アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

TVでローザンヌ・バレエコンクール…♪

2024-06-30 10:30:09 | Weblog
昨日は15:00~、今年2月に開催されたローザンヌ国際バレエコンクールの決選をNHKで放送してました。
書類による健康状態に関する審査・演技のビデオ審査などを経て88人がローザンヌでの本選に臨み、その中から20人が決戦に進出したそうです。
男女ともクラシック・ヴァリエーションの曲目が増えてますね。
<女性>
『フローラの目覚め』よりヘーベのヴァリエーション
『タリスマン』より女性ヴァリエーション
『ドン・キホーテ』よりキューピッドのヴァリエーション
『眠れる森の美女』よりオーロラ姫のヴァリエーション
『海賊』よりギュリナーラのヴァリエーション、メドゥーラのヴァリエーション
『ラ・バヤデール』よりガムザッティのヴァリエーション
『コッペリア』よりスワニルダのヴァリエーション
『ライモンダ』よりライモンダのヴァリエーション
<男性>
『アルレキナーダ』より男性ヴァリエーション
『ラ・フィーユ・マル・ガルデ』よりコーラスのヴァリエーション
『海賊』よりアリのヴァリエーション
『コッペリア』よりフランツのヴァリエーション
『パキータ』より男性ヴァリエーション
『タリスマン』より男性ヴァリエーション
『ラ・シルフィード』よりジェームズのヴァリエーション
『眠れる森の美女』より王子のヴァリエーション
『グラン・パ・クラシック』より男性ヴァリエーション
コンテンポラリー・ダンスの課題曲は男女共通で4作品でした。
決選に臨んだダンサーたちは男女ともに身体的条件に恵まれた人が多かった、余裕でグラン・ア・ラ・スゴンドに脚が上がるし、グラン・ジャンプでも空中で180度開脚は余裕、男性も身体の柔軟性が優れているダンサーが多くなりました。
そんな風に身体の柔軟性が増して高く高く脚が上がるようになっているのは悪いことではないけど、そこには落とし穴が隠されているように思います。
脚が高く上がることを強調したり自慢したくて、ただ見せびらかすように上げた挙句に音楽から外れてしまい修正もしないのであれば、それは踊りではない、つまりバレエではないと私は考えます。
脚が高くあがることは素敵なことだけど、コントロールする・抑制を効かせることが出来てこそのバレエだと思うんです。
解説の山本康介氏も仰ってましたけど、
「多数回の回転が出来る、高く跳べるということに自信を持ち自慢なのは分かるけど、回転しなければ、跳ばなければ何が出来るの、どんな踊りが出来るの、そこが大事なことなんです」
って、本当にそうですね。
ほかにも
「脚の動きに注目されがちだけど、もともとバレエというのは宮廷のダンスから始まったもので、長かったドレスの裾が少しずつ短くなって脚が見えるようになり今に至っているわけですから、本来は上半身の動きや表現力がとても大事なものなんです」
とも仰ってました。
そのこと肝に銘じます、そう思いました…、テレビの前で観ているだけでも得るものは多いです。
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金曜日のアンシャンテ ― いいところが沢山です…♪

