アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

スタイル・メイク ウォーキング

2011-10-26 08:56:44 | Weblog
昨日は第4火曜日でしたからスタイル・メイク クラスでは後半にウォーキング・レッスンをしました
“歩く”ということが一番の継続的に出来るいい運動です。
もちろん“正しく歩く”ということが前提ですけどね
内股のポテポテ歩き  やお尻を突き出したチンパンジー歩き、平行線の上に脚を離した“股ズレ歩き”ガニ股、1歩踏み出すごとにびょんびょんと左右にお尻を回す“ねじり歩き”、etc.etc.
いずれにしてもそんな歩き方では、いかに“健康のために歩きましょう、目標1日○○○○歩”などと頑張ったところで大した効果はありません。
それどころか間違った無様な歩き方が身体の故障や不具合の原因になったりします。
健康のために、というのなら、まず“正しい歩き方”でなければなりませんよね。
それにもうブーツの季節ですもの。
歩き方が見苦しいと見苦しいゾぉ~(あれ、おかしな日本語になっちゃった…
スタイル・メイク レッスンで目指している“きれいな歩き方”
重心は前の脚の土踏まずの上に置く
骨盤を立てる
後ろ姿を美しく 背を高く脚を長く見せる
という歩き方です。
重心を前の足にしっかり載せて骨盤を立てているので、地面を蹴った後ろ側の脚が伸びて、背筋が伸び、お尻が小さく閉まって脚が長く見えるのです
つまりカカト重心の内股とは逆の歩き方ね。
内股だとおしりが左右に開いて大きく見えるだけでなく、実際に横広がりの筋肉の付き方になってしまうので実質的に“大尻”になってしまう。そして後ろ側の足のカカトに重心が落ちているからヒップポイントが下がって脚が短く見えるだけでなく、お尻の筋肉をしっかり使っていないので豊富なお肉がぶら下がるようになって、実質的にお尻が下がる。
さらには後ろ側の足の上に重心を落っことしたままだとロクに腹筋を使わないのでお腹の肉が豊富になりやがては3段腹に…。
なんだかこうやって書き出してみると、まるで
どうしたらオバサン体型になれるか-アナタもなれる、立派なオバサン体型-
の解説みたいじゃない ヤだなぁ…
だからね、つまりね、スタイル・メイク レッスンではその逆をレッスンしているワケです。
「メグちゃん、骨盤から…。骨盤ごとトルソーを前の土踏まずの上に… お胸だけ前に出しちゃだめ…、骨盤から…」
「こ、骨盤…こつばん…コツバン……うぅ~ん…」
「トモコさん、右→左→右横→左に戻る→右を引きつける→踏みかえる⇒1→2⇒3→4⇒5→6⇒7→8→&…o.k.?」
「ワン→ツゥ→スリー→フォー→ファイブ→え゛…ファ…え゛…うぁ゛~
メグちゃんはナチュラル・ウォーキングで奮闘中、トモコさんはクロス・ウォーキングまでクリアしているので最近はもう1ステップ上のレッスンをしています。
「メグちゃん、後ろの脚、地面を押し返した後に足首が外に抜ける…内股にならないように…」
「足首…足首…骨盤…重心…前…前…………ひぇぇ~……」
「トモコさん…、6⇒7→8“&”……7→8“&”→1…」
「…シックス…セブ…ん゛ぁ……、シックス…セブン…えい…ぁ゛~」
ふたりともそれぞれに健闘しています
トモコさんはね、素敵な大人の女の歩き方が出来るのよ
メグちゃんも会社で男性から
「若返ったな
と言われたんですって
ね、きれいな歩き方っていうのはね、どんなアクセサリーやファッションにも勝る“武器”だと思うわよ。

お誘い
次回のウォーキング・レッスンは、11月22日火曜日です。
前半はスタイル・メイクのエクササイズ、後半にウォーキング・レッスンです。
12月のパーティー・シーズンは目の前ですもの、きれいな歩き方でドレス・アップできるようにウォーキング・レッスンしませんか?
動きやすいウェアとパンプスをご持参下さいね。
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1番から4番…♪

