アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

ちょっと反省…♪

2014-03-28 09:12:38 | Weblog
ちょこちょことではあるけれど、がま口を作り続けている。

               

テキストに載っているとおりにタバコ入れを作ってみた。
表地と裏地は同じ薔薇の花柄が微妙に違う。こういう取り合わせが上手くいくと嬉しい。
ふぅ~ん、ふぅ~ん、といろいろ考えを巡らせていたら、時代劇で稀に見かける三巻とか煙草入れ、財布などが浮かんだ。
ふぅ~ん、和物の布地ってのも面白いわよねぇ。
もともとがま口ってのは日本のものなんだし…。
ねぇ…。
ま、三巻なんぞは今の時代では使わないだろうけども…。
あ、名刺入れ、なんかどうかな…。

          

古い大島紬の端切れを手に入れてきて作ってみた。
表はあえて柄を横にして、口金をゴールドにしてみたらちょっとオシャレな感じに出来た。

          

表地は大島、裏地は手持ちの綿プリントの端切れ。L字型の口金を付けてみた。
面白いけどちょっと使い難いかな…。

               

表地も手持ちの綿プリントの端切れ。この端切れは柄の出方が面白いのでいくつか買ってある。
この縦型はピルケース代わりにしたり、ちょっとした小物入れにしてもいいかもしれない。
…………………………
それにしても…、と今気付いた。
写真に味も素っ気もないなぁ。
なんだか下っ手糞な証拠写真って感じ。
もうちょっと彩りが欲しいものだ、とつくづく反省しております
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歩きましょ…♪

2014-03-26 10:09:23 | Weblog
「はい、それじゃぁパンプスに履き替えて下さいな
昨日は第4火曜日でしたから、スタイル・メイク エクササイズの後半はウォーキング・レッスンです。
まずはゆっくりナチュラル・モードで、メグちゃんから。
鏡に向かって立った彼女、
「う~ん、脚が長くならないかなぁぁ…」
な゛に…っ
脚を長く、なぁ…。
「そのレギンスの裾をね、少し脹脛のほうに引き上げてごらん。しっかり足首が見えるように」
ほら、見た目の印象が変わるでしょ。
「わぁぁぁ~、ほんとだぁ、脚が長く見える~
と一同どよめき。
人それぞれ身長も骨格も違うから、その人をキレイに見せる丈もそれぞれってこと。
はい、歩きましょう。

う~ん、悪くはないが、左がちょっと落ちやすいねぇ。
はい次、ヤエさん
ヤエさんはウォーキング・レッスンはまだ3回目だからね、一歩一歩確認しながらゆっくり歩きましょう。
踏み出す足はカカトから着地。お膝が曲がらないように気を付けましょう。
カカトが床につくのと同時に体重をその脚の上に移します。後ろに残った足の上には体重を残しません。
後に残した脚の膝を軽く緩めて引き寄せます。
引き寄せた脚を前に伸ばすときに、体重が載っている脚のお膝が曲がらないように気を付けましょう。
トルソーが左右に傾かないように真っ直ぐに支えましょう。

はい、どうぞ

ふむふむ…。
トルソーが傾きやすいのと体重の移動が遅れちゃうこと、一歩踏み出すときに軸のお膝が曲がる、そこに気をつけないとね。
せっかくキレイな脚をもってるんだからお膝が曲がるともったいない。
はい、それじゃメグちゃん、クロス・モードでどうぞ。

う~ん、やっぱり左の踏み込みのときにガツン と落ちるねぇ
「あのね、左の肘を上げて手を頭の後ろに置いて歩いてごらん」

ほぉら、いいじゃないのぉ、足音が左右揃ってるでしょ
「おぁぁぁ~、さっきとトルソーの感じが全然違ぁう
そうね、左側のトルソーを引き上げてるからね。
ウォーキング・レッスンで大事なのは、自分の歩き方の癖を知ること。
その癖を丁寧に修正していけばキチンとキレイに歩けるようになります。
桜の開花宣言も出されました。いよいよ春到来です。
お洒落して颯爽と街を闊歩しましょうよ。軽快に、スマートに
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ニューフェイス登場…♪

2014-03-24 08:58:28 | Weblog
センター・レッスン。
バットマン・タンジュのあとエシャッペとルティレ-ルルヴェのシンプルなアンシェヌマンの練習。
右脚後ろ5番ポジシオンから→エシャッペ→エシャッペ→右脚ルティレ-ルルヴェ-パッセ→左脚ルティレ-ルルヴェ-パッセ⇒…………
う~ん…、順番は合っている…、数も合っている…、でもなぁ…
「全体が常にバウンスというか微動してるねぇ、二人とも…。もっとこう、ストロボ撮影みたいに一つ一つのパをスパッ スパッ と決めるような動きが欲しいんだよねぇ」
「ぬぅぅぅん…
ほれ、もう一度やってごらんなさい、と音楽を流す。すると…。
確かに二人とも1回目よりは一つ一つのパが粒だってはいる、いるが…、だがしかし…、
「そぉんなにガッツガッツ力を入れてたら疲れちゃうでしょ 力任せってのはありえないわよぉ…」
「たはははは…
さて、それではグリッサードとピケ・アラベスクのシンプルなアンシェヌマンを練習しましょう。
右脚後ろアティチュード・ア・テールがプレパラシオン。
右にグリッサード→ピケ・アラベスク→左にグリッサード→ピケ・アラベスク→右にグリッサード→ピケ・アラベスク→パ・ドゥ・ブーレ→4番ドゥミ・プリエ→ルティレ-ルルヴェ→右脚後ろアラベスク・ア・テール・クロワゼ-ドゥミ・プリエ

まずはゆっくり順番の確認。ついでカウントの確認。音楽を聞きながらマーキング。
はい、音楽に合わせてどうぞ

あぁらぁぁぁ…
グリッサードのあとピケ・アラベスクは落ち着いて。カカトを床につけてはいけません。お膝を曲げてから伸ばすのもいけません。針のようにピン と伸ばした脚でピケしましょう。
グリッサードのあと上体が落ちて背中が丸まってはいけません。きちんと胸を引き上げましょう。
「あのね、右にグリッサードするときは上手の方に意識を残して…、左にグリッサードするときは下手に意識を残す…そんなイメージよぉ」
はい、もう一度どうぞ

あぁらぁぁぁ…
いいのか、それでぇ
ずわんっっとグリッサード→ちょんっとピケ・アラベスク…、それでバレエといえるのか
「ダメです…
あぁ、これは…。
こんな風に動きたい、こんなピケ・アラベスクをしたいと思えるだけのイメージがまだないのかもしれないな、たぶん…
それならば、ちゃんと見せておかなくちゃね。
たとえばほら、こんな風に、とアンシェヌマンをやって見せる。
「あぁ、アラベスクを見せたいんだなってわかります」
おし。どのポジシオンのときに自分が一番キレイに見えるのか、もっと自分に興味を持って下さいね。
さて続いて《アンチエイジング・レッスン》
体験希望の男性が1名いらっしゃいましたので、メグちゃんにはモデルとしてレッスンに参加してもらいました。
腹式呼吸から腰回りや腿のストレッチまでメニューごとにメグちゃんの身体を使って(?)説明。
体験の方のサポートについてあげながら、ときどきはレギュラー・メンバーのサポートも。
あ、ミスターМ、骨盤の位置がちょいとズレてますよ、と腰と膝を支えてストレッチのお手伝い。
てててて…
うん、それでも随分キレイに膝裏が伸びるようになりましたねぇ
体験のI氏、フロアでの動きを見る限りは、ご自分で思っていらっしゃるほどには身体は硬くないですよ。丁寧にエクササイズを続けていけば身体が解れるのにそんなに時間はかからないでしょう。
バーを使ったエクササイズは初めてだとちょっと戸惑うこともあるでしょうけど、それでもI氏、身体に悪い癖がない。慣れればスムーズに動けるようになります。
バーのあとは膝タッチ&カカトタッチ。
まず説明をしながらゆっくり、ついで音楽に合わせてゆっくり、後半はレギュラー・テンポで
「おぉぉ、こんな動きは初めてだ」
そうですよね、日常やらない動きですからね。
ではレギュラー・メンバー&メグちゃん、クロスでやってみましょう
もうはじめからオンテンポでいきますよぉ

はい、全員パーフェクト よく出来ました
最後に脚を伸ばして座って、股関節から脚を外旋させたり足首を伸ばしたりするストレッチと運動神経の刺激を兼ねたエクササイズ。
まず右脚から膝を横向きに→足首を伸ばす→膝を上向きに→アキレス腱を伸ばす→次は左脚…………、とみんなで一緒にゆっくり練習。
そして
「はい、では右脚は外旋から、左脚は足首のストレッチから、逆の動きを同時にいきますよぉ
「…え゛…
「わけがわかりませんっ
ん、はじめてだからね。でも必ず出来るようになりますよ
「こういう場所って普段入れない所だから非日常感がありますね」
I氏
非日常的な空間でエクササイズするのも気分転換になっていいものだ、とレッスンを気に入って頂けたようでした。
これからの進化が楽しみですよね
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浅草橋散歩…♪

2014-03-20 09:34:14 | Weblog
昨日は友人を誘って浅草橋に出かけました。
がま口の口金を専門に扱っていて小売もしてくれる問屋さんに行きたかったし、ビーズや天然石、その他手芸材料の専門店なども覘いてみたかったしね。
ま、私は編み物もするし、シルバーアクセサリ―も作るし、ビーズアクセサリーも作る。
でも今ハマッているのはがま口作り。

               

先日買ってきたテキストの付録キットでがま口を作ったあと、テキストを見ながら作ってみた。
これでハマッてしまった感じ。もっといろいろ作りたいゾ

          