2024-06-29 10:07:36 | Weblog
今月の第1金曜日に体験レッスンに来て下さりそのままクラスのメンバーになったYさんと、昨日はマンツーマン・レッスン
体験レッスンのときに彼女の動き方を見ていて、
れは…
と気づいたことがいくつかありました。
その中の一つには彼女自身も気づいていないけど、きちんと理解してコントロール出来るようになれば大きな武器になるものだし、ほかにも💮を付けたいところがあって…。
そんなわけで横に並んで一緒にバーレッスンしながら、
ターンアウトを守ったグラン・プリエは
脚のインサイドをきちんと使ったポワン・タンジュは
ア・ラ・スゴンドのポジシオン、実は…
ルティレのポジシオンとコントロールは
などなど、アンシェヌマンの前に説明したり片側が終わったところで説明を入れたりだったので、バーレッスンにけっこう時間をかけました
センターレッスンではまずポール・ドゥ・ブラの基本の≪基≫を重点的に
私がなぜポール・ドゥ・ブラに拘るのかについても説明しました。
「あ~、そうですよね、どうしても脚の動きにばっかり気を取られて手にまで気が回らないんですけど、手の動きが決まらないとカタチにならないですよね」
そうです、そうです。
一つ一つのポジシオンやポジシオンからポジシオンへの動線などを丁寧に確認しながら、まずは基本の基の基の《基》をやってみましたが、Yさんはほんのちょっとの手直しだけで で、イケナイ癖などはありませんでした
それからバットマン・タンジュのアンシェヌマン
終盤のエシャッペ→エシャッペ→ルティレ-ルルヴェ→5番ルルヴェのところ、
「おぉぉ、良いエシャッペだねぇ
「バーのときに教えて頂いた通りにやろうと思って」
うん、そのコントロールが身に付いちゃえばちょっとしたテクニックもレヴェルアップしますよ。
今回の発表会にはタイミングが合わなかったけど次の発表会の大きな戦力になりそう…、期待しちゃうなぁ…
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またしても変更が必要か…♪

2024-06-28 09:35:39 | Weblog
振り付けの変更をしたあとは全体を流す感じで通してみたり、細かいところを確認しながら練習したり
「両手を上げたまま歩くところと歩きながら片手を上げるところとはちょっとニュアンスが違いますよね」
うん、違う。
両手をあげたままの方は、軸脚の膝に被せるように動作脚をインで引き付けたら、膝下を伸ばすのと同時に動作脚側の腰を前に押し上げる、それから動作脚をロン・ドゥ
歩きながら片手を上げる方は、動作脚のロン・ドゥが終わってポワン・タンジュするのと同時に動作脚側の腰を横に押し上げる
ってことです。
「ん~、いいタイミングでヒョン と腰を動かすのがなかなか…
慣れれば大丈夫よ。
そのあとマリさんが半回転しながら動作脚をインパッセに引き付けてバットマン・デヴロッペする練習を始めたので…。
「気になるから鏡を見るんだろうけど、顔が横向きになるから首に力が入って縮んでるし左側のボディも縮んでるよ」
顔は真っ直ぐ天井を見るように
半回転が終わってプリエのときには右腕を後ろ目に下しておく
バットマンする寸前にもう一段深くプリエを押さえて動作脚の膝を引き上げる
動作脚の腿が下がらないように引き付けたまま膝下をバットマン、同時に両腕を後ろにしっかり引いてバランスをとる
てことなのよね、と見本を見せながら説明。
「…腿を引き上げたまま膝下を…っ …っとぉ…っ
軸脚のカカトが上がらないようにプリエをさらに押し下げるの
う~ん、この動きはバットマン・デヴロッペの迫力がないとナニがしたいのか分からなくなるからなぁ…、ここも変更が必要かなぁ…
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見どころも見せ場もないけど…♪

2024-06-27 09:31:23 | Weblog
バーレッスン終了~
「ねぇ、マリさんて方向音痴?」
「いえ、違います、振り付けなら身体に入ってしまえば大丈夫です」
よし、そうでなくちゃね
アンサンブル作品の中盤の振り付けを変更するついでに、これまでちょっとした違和感があった部分も手直ししたいのよ…、アンシェヌマンそのものは変わらないんだけど左ピケで動いてたところを右ピケに変更、進行方向も一部変わるの。
「大丈夫です
じゃぁソコまでを音で、軽く流す感じでいいから、どうぞ

うん、 です。
変更したいのはその先なのよ…、これまではふたりが交互に斜めに移動するアンシェヌマンだったでしょ、それはやめます。
斜めに移動の直前までピケ-アラベスク→クぺ-プリエ→……のアンシェヌマンを3セットやってたでしょ、そこにね、
ピケ-アラベスク→クぺ-プリエ→デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド-ルルヴェ→ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド-プリエ→シャセ・ドゥ・コテ→シャセ・ドゥ・コテ→5番
とふたりのシンメで続けます。
「5番はどっちになってる?」
「左後ろです」
ん、分かった。
右脚から上手前に向かってピケ→5番シュル・レ・ポワント→右脚から上手奥にピケ→5番シュル・レ・ポワント→アン・ドゥオールに方向転換しながら右脚ピケ→アン・ファスで5番シュル・レ・ポワント→アン・ファスのまま左脚ピケ→5番シュル・レ・ポワント
方向転換しながらピケのところで5番が左前に変わるからね
アームスは最後のアン・ファスでピケするときだけア・ラ・スゴンド、ほかは高い3番のアロンジェ。
このあと8カウント×2は二人で円周上をドゥミ・ポワントでウォーク。
「この歩くところが実は難しいからね、しっかり意味をもたせてカッコつけないと、時間稼ぎのみっともない動きにしか見えなくなるわよ
「… …」
んじゃ音でどうぞ、流す感じでいいから変更した部分をきっちりね。

うん、よろしいでしょう
華やかなアンシェヌマンも見せ場となるアンシェヌマンも何もない振り付けだけど、まぁ、もうちょっとくらいは面白くできるかもしれない…ような気もしないでもない…かなぁ…。
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よかったぁぁぁ、覚えてる…♪

2024-06-25 11:06:46 | Weblog
大抵は眠りから覚める微睡のときに夢を見ますけど、いい夢にせよそうでないにせよほとんどは覚えていないし訳も分からないし思い出せない。
いい夢だと続きを見たかったって思ったりもするし、思い出せないのを残念に思ったり。
まぁこのところの私の懸念が夢になったんだろうけど、今朝見た夢を覚えているってことは相当気にしてるんだろうなと思います。
その懸念は何かというと、アンサンブル作品の中盤の振りを一部変更しなければと考えていること。
本当は変更なんかしたくない…、舞台という大~きなキャンバスにダンサー(=生徒)という筆で振り付けという下絵を描き衣装や照明で色付けし演出もする、それが“絵”だから下絵の部分を変更すると初めにイメージした“絵”とは違うものになる…、初めに観たい見せたいと考えていた“絵”を手放したくない自分がいて、それで躊躇してた。
私にとっての正解ではないけど、ここは振り付けを変更することが正解なんだよなってアタマでは分かってても、初めに思い描いた下絵よりもいいものになるとは思えなかったし……、ただまぁ正解は正解、ここは変更した方が無難なのよね無難に無難にとようやく諦めがついたらしい
今朝がたの夢の中で踊っている人たちがいて、それを見ながら
ふん ふん、ソレいいねぇ…
と気分がのってきたようだった。
悪くないんじゃない……、イタダキぃ…
そこで夢のシーンはなんだか訳のわからないものに切り替わり、
ちょっとぉ、振り付けの続きは…っ
って思ったところで目覚ましが鳴りました。
慌ててお布団から出て、さっきの振りはどうだったっけと動いてみた……、なぁんと有難いことに覚えている
たしかに現実的に動ける振りだし、荒唐無稽な突飛な動きではない
これを元に少し手を加えればいいわね
結局、振り付けって自分の中からしか出てこないものなのよね…って分かってはいるんだけどね。
ともあれ夢を見た今朝の私よありがとう
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第4世代の気配か…♪

2024-06-24 09:29:29 | Weblog
先週末のミニバラの様子は…。
  
     

元気に伸びて約33cm。
脇芽もしっかり育っていて、このまま伸ばそうと考えています。

     

今週末か来週には花開きそうな蕾
新しい芽も伸びてきて今は三枚葉、ここから成長して五枚葉が出たらやがては“蕾のたまご”を
     

鉢を回しながら様子を見ていたらなぁんと…っ、

     

これは第4世代の先駆けでしょうか
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ドライハーブとしてのジャスミン…♪

2024-06-23 08:33:03 | Weblog
オーガニックのハーブティーをよく飲んでいます。
良い眠りのためにはカモマイルブレンドとか、胃腸を整えるにはミントやレモングラスのブレンドとか、美肌のためにはローズヒップとハイビスカスのブレンドとか、オーガニック専門店が扱っているティーバッグを利用しています。
最近はルイボスティーや夏向きブレンドのものを、もちろんレッスンにも持参
ふとジャスミンティーは扱ってないのかなと思ってお店のスタッフさんに訊いてみたら
ジャスミンならありますよ
と取り出して下さったのはドライハーブとしてのジャスミンの花です。

     

普段飲んでいるお茶やハーブティーにプラスして香りづけすればいいということでした。

     

早速、緑茶とブレンドしてみました。
ほんのりと優しくちょっと華やかな香りが嬉しい
レッスンに持参するハーブティーにも香りづけしてみようかな
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長浜曳山祭りの子供歌舞伎…♪

2024-06-22 10:59:14 | Weblog
昨夜NHK Eテレの『芸能きわみ堂』では滋賀県長浜市の曳山祭りで催される子供歌舞伎を紹介してました。
織田家の武将だった羽柴秀吉が長浜城主となってから始めたお祭りが起源のようですが、そのなかの見どころの一つが子供歌舞伎、曳山を有する各町内の5歳から12歳までの男の子から役者が選ばれ、3週間のお稽古を経て数回上演するそうです。
番組で取り上げていたのは青海山を有する町の子供歌舞伎でした。
役者に選ばれた子供たちが和服姿でお稽古場に集まって指導を受けるのですが、この指導がセリフもお所作も全て口伝で一人の指導者が全部の役を演じながら教えるんです、しかもこの指導者(振付というそうです)、歌舞伎役者でも舞踊家でもない素人なんですがまぁお上手です
台本があるとはいえ歌舞伎のセリフ回しには独特の抑揚がありますし、お所作にしても通常の身のこなしとは違います、それをその場その場で教えられて覚えていくわけですから大したものです…、セリフなど子供たちにとっては意味すら分からないものも多々あるでしょうし、着物を着慣れてる子(女方は振袖)もいないでしょうしね。
上演時間40分という芝居を、歌舞伎芝居には縁のない子がたった3週間のお稽古でモノにしちゃうわけですから大したものです、素晴らしい
お稽古の終盤にはちゃんと義太夫も入って合わせてましたが太夫も三味線も町の人が務め、衣装も鬘も子供サイズではあるもののちゃんとした物でした、けっして宴会用品のような安物ではありません、そうした品々も曳山とともに大切に受け継がれてきてるんですね。
青海山の演目は『神霊矢口渡』より頓兵衛住家の場、悪人の頓兵衛を演じた子はおじいさんもお父さんもかつて同じ役を演じたのだそうで、今年、おじいさんは負担人という纏め役のようなお役を、お父さんも若衆として世話役を務めてました……、そんな風に芝居の役も祭りの役目も受け継がれてきたんでしょう。
息子が演じている舞台が見える場所で頭を下げたまま一心に祈っているお父さんの法被姿が印象的でした
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水曜日のアンシャンテ ― ちょっとしたコトなのよ…♪