2011-10-23 08:54:35 | Weblog
昨日のアンサンブル・バレエは、リナとマン・トゥー・マンレッスンでした
彼女が通っている小学校では何やら、陸上競技の記録会に向けての練習が続いているそうで、
「ふとももが筋肉痛だぁ」
と言っていました。
バレエのときのような“長ぁ~く伸ばされるような筋肉痛”ではなく
「脚が太くなりそうな筋肉痛」
だそうである。
そりゃぁ困ったねぇ…
で、二人横並びでバー・レッスン
プリエは、
「今日は全部ドゥミ・プリエを4回ね、一番深いドゥミ・プリエをして脚全体をしっかり使おう」
1番ポジシオンのバットマン・タンジュは、
「ポワン・タンジュ→1番→ポワン・タンジュ→ア・テール→ポワン・タンジュ→1番→ドゥミ・プリエ→伸びる→…2セットね」
1番ポジシオンのドゥミ・プリエで
「…ぃち…ち…」
ドゥヴァンのポワン・タンジュ・ア・テールで
「…ってっ…」
「どぅ?かな~りキてるカンジ…?
「いや、痛いっていうより“イタ気持ちイイ”カンジ…
そうかそうか、よしよし
レッスンは進み
「リンバリングは、脚のっける方、大丈夫か…?」
「んん~、痛いと思うけどぉ、痛いときにどのくらい出来るか頑張ってみたい」
そう、正しい選択です
そして最後のスプリッツ。
「骨盤、これで真っ直ぐかな…?…脚の位置、これでいいかな…?」
と確認してくる彼女のポジシオンを見てあげながら、カンブレ・アン・ナヴァンをしたりアン・ナリエールをしたり…。
左サイドもスプリッツまで終わり最後のカンブレ・アン・ナリエールをしていたら、音楽が切れる前に早々に立ち上がったリナ
「んん~、キモチわりぃ…、何度見ても慣れない景色だ…
「なにが…?」
「センセェが。なんでそこまで“うに~”って身体が柔らかいのか、ワケわかんない。うぅ~、良くいえば“イモムシ”みたい…?」
あ゛にぃぃぃ~ じゃ、悪くいえば何なんだよ…っ
「“イモムシ”ぃ… ふふん…んじゃぁ“揚羽蝶”になるかもな…
「かはははは…
しかし、“イモムシ”のように身体が柔らかい、といわれたのは初めてじゃな。
センター・レッスンでは、是非ともきちんと習得して欲しいことがあるので、マン・トゥー・マンのレッスンがいい機会。しっかり時間を懸けてあげられるからね。
まずはアラベスクについて。
「1番アラベスクと2番アラベスクはキッズのころから教えてるからわかるよね。右脚軸で左脚アラベスク、右アームスがアン・ナヴァンで左アームスがア・ラ・スゴンドだったら1番、脚は同じでも左アームスがアン・ナヴァン、右がア・ラ・スゴンドに変わったら2番…ね…?」
と、まずは右斜め方向を向いてアラベスクのポゼを見せる。
「…ん…
じゃぁねぇ、と左脚軸で右脚アラベスク、右アームスがアン・ナヴァンで左がア・ラ・スゴンドにポゼを変えて
「これは…?」
「…?…?…ん~、2番…?」
「ノン!これは3番」
「え゛…っ、なんで…っ?」
それはね、脚の位置関係がポイントなのよ。エファセのアラベスクかクロワゼのアラベスクかで変わるのよ。
1番と2番はエファセのアラベスク、3番はクロワゼのアラベスク。
クロワゼとエファセのポジシオンを考えながらリナが1番から3番のアラベスクを確認する。
よし、理解出来たね。
「そして4番アラベスク。アームズと脚の関係は1番と同じだけど、4番の場合はトルソーを大きく伸ばして背中を見せるようにするの。ちょっと難しいよ」
彼女も4番アラベスクを鏡を見ながら確認。
そうそう、アームスからトルソーまでしっかりラインを繋ぐのよ。ウエストのところが縮まないようにね。
よし、それでいい。ちゃんと出来てるよ。
「いま練習したのはワガノワ・スタイルのアラベスクなの。全世界共通。もう一つチェケッティ・スタイルもあるんだけど、いまはチェケッティのは3番だけ覚えておいて。エファセ・アラベスクで両方のアームスがアン・ナヴァンのアロンジェ。ただし軸脚側を高く。このアームス、“ア・ドゥ・ブラ”っていうポジシオンだからね」
「……?……?………わかった…」
よし
じゃ、次。ポール・ドゥ・ブラを正確に、正式に練習しよう
まずは鏡を見て、と腕のパーツごとにどんなふうにコントロールするかを一緒にやりながら進めていき、2番=ア・ラ・スゴンドのポジシオンにアームスを開く。
ちょっと見ててね、とア・ラ・スゴンドのポジシオンにアームスを開いたまま90度に前傾して見せる。
「ほら、両方の指先から背中を通るラインが大きな弓の形になってるでしょ」
はい、リナもやってごらん、と促すとそっと前傾して
「…あっ、弓になってる…
うん、うん、キレイな弓の形になってるねぇ
しかし、1回で即、このラインを作れたのはこの子が初めてじゃな
ひとつひとつのポジシオンを確認しながらアームスを動かす練習を何度も繰り返し、最後に音楽に合わせて練習。
「…腕が痛ぇ…
そう、正しくポール・ドゥ・ブラをコントロールするってことはそのくらい大変なことなんだよん。
ポール・ドゥ・ブラが正確に美しくなれば、彼女の動きはますますキレが良くなるしジャンプもたかくなるでしょう。
来週のレッスンが楽しみだなぁ
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お料理といえるのかナ…♪

2011-10-18 09:58:06 | Weblog
数年前にみたテレビ番組で齋藤孝教授
『好きなものは、と訊かれて30秒以内に10以上思いつけるようだと人間関係も上手くいく』
というようなことをおっしゃってました。
30秒だったのか20秒だったのか、はたまた1分だったのかその辺りのことは今となっては定かではありませんが、いずれにしても沢山思いつければ思いつけるほどいいんですって
お料理は、好きなものの中の一つだな。
先日スーパーに行ったら、ブルーチーズが嬉しいお値段だった。
よし
チーズ・ソースを作りましょう。
               
ブルーチーズが溶けやすいようにあらかじめ崩して潰しておきます。
フライパンでゆっくりチーズを温めて、チーズが柔らかくなり始めたところに生クリームを少しずつ加えてチーズを溶かしていきます。 
               