オーソドックスなハマグリ型のがま口。
内側は柄違い。がま口って内と外とで柄を変えられる、こういう所が楽しいわね
このハマグリ型は、昨日付き合ってくれた友人にプレゼントしました
さて、浅草橋の駅で待ち合わせをして、まずは口金の問屋さんへ
時代を感じさせる店の中は常連と思しきお客さんたちで賑わっている。
壁際の棚にびっしり並んだ箱から必要な品物を手慣れた様子で選び出す人あり、別の壁際に並べられているキット類を選ぶ人あり、店員に専門的なオーダーをしている人あり。その場その場で店員さんが納品書兼領収書のような伝票を記入して会計をしていく。レジはない。
ほぉぉぉ…
初めてのことなので知ったかぶりをしたって詰まらない。手の空いた店員さんにあらかじめ調べておいた型番やサイズを伝える。
「はい、じゃただ今在庫をとってまいりますね
わぁぁ、なぁんか良い感じぃ
手書きの伝票を貰って会計を済ませ、品物を入れたレジ袋を貰って店を出る。
ランチはどこにしましょうかねぇ、とのんびり歩いていると友人が
「中華か…、洋食…、あ、洋食のお店がありますよ…」
「お、いいんじゃない、日本の町の洋食
「あ、いや…、西洋の洋食です。どこの国かわからないけど
ほぉぉん。
彼女が調べてきた住所を尋ねていってみたら定休日でした
下りているシャッターにフェルメ、ウーヴェルトと書いてあったから、あれはフレンチじゃな。
で、通りかかった喫茶店兼町の洋食屋のような店に入ってみた。
こぉれが大正解
日替わりのランチセットは煮込みハンバーグ。同じく日替わりのサラダとスープとコーヒーまでついて¥850
これが美味しかったぁぁ。スープが豚汁だったのもなんだか嬉しい
満足満足と店を出て、またいろいろなお店を覘く
手作り派の間では名の知れたビーズ専門点やパーツ専門店でちょっと買い物もした。
ちょっとガード下あたりも見てみましょうよと歩いていると…わぁぉ~~
「ね、ね、アレ見て、アレ見て
ん?っとそちらを見た友人。次の瞬間、二人揃って大爆笑
軒に下がった大きな提灯に
『豚野郎』
と書かれているのです。実態はラーメン屋でした。
それにしても肉食系のお店が多いね。
肉食堂とか肉酒場とか…、それととんかつ屋も結構あるのね。
老舗の問屋にアクセサリー材料の華やかな店、人形専門店が軒を連ねるそこかしこに肉食の店。
浅草橋、面白い街ですね。
また来ようね、と二人とも気分はウキウキでした。
どのみちまた行くことになるのだ。
この友人、なんたって器用でなにをやっても玄人はだしなんですもの。必要になるものはいろいろあるわよね。
さ、私も負けずにがま口作りに勤しもう

               

おむすび型とまちをつけてふっくらさせたコインケース。この二つは先週作ったものです。
以上、がま口作りと浅草橋散歩のご報告でした
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何故に…♪

2014-03-17 08:29:31 | Weblog
「じゃぁねぇ、4番ドゥミ・プリエに入った瞬間にタン・ルヴェで跳び上がってごらん」
1&2 ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→3&4番 ドゥミ・プリエ→タン・ルヴェ
いくよ、とカウントを入れてあげる。
「…っ、おそい…」
ほれ、もう一度。1&2→3&4…。
「おそい…っ」
「ぬ゛ぅぅぅ…
あのね、重心の移動、つまり骨盤の移動が遅れてるのよ。
ポワン・タンジュからア・テールしてプリエしたあとで骨盤を移動してくるんじゃ遅いの。
考え方を変えてごらん。骨盤が先に移動するからア・テールになるしプリエも出来る。そんな風に考えてごらん。
じゃ、もう一度。1&2→3&4…。
そうそう、そのプリエ、そのタイミング、いいわよぉ
そのあとバットマン・デガージェ、そしてロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テール。
最後のプリエとカンブレの部分にグラン・ポール・ドゥ・ブラを組み入れたのでまず見本を見せる。
「いい?この動きはね、プリエする軸脚の上にがっつり重心を載せておかないとぉ…、動作脚の方に重心がズレていくと、戻ってこられなくなるからね… 終いにはスプリッツするしかなくなるよん
後から二人の様子を見ていると…、おぉぉ、ちゃんと戻ってこられたねぇ
はい、それではストゥーニュの練習をしましょう
5番ドゥミ・プリエ→右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→右脚後ろ5番シュル・レ・ポワント→ストゥーニュ・アン・ドゥオール→5番ドゥミ・プリエ→右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→右脚後ろ5番シュル・レ・ポワント→ストゥーニュ・アン・ドゥオール→5番ドゥミ・プリエ→右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→右脚後ろ5番シュル・レ・ポワント→ストゥーニュ・アン・ドゥオール→5番ドゥミ・プリエ→右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→右脚後ろ5番シュル・レ・ポワント→ストゥーニュ・アン・ドゥオールの2分の1回転⇒
はい、音楽に合わせてどうぞ

