昨日は16時45分~≪バレエ初級基礎コース≫。
レギュラー・メンバーのメグちゃんとのマン・トゥー・マン・レッスンになりました。
一緒に脚慣らしのストレッチをしたあとはバー・レッスン。
グラン・プリエ、バットマン・タンジュ、とそれぞれ順番を指定してから音楽を流す。
ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールの右側が終わったとき、ふと気が付いた。
「メグちゃん、全然順番を間違えないね」
「…?はぁ…、このくらいなら覚えられますよぉ」
「うん、でもまだレッスン初めて3か月だよね」
そう、まだ3ヶ月しか経っていないのよね。確かに一昨年、月に2回程度のペースで1年弱レッスンしたことはあるけど、その後1年半のブランクがあるから、ほとんど初めてといってもおかしくないレヴェル。それなのに順番を間違えることがない。
「ん~、初級用の簡単なアンシェヌマンにしてもらってるからじゃないかなぁ」
「いやぁ~、間違える人は2年経ってても毎回間違えるよぉ。それとかいっつも前にいる人の動きを見た後で動く感じだったりさぁ」
「ふぅぅ~ん…。誰かを当てにして自分で覚えないってことですかねぇ…」
う~ん、そうなんだろうねぇ、きっと…。
自分の身体は自分の脳みそから指令を出さないと動かせないんだから…。人の動きを見て真似してたんじゃぁカウントにも遅れるしね。
「順番よりも、自分の身体のことの方に集中しますよね。ターン・アウトのこととか重心の位置とか…」
あ、それは見ていて分かる。
今はお腹に気を付けてるなとか足首に気を付けてるなとか、メグちゃんがどこに意識を向けてるか分かるよ。
ただなんとなく身体を動かすというのではなく、彼女の場合は自分の身体や動きを磨いてるって感じかな
センター・レッスンはいつもの通りバットマン・タンジュの練習から。
アンシェヌマンを少し変えてみた。
うん、いいね、大分グラグラしなくなったしアームスの動きも遅れなくなった。
ではグリッサードの練習を…。
うん、移動も大きく出来るようになってきたしグラつきも少なくなったねぇ。それならば
「少しテンポを速くしてみよう」
まず音楽を聞かせて、見本を見せる。
「う~ん、大丈夫かな…」
はい、どうぞ…と音楽を流す。
…うん、カウントが変わってもちゃんと動くこと=移動することは出来ている。あとは脚の使い方だ。
「後から5番に引きつける脚の膝と足首が曲がりっぱなしにならないようにね。慌てると伸ばす前に5番に引きつけたくなるから」
そのために気を付けることは、と見本を見せながらポイントを2つほど注意する。
はい、やってごらん
… … … … … … … …
うん、うん、良くなった、いいわよぉ
「もう一回やってもいいですか」
もちろん
… … … … … … … …
あ、脚が使えるようになったわね。そのグリッサードならほかのパと組み合わせても大丈夫だ。
最後にパ・バランセの練習。
先週初めてパ・バランセ=3拍子のリズムを練習したときは
「???????」
だったんだけど、この1週間の間、彼女なりにリズムとステップを考え続けていたらしい。試しに基本の“基”のステップをやってみると、ちゃんと出来ている。それならもう大丈夫よと、パ・バランセのステップに変える。
「ダウン→アップ→アップ→ダウン→アップ→アップ→右→左→右→左→右→左→…………」
と声をかけながら一緒に動いていると、彼女のステップが次第に明瞭に正確になっていく。うん、その調子なら
「メグちゃん、アームスも一緒に動かしてごらん……。左アン・オー→右アン・オー→左→右………」
おぉぉ、好いじゃないの、キレイ、キレイ
「わぁぁ、メグちゃん、すてきぃ…」
と、次の≪スロー・エクササイズ≫クラスのカヨさんから拍手をもらって、レッスンは終了したのでした。
来週のレッスンが楽しみだなぁ。グリッサードを活かしたアンシェヌマンを考えてあげなくちゃね
