ・バスト、アンダー・バスト、ウエスト、ヒップ、太腿の一番太いところ、膝上、ふくらはぎの一番太いところ、足首、の8箇所を測っています。自分がどんな体型なのか数字で知っていると、ちょっとした変化(1~2mmよ)にもすぐに気付けて油断しないから効果的です。私がほぼ30年間体型が変らないでいられるのは、このサイズ・チェックのおかげかも
スタイル・アップレッスンの生徒さんにも、私がお薦めするのは「ダイエット」ではなく、「シェイプ・アップ」。体重の軽重よりも大事なのはボディ・ラインだと思うんです。ウエストを細くすることばかり考えてヒップは「潰れた逆さハート型」とか、脚を細くすることばかり気にしてトルソーは「洋梨型」とか、美しくないですよね。バランスが大事だと思います

アンサンブル・ジュニアへの手紙
先週のレッスンからバレエ用語について。
1.ドゥシュー;dessus=上に、表に
2.ドゥスー;dessous=下に、裏に
5番ポジシオンで考えてみましょう。
パ・ファイイ(pas failli)
右足前5番ポジシオン・クロワゼから真っ直ぐに飛び上がり、空中で身体の向きを変えて、エファセに右足で着地します。はじめからエファセの方向に飛び出してはいけません。それでは「シソンヌ」になってしまいますよ。
ファイイ・エ・アッサンブレ(failli et assemblé)
ファイイとアッサンブレとが一つにつながった動きです。
etは英語の「and]です。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

低血圧の朝は…

2008-11-01 11:31:27 | Weblog
低血圧だから朝起きられないとか、ぼ~っとして頭が働かないとか、食欲もないとか、よく聞きますよね。実は、私も低血圧です。朝はどうしているかというと…。
まず目覚ましを止め、布団の上で思いっきり「伸び」をします。足許はかかとで壁を押し返すように、両手は頭上に伸ばし背骨と背骨の間隔を全部広げるようなつもりで「グググッ」。次に500mlペットボトルのミネラルウォーターを半分飲んで、カーテンと窓を開け、残りのミネラルウォーターを飲んでから、お味噌汁を作り朝食の支度。毎朝軽い空腹状態で目覚めるので、しっかり朝食を食べるんです。今は雑穀ご飯にハマッています。ご飯とお味噌汁と梅干、海苔、塩こんぶ、それにちょっとしたおかずです。炒り卵だったり、秋刀魚蒲焼の缶詰と青野菜を炊き合わせたり、夕べのおかずの残りとか。朝食のパターンが決まっていると仕度の手間がかからないから「今日も元気だ、御飯が美味いっ!おかわりっ!」と毎朝こんな感じです。自分でも本当にこれで低血圧なのかと疑ってしまうのですが、測ってみると、数字は低血圧なんですよね、不思議
目覚めてまず最初に水を飲むのは、眠ってる間に体内の水分量が減って血液が濃くなっているような気がするからです。まず水を飲んでからトイレに行って出し(うっ、ごめんなさい)、出した分と同じくらいもう一度水を飲みます。こうすると血液の水分量が安定するような気がするんですね。水を飲むことでしっかり目が覚めるし、お腹も元気に動き始めますよ。
朝食の御飯はいつも2膳です。お茶碗の大きさは、夫婦茶碗でいうと大きい方。ジュニア用みたいな小さいお茶碗だと、多分、4膳は食べると思います
朝食をしっかり食べるから朝から身体の動きも機敏だし、それに、水を良く飲むおかげで血液中の水分が安定しているせいか、身体の動きがスムーズ、つまづいたりよろめいたり、なんてほとんどありませんよ。
朝食をしっかり食べることのもう一つの利点は、お腹が満ち足りているので、イライラカッカしない、ということかな

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする