アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

よいお年を…♪

2011-12-31 11:55:00 | Weblog
穏やかに晴れた大晦日ですね。
今年は想像だにしたことのなかった悲劇が起こった年でした。
大震災、洪水、海外では独裁政権の崩壊等々…。
今年を表す漢字一文字に選ばれたのは『絆』でしたが、確かに“キズナ”という言葉を耳にしない日はないほどでしたね。
“キズナ”とか“オモイヤリ”が一過性の薄っぺらい流行語に堕して終わることのないようにと思います。
電車でご高齢の方に席を譲ることも、通りで顔見知りのご近所の方と挨拶を交わすことも、買い物をして“ありがとう”ということも、食事をして“御馳走様”ということも、そんな日常のささやかな当たり前のことが“キズナ”や“オモイヤリ”につながっていくのではないかと考えています。
さて、私の2011年は…。
悔しいことも情けないことも恥ずかしいことも不甲斐無いことも、それはまぁいろいろありました。
でも、2010年に勉強を始めたことに目途が立ち、フランス語の勉強を始めて検定にも合格出来たことという大きなこともありましたが、ひとつひとつ思い返してみると、結果的には
残念<良好
な一年だったんじゃないかな。
なぁんたって、今年もGood looking body をキープしたしね。
さぁ、2011年最後のお洗濯も終わったし、ちょいとお掃除をしてから神社へ今年1年のお礼を申し上げに行って来よう。
そして、明日のための卵焼きを焼いて蒲鉾の飾り切りをしましょうかね。
皆様、今年1年ありがとうございました。
よい年をお迎えくださいまし。
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メリー・クリスマス…♪

2011-12-25 11:22:44 | Weblog
昨日のクリスマス・イヴ、素敵なプレゼントが届きました。
夕方レッスンから帰って来たらポストに入っていたの。
               
実用フランス語検定5級認定証書
11月に行われた検定を受けたんですよ。ちょっと嬉しい得点で合格出来ました。
フランス語検定受験に至った経緯はね…。
私は毎日自宅でストレッチと軽い筋トレをしていますが、今年の3月始め頃、ふと
「たぁだワン、トゥー、スリィ、ワン、トゥー、スリィばっかり言っててもなぁ…。身体と同時に頭も使わないとなぁ…」
と思ったのが、フランス語を勉強することにしたきっかけのきっかけ。
はじめはストレッチなどしながらフランス語で1から100まで数えられるようにしようと思ったけれど、それはじきに1000まで数えらるようになって、ちょっと飽きはじめた。
んじゃぁ手を洗うときの30秒を計るのに歌う「ハッピー・バースディ」をフランス語で歌えるようになろうと思ったけど、それもじきに憶えてしまって、頭の体操にはならなくなった。
こうなりゃぁちょっとだけ齧ってみようかな、と思い立ち
「向かないと思ったらやめればいいんだし…」
とNHKのテレビとラジオの『フランス語講座』のテキストを買った。
そして毎月
「あと1か月やってイヤになったらやめればいいし…」
の繰り返しで8月になった。その頃には少し“欲”が出ていて
「んん~独習だとどの位のレヴェルなんだか皆目わかんないなぁ…。検定、受けてみようかなぁ…」
と考えるようになって、申込書を貰いに行き、5級の受験準備を進めているうちに……
そう、私は気が短い。
時々、本当に極まれにではあるが“2回で出来るものなら1回でやっちまえ”という妙なノリになることがある。それが今回起こってしまったんですね。
「4級は5級合格が前提でしょぉ なら4級の勉強をきちんとすれば5級はO.K.なんじゃないのぉ…
と短絡的に考えてしまったんですね。
で、4級と5級の併願受験をしたわけ。で…、で…、
               