2024-06-21 10:03:07 | Weblog
では1回通してみましょう、どうぞ

う~ん…、二人とも振りを覚えてないわけじゃないんだろうけどねぇ…。
動き切れていないし決め切れていないし全体に中途半端な感じだねぇ…。
グランジャンプはない、難易度の高いピルエットもない、細かく入り組んだアレグロでもない、極めて初歩のパばかりを組み合わせてるだけなんだけどねぇ…。
まぁ、組み合わせたその先の、ちょっとした色付けの部分というかちょっとした遊びの部分というか、そこが難しいのかなぁ…。
3つほど入れてるポゼはクラシック・メソッドのポゼではないけど、本来カッコいいカタチになるハズなんだけどなぁ…。
片方の手首を追って指先を肩に、もう片方は肩の高さで真横に伸ばして手首を折る
指先を肩につけた方の肘が肩の高さよりも下がらないように、そして両肩を少し後ろに引くイメージでデコルテ部分をよぉく開くこと。
ポゼを決める瞬間に手首を折ってアクセントをつける。
腰に手を当てる
腰骨に手を当てて手首をしっかり折って下げることと、肘を少し後ろに引くように。
片手を腰に、もう片方は手首を折って指先を肩に
手首を折った手の甲をフェイスラインに添わせるイメージで。
折った手首の山を越えるように視線を向けること。
「どうやったら自分がカッコ良く見えるかなって自分に興味をもたなきゃね
「インパッセのピケで移動するところとか、センセイの動きと何かが違うんですよねぇ…、違うってことまでは分かるんですけど
あ~、ソレねぇ…、それはちょっと胸を上げて骨盤もちょっと傾けるの
「骨盤を…………
「あ゛~、上体を倒してお尻を出せってんじゃなくってさぁ…、こう、胸から鳩を出すようにっていうか…」
「あ~、普段は肋骨が開いてると“鳩が出る”って注意されるけど、あの鳩を胸から出していいんだ…」
そうです。
ふたりの息は合って来てるからあとはほんのちょっとした“味付け”の部分、見せ方よね~
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水曜日のアンシャンテ ― 苦戦してるみたい…♪

2024-06-20 11:20:06 | Weblog
アンサンブル作品の練習
まずはカウントで、シンメで動くところの身体の向きやポゼでのアームスの角度、移動の方向などきちんと確認しながら動いてみて。
…2 …3 …4 …5 …6 …7 …8
おぉっと、ソコ、マリさんの動きをちょっと変更します。
下手前でエファセにピケ-アラベスク→上手奥に向かってシャセ→アッサンブレ・アン・トゥールナン→ポゼ
のところを
下手前でエファセにアラベスク-プリエ→上手奥に向かってシャセ→右ジュテ・アン・ナヴァン→左ジュテ・アン・ナヴァン→ポゼ
ジュテ・アン・ナヴァンは高さをだすのではなく床スレスレで距離を稼ぐように
そして
上手奥でエファセにピケ-アラベスク→下手中ほどに向かってグリッサード→アッサンブレ・ポルテ→ポゼ
のところは
上手奥でエファセ・ドゥヴァンにバットマン-プリエ→シャセ→シャセ→ポゼ
に変更です。
んで、ヒメさん、オフバランスでバットマン・デヴロッペが決まらないねぇ。
「… …」
両腕をしっかり後ろに引いてバットマンする脚とバランスを取るんだけど、腕を引くタイミングが遅い、バットマンが終わってから引いても意味ないでしょ。
「インパッセしてプリエに下りるのと一緒に腕を引いてごらんなさい、バットマンするときはソコから引き上げるように」
… … … …
う~ん……、じゃぁインパッセのプリエに下りるときに、飛び降りる感じでプリエしたらどうかな…。
… … … …
あ~、方向転換の途中でインパッセの軸脚の膝が緩んでカカトが床に落ちたらダメ、それだとプリエに飛び降りるために反動をつけるから無駄な動きが増えるだけ、シャープさが無くなる
「… …」
右脚ピケで半回転→左脚ピケでインパッセして下手横まで4分の3回転→…、この4分の3回転の間はドゥミ・ポワントを守るの。
そしてプリエと同時にインパッセの腿を引き上げるんです。
う~ん…、たいして難しい動きじゃないんだけどなぁ…、決まると華やかでカッコいいんだけどな
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『[新]本所おけら長屋』…♪

2024-06-18 10:11:56 | Weblog
待ってましたぁの新刊です

     

