昨日はカルチャーセンターでの≪大人のバレエ≫クラスのレッスンでした
レッスンを始める前に“じゅんびうんどう”をしていたヒトミちゃんが
「脚とか柔らかくするにはどんなストレッチをすればいいですか?家でいろいろやってみたけど何をしたらいいかわからないんです」
と。
あぁ、横方向への開脚のことね。それはね、
まず骨盤を真っ直ぐに立てて座ります。坐骨を床に突き刺すようなイメージでね。背中と床とが直角になるのが理想。
そのまま両脚を横に開きます。お膝は常に天井をむいていること。
少しずつ上体を前に倒していきます。背中が丸まらないように気を付けて。無理に床におでこを付けようと思うと肩が上がって背中が丸くなるから、床に付けようとは考えないこと。
まず肘から先の腕が床に付くところまで上体を倒したらそのまま1分半ほど静止。次に5㎝ほど腕を前にずらしてまた1分半ほど静止。さらに5㎝。この3段階くらいを暫くの間は繰り返す。
反動を付けて動かないこと。反動を付けて乱暴な動きをすると筋肉には逆効果。余計に縮んだり固くなったりするからね。
ではバー・レッスン、プリエから。
まずはきちんと真っ直ぐに立つ。グラン・プリエで一番深い位置まで膝を曲げたときもトルソーの形を変えないこと。
ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールではポワン・タンジュ・ドゥヴァンからデリエールまで、またはポワン・タンジュ・デリエールからドゥヴァンまで大きく半円を描くこと。近道しちゃぁいけません
それから脚の動きにつられてお尻が上下したり前に出てきたりしないようにも気を付けてね。
グラン・バットマンが終わったあとに昨日はもう一つ。
グラン・バットマン-プリエ。
ポワン・タンジュ・デリエールからジュテしてグラン・バットマン・ドゥヴァン。同時に軸脚はドゥミ・プリエ→ポワン・タンジュ・デリエールに戻る→…
の繰り返し。グラン・ジュテ・アン・ナヴァンの基本の《基》です
はい、それでは両手でバーに掴まって
パ・ドゥ・ブーレの練習をしましょう。
経験者のみんなは自分の動きをブラッシュ・アップするつもりで。
ヒトミちゃんは初めてだからパの構造を正確に覚えましょうね。
一緒にやってごらんなさい、と動きを分解して見本をみせながら右→左→右→左と繰り返し練習。
そのあとみんなで一番シンプルなアンシェヌマンを音楽に合わせて練習
「ヒトミちゃん、この動きは“パ・ドゥ・ブーレ”。《メソッド》のブログの初期のセンター・レッスンで脚の動きの順番とか注意点とか解説してあるから読んでおさらいしておいてね」
「わっかりましたぁ」
1回のレッスンで初めてのパをマスターするまでの時間をかけては上げられないのが残念だけど、来週のレッスンまでに少しでもステップ・アップ出来るように。
センター・レッスンはバットマン・タンジュの練習をしてピケ・ルティレとパ・ドゥ・ブーレのシンプルなアンシェヌマンを練習して、トゥール・アン・ドゥオールのプレパラシオンの練習。
最後にグラン・アレグロ。先週と同じアンシェヌマンを左側から。
おぉ、ユキさん、先週よりも動きが大きくなった。ピケ・アラベスクの方向もキレイにきまっているわよ
あぁぁ、ふーちゃん、一つ一つのパを正確に、きちんと、というのはいいことだけど、そのせいで全部の動きがブツ切れで重たく沈んじゃってるわよ。フレーズってことを意識してみてね。
わわわ、カイトウさん、慌てない慌てない、落ち着いて
さて、ヒトミちゃん、先週まで練習したアラベスク・ソテとシャセのアンシェヌマン、やってごらんなさい
おし、大丈夫だね。それでは新しいパを覚えましょう、一緒にやってごらんなさい
グリッサード→アラベスク・ソテ→グリッサード・アラベスク・ソテ→……
アラベスク・ソテしたら必ず軸脚のドゥミ・プリエを守ること。
お臍をスタジオの角に向ける(エファセの方向)を守ること。
じゃ、今度は一人でやってごらんなさい
はい、上出来です
ポール・ドゥ・ブラをしてお疲れ様でしたのご挨拶のあとも
「センセイ、グリッサードのときの手はどうなりますかぁ?」
とやる気満々のヒトミちゃんです。
グリッサードの最中はア・ラ・スゴンド、グリッサードが終わったところでアン・バ、よぉ