う~むメグちゃん、上半身が振られてるなぁ。
あらぁヤエさん、何度も足踏みしちゃだめよぉ。
「細かく足を踏みかえながら回転するのは、それは“パ・ドゥ・ブーレ・スウィヴィ”のアン・トゥールナン。まったく別のパ」
二人とも重心の移動が分かってないワケね
じゃぁ、よぉぉぉっく見ててね、とゆっくりゆっくり分解した動きを見せる。
「右脚後ろのシュル・レ・ポワントからまず半回転、その間は両足の上に均等に重心が載っているの…、そのまま両足に重心が載ったまま回転を進めるとロックが掛かる…、だから後ろ側の足の上にわずかに重心を移して前の足を浮かして腰をきる…そうすると残りの半回転をスムーズに回れるの」
ほれ、メグちゃん、ゆっくりやってごらん。
「…半回転は両足の上に……後の足に少し…前を浮かして……腰を……?……腰をきるって…?」
「ん、見えない力で腰骨をぽぉんと押される感じ、回転する方向に…」
と腰を押してあげると、ツイっと半回転がすすんだ
こうして繰り返し繰り返しストゥーニュの練習をしたので、二人とも目が回ってしまったままだったのかもしれない
センター・レッスンのバットマン・タンジュのときに、大変なことが起こりましたぁ
最初のバットマン・タンジュ・アン・クロワから後半のストゥーニュ・アン・ドゥオールまでは1動作を2カウントで、最後のドゥミ・プリエ→ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→5番ドゥミ・プリエ→シュススーの部分は1動作を1カウントで、という構成なんだけどぉぉ…
二人とも1動作を2カウントから1動作を1カウントへの切り替えに混乱してしまって、何度見本を見せても、カウントを説明しても混乱は収まらず…
そうなると私も、何故分からないのかが分からないのよね
ま、そんな時もあるわよね。
最後のグラン・アレグロはキレイに跳べたから
続いて《アンチエイジング・レッスン》
昨日は腹斜筋のトレーニングのつぎの腹筋運動を変えて見ました。
仰向けになって腿から膝までが90度になるように両脚を上げ、膝から爪先までが水平になるように上げます、これが準備のポジシオン。
このポジシオンから膝下が下がらないように水平を保ったままゆっくり膝を伸ばします。膝の角度が160度くらいになるまで。
「おぉぉ、キツいな、これ…
そうでしょ お腹全体に効くでしょ。
だから、こうしてね、とヤエさんの脛のうえにウォーター・マグをのっけて上げた。
「コレが足首のほうにズリ落ちないように脛を水平に
途端に彼女の動きがゆっくりになる。そうそう、そうやってゆっくりやると効果が高い。
ほらね、とミスターМの脛の上にものっけて上げる。
「おぉぉ、こぉれは……
効くでしょ
体幹のバランス力強化のエクササイズをした後、腹筋&背筋から腕まで上体全部に効果のあるメニューを。
これはミスターМのお気に入りメニューで、コレをやった後は首の後ろや肩周りがスッキリするんですって。
バーを使ったエクササイズでもゆっくり立位前屈をしていくときに様子を見ていると、ミスターМは先週よりもさらに首の後ろが良く伸びるようになって前屈が深くなっている。ちょいっと指先が床に付くようになったのもそのまま維持出来ているしね
最後の膝タッチ&カカトタッチ
昨日は初めからオン・テンポそしてクロスまで一気に続けてみましたが…。
大成功~良く出来ましたぁ~
これから暖かい陽気に変わっていきますから、ますます身体が伸びやかに動きが良くなることでしょう。
来週のレッスンが楽しみですね
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麗しきアームス…♪

2014-03-14 10:08:01 | Weblog
《大人のバレエ》クラスは昨日も高校生組がそれぞれの都合でお休みで、ユキさんカイトさんとのレッスンでした。
バー・レッスンの最後に先週練習したストゥーニュの練習。
まずは先週と同じアンシェヌマン、
アン・ドゥオール→アン・ドゥダーン→アン・ドゥオール→バットマン・タンジュ⇒……
を練習してみる。
うん、ちょいとしたヨロメキはあるものの、順番とシュル・レ・ポワントはちゃんと出来ている。
ちょっと変えてみよう。
アン・ドゥオール→アン・ドゥオール→アン・ドゥオール→アン・ドゥダーン
片側だけ。
右側が終わったら一度音を停めて、改めて左側を練習。
う~ん、ちょいと惜しいねぇ
「あのぉ…、“後ろ”が3回、“前”が1回ですか?」
「まぁ、カタチのうえではね。でもきちんとアン・ドゥオール、アン・ドゥダーンで覚えていかないと…。同じく右脚が後ろでも、左脚基準で考えたらアン・ドゥダーンってことでしょ」
「あ、そうか、そうだ…、わっかりましたぁ
せっかくの大人二人のレッスンだから、この機会にぜひともやっておきたいことがある。
それはポール・ドゥ・ブラ、つまりアームスの動きとポジシオンを正確に身に付けること。
カイトさんが長~~いブランクの後レッスンを再開してまる3か月。今のうちにイケナイ癖を取ってしまえばのちのち楽になる。
ユキさんにとっても一層のブラッシュ・アップのために必要なこと。
まず、アン・バのポジシオンの練習。
肩から指の先まで、腕がどんなラインを描くかを丁寧にチェックしながら形を作っていく。
それが出来たらアン・バの腕のラインを崩さないように注意しながらアン・ナヴァンに引き上げる。
肩から人差し指までのライン、肘の角度、手首の角度などさらに細かくチェック。
そこからアン・オーに引き上げる。顔の周りに大きな美しい額縁を置くように。
「あのね、このアン・オーのポジシオンと最初のアン・バのポジシオンとをそれぞれ写真に撮るとするでしょう。その写真に写った肩の部分を合わせてアン・オーの写真を下向きに重ねたとするわね。そのとき、アン・オーとアン・バの腕のラインがぴったり一つになる。そんなイメージよ」
「……、…、わかった、わっかりましたぁ…
では次。ア・ラ・スゴンド。
アン・バやアン・ナヴァン、アン・オーの腕のアウトラインを一切変えない。同じラインを守ったまま両腕を左右に開く。
「いい?ちょっと見ててね」
ア・ラ・スゴンドのアームスのまま、90度前傾して見せる。
「ほら、右の指先から背中を通って左の指先までのラインが大きな弓の形になってるでしょ これがア・ラ・スゴンド」
「…………」
そう、ア・ラ・スゴンドは難しい。
ただ身体の横に腕を上げればよい、というポジシオンではない。
実は、人間の腕の自然な形に反したポジシオンなのよね
どこがどう、とそれを説明することは出来ますが、その説明を聞けばすぐにそのラインを作れるというものでもないので、とにかく何度でも鏡を見ながら自分のラインを探すのが一番。
大体のポジシオンが分かったところで、音楽に合わせてポール・ドゥ・ブラの基本の《基》を練習
バレエというとどうしても脚が高く上がるとか、たくさん回転したとか、ジャンプが高いとか派手な部分に目がいきがちだけれど、私はポール・ドゥ・ブラが最も大切だと考えている。ポール・ドゥ・ブラが正確で美しければ、しっかり身体を支えることが出来、それは正確な動きを生み、そして豊かな表現に繋がる。
白鳥を踊るバレリーナの腕がしなやかに揺蕩うように動くのは、鍛え上げた筋力と身に付いた正確なポジシオニングがあればこそ出来ることである。
もしもその白鳥の腕がキコキコキコと動いたなら、その時点でそれはバレエではない。
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アタマの血流も良くしなくちゃ…♪