[新]本所おけら長屋』 畠山健二著 祥伝社文庫
シリーズ1から20と外伝まではPHP文芸文庫から出てたんですが、今作から出版社が変わりました。
既刊の最後で西洋医学を学ぶため長崎への留学を決めたお満さんとそれを追って行った万造さんが3年ぶりに江戸に戻ってきたところからお話が始まります。
江戸で万造さんの帰りを待っていた松吉さんは二人で“なんでも屋”の商売を始めようと地ならしをして待ち構えていて、お満さんと万造さんが江戸に入る直前に拾ってきた話から“万松屋”の初仕事が始まり……、第一話:まんてん
おけら長屋のみんなが頼りにしている浪人島田鉄斎さんや万松コンビの蔭に隠れていまいち存在感が希薄だった魚辰こと魚屋の辰次さんだけど、ぐっと腹の座ったところを見せるしちゃんと道理を弁えて話せる男だったのね、だから待望のお嫁さんが……、第二話:みかえり
ようやく仕官が叶って江戸に出てきた鉄斎さんのかつての弟子、話を聞いてみるとどうにも解せない点があるから鉄斎さんは万松屋に仕事を依頼、上意討ちとは何故か、またその相手は…、仕事にかこつけて大いに遊んでもいる万松コンビの面目躍如といったところでしょうか……、第三話:にたもの
鉄斎さんはさらに風格が増して泰然自若、何をするにも卒がなくおけら長屋の司令塔って感じだし、お染さんは相変わらず粋で気風が良くて優しいし、松吉さんの女房お栄ちゃんもかなり洒落が通じて、ちょこっとだけ姿を見せるおけら長屋のおかみさん連中、お里さんお咲さんも、それでこそおけら長屋よねぇって感じ
三年前と変わらないおけら長屋の住人たちにニューフェイスも加わり、さらに酒場三祐に替わってお栄ちゃんが営む居酒屋栄屋がみんなのたまり場に、お満先生の治療院満天堂も出来て、今後の展開が楽しみです
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新しい芽も…♪

2024-06-17 09:26:01 | Weblog
第3世代になってから葉っぱが黄色くなることがあって心配だったのですが、やはり原因は肥料不足だったようです…、液体肥料を与える回数を少し増やしたら黄色くなることはなくなりました。

     

先週末はこんな感じ、横に枝を伸ばしていて測ってみたら左右に42センチくらい
栄養状態が改善されたからか新しい脇芽も出てきました

     
     

今週中ほどにはこの二つが揃って開花するでしょう、楽しみです
     
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金曜日のアンシャンテ ― そのアームスは…♪

2024-06-16 10:58:16 | Weblog
ヒメさんが新品のポワントをおろしたので足慣らしを丁寧に、それから大事な基本の≪基≫の動きを練習。
さぁ、それじゃぁ1回通してみましょう

おぉ、いいね、音に乗れてるね
…うん、そうだね、トルソーの角度もそれでいい
……おぉ、スィヴィも細かい、いいですよぉ

…え゛ぇぇ~…っ
そのアームス、どゆこと…っ

うん…、去年お披露目会で踊ったときと比べればきっちりレヴェルアップしてるし磨きもかかってるんだよ…、もちろんまだまだ修正もして仕上げていくんだけれどね。
「ピケ-クぺのときのアームス、先々週練習した前後を同じ曲線でってことを守ってるのは分かった。分かったけど、曲線を守ったままただ開いたり閉じたりだけってのはどういうコトなんだ…、クレーンゲームのアームか…っ 同じ曲線から揺蕩うように、でしょ」
あ゛…っ 揺蕩わせるのをすっかり忘れてました…
「開いて閉じて開いて閉じて…って、5番ルルヴェのときに縫いぐるみ🧸が釣れちゃうぞ
「わぁぁぁぁん…
というわけで、あらためてアームスの動きを練習。
それからデヴロッペ・ドゥヴァン-ピケ→パ・ドゥ・シャのときのアームスの動きや、ピケ-アラベスクのときのトルソーの向きを修正したり…。
「音のテンポですけど、やっぱりこっちのゆっくりの方で踊りたい…、ポワントワークは大丈夫だと思います」
「うん、そうだね。去年使った速い方の曲だとポール・ドゥ・ブラがおざなりになりそうな気がする。十分に美しいポール・ドゥ・ブラを見せるにはゆっくりの曲だね
ま、クレーンゲームのアームってのは論外ですけど、それ以外のポール・ドゥ・ブラではしなやかに揺らぐ動きが出来るようになって、作品の世界観に相応しい雰囲気が出てきてますよ
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金曜日のアンシャンテ ― オフバランスの練習など…♪