レッスンを始める前に“じゅんびうんどう”をしていたヒトミちゃんが
「脚とか柔らかくするにはどんなストレッチをすればいいですか?家でいろいろやってみたけど何をしたらいいかわからないんです」
と。
あぁ、横方向への開脚のことね。それはね、
まず骨盤を真っ直ぐに立てて座ります。坐骨を床に突き刺すようなイメージでね。背中と床とが直角になるのが理想。
そのまま両脚を横に開きます。お膝は常に天井をむいていること。
少しずつ上体を前に倒していきます。背中が丸まらないように気を付けて。無理に床におでこを付けようと思うと肩が上がって背中が丸くなるから、床に付けようとは考えないこと。
まず肘から先の腕が床に付くところまで上体を倒したらそのまま1分半ほど静止。次に5㎝ほど腕を前にずらしてまた1分半ほど静止。さらに5㎝。この3段階くらいを暫くの間は繰り返す。
反動を付けて動かないこと。反動を付けて乱暴な動きをすると筋肉には逆効果。余計に縮んだり固くなったりするからね。
ではバー・レッスン、プリエから。
まずはきちんと真っ直ぐに立つ。グラン・プリエで一番深い位置まで膝を曲げたときもトルソーの形を変えないこと。
ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールではポワン・タンジュ・ドゥヴァンからデリエールまで、またはポワン・タンジュ・デリエールからドゥヴァンまで大きく半円を描くこと。近道しちゃぁいけません
それから脚の動きにつられてお尻が上下したり前に出てきたりしないようにも気を付けてね。
グラン・バットマンが終わったあとに昨日はもう一つ。
グラン・バットマン-プリエ。
ポワン・タンジュ・デリエールからジュテしてグラン・バットマン・ドゥヴァン。同時に軸脚はドゥミ・プリエ→ポワン・タンジュ・デリエールに戻る→…
の繰り返し。グラン・ジュテ・アン・ナヴァンの基本の《基》です
はい、それでは両手でバーに掴まって
パ・ドゥ・ブーレの練習をしましょう。
経験者のみんなは自分の動きをブラッシュ・アップするつもりで。
ヒトミちゃんは初めてだからパの構造を正確に覚えましょうね。
一緒にやってごらんなさい、と動きを分解して見本をみせながら右→左→右→左と繰り返し練習。
そのあとみんなで一番シンプルなアンシェヌマンを音楽に合わせて練習
「ヒトミちゃん、この動きは“パ・ドゥ・ブーレ”。《メソッド》のブログの初期のセンター・レッスンで脚の動きの順番とか注意点とか解説してあるから読んでおさらいしておいてね」
「わっかりましたぁ」
1回のレッスンで初めてのパをマスターするまでの時間をかけては上げられないのが残念だけど、来週のレッスンまでに少しでもステップ・アップ出来るように。
センター・レッスンはバットマン・タンジュの練習をしてピケ・ルティレとパ・ドゥ・ブーレのシンプルなアンシェヌマンを練習して、トゥール・アン・ドゥオールのプレパラシオンの練習。
最後にグラン・アレグロ。先週と同じアンシェヌマンを左側から。
おぉ、ユキさん、先週よりも動きが大きくなった。ピケ・アラベスクの方向もキレイにきまっているわよ
あぁぁ、ふーちゃん、一つ一つのパを正確に、きちんと、というのはいいことだけど、そのせいで全部の動きがブツ切れで重たく沈んじゃってるわよ。フレーズってことを意識してみてね。
わわわ、カイトウさん、慌てない慌てない、落ち着いて
さて、ヒトミちゃん、先週まで練習したアラベスク・ソテとシャセのアンシェヌマン、やってごらんなさい
おし、大丈夫だね。それでは新しいパを覚えましょう、一緒にやってごらんなさい
グリッサード→アラベスク・ソテ→グリッサード・アラベスク・ソテ→……
アラベスク・ソテしたら必ず軸脚のドゥミ・プリエを守ること。
お臍をスタジオの角に向ける(エファセの方向)を守ること。
じゃ、今度は一人でやってごらんなさい
はい、上出来です
ポール・ドゥ・ブラをしてお疲れ様でしたのご挨拶のあとも
「センセイ、グリッサードのときの手はどうなりますかぁ?」
とやる気満々のヒトミちゃんです。
グリッサードの最中はア・ラ・スゴンド、グリッサードが終わったところでアン・バ、よぉ