2014-03-12 09:10:17 | Weblog
「ヤエさんは来ますかね?」
「ん?あ、今日はお休み、メール貰った」
それじゃぁ、とメグちゃんが人数分のマットを広げてくれる。
さて、レッスン開始。
メグちゃんをはじめトモコさんユウキさんも、もうエクササイズのメニューはあらかた憶えているから、展開が早い。
仰向けでの腹式呼吸からグラン・バットマンまで一気に進める。
横向きで右サイドのエクササイズが終わって、次は左サイドに向きをかえ膝を曲げてイン→アウトの練習。
……あれ………?
「1回多かったな…
「カウントがちょっと…。ウラのカウントになってたような…
そうか、そうか、修正、修正。
「ぬふふ…ウラのカウントが分かるようになったのぬぇぇぇ~
「は、いやぁぁぁ…
体幹のバランス力強化のエクササイズや腹筋運動をして、後半の首や肩のストレッチ。
そして、大胸筋や三角筋のストレッチや腹筋・背筋など上半身全体に効果のあるメニューを。
正座して上体を床に倒し、両腕を頭の上にしっかり伸ばす→腕をさらに前に押し出すイメージで掬い上げるようにゆっくり上体を起こしていく→上体が起きたら両腕を後ろに引ける限り引いて小指と小指をくっつける→両腕をゆっくり斜め後ろに開いて下ろしていく→肩甲骨を真ん中に寄せる
8カウント×3でゆっくり動きます。
腕を高く引き上げた後両手の小指をくっつけるように手のひらを裏に返すことで二の腕のシェイプ効果もあります。
さぁて、そろそろ。
「トモコさん、腰から巻き上げるように起きるんじゃなくてね、背中をもっともっと伸ばすように腕を前に指し伸ばして起きるのよ」
と横についてサポートして上げる。
「うけ…っぬぅぅぅ~
いつもよりずっと時間を掛けて彼女が上体を起こす。
「ね 今までと感じるものが違うでしょ」
「キツかったですか?」
「ん~もう、はじめの30センチくらいはなかなか上がらない…
こうやってね、とみんなに横から背中のラインが見えるように座って見本を見せる。
「はぁぁ…なぁるほどぉ…
じゃ、みんなでやってみましょう
4回目が終わったときにはみんな、一日分の運動をやりきったみたいな表情になっちゃった。
「運動不足になりそうなときにはね、このエクササイズを4回くらいやっとけば、上半身全部のトレーニングになるからね。あとはアキレス腱のストレッチくらいやっとけばとりあえずは全身運動になるからね」
最後に日曜日のクラスでやっている膝タッチ&カカトタッチを
このメンバーはクロスから始めても大丈夫だわね。
ホップ→右手&左膝→ホップ→左手&右膝→ホップ→右手&左カカト→ホップ→左手&右カカト⇒…………
うん、うん。さすがに順番が狂うことはないわねぇ
こういうちょっとした運動もアルツハイマー予防に効果がありますから、楽しみながらやりましょうね
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イケメンがやってきた…♪

2014-03-10 10:06:41 | Weblog
センター・レッスン
バットマン・タンジュとタン・ルヴェの練習をしたあと、先週練習したグリッサード・シュル・レ・ポワントを。
「クロワゼからアン・ファス、そしてクロワゼ、方向が変わるところを正確に。それからシュル・レ・ポワントとドゥミ・プリエそれぞれをしっかりと」
アームスはドゥミ・プリエのときにはポワン・タンジュする脚と同じ側がアン・ナヴァン、シュル・レ・ポワントでは両方のアームスでアン・ナヴァン。
はい、音楽に合わせてどうぞ

あらら…、ヤエさん、アームスは…?
「あぇぇ~…
これこれ、メグちゃん、ドゥミ・プリエに下りたときに重心がズレてる…。
「ぬぅぅぅ~ん…
シュル・レ・ポワントを素早くと焦ってるから、ドゥミ・プリエに下りたときにポワン・タンジュした足の上に重心が載っかってるよ。
ポワン・タンジュ-ドゥミ・プリエとシュル・レ・ポワント、パは二つだけ。それぞれしっかり区別してね。
はい、もう一度