実用フランス語検定4級の認定証
クリスマス・イヴにこれが届くなんて、嬉しいぃぃ~
最高のクリスマス・プレゼントだ
フランス語の勉強はこれからもずっと続けていきます。
いずれはフランス語のバレエ・メソッドの本をきちんと読んで理解出来るようになりたいと考えています。
さらに永遠のマイ・プリンス=ジェラール・フィリップ主演の映画を字幕なしで楽しめるようになりたい、という野望もあるし。
さて、今回無事に併願で合格出来たのは、上野は不忍の辯天様のお蔭です。ちゃんと
『芸能御守護』
のお守りを頂いて来てたからね。
フランス語なら学問、学問なら湯島の天神様じゃないのぉ
と思われる向きもあるかもしれませんが…。
私はバレエ教師。クラシック・バレエはフランス発祥。クラシック・バレエの用語はフランス語。
即ちフランス語は私にとっては『芸』の内、ということでちゃぁんと筋は通っているのですよん
だいたい、食生活アドバイザー2級受験のときも『家内安全・夫婦円満・安産』のお守りを持って行って合格するようなお調子者なのです、私は…
あのときも
「“安産”…。“安”んじて良い結果を“産”む…、ってことでいいんじゃないのぉ」
なぁんて勝手に考えていた…
だから辯天様も
「このお調子者には力を貸してやらねば仕方あるまい」
と考えて下さったのかも…。
辯天様、ありがとう
4級に合格したことで、ちゃんとフランス語を勉強して、聞き、話し、読み、書き、理解して伝えることが出来るようになりたいと改めて思います。いつまでにという期限もないし、試験で高得点を上げなければという前提もない。合格するまで何回受験してもいいのだし…。ずっと楽しみながら勉強を続けたいと考えています。
ま、目先の目標として、来年は3級に挑戦、です。
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紅葉の錦神のまにまに…♪

2011-12-21 10:16:44 | Weblog
アンサンブル・バレエ クラスリナ『百人一首』の暗誦に取り組んでいる。
きっかけは『ちはやふる』という漫画だそうで、現在はTVアニメにもなっている。
リナが話してくれたその荒筋からちょいと興味を引かれたものだから、彼女からコミックスを借りて読んでいる。
まだ3巻までだけど(…毎週3巻ずつ持ってきてくれることになっている…)、ハマりそうである。
それぞれの登場人物にとって“競技かるた”との関わりやその意味するところは違うんだけど、今のところの主要登場人物のひとりである大江奏=かなちゃんがメンバーになるまでのエピソードにちょっと刺激を受けてしまった。
かなちゃんは、王朝文化好きの古典オタク。
彼女にとって『百人一首』とは詠み、意味を味わい、感じ、思い描いて楽しむ…、ものであって戦うものではなかったのね。
その彼女が主人公の千早ちゃん
ちはやふる神代もきかず龍田川から紅に水くくるとは
の現代語訳、単純解釈、裏に秘められた意味、歴史的背景などについて滔々と解説するシーンがある。
そのときの私の感想は、千早ちゃんとほとんど同じだったんだ…
何も知らなかった…
い、いや…知ろうとしなかった、と言った方が正しいかな…
現代仮名遣いに読みやすく書き下したものではあるが多少なりとも『万葉集』も読んだ。『枕草紙』も読んだ。『伊勢物語』も読んだ。『源氏物語』も読んだ。『徒然草』も読んだ。『百人一首』は当然のことである。
だがしかし! なのである。
読んだ。確かに読んだ。それは事実だ。
でもそれは、その折々の試験で好成績を取るために必要な分だけを暗記したに過ぎなかったんだ…
試験で良い結果が得られさえすれば用はなくなる、そんな知識のための知識でしかなかったんだ…
かなちゃんのように“楽しむ”さらには“空想の世界に遊ぶ”ということをしていない“文字の羅列”に過ぎないものは血肉がなく、私という人間にとっての血肉になってないんだ…
そんなことに今更ながら気づいてしまった…
それでも“脳みそ”というのはありがたいもので、押し込んだものはどこかに留めておいてくれているらしい。
リナ『百人一首』に取り組みはじめたのが私にとってもいい機会だから、と少しずつ手引書など読み進めているけれど、いろいろなことをポツポツと思い出す。
「…ん…?右大将道綱母…?この人……っと……っとぉ…ナントカ日記を書いたよな……なんだっけ…………あ、あれだ…
「…んぁ…?日記はあとアレとソレとコレがあったけどぉ…作者は……んん…?…ん゛~~っ……あ、そうだ……
という具合にちょいと進行方向がズレることも度々。
それらの古典に手を伸ばすことはないかもしれないが、もしも機会があるなら、そのときは楽しむことと味わうことを最優先にしたいと思う。
『百人一首』も、今度はいつまでにという期限もなければ試験もない。ゆっくり楽しみながら、想像を逞しくしながら憶えていきたいと思っている。
こんな素敵なきっかけを作ってくれたリナに感謝している
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飛距離が、ひょぉぉ~ん…♪