生クリームが沸騰しないように気を付けながらよく混ぜ合わせて出来上がり。
               
冷蔵庫で2週間くらいは保存出来るから、温野菜のソースにしたり、パスタ・ソースにしたりいろいろ使えます。
               
ね、こんな風に。これはブロッコリーとベーコンのチーズソース炒め。
               
ほらね、これは残りご飯をリゾット風にしたものです。
残りご飯を鍋に入れてひたひた程度に水を入れて煮ます。
ご飯がほぐれて煮立ったところにチーズソースを入れて、塩で味を調えて出来上がり。朝食にもお薦めです。
ところで、
「ブルーチーズと生クリームですってぇ そんな高カロリーなものなんてっ 
と美容のためにカロリーに気を付けているつもりの人が目くじらたてるかもしれないけどね。
確かに生クリームのカロリーは200㏄で870Kcalです。そこに100gのブルーチーズを加えれば、軽ぅ~く1000kcalは超えちゃいますよ。そりゃぁそうですよ
でもね、落ち着いて考えてごらんなさい。そのチーズソースを1食で全部お腹に入れるわけじゃないでしょ
一人分で使う量といったらせいぜい15~20㏄くらいのものですよ。ま、実際にはそれ以下でしょうね。ということはね、100kcal前後なんですよ。キャンキャン騒ぐようなカロリーじゃないでしょ
カロリーが高いからバターはダメ、生クリームはダメなんていいながら、ポテトチップス1袋は平気で食べちゃう、ファスト・フードは大好きという、その無知無頓着が後々祟るぞぉ~
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二人、それぞれ…♪

2011-10-16 11:07:27 | Weblog
昨日のアンサンブル・バレエ クラスには久しぶりにサヨさんが来ました。
彼女は大人になってからバレエを始めて1年とちょっと、最近ようやく“バー・レッスン”というものに慣れてきたところです。
足首をよぉ~く伸ばす、というのはどういうことなのか。
足首から先の足の部分が“バナナ状”になってはいけない、というのはどういうことなのか。
膝を伸ばすというのはどういう状態をさすのか。
お腹が出っ張ってはいけない、お尻が出っ張ってはいけない、つまり骨盤を立てるとはどういうことなのか。
そういったいろんなことが分かり始めて、そしてバー・レッスンのそれぞれの順番を覚えて動けるようになってきた、とそんな状態。
まずはグラン・プリエから。
5番ポジシオンのグラン・プリエをしてカンブレをして、最後はルルヴェをしてバーから手を離してポゼをする。
アームス=手、腕のポジシオンはアン・オー。
まず私がルルヴェと同時にポゼ、次の瞬間にリナがポゼ、そして………。
「サヨさん、往生際が悪い…
「ひぇぇ~…
とはいえ、ほんの数瞬であってもちゃんとグラグラしないでポゼが出来るようになってるんだよ
デガージェ・ア・ラ・スゴンドとプリエのアンシェヌマンでは、
「まず5番ポジシオンのときに軸脚の土踏まずのうえに重心があって、デガージェのときには重心は移動しないの。2番プリエになるときに同時に両脚の真ん中に重心が移動するでしょ、そしてまた瞬間的に軸脚の上に重心を引き戻すワケ。中途半端なところに重心が落ちてたらだめよ」
と動きを分解して見本を見せながら説明する。
見て、説明をきいたとおりに動いてみようとするサヨさんがデガージェ・ア・ラ・スゴンドを…
「ほら、重心がズレた…」
「え…?…?…?」
「いま、デガージェした脚のほうに重心がついていってるでしょ」
「はぇ…?…?…?」
それを2~3回繰り返したけど、ズレているということが分からないらしい。
ふ…ん、それなら…鏡に映っている自分の姿を自分の目で見ても分からないなら………
その身体に教えてやろう…
ってなわけで、彼女を羽交い絞めに…じゃなくてっ 彼女のトルソーが動かないようにサポートしてあげて、はい、これでデガージェしてごらん、と。
「…あ…これでは…
そう、トルソーをズラせないでしょ。
トルソーと脚とは別々にコントロールするのだよ…
そうしてバー・レッスンは進み、リナとプティ・バットマンの練習を
ん~、やっぱりダブル・テンポのところになると、ときどきひっかかるねぇ。
左右の練習が終わるとしきりに土踏まずや足の指を押したり伸ばしたりのストレッチをしている。
「早く動かさなくちゃ、爪先を後ろ前・後ろ前っ…!ってそればっかり考えると変な力が入るでしょ?」
「うん、ちぃっっと硬くなったりして、いてぇ…
「だね。だから足首から先の動きじゃなくて内腿を引き上げ続けることと、内腿を引き上げて膝から下を解放することを考えてコントロールしないと…」
「あ、そうだ…、内腿だ…」
とダブル・テンポのところをおさらいした彼女。
「ははぁ、これなら楽だぁ~、ひっかからない…
「でしょ?んじゃ、もう一度はじめから全部やってみるか?
「ヤダ そこまではしなくてイイ
あら、そうですか
センター・レッスンではバットマン・タンジュとエシャッペを二人とも同じアンシェヌマンで練習したあと、サヨさんはパ・ドゥ・ブーレの練習。リナは先週予告しておいたパ・ドゥ・バスクとグラン・コントゥルタンのアンシェヌマンの練習。
一人ずつにアンシェヌマンの見本を見せながら説明。
「はい、ふたりでジャンケン
さいしょはグー…とやってサヨさん で負けた。
「はい、負けたほうから…
「ぁっしゃぁ~
「ひぇぇぇ~、え~っとぉ……
サヨさん、4番ポジシオン・ドゥミ・プリエで苦戦したね。
“重心は前側の軸脚の土踏まずの上に。後ろに重心を落っことしてはいけない”
という言葉の羅列が表わす内容は理解できているけど、そのことと身体感覚とが融合していない、乖離している状態なので四苦八苦しちゃうんだよね。
でも大丈夫、丁寧に繰り返しているうちに、ある日ポン とわかるよ。
リナにはもう一つ、新しいパを教えたかったのでまず見本を見せる。
「デヴロッペ・ア・ラ・スゴンドしてトンベ→シャセ→ストゥーニュ→ク・ドゥ・ピエ‐プリエ→デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド・ルルヴェ……」
すぐに一緒に動きながら
「シャセのあとは…?…え?…ストゥーニュ…?…」
おぉ、初めてなのにちゃんとエカルテの方向を守れてるね、よしよし、いいわよ。
「んでねぇ、もう一つのやり方があるんだけどさ…。デヴロッペ・ア・ラ・スゴンドしてトンベ→シャセ→トゥール・アン・ドゥ・オールからそのままデヴロッペ・ア・ラ・スゴンド…」
と見本を見せると間髪を入れず
「それはなし
あら、そうですか。じゃ、最初に説明したほうのアンシェヌマンできちんと練習しよう。
途中でアームスのコントロールやポジシオンを手直ししたり、シャセとストゥーニュのタイミングを注意したりしながら、
「先生が前で一緒にやるから、脚を下ろすタイミングとかストゥーニュからドゥミ・プリエにはいるタイミングとか、合わせてごらん」
そうやって何セット繰り返して練習したことか…。
本人はまだ気づいていないけどね、デヴロッペ・ア・ラ・スゴンドをしたときに、実はきちんとポゼが出来るようになってるんだよ
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行列な人びと…♪

2011-10-14 10:22:37 | Weblog
『行列な人びと』 …、変な日本語でしょ…
つまりね、行列に並びたがる人、行列に並んでいる人、行列に並ぶのが平気な人、行列に並ぶのが好きな人…etc.etc.…そんなイメージを言葉にしてみたら変な日本語になってしまったのです
今朝8時に銀座のアップル・ストアでi-phoneの新機種の発売が開始されたみたいですね。
世界同時とはいえ時差の関係で日本が一番最初なんだとか…。
ま、それは置いといて…。
その新機種をいち早く手に入れたいという人々が3日前から並んでいて、今朝8時前にはすでに700人以上の行列になっていたみたいですよ。
こんな現象、珍しくもないですけど…、何かの新機種が発売とか、どこやらが新規開店とか聞くたびに、長ぁ~い行列を作っている人々の様子がニュースなどで取り上げられますから…。
この行列したがる人たちにとって
誰よりも早くソレを入手した
“行列してまで”入手した
ということが、付加価値にでもなるんですかね…。
インタヴューされていた若い男性が言ってましたが
「お祭りみたいなものですからね」
ふぅ~ん、そうなのか…。
今日のi-phoneの新機種についていえば、今日の販売数が何台用意されているのか分からないから早いもの勝ちなのだそうである。
だから2~3日前から並ぶんだそうである。
「別に今日じゃなくても、どっちみち入手できるんじゃないのぉ
行列に並ぶ、ということが行動パターンの中に無い私が考えることはコレである。
発売当日に1番乗りで入手しようが数日後に入手しようが、
機能も価格も形状も保証期間も同じだろ
そんな風に考えちゃうワケなの。
朝早くから何時間も、さらには2日も3日も行列するなんて、そんな暇があったらほかにすること出来ることがいっぱいあるじゃないの、とも考えてしまう。
そんな風に考えるのが常だから、何によらず行列に並ぶということをしたことがない。
もちろん、社会のルールとしてマナーとして必要とされる行列は当然のこときちんと守るわよ。
そうじゃない行列の話。
たとえば、行列して○○分待ちの飲食店とかさ、限定○○個販売の売り出しとか…。
何分も何十分も行列して、やっと席について食べ始めたら、まだまだあとに行列が続いているものだから追い立てられるように腹に流し込んで席を立つ、なんて、そんなのを飲食とはいわないのだ。味わいも料理を頂く喜びや楽しみもあったもんじゃない。餌付けされる家畜と同じである。
限定○○個のうちの1個を入手できなかった、しなかったからといってその後の生活に支障をきたすわけでもあるまい。ならばそんなものは無くてもいいのである。
そんな風だから、
「○○のお店にいったら行列で、○○分も並んでやっと食べられたのよ」
とか
「○○で○○分も並んでやっと買えたのよ」
なんて聞かされると
「あぁら、ゴクロウサマな…
と思っちゃう。
その○○分の間に、何ページ本を読めるだろうかね、編み物なら何段編めるだろうかね、単語なら何語覚えられるだろうかね、と考えちゃうワケ。
それにさぁ、何日も前から並ぶってことは、路上に寝袋か何かでごろ寝して、近隣の店舗でトイレを借りて、路上でカップ麺やファストフードを食べるワケでしょう?
あぁ~~、恥ずかしい…、そんなことはまず出来ない。
とはいうものの、己のそんな羞恥心に蓋をしてでも行列に並んで手に入れたくなるもの、食べたくなるものが果たしてあるだろうかと、この記事の入力の手を止めてしばらく考えてみたけど…思いつかない。
つまらないヤツだな、と思われるかもしれないけどね、そんな行列することに非日常的な刺激や楽しみを求めなくても、身近なところに楽しみはたくさんあるのよ、それを大切にしてるだけ。だから私は今後も行列に並ぶことは無いと思う。
あ、だからみんなに行列に並ぶのはバカバカしいぞ、みっともないぞ、無意味だぞ、といってるわけではありません。なぜそんなに行列したがるのか、行列することが苦にならないのか、それが理解できなくて不思議に思ってるだけ。
行列するのが好きな方は、それがその方の楽しみ方なんだからとやかくいうつもりはまったくありません。
どうぞどうぞ、お心おきなくお並び遊ばして
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定食風にしてみた…♪