レギュラー・メンバーのメグちゃんとのマン・トゥー・マン・レッスンになりました。
一緒に脚慣らしのストレッチをしたあとはバー・レッスン。
グラン・プリエ、バットマン・タンジュ、とそれぞれ順番を指定してから音楽を流す。
ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールの右側が終わったとき、ふと気が付いた。
「メグちゃん、全然順番を間違えないね」
「…?はぁ…、このくらいなら覚えられますよぉ」
「うん、でもまだレッスン初めて3か月だよね」
そう、まだ3ヶ月しか経っていないのよね。確かに一昨年、月に2回程度のペースで1年弱レッスンしたことはあるけど、その後1年半のブランクがあるから、ほとんど初めてといってもおかしくないレヴェル。それなのに順番を間違えることがない。
「ん~、初級用の簡単なアンシェヌマンにしてもらってるからじゃないかなぁ」
「いやぁ~、間違える人は2年経ってても毎回間違えるよぉ。それとかいっつも前にいる人の動きを見た後で動く感じだったりさぁ」
「ふぅぅ~ん…。誰かを当てにして自分で覚えないってことですかねぇ…」
う~ん、そうなんだろうねぇ、きっと…。
自分の身体は自分の脳みそから指令を出さないと動かせないんだから…。人の動きを見て真似してたんじゃぁカウントにも遅れるしね。
「順番よりも、自分の身体のことの方に集中しますよね。ターン・アウトのこととか重心の位置とか…」
あ、それは見ていて分かる。
今はお腹に気を付けてるなとか足首に気を付けてるなとか、メグちゃんがどこに意識を向けてるか分かるよ。
ただなんとなく身体を動かすというのではなく、彼女の場合は自分の身体や動きを磨いてるって感じかな
センター・レッスンはいつもの通りバットマン・タンジュの練習から。
アンシェヌマンを少し変えてみた。
うん、いいね、大分グラグラしなくなったしアームスの動きも遅れなくなった。
ではグリッサードの練習を…。
うん、移動も大きく出来るようになってきたしグラつきも少なくなったねぇ。それならば
「少しテンポを速くしてみよう」
まず音楽を聞かせて、見本を見せる。
「う~ん、大丈夫かな…」
はい、どうぞ…と音楽を流す。
…うん、カウントが変わってもちゃんと動くこと=移動することは出来ている。あとは脚の使い方だ。
「後から5番に引きつける脚の膝と足首が曲がりっぱなしにならないようにね。慌てると伸ばす前に5番に引きつけたくなるから」
そのために気を付けることは、と見本を見せながらポイントを2つほど注意する。
はい、やってごらん
… … … … … … … …
うん、うん、良くなった、いいわよぉ
「もう一回やってもいいですか」
もちろん
… … … … … … … …
あ、脚が使えるようになったわね。そのグリッサードならほかのパと組み合わせても大丈夫だ。
最後にパ・バランセの練習。
先週初めてパ・バランセ=3拍子のリズムを練習したときは
「???????」
だったんだけど、この1週間の間、彼女なりにリズムとステップを考え続けていたらしい。試しに基本の“基”のステップをやってみると、ちゃんと出来ている。それならもう大丈夫よと、パ・バランセのステップに変える。
「ダウン→アップ→アップ→ダウン→アップ→アップ→右→左→右→左→右→左→…………」
と声をかけながら一緒に動いていると、彼女のステップが次第に明瞭に正確になっていく。うん、その調子なら
「メグちゃん、アームスも一緒に動かしてごらん……。左アン・オー→右アン・オー→左→右………」
おぉぉ、好いじゃないの、キレイ、キレイ
「わぁぁ、メグちゃん、すてきぃ…」
と、次の≪スロー・エクササイズ≫クラスのカヨさんから拍手をもらって、レッスンは終了したのでした。
来週のレッスンが楽しみだなぁ。グリッサードを活かしたアンシェヌマンを考えてあげなくちゃね