2011-12-18 10:29:23 | Weblog
昨日はアンサンブル・バレエ クラスのレッスン
近頃面白いのは、レッスン前に軽いおしゃべりなどするときにリナがルティレ‐ルルヴェでバランスをとったまま話を聞いてくれるようになったこと。
片脚の爪先立ちで両手をバーから離したまま10秒前後、日によってはそれ以上は静止している。軸脚もグラつかないしルティレの膝も落ちない。力んで固まっているわけでもないし自然にまっすぐ伸びていてキレイ
「う~ん、朝ウチでやったときのほうがバランスが良かったなぁ…」
「お…、今日はいけそう…」
という彼女の自己診断結果を聞いてからバー・レッスン開始。
腹筋の筋トレも兼ねた脚慣らしをしてからグラン・プリエ、バットマン・タンジュ、……とアンシェヌマンを進めていく。
リナとマン・トゥー・マンのときは各々のアンシェヌマンのヴォリュームが若干アップして、ルルヴェでのバランス&ポゼも多くなるな。
そしてバーに脚をのっけるリンバリング(=ストレッチ)。
最後のスプリッツをして前と後ろにカンブレをしたら
「おくやまにぃ…もみじふみわけ…なくしかのぉ…こえきくときぞぉ…ときぞぉ…きくときぞぉ…あれっ……えぇっとぉ…」
それを聞きながら私はカンブレをゆっくりくりかえす。
「おくやまにもみじふみわけなくしかのこえきくときぞ、あきはかなしき…だ」
よぉし。
スプリッツ、右側もきちんとつくようになって後ろ側の脚の膝も伸びるようになったね。
左側のリンバリング、最後のスプリッツをして
「あらざらむこのよのほかのおもひでに、いまひとたびのあふこともがな」
(アタッ、ワタクシソレハマダオボエテイナイ……
「いまはただ、おもひたへなむとばかりを、ひとづてならで、いふよしもがな」
(ウヘッ、ソレモワタクシハマダオボヘテイナヒ……
よぉし。
「よく憶えたねぇ、“あ”の段は終わったの?」
「ん。今“お”の段。つぎは“小倉山”なんだ」
「おぐらやま……なんだっけ…“いまひとたびのみゆきまたなむ”なんだけど…もみじだよね…えぇ~っと…」
「うん、もみじはあってる、と思う…」
と会話しながらその間スプリッツしたままなんだから、百人一首の効果は大ですね。
そそくさと立ち上がることがなくなったからしっかりストレッチは出来るし膝もキレイに伸びるようになり、前にトルソーを倒すのも脚にお腹がつくまで前屈出来るようになったし、後ろに反ることもゆったりと出来るようになったものね
さて、センター・レッスン。
バットマン・タンジュやタン・ルヴェその他の練習をしたあと。
バロネ・アン・ナヴァンとアティチュード・ルルヴェ、トゥール・アン・ドゥダーンのアンシェヌマン。
トゥール・アン・ドゥダーンをして次のバロネ・アン・ナヴァンに移る直前の脚の踏み替え方を、見本を見せながら説明。
「勢い任せで回転しちゃうと前に飛び出しちゃうからね…。ルティレはデリエールにして、その脚を踏み替えることで回転を止める…、ね…」
「ん」

…そう……そう……よし……、うぅ~ん、アームスかぁ…。
「アームスのコントロールがまだあまいんだよ…、サポートするから、ちょっとアティチュード・ルルヴェだけ繰り返してごらん」
アン・オーに上げた彼女の手を持って、彼女がドゥミ・プリエをするのと同時に手を引き上げることを繰り返す。
「いい?プリエのときには運動の方向とは逆にアームスでトルソーを引き上げるんだよ。ちょっとわざとらしくなってもいいから、アームスを突き上げるようにしてごらん」