2011-10-12 08:44:01 | Weblog
今月末にスタイルメイク クラスメグちゃんと一緒に体組成のチェックをしに行くことになった。3年ぶりです。
毎年春か夏に行ってたんだけど去年・一昨年と行かなかったので久しぶりに自分の身体がどんなふうに変化しているのか、あるいはしていないのか興味津々。
さぁ、そうと決まればまずはしっかり食べなければなりますまい。
というわけで、先日の夕飯は…。
この秋ちょっとハマッた感じで度々仕込んでいる西京漬けが食べごろ。今回は秋鮭です。
作りおきしてあったひじきの煮物を小鉢にして…。
あ、もやしか…。ふ…ん、竹輪がある…。よし、もやしと大葉と竹輪のごまだれ和えだ。
お味噌汁は…。あ、お豆腐はあるわね。…と、野菜の使い残し、牛蒡と人参…?そうだ、蒸しシャブをした残りの豚バラ肉がちょっとあるじゃない。そうなりゃぁ豚汁に決まりだわン。早く火が通るように牛蒡と人参は細切りにしてしまえ。
というわけで、定食風にしてみました。
               
これに16雑穀ご飯です
豚汁は多めに作ってその後の3食にも頂きました。お腹が温まっていいのよね。
食材が何にもなくてその上買い出しに行く気にもならないという日は、ワカメのお味噌汁に納豆と塩昆布と梅干に温泉卵でもあれば十分美味しくご飯を頂けるけど、やっぱりいろいろおかずがそろうと幸せだな。
そしてその翌日、スーパーのお魚売り場に行ったら“生鱈子”が嬉しいお値段だったんだ
真鱈の真子ね。ふ…ん、一人分にはちょうどいい大きさだし…。よし…。
里芋と煮つけにしてみました。
               
火が通ると鱈子の皮がポンと弾けてひっくり返り、花が咲いたようになる。
う~ん、美味
ほんとにご飯がすすむ…
やっぱりさ、キレイなお肌もgood looking bodyもしっかり美味しく食べてこそよね。
昔聞いた話なんだけどね、5年前に食べた物が現在の身体を作り、今食べている物が5年後の身体を作るという考え方もあるんですって。
その論に照らすと、現在お肌の調子が悪いのキレイじゃないのということは、5年前に食べてた物が悪かったということになるね。
ということはよ、5年前も今と変わらない食事をしていて現在お肌もキレイ、good looking bodyだということは、5年後もほぼそうだってことよね。
わぁ~、きちんとしっかり食べよう 
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バー・レッスン、付き合ってもらう…!?