2024-06-15 11:11:35 | Weblog
あのね、お尻のところで両手を組んで前屈、それで腕をどのくらい身体から離せるか試してみよう、どうぞ

おぉ、上等上等、そこまで腕が上がれば余裕
「なんですか?」
「振り付けの中でバットマン・デヴロッペのときに両腕を後ろにってところ、腕の引き方とオフバランスを練習したいと思って
「それはぜひ練習したいです
では…。
後ろ手にバーを持って→骨盤を前に押し出しながら右脚インパッセで上体を反らす→戻る
とゆっくり繰り返しましょう
左脚は膝を緩めてね。
骨盤を押し出すようにしてトルソーを反らせるとオフバランスの体勢になります。
どうぞ

うん、いいですよぉ 。
そこから左脚のプリエをさらに深めながらインパッセの膝を引き上げて、あとは膝下をひょん とバットマンするだけです。
「このところ脚が上がるようになってきてるから、オフバランスの感覚を掴めればきっとカッコいいわよ
「… …」
ピケ→ピケ→5番プリエ→……のところも練習したいって言ってたわね。
「そうです、ピケの踏み出し方とか…、センセイの動きを見てたら腰から下の動かし方が違うのに気が付いて…、それに、肩を使うって教えて頂いたからそうしようとはしてるんですけど……、可愛くもカッコ良くもないっていうか…
ん~…、それじゃぁ動きを分解する感じで説明するとね…、
ピケに踏み出す寸前に膝を緩めてから素早く軽く蹴り出すようにピケ
ピケした爪先にスグに重心を乗せて反対側の骨盤を軽く引き上げる
トルソーもピケした脚のほうに少し向きが変わるから、そこで少~しだけ肩を入れる
…てことなのよね。
一緒にやってみましょう

おぉ、その調子、その調子、キュートな感じになってきた
「なるほどぉ、いままではベタっと正面を向いたままでやってたからサマにならなかったんだ…、ちょっとしたヒネリが必要だったんですね
そうそう
さ、それではポワントに履き替えましょうか
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水曜日のアンシャンテ ― 手直し、手直し…♪

2024-06-14 09:45:15 | Weblog
カウントで一通り通してみることに…。
あ、マリさん、初っ端の腕の動かし方がちょっと違う…、“出して曲げる”じゃなくて“出す→曲げる”って切れを大事に。
… … … … … … … …
マリさん、ソコは上手奥に向かってナナメに移動ね。
ヒメさん、その下手奥に向かっての移動だけどもっと距離とれないか?
「… …」
ん~……、
「ちょっと変えよう……、左脚を1歩踏み出してピケ-アラベスクをね、左脚を1歩後ろに引いてアラベスク・プリエ
「…左を後ろに… で、アラベスク …と、そのあとは今まで通りですよね」
そうそう…、そのアラベスク-プリエなら、あのミョ~に傾いた“大”の字の変形にならないでしょ
「あ~…
続きをどうぞ
… … … … … … … …
「あ、ここのアティチュードからインパッセに引きつけながら方向転換するところですけど、そのときのアームスは…?」
あぁソコはね、アティチュードと同時に片方をアン・オーに振り上げて、方向転換しながらア・ラ・スゴンドを通過してアン・バまで下ろすの、マリさんは右アームスね。
で、続くバットマン・デヴロッペのとき両腕を後ろに引いてトルソーを後ろに倒す。
「バットマンする脚と後ろに引くアームスと でバランスをとるわけ
んじゃ音で通してみましょうか

うん、もっと二人の息が合ってくれば見える絵のキレが良くなるでしょ。
それにもうちょっとカッコいい動きを思いついちゃったなぁ…、それは来週…
レヴェルダウンしちゃうような振りの変更はしないけど、クオリティアップのための変更は大いに有りだから。
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