…そう、そういうこと……、うん……、あれっ?……あぁ、ルティレか…。
「アティチュードからルティレに変わるときに脚を下ろしちゃだめだよ。内腿が落ちるとそれを引き上げるのに余計な力が必要になるでしょ。ちょっとルルヴェを繰り返してごらん」
彼女の膝をサポートして3回ルルヴェをさせて、4回目と同時に膝下をポンと軸脚の膝に向かって送ってあげる。
「あ、そうか…!ルティレが速い…!」

…そう……それ……よぉし……よくできました。
そして、
「先週はじめてやったね。グラン・ジュテ・アン・ナヴァン・クロワゼ。もう一度しっかりやろう」
「んっ
まずは2~3回リナが私の後ろでパや踏切のタイミングを合わせる。
グリッサードとトンベは一つのパだと考えてまとめること、トンベのあとのプリエでしっかりバネを貯めること、などを見本を見せながら改めて説明。
それから彼女一人で
プレパラシオン→シャセ→グリッサード→トンベ→グラン・ジュテ・アン・ナヴァンクロワゼ
とグラン・ジャンプを跳んでは走って戻り、また跳んでは走って戻り、を繰り返す。
うぅ~ん、脚力はあるからなぁ……、踏み切ったあとのコントロールか…。
「リナ、あのね、前の脚をグラン・バットマンするでしょ、そしたらね後ろの脚が上がりきるまで前の脚は下ろさないの」
「…?脚を下ろさない…?」
「うん。リナはね後ろの脚をアティチュード・デリエールに上げるスピードは速いからいいんだけど、その前にドゥヴァンの脚を下ろしちゃうからね。アティチュード・デリエールが上がったときにはもう着地しちゃうことになるんだよ。着地しにいかなくていいの。脚を上げたままにしておいても自然に着地するから」
と見本を見せながら説明。
「ふぅ~ん
さぁ、跳んでごらん。

そう、ソレです
右が出来たら次は左。また右、さらに左と繰り返す。
うぅ~ん、あとはアームスのタイミングだけか。
「いいかい、グリッサード→トンベまでにアン・バに下げておくのよ。で前の脚をグラン・バットマンする瞬間にアン・ナヴァンからア・ラ・スゴンドに一気に開く」
とまたまた見本を見せながら説明する。
彼女も脚の動きに合わせてアームスの通り道やタイミングを確かめながらゆっくり動く。
よし、跳んでごらん。

そうです、それ。ほぉら、大きく移動できたじゃないの…
飛距離が伸びた。
「なぁんか、すきょぉ~ん って前に進めたカンジ…
でしょぉ… 気持ちいいでしょぉ…
いろんなグラン・ジャンプに挑戦していこうね
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ちょっと早めの…♪

2011-12-16 10:56:23 | Weblog
昨日は某カルチャーセンターでのクラスの稽古納めでした。
ちょっと早いんだけど、このクラスは開講当時(およそ10年前)から“第4木曜日は休み”という設定なので、昨日の第3木曜日が今年最後のレッスンだったというワケです。
でも、楽しいレッスンだったな…
軽いストレッチをしていつものようにバー・レッスン。
グラン・プリエ、1番ポジシオンのバットマン・タンジュ。
およっ…、みんななんだか調子がいいわねぇ…
それならば、5番ポジシオンのバットマン・タンジュはちょっとパターンを変えてみよう。

うぅ~ん、いいねぇ、キレイに揃っている…
バットマン・デガージェをしてロン・ドゥ・ジャンブをして
「ねぇねぇ、バットマン・フォンデュ、“難しいフォンデュ”と“普通のフォンデュ”とどっちがイイ…?
ユキさんトモコさんサヨさんが一瞬お互いに顔を見合わせる。
「ち、ちなみに“難しい”ってのはどういうのですか…?」
サヨさん
「ん、トゥァ~んトゥァんトゥタタタ トゥァんタタァん トゥァ~んトゥァんトゥタタタ トゥァんタタァん
と口三味線で、バットマン・フォンデュの見本を見せる。
三人はまた一瞬顔を見合わせ
「“普通”でお願いします…っ」