わわわ…、ヤエさん、慌てない慌てない、きちんとシュル・レ・ポワントに立って。
れれれ…、メグちゃん、トルソーを振り回してるだけになっちゃってるなぁ。
あのね、とグリッサード・アン・トゥールナンを回って見せる。
「今練習してるグリッサード・シュル・レ・ポワントが発展してこうなるの。きちんとシュル・レ・ポワントが出来上がってから回転をかける。そのために素早くシュル・レ・ポワントに立つ練習をしてるのよ」
「う~~ん…
はい、ではシソンヌの練習をしましょう。
右脚前5番エファセから。
シソンヌ・フェルメ→シソンヌ・フェルメ→シソンヌ・ウーヴェルト→パ・ドゥ・ブーレ→左脚前5番エファセ⇒
シソンヌ・フェルメのアームスは1番アラベスク
シソンヌ・ウーヴェルトのアームスは軸脚側がア・ラ・スゴンド、動作脚側がアン・オー(=エファセの3番)
では音楽に合わせてどうぞ

う~ん、二人とも跳べてはいるけどねぇ…
メグちゃんはウーヴェルトのところでプリエを大事に。
ヤエさんはアームスの大幅な修正が必要だねぇ。
ポール・ドゥ・ブラをしてレッスン終了。
続いて《アンチエイジング・レッスン》
ミスターМから少し遅れると連絡があったので、カヨさんヤエさんと先にレッスン開始。
腹式呼吸が終わったところにミスターМが到着。彼と共にヤングYがやってきたぁぁぁぁ
ヤングYは着替えを用意してこなかったらしく、デニムの腰パンのままレッスンに参加。
まずは腰回りのストレッチから。
順番を説明しながら横にいてサポートをしてあげる。そして
「ふふふふふ…、かたぁぁぁぁい…
「なんじゃ、そりゃ」
まるでラグビーか柔道の経験者のような体格のヤングY
こぉれは柔らかくし甲斐があるなぁ
あ、体幹のバランス力もちょいと足りないね。そのままで30歳過ぎると腰痛になるリスクが大きいわよ。
ではバーに掴まってエクササイズしましょう
ゆっくり膝の屈伸から。途中で両腕を頭上にあげたまま体幹のツイストをする。
「んげぇ…
ほれ、しっかり腕を上げて
ヤングYが面妖なポーズになっている横で、ミスターМがスゥゥ~っとツイストして腕を広げていく。
おぉぉ、いいねぇ
そして立位前屈。ヤングYよりもミスターМの方がちょっと深く前屈してる。やっぱりエクササイズを続けてきただけのことはあるわよねぇ
と褒めていたら、もう一度前屈してみたミスターМの指先がヒョイと床についた。
うん、うん。首筋の力を抜く感覚が分かってきたみたいですねぇ
最後にいつもやってるアルツハイマー予防のための膝タッチ&カカトタッチ
まずは初めてのヤングYのためにゆっくり説明しながら練習。
そして音楽に合わせてはじめはゆっくり、後半はオン・テンポで
ヤングYもそこそこノレている。
ではクロスでやってみましょう。
前半はゆっくり、後半はオン・テンポ。
「… はい、後ろで右と左 左と右
と声をかけてあげる。
ミスターМが余裕でクリアー
はい、お疲れ様でした
ガツガツグイグイやるのがトレーニングだと思っている若い方にはちょっと物足りない感じのエクササイズかもしれないわね。
でもね、たまにガツガツやるよりも、軽い負荷で長く続ける方が効果は大なのよ。
30歳を過ぎると年に1%ずつ筋肉は減っていく。
筋肉を減らさず、できれば増やしていくエクササイズをすることが大事なのです。
ヤングY、また来てね~~~
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夜景…♪

2014-03-08 09:43:54 | Weblog
昨夕はさる団体の記念式典に出席させて頂きました。
会場はプレスセンター・ビル内の日本記者クラブ。
自分の人生で日本記者クラブに足を踏み入れる機会に恵まれようとは、つい先日まで考えたこともありませんでした。
それよりもなによりも、霞が関という地域自体、私には無縁の場所だと思ってましたもの。
だから、霞が関の駅構内でちょっとだけ迷って会場に到着。
明るく穏やかな雰囲気の中で式典は進められ、後半の立食スタイルのパーティへ。
他所の会合等で面識を得た方々とご挨拶を交わしたり、新しく面識を得た方々と自己紹介をし合ったり、さらにさまざまなお話を聞かせていただいたり、と賑やかな時を過ごしました。
そしてパーティがお開きとなったあと、同じグループに属する方々と2次会へ。
席についてまず目を奪われたものは

               

夜の日比谷公園を見下ろす内幸町から霞が関の夜景です。
日比谷公園の暗がりを舞台面だとするなら、煌々と明かりを零す周囲のビル群は舞台背景、舞台装置というところでしょうか。
ふと、この装置でどんなバレエが創れるだろう、と少し気持ちが揺れました。
それにしても夜景を楽しむなんて何年ぶりのことかしら。
昔々のその昔、地方公演の折々に長崎や神戸、函館などの夜景を楽しんだこともあったけれど…。
この夜景を見に誰かを誘ってみようかな、そんなことも思った楽しいひとときでした
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ストゥーニュの秘密…♪