2011-10-09 11:09:59 | Weblog
昨日もアンサンブル・バレエ クラスリナとのマン・トゥー・マンレッスンでした
スタジオに到着した彼女が腹ごしらえ をしている間、スタジオ・オーナーさんと“食と健康と体型”についておしゃべりをしました。
スタジオ・オーナーさんはソシアル・ダンスの名手で指導者。81歳のご高齢にも関わらず背筋のピンと伸びたイケメンです。
お若い頃は“釣竿”とあだ名を付けられたほどスレンダーでいらしたとか。現在でも十分スレンダーでいらっしゃるけどね。
「朝からステーキだろうがかつ丼だろうが、よく食べましたねぇ」
「あ、私もです。朝食にかつ丼とかロコモコとか、大歓迎ですね」
それから体重とか、体組成とか、血糖値とか、代謝とかの話になった。
3年前に骨密度を計ったら、年齢別平均値のおよそ1.5倍だったのよ、20歳を100%とした場合でもおよそ1.25倍。
体組成などのチェックをしたあとはその結果をいつもゴッドハンド室井に報告するようにしてるんだけど、約1.5倍という数値を見たゴッドハンドが
「ん~、この結果を見ると老化のスピードが普通の人の半分なんだな…」
といわれたことがある。
そのことをスタジオ・オーナーさんにお話ししていたら、私たちの話に耳を傾けながら を食べていたリナ
「じゃ、“若い”んだね
と言ったの…。あら、ヤな予感…
「いやいやいや、先生はもうトシなんだからさ、大事にしておくれね
「そうはいかないよ。ばぁ~っちりバー・レッスンは付き合ってもらうもん
よぉし、そうしよう
バー・レッスンでは、いつものアンシェヌマンをちょっと変えて、脚をイン=内向きにコントロールする動きを採り入れた。
クラシック・バレエでは常にターン・アウト=外向きにコントロールするけど、アウトのコントロールを支える筋肉とインを支える筋肉は微妙に違うから、アウトばっかりやってると筋肉の強度のバランスが悪くなる。そうすると極端な場合故障や怪我をしやすくなったり、逆に十分なターン・アウトを支えられなくなったりする。だから、ときにはきちんとインにコントロールする動きも必要なんだよ。
と説明もする。
「ふぅ~ん。デガージェのデリエールがインにしにくい。お尻が動くといけないんだよね
「うん。デリエールの場合はね、お尻から動いちゃうと変な力がはいって足首から先がバナナ になるでしょ」
「うん。なんか、内股ってカンジになって気持ちわりぃ…
「だね。ドゥヴァンでもア・ラ・スゴンドでも同じなんだけど、デリエールのときはとくに“股関節の中で太腿の骨を回す”ってイメージをしっかり持たないと、脚全体の向きだけで考えちゃうと足先に変な力がはいるんだよ」
と説明しながら見本を見せる。
彼女もデガージェ・デリエールに脚を伸ばして何度か動きを試したり確認したり。
「そう、それ 今のコントロールよ。わかったね
「う~、でもやっぱりデリエールは難しい…
大丈夫、すぐに出来るようになるわよ
バー・レッスンの後半、バットマン・バチュの練習。
4分の4拍子のテンポで2カウントずつドゥヴァン→デリエールの繰り返しを4セット⇒1カウントずつで4セット⇒2分の1カウントずつで4セット
「んあ~、そのダブルテンポのところが苦手だぁ~
とかなんとかいいながら、音楽スタート 1カウント=オン・テンポのところまではスムーズにいってたけど、ダブルテンポのところになってときどき“カケッ”とひっかかったりしちゃったね。ちょっと力が入りすぎちゃったんだな。
「センセェ、その脚の動き速くない…
「あぁん… いや、このくらいでないと“オデット”のバチュにはならないでしょ オデット姫がとぉん とぉん とぉん ってたらたらバチュしてたらドラマになんないじゃん…
「そうか…。んじゃ、オデットは踊らないことにする…」
にゃにぃ…っ そ、それはちょっと違うだろ…
腿と膝のコントロールの仕方を、彼女の脚をサポートしてゆっくり動かしながら説明する。
自分でもゆっくり、そして早く脚を動かしてみる彼女。
「んん~、なぁんかまだ力加減が上手くいかないっていうか、つながらないっていうか…
そうだね、でもすぐにスムーズに動かせるようになるよ
バー・レッスン最後のグラン・バットマン。
「縦1列に並んでバットマンするのはイヤだ、それだけはイヤだ 絶対反対側に場所を変えてやってよね
後ろから蹴られることは無いと分かってる。センセェの脚が当たることはないんだってことも分かってる。でも……。
ズァン…っ と風を切る気配が怖いんだそうである…
センター・レッスンではパ・ドゥ・バスクグラン・コントゥルタン(=アンサンブル・ド・ミューズ式呼称)の練習。
パーツごとに動きを分解して重心の移動やアームスのポジシオン、トルソーの向き、脚の動かし方などを練習。
それからロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールと組み合わせてアンシェヌマンにして練習。
はじめの1セットは二人で、後半はリナひとりで。
うん、うん、方向の転換と重心の移動がスムーズになったね。アームスのポジシオンもそれでいいわよ。
「来週はアン・ドゥオールとアン・ドゥダーン、パ・ドゥ・バスクとグラン・コントゥルタンの連続のアンシェヌマンを練習するからね
「おし…
昨日、ほんとに嬉しかったことは、ほとんどの回転技でリナが2回転をしたことなの。もちろんまだまだ手直しは必要だし完全ではないけれど、出たとこ勝負・成り行き任せの乱暴な動きではない、きちんと正確に中心軸を守ることが出来ている。そして2回転することを躊躇しなくなった。彼女なら余裕で3回転は可能なのよね、うん、楽しみ楽しみ
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完成…♪

2011-10-07 15:20:09 | Weblog
今年の新作ニットが完成しました。
いつも寒くなってからセーターが欲しいなぁ、カーディガンが欲しいなぁと思って、それから編み物に取りかかっていたのですが、今年はやっぱり節電を心掛けたいですもんね。だから早めに準備することにしました。
書店にいったらちょうどお気に入りのニット・デザイナーのテキストも売り出されていて、
あ、これがいい
と一目で気に入ったセーターが載っていましたからね、テキストを買ってついでに毛糸も買ってきました。
取りかかったのはまだ9月の上旬。
しばらくの間は大汗かきながら編んでいました。
前身頃、後ろ身頃、袖、とパーツが編み上がっていくのに合わせるように陽気もすっかり秋めいてきました。
編み始めてからちょうど1か月。
完成です。
               
このデザイナーさんの作品は模様編みが多様で複雑、ちょっと面倒なのですが、出来上がると模様がレリーフのように浮き上がって素敵なんですよね。我ながらなかなかの出来だと自画自賛
編み物は、私の趣味の一つ、と言ってもいいかもしれないなぁ。
時間のある時にちょっとずつ進めればいいし、完成すれば着る楽しみがあるし。
それに手さえ動かしていれば、頭のなかではいろいろと考え事も出来るしね。
なにより達成感がありますもん。
近頃ちょっと欲求不満気味だなぁとか、何となく手ごたえを感じないなぁとか、そんな気分の人は編み物をしてみたらいかがですか?
完成した時ってホントに好い気分ですよ。
なにもいきなり やカーディガンに取り組むことはないと思います。
初めてなのに大作に取り組んじゃって途中で投げ出したくなったときに、達成感どころか挫折感を味わうことになっちゃいますからね
マフラーとか簡単なくらいを編んでみたらどうでしょう。
おしゃれな長いマフラーでなくても、ほんの襟飾り程度のものでもいいと思いますよ。
まずは簡単に編めて早めに達成感を味わえるもの。
ちょっとしたストレス解消になりますよ。
私が編み物をするようになったのは、冬のレッスンのときに着けるレッグウォーマーを編んだのが最初です。
昔々は今みたいにおしゃれなレッグウォーマーなんて売っていなかったから、大抵のバレリーナは自分で編んだものでした。
結局編み物の楽しさを覚えてセーターやカーディガンを編めるようになりました。
編み物って自転車と同じで一度出来るようになると一生出来るから、楽しいですよね。
今年はセーターをもう1枚とカーディガンを編みたいと考えていますが、ちょっとだけ気合を入れて勉強していることがあるので、その勉強の進み具合しだいかな
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青年とお魚…♪