おお、キレイに出来たじゃないの…
バットマン・フラッペをして、1番ポジシオンでルルヴェやタン・ルヴェの練習、それからエシャッペのアンシェヌマンの練習。
サヨさんにとっては初めてのアンシェヌマンなので
「あのね、エシャッペを2回したらそのままの5番ポジシオンでタン・ルヴェ、そのあとルティレ‐ルルヴェ。そして反対側。エシャッペを2回して……
と見本を見せながら説明して、それから彼女と一緒にカウントに合わせて“予行演習”。
はい、みんなでどうぞ、と音楽スタート

お、ユキさん、タン・ルヴェがキレイに跳べているわねぇ。トモコさん、ドゥミ・プリエがきちんと出来てる
サヨさん、あぁっ、惜しい…っ
「サヨさん、どこで間違えたか分かってる?自覚ある?」
「わ、わかりません…っ…
「ん、3セット目のはじめのエシャッペの5番ポジシオンが右前になっちゃったのよ」
「あぁぁ~、なるほどぉ~」
さてユキさん、それだけキレイなタン・ルヴェが出来るんなら『ロワイヤル』も出来るんじゃないのぉ 試しにちょっと挑戦してごらんなさい、と脚の動きを説明しながら見本を見せる。
うん、出来るね。はい、それじゃぁ音楽に合わせてどうぞ。あ、トモコさんも挑戦してごらん

おぉぉ、きちんと出来たじゃないのぉ
てことはよ、『アントルシャ・カトル』も出来るんじゃないの… いや、出来るに違いない…
またまた脚の動きを説明しながら見本を見せる。
よし、大丈夫だ。はい、音楽に合わせてどうぞ。

うん!うん!出来たね、きちんと出来た
センター・レッスンでもいつになくみんな身体が良く動いたわねぇ。
右にグリッサード・ピケ・アラベスク→ 左にグリッサード・ピケ・アラベスク→ 右にグリッサード・ピケ・アラベスク→ アラベスク・ルルヴェ→ アラベスク・ルルヴェ⇒ 左に…
のアンシェヌマン。
右に、左にとグリッサード・ピケ・アラベスクをしたあと、右にグリッサード・ピケ・アラベスクをしたトモコさんがしっかり右軸脚のドゥミ・プリエに下りたままポゼしている……アレ……?
左に、右にとグリッサード・ピケ・アラベスクをしたあと、左にグリッサード・ピケ・アラベスクをした彼女はまたしっかり左の軸脚のドゥミ・プリエに下りたままポゼを……アレぇ…
「トモコさん、ルルヴェ…、ルルヴェ…」
「あ…あがりま…せん…
なぁんてこともありながらふと見れば、サヨさんのグリッサードが…
これこれ、グリッサードのあとから追いかけてくる方の脚は、お膝から引き寄せちゃいけません、ですよぉ。5番ポジシオンを通過した瞬間にトルソーの向きが変わってクロワゼよぉ。
「これこれこれ…っ、打掛翻して松の廊下を走り回ってる御殿女中みたいになってるよぉぉん…
「ひぇぇ~~……っ
っと最後まで賑々しいレッスンだったのでした。
ユキさんトモコさんサヨさん、今年1年本当にありがとうございました。楽しいことがたくさんありました。
新年からは新しいメンバーをお迎えすることにもなりましたから、楽しみです。
新しいパやアンシェヌマンにも挑戦していきましょうね
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師走だ…♪