2014-03-07 09:50:39 | Weblog
昨日のカルチャーセンターのクラス《大人のバレエ》は、高校生組二人と大人一人がお休みで、ユキさんカイトさんの二人のレッスンになりました。
昨日は二人にきちんと教えたい事、覚えて欲しい事があったの。
バー・レッスンの後半。
「先週までストゥーニュの半回転を練習したけど、じゃぁ今週は1回転を練習しましょう
「ほぉぉぉ…」
まず確認。
アン・ドゥオールは外への回転。糸巻から糸が引き出されていくイメージ。
アン・ドゥダーンは内への回転。糸巻に糸が巻き取られていくイメージ。
とアタマでは分かっていても、アンシェヌマンになると咄嗟のときに戸惑うことも多くなるよね。
だからちょいとしたコツ、考え方のコツのようなものを教えましょう
鏡の方を向いて両手バー、右脚前5番ポジシオン。
ドゥミ・プリエ→右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→右脚“後ろ”5番シュル・レ・ポワント
「ここからアン・ドゥオールで回転する場合はどっち周り?」
「…右…後ろ側の脚の方…」
正解です
では次。
ドゥミ・プリエ→左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→左脚“前”5番シュル・レ・ポワント
「ここからアン・ドゥダーンで回転する場合はどっち周り?」
「…右…後ろ側の脚の方…」
正解です
じゃぁね、鏡に映る私の脚を見ていてね。
右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドから右脚“後ろ”5番シュル・レ・ポワントと左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドから左脚“前”5番シュル・レ・ポワント。
「同じポジシオン、同じ5番でしょ、どちらにしても右脚後ろ
「… そうだ、同じだ… …そうかぁ…」
そう。動作脚(=ポワン・タンジュする脚)を前にするか後ろにするか、それだけの違いでアン・ドゥオールかアン・ドゥダーンかの回転方向が決まるの。動作脚を前にすればアン・ドゥダーン後ろにすればアン・ドゥオール
どちらにしても“後ろ側の脚”の方にしか回転はかけられない。前側の脚の方に回転しようとすると
「…あ、回れない…
そう。途中でロックがかかる。
「慣れないうちはね、とにかく“後側の脚の方に回転”と覚えておくといいわね。ま、動作脚を前にするか後ろにするか、そこを間違えちゃったら終わりだけどね
「すっっっっごぉく良く分かった…、すぐに出来るかどうかは別として…
うん。まずアタマでしっかり理解することが大事。アタマで理解したうえで練習を重ねれば、スグに身体はついてくる
というわけで、センター・レッスンではほとんどのアンシェヌマンにストゥーニュ・アン・ドゥダーンを組み入れました
ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドした動作脚を5番ポジシオン・シュル・レ・ポワントに引きつけるスタイルのアン・ドゥダーンと、ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドした動作脚の方にグリッサード・シュル・レ・ポワントするスタイルと2種類。
二人とも、9割5分の確立でよく出来ましたぁぁぁ
最期に、ソレ、シャンジュマンとルティレ-ルルヴェのアンシェヌマン
カイトさん、今週は左側のときのアームスのポジシオン、修正出来てるかな?

う~ん、惜しいねぇ。後に引いた脚と同じ側のアームスがアン・ナヴァンだよん。
「ってことは…、前の脚と反対側のアームスが前…」
そうです。そのとおりです
はい、テンポ・アップしますよぉ。上手に出来たらレッスン終わり。

おぉぉぉ、ちゃんと出来たじゃないの
やったねぇぇ
ストゥーニュ・アン・ドゥダーンを集中的に、というシンプルな、でも楽しいレッスンでした

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日曜日の美女とナイス・ミドル…♪

2014-03-03 09:56:34 | Weblog
バー・レッスンの終盤に先週と同じアンシェヌマンでストゥーニュを半回転する練習。
メグちゃんは重心の位置が安定してきて、半回転が終わってもグラグラしなくなったわね
ヤエさんはまずアンシェヌマンを覚えないとね。他人が動くのを見てから慌てて動くのではカウントも外すし、コントロールも出来ないでしょう
ところでね、アン・ドゥオール=外回り(外旋)アン・ドゥダーン=内回り(内旋)の違いを明確に理解したほうがいいわよぉ。
と、先週の木曜日にカルチャーセンターのクラスでしたのと同じ、糸巻を例にとった説明を。
自分の身体を糸巻の軸と考えて、動作脚を糸と考えてイメージするの。
バー・レッスンのときには、バーの方に回転していくのがアン・ドゥダーン、バーに背を向ける方向で回転するのがアン・ドゥオールだけど
「それだけを判断の基準にしていると…、バーがないセンターではどうする?」
「あ゛…
いまはまだアン・ファスで練習してるけど、いずれクロワゼやエファセの方向で練習するようになったとき、どうする?
「……う~ん……
そのためにはねぇ、どちらの脚が軸脚でどちらが動作脚なのか、瞬間瞬間に判断出来るようになるといいのよ。どちらの脚が軸脚なのかが分かれば、回転の方向を判断しやすくなるでしょ
「なぁるほどぉ…そぉかぁ…」
それともう一つ。左脚を軸脚、右脚を動作脚とします。
「軸脚の“前”に動作脚をおいた5番シュル・レ・ポワントだと、アン・ドゥダーンの方向にしか回れないの。アン・ドゥオールの方向に回ろうとすると、途中でロックが掛かる。同じように“後ろ”においたらアン・ドゥオールの方向にしか回れない。逆に回ろうとするとロックが掛かる」
と、一緒にゆっくり動きながら説明。
「…あ、ホントだ…回れない…」
それでも無理に回ろうとするなら、暴力的に身体を振り回すか、脚を踏みかえるしかないのよ。
「なぁるほどぉ…そぉかぁ…」
センター・レッスンではグリッサード・シュル・レ・ポワントの練習。
これはグリッサード・アン・トゥールナンの基本の《基》なの。
右脚前5番クロワゼから右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン-ドゥミ・プリエ→左脚前5番シュル・レ・ポワント・アン・ファス→左脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ-ドゥミ・プリエ→右脚前5番シュル・レ・ポワント・アン・ファス→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァンクロワゼ-ドゥミ・プリエ→…………
まずはカウントを指定しながら見本を見せる。
カウントのアタマで5番シュル・レ・ポワントが出来上がっていなければなりません。
ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ-ドゥミ・プリエのプリエをしっかり。
はい、音楽に合わせてどうぞ