2011-10-04 10:15:37 | Weblog
一昨日の夕方、近くのスーパーに行ったら、お魚売り場で若い男性とぶつかってしまった。
パックした切り身が並べられているコーナーでね、おかずを何にしようかと考えていたものだから、同じように熱心に魚を見ていたその男性にカゴがあたっちゃったのよ。
20代前半か、もしかしたら18~19歳くらいかもしれないな。スーパーのお魚売り場に若い男性というのは珍しい。
鯖が嬉しいお値段だったので、竜田揚げにして大根おろしを添えよう、半分は南蛮漬け風におろしダレに漬けて明日のおかずにもしよう、と決めた。
あとは必要なものをいろいろとカゴに入れてレジに並ぶ。
ちょうど隣の列にさっきの若者が並んでいて、ふとカゴをみると
サワラの切り身、焼き豆腐、れんこん、納豆が入っていた。
ほぉぉぉ~~ん
ちょっと感心しちゃった。
だってさ、魚の切り身を買うということは、彼はそれを調理出来るってことだよね。それを調理するのに必要な調味料も自宅にあるってことだよね。
まさか生で喰うわけじゃなかろ、猫じゃあるめえし…。
もしかしたら調理師になるために勉強中か、あるいは板前の修業中の青年なのかもしれない。
あ、案外ママに言われてお使いにきた、なんてことも…。
まぁ、それはないだろうな。お使いできたのなら、“サワラ”なら“サワラ”とママの指定があるはずだから、売り場でどれにしようか迷うなんてことはないもんね、パックのラベルに表示されてる魚の名前を見れば分かる。
だから彼は自分で調理するんでしょう。
食べることを疎かにしない、料理ができる男性ってのはいいよね、素敵だよね。
それに引き替え私の前にいた若い女性のカゴの中身といえば、
ダ○ンのフルーツヨーグルト、フルーツゼリー、ポテトチップス、御惣菜売り場からもってきたハンバーグ弁当とポテトサラダとサンドイッチ、カップ麺2つ。
あ゛ぁ~、動悸がしそう…
ふと目にはいった彼女の横顔は、ほっぺたにブツブツと吹き出物がいくつも出来ていた。
そりゃそうだろ。
表情にも若い女性らしい華やぎはなくどこか不機嫌そうで疲れたような印象が濃い。お化粧もばっちりしておしゃれもしてるのにねぇ。
せめてそのフルーツゼリーを本物のみかんに、ポテトチップスを“たたみいわし”にかえてみたらどうですか、と言いたい。
テレビを見たりゲームをするときに口さびしくなるというのなら、メザシでも齧ってりゃよろしい。
なにかというと口さびしくなるとか何か食べたくなるというのは、基本的な食事が十分に出来ていなくて栄養分が足りていないということのほかに、欲求不満なのである。
デブの言い訳によくあるでしょ、
「ストレスのせいで、食べることに走るようになった」
って…。
ストレスや欲求不満を忘れるために、なにかと食べたくなる、食べていたくなるらしいわね。
以前読んだ栄養関係の本に書いてあったんだけど
食事や栄養のバランスが精神にも影響を及ぼす
んですってよ。
バランスのとれた食事をしっかりしていれば、ストレスにも強くなりストレスによるダメージを回避するのも上手くなるらしい。
満腹で満足しているときにイライラしたり喧嘩したりはしないでしょ?
だからね、イライラしがちだったりストレスを感じやすかったりするときは食事を見直してみるといい。おそらくきちんとしたものは食べていないはず。
でもお料理はキライ、面倒くさい、栄養のバランスを考えるなんてそんな難しいことはいや、なんていう人もいるでしょ?
はい、そんな言い訳はとおりません。
ご飯とワカメのお味噌汁、それをちゃんとお腹いっぱいになるだけ召し上がれ。
ご飯は炊飯器が炊いてくれるし、お味噌汁は顆粒出汁を使えば作るのに10分もかからない。
まずはそれで十分。
おかずだなんだ、ダイエットがどうした…と考えるのは、しっかりご飯を食べるという行為が身についてからでよろしい。
だいたい満足に料理も出来ない、料理はキライ、なんて言ってる人間がダイエットだの美容だのを気にするなんて烏滸がましいや。
スーパーのお魚売り場で魚を選んで買った青年を見習いましょう。
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ムリ…じゃなくなったね…♪