2011-12-14 11:01:01 | Weblog
12月も中旬になりましたね。
自分自身の気持ちのなかでは微かに微かに慌ただしさが増してるような気分。
日頃から整理整頓が行き届いている(…自分で言うのも何だけど…)ので無駄なものなど無いハズなんだけど、それでもないわけじゃないんだなぁ…。
普段の整理や片付けのときに処分する決心がちょいと付きかねたものとか、邪魔にもならないし目障りにもならないし“まぁいいか”と手をつけなかったものとかが少々…。
で、12月に入ってからちょうどいい潮時だわン、とそれらのものを処分処理しています。
特に区に回収を申し込む粗大ゴミの場合は、のんびりしていると年内に回収してもらえなくなる。粗大ゴミを抱えたままで年を越したくないじゃない?
早めに申し込まないとね、と昨日インター・ネットのホームページにアクセスしたら、もう20日以降の回収しか空きがなかった 早速20日で申し込みをしたけどそれでも1週間待ち。でもこれで一つケリがついた
つぎは、通常のゴミ集積所に行って年内最終と年始の各々のゴミの収集日をチェックしてくる。そしてそれをしっかり頭に入れておく。念のためにカレンダーにも書き込んでおく。
その次。買い物の計画を立てる。
新しく買い替えるものはナニとナニとナニとナニ。
アレとアレとアレは○○日に△△で買うこと。
コレとコレは○○日に□□で買うこと。
クリスマスプレゼントは◇◇の☆☆にしよう。
◎◎の用事のついでに●●も片付けること。
と一通りの段取りを考える。
さらに次。大掃除の段取りを考える。
カーテンの洗濯は○○日、レースのカーテンの洗濯は△△日までに。
床磨きは□□日までに。
バスルームのクリーニングは◇◇日に。
まぁ、こういうことはお天気と相談しながらだわね。
と、一連のことを日課のストレッチと筋トレをしながら頭のなかで何度かシミュレーションをしておく。
それから御節料理をどんなふうにするか考える。お正月のお花のこと、お飾り のことも考える。
御節料理はね、まぁ作らないなら作らないでもいいのかもしれないけど、でもやっぱりね。
歳神様をお迎えしておもてなしするためのものだから、ささやかであってもちゃんとしたいよな、と思っている。
毎年のことではあっても、とくに目新しい予定なんかなくても新年を迎える準備というのは、慌ただしくは感じられても心弾むものがあるような気がするな。
そして思う。
体調を崩したら何にもならない。
段取り良く事を進めるためにもまずは体調管理よね。そしてお正月太り回避のためにも体調管理
お供え餅のようなお腹にはずぅぇ~~~っったいなりたくないもんねっ
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秋の田のぉ~…♪

2011-12-04 08:41:57 | Weblog
昨日のアンサンブル・バレエ クラス
レッスン前に軽く腹ごしらえをしていたらリナ
「百人一首を覚えようと思って…」
と話し始めた。
何故百人一首に興味を持つようになったのかというきっかけなども話してくれてね、おお、それは面白いねぇ、素敵だねぇ。
「百人一首の順番通りに覚えるより、“あいうえお”順に覚える方が覚えやすいと思うんだ
「“あ”からかぁ…。ん~っと…。秋の田の刈穂の…」
「庵の苫をあらみ吾が衣手は露に濡れつつ…」
「だね。ほかにも覚えたの?」
「夕べ5つ覚えた。1日に5つずつ覚えれば20日で100首覚えられるかなぁ、なんて…
「あぁ、それはいいねぇ」
彼女が覚えたというほかの和歌も聞かせてもらった。
明けぬれば暮るるものとは知りながらなほ恨めしきあさぼらけかな
ほぉぉ~ん
秋風にたなびく雲の絶へ間より漏れ出る月の影のさやけさ
ほぉぉぉぉ~ん
「あ、ねぇねぇ、“あ”だったらさ、こういうのあったよね。“あいみてののちのこころに…”…あれっ… こころに…あぇ゛… あいみてののちのこころに……、なんだっけ…?」
「それはまだ覚えてないんだ…
なんだっけぇ~、んん~~、あ゛~~~
あ…
逢ひ見ての後の心に較ぶれば昔は物を思はざりけり
…だ、そうだ、あぁ~すっきりした。
「きっかけはわかったけど、興味をもったのはどんなところ?」
「ん、意味が面白い。どんなふうに考えてたのかとか何を言いたかったのかとか、そんなふうな、一首のなかの気持ちとか…
あ、それはいいことだ。
「それと今は使わない昔の言葉の意味とかも分かると面白いし…
うん、素敵だね。
さぁ、レッスン レッスン
脚慣らしの軽いストレッチをしてからグラン・プリエ、スローテンポのバットマン・タンジュ
「“あ”だとこういうのあったよ、“天津風雲の通ひ路吹き閉じよ乙女の姿しばし留めむ”」
「ふぅ~ん…
バットマン・デガージェ、ロン・ドゥ・ジャンブ………とバー・レッスンは進み、リンバリング
「持つ方…?のっける方…?」
「のっける方
バーに脚をのっけてストレッチして最後のスプリッツ。
「おしっ、ついたぁ…っ」
「はい、そこで一首。読み終わるまで立たない
「あちっ…。あ、あけぬればぁくるるものとはしりながらぁ、なおぉ…、なおぉ…、なおうらめしきあさぼらけかなっっっ」
よぉし
「あぁ~っ、“ちはやぶる”にしとけばよかったぁ…一番好きな一首なのにぃ…
はい、では左側も。
最後のスプリッツ、彼女は左側のほうが柔らかくて抵抗がないからね。
「それ、左は二首」
「ちはやぶる、かみよもきかず、たつたがわ…からくれないに、みずくくるとは…。あきのたの、かりほのいおの、とまをあらみ、わがころもではつゆにぬれつつ」
よぉし
これからは、スプリッツしたら右側は一首、左側は二首暗誦しないと立ってはいけない、というルールにしました
リナのお蔭で、実に実に久しぶりに百人一首を楽しみたいなと思いました。
夜、ふと思い立って覚えている限りのものを書き出してみた。
なんと…真に残念ながら14首しか思い出せませんでした
やっぱり“バカの一つ覚え”的な丸暗記ってその場限りのものなのねぇ…、受験戦争時代の後遺症だな…
今のリナみたいに意味を楽しみながら、言葉を知ることの面白味を喜びながら覚えていくのが正しい覚え方だわね。
昨夜
「10首覚えましたぁ
とメールをくれた
せっかく彼女がくれた好機だから、改めてちゃんと百人一首に取り組んでみようと思います。毎日5首ずつ覚えることにしている彼女に追いつきたいしね。
てなわけで、これから百人一首の本を買いに書店に行ってきます
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お片付け…♪