あぁりゃぁぁぁぁ~~~
よいしょ こらしょ あらよ そらよ ……といちいちシュル・レ・ポワントする脚の動きが見える。
「あのねぇ…、カウント“ワン”のときにはシュル・レ・ポワントが出来上がってるの…。“ワ;右脚”→“ン;左脚”って動きじゃないんだよぉぉん」
ものスゴク大げさに言うならば、;シュル・レ・ポワント”→“:ポゼ”ってくらいに素早く
「…う~~~ん…
「違いは分かる…、センセイの動きと自分の動きが全然違うことはよぉぉっく分かるんです。でも何がどう違うのかが分からない~
ま、動作脚を引き付けるスピードとドゥミ・プリエの一番深い位置に下りきるスピードの差ですな
さて、最後にシンプルなアンシェヌマンでグラン・アレグロを
パ・ドゥ・ブーレ→グリッサード→アッサンブレ⇒パ・ドゥ・ブーレ→グリッサード→アッサンブレ⇒パ・ドゥ・ブーレ→グリッサード→アッサンブレ⇒シソンヌ・フェルメ⇒シソンヌ・フェルメ⇒シソンヌ・フェルメ⇒ルティレ-ルルヴェ⇒5番ドゥミ・プリエ
はい、まずメグちゃん
続いてヤエさん
こらこらこらこらこら…っ。なぁんでそう地べたに長くいたがるかな…。アッサンブレで空中にいる時間の方が長いんだよぉぉぉ。
ほぉれ、こんな風に…と見本を見せる。
「はぁぁぁぁ…」
ほれ、もう一度、一人ずつ。上手に出来たらレッスン終わり。
ほらほらほらぁ…ふたりともちゃんと跳べるじゃないのぉ
跳ぶというのは飛び降りるのではなく浮き上がるのです
はい、それでは≪アンチエイジング・レッスン≫
昨日の腹斜筋強化のメニューは両膝を揃えて左右にゆっくり倒す運動。
「この両脚揃えてのパターンと、先週やった肘と膝を引き寄せるパターンとどっちがキツく感じますか?」
「肘と膝」
「うん、肘と膝のほうがキツいな」
「あ~、でもこの両膝揃えて倒すのも、手のひらを床に張り付けて身体を支えてる感じもする…
なるほどね。
肩周りのストレッチをしたあと、お尻を上げたまま胸を床に付けて腕を伸ばすポーズ。
ちょいと見本を見せる。こうやってね、喉も伸ばしてアゴが床についてね…と。
「んなぁぁ… アゴぉぉぉ いやぁぁ、おでこしかつきませんけど…」
ミスターМ
それで十分ですよ、背中も両腕もちゃんと伸びてますから
肩甲骨が持ち上がったまま固くなってしまうと猫背になりますからね。
肩甲骨をきちんと下せるように、そして脊柱のS字曲線を正しく修正するためにも効果のあるポーズですよ。
「う~ん、確かに肩が楽だ」
バーを使ってのエクササイズの途中で脱力の練習。
頭の天辺を壁に付けて、身体が軽く斜めになるようなスタンスをとる。
そのまま肩や腰をゆらゆらとしばらく揺らす。膝の力も抜いていいですよ。
「自分の身体が柔らかく溶けていくようなイメージで…」
はい、それでは足を肩幅に開いて、ゆっくり前屈をしていきましょう。
「お…っ、ついた…」
ミスターМは指先が床に付きました。
カヨさん
「わぁぁ、いつもよりラクだぁぁ
ストレッチのためには力を抜くことも大事ですよ
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作ってみた…♪

2014-03-02 10:19:22 | Weblog
1ヶ月ほど前、NHKの番組『美の壺』がま口を取り上げているのを見て以来惹かれてしまった。
手先の器用な友人の
「あぁ、昔はがま口を作ったこともありましたねぇ
一言に
「え゛…っ、自分で作れるの…っ
もうだめだ、気になってしようがない。
毎日“がま…がま…がま…がま…”と考え続けていたから、引き寄せちゃったのかも。
昨日、書店に出かけたら、製作キットの付録つきテキストを見つけた

               

付録の箱を開けると

               

布と接着芯、型紙、口金などが入っています。
では早速取り掛かりましょう

               

型紙通りに布を切り、表地には芯を貼りました。

               

表袋と内袋。
我が家にはミシンがないので手縫いです

               

表袋と内袋を繋ぎ合わせて形を整えます。
最後に口金を取り付けて

               

完成です
手のひらに収まる可愛いサイズのがま口。
わぁぁぁい、いろいろ作りたぁぁぁい
と盛り上がるだろうと考えて、布と口金を別に買ってあるのよね
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