2011-10-02 08:51:21 | Weblog
昨日のアンサンブル・バレエは体調が悪くなったりお仕事が忙しかったりでお休みが多く、久しぶりにリナとマン・トゥー・マンのレッスンでした。
レッスン曲も普段みんなと一緒のレッスンで使うのとは別の、ちょっとだけカウントやアクセントが難しい曲でバー・レッスン。
バットマン・フラッペのときに、いつもリナに練習させている順番だと
前3回→ドゥーブル・フラッペ・デリエール→後ろ3回→ドゥーブル・フラッペ・ア・ラ・スゴンド→横3回→ドゥーブル・フラッペ・ア・ラ・スゴンド×4回→後ろから繰り返し…
だけど、昨日は少し変えてみた。
前3回→ドゥーブル・フラッペ・デリエール→後ろ3回→ドゥーブル・フラッペ・ドゥヴァン→横3回→ドゥーブル・フラッペ・ア・ラ・スゴンド→ドゥーブル・フラッペ・ドゥヴァン→ドゥーブル・フラッペ・ア・ラ・スゴンド→ドゥーブル・フラッペ・デリエール→ドゥーブル・フラッペ・ア・ラ・スゴンド⇒後ろから繰り返し…
すると、前3回→ドゥーブル・フラッペ・デリエール→後ろ3回→ドゥーブル・フラッペ・ドゥヴァンのところがいつもの順番が癖になっているらしくア・ラ・スゴンドにフラッペをしてしまう。
「あ゛で… ……ぁた… …わ゛~ん、いつものが癖になってる…
「ふん…、運動神経に任せっぱなしにしとくと覚えてることを勝手にやっちゃうからね。まず1度は頭で考えて脚に指示しないとね…」
そして左側は…、よし、良く出来たね
ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レールではフェッテ・アン・トゥールナンの練習を。
順番を説明しながら見本を見せてから、バーのスタンドに脚をぶつけるといけないから真ん中でおやりなさい、と場所を譲ってあげると
「センセイはやらないワケ?
「え゛… いややりますよ、この端のほうでやる…
「だよね…
うくくく…、一切手を抜けない…。
つぎはバーに脚を載っけてリンバリングと最後のスプリッツ。
一緒にスプリッツをしながら
「もう少し重心が左だね、骨盤が右に落ちてる…」
「…こう…?」
「ん、そうそう。それで肩の高さと鎖骨のラインをそろえて…」
「…てっ…、もういい…いてっ…

カンブレ・アン・ナヴァンとカンブレ・アン・ナリエールをしながら彼女にトルソーや脚のポジショニングを説明し、それから前に伸ばした脚の内側にトルソーを倒してピタァ~っと床に張り付くストレッチをして見せる
「ぬ゛ぁ…っ、それはキモイっ
左側のリンバリング。スプリッツをした彼女、
「一応これだけ…」
とカンブレ・アン・ナヴァンとカンブレ・アン・ナリエールをふい~っ ふい~っ と軽くやって立ってしまうので、また前に伸ばした脚の内側にトルソーを倒してピタァ~っと床に張り付くストレッチを…。
「ぬ゛あぁぁ…、そこまで出来なくちゃならない意味がわかんない…
はいはい…、そのうち当たり前に出来るようになるさ…
バー・レッスンの最後のグラン・バットマン。
昨日はリナに教えたいことがあったの。
一緒に前に4回→横に4回→両手をバーに置いて後ろに8回のグラン・バットマンをして、後ろの8回目のバットマンに脚をあげたところで
「その脚下ろすのと同時にシュス・スー、アン・ナヴァンでポゼ…っ」
「……」
よぉしよし、良くもちこたえたねぇ…
でもね…。
「全部サポートしながら説明するから、まず90度に脚上げてごらん。バットマンしなくていいから」
「…と、こう…?」
左手で彼女の骨盤を支え右手で上げた脚を支えてゆっくり動かしながら、動きをどうコントロールすればいいかを説明する。
大事なのは脚とトルソーとのバランスやタイミングをクリアにイメージすることよ、とそのイメージを説明したりね。
じゃ、左側をやってみよう
前4回→横4回→後ろ8回、そしてシュス・スー
おお、キレイに停まれたねぇ、うん、うん、いいバランスだ…
それが安定して出来るようになったら次はこれよ、とバットマンした脚をルティレに引き上げ同時にルルヴェをしてバランスをとって見せる。
「そこまで出来るようになるもんなの…
「なる。だからやって見せてんの」
「ほぉぉぉぉ~ん
ちょっと休憩してセンター・レッスン。
バットマン・タンジュをしてグラン・バットマン。
グラン・バットマンのアンシェヌマンにはバランセを組み入れた
リナがまず1回右側と左側を通す。
「……なんじゃ、そりゃァ……」
そこまでトルソーのコントロールが安定していてキレのいい動きが出来るのに、なんでバランセのアームスだけが、そこだけが、突然いきなりよりにもよってとってつけたように
キッズ並
になるんだよ
ポール・ドゥ・ブラだ、ポール・ドゥ・ブラ、大事なのは…
とひとしきりアームスの動かし方、、コツ、イメージなどを説明しながら練習。
「もうキッズレヴェルのポール・ドゥ・ブラは止めて下さいゃし」
「けけけ…
その後もプティ・ソテ、アッサンブレのアンシェヌマンとレッスンは続き、最後に以前から取り組んでいるヴァリアシオンの練習。
アームスの使い方、運動の方向性とコントロールの仕方、ポジショニングなど一緒に踊りながら進めていく。
最近のリナは、バランセのアームスのときもそうだが、注意するとすぐに動きが改善されるようになってきている。注意をしたりアドバイスをするたびに、それがパン パン と的に当たっているような手ごたえを感じるの。
ああ言えばこう言う、は相変わらずだが、「ムリ」だけはいわなくなったね
さぁ、来週のレッスンが楽しみだね
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