2011-12-02 13:08:35 | Weblog
12月になった途端に冷たい雨が降り出して、身体がびっくりしてる。
私は毎日ストレッチと軽い筋トレをしていて、筋トレはとくにコア・マッスルに効果のある腹筋を中心にしているので体幹の内部が冷えないのか、“冷え”を感じることは今のところないな。
もちろん腹巻をする、ソックスを履く、喉元を冷やさないという最低限のケアはしているけどね。
肥満の人が冷えやすいのは筋肉量や筋肉の運動量が少ないから、っていうのも一因だわね。
代謝が悪いから太るわけだけど、筋肉をしっかり働かせないと体温も上がらないし代謝量も増えない。贅肉=脂肪は仲間を呼び肥満は肥満を引き寄せる、というわけ。
脂肪には自ら動いて発熱するという機能は無いからね。
しっかり効果的な運動をして身体を温めておくというのも、一つの節電対策だと思います。
話は変わりますが…。
なんとなく、世の中は整理整頓とか効果的収納とかお片付けが静かなブームになってるみたいですね。
“断捨離”なんて言葉も耳新しいものではなくなったし…。
書店にいってもそういう類の手引書のようなもののちょっとしたコーナーがあったりもする、“シンプル・ライフ”とか…。テレビでもその方面のスペシャリスト(?)がいろいろなアドバイスや提案をする番組があったりもする。それなりに面白い。
私の場合は…、体型と同じで住居内にも贅肉がないのよね…
ふと思いつく度に整理したり処分したりする。なぜなら数年前・数か月前の自分と今の自分とではいろいろなことが変化・進化しているから。唯一変わらないのは体型だけです…
それは置いといて…。
今着るものは今着るもの。数年後にまた着るかもしれない物を今持っていても意味はない。
今読む本は今読むもの。数年後にまた読むかもしれない本を今持っていても意味はない。
今使うもの必要なものと過去に使ったもの必要だったものとは違う。使わなくなったもの必要ではなくなったものはもう使わないし必要でもない。必要になったときにそれなりの対処をすれば宜しい。
そんな風に考えている。
だから死蔵品とか遺物のごときものは無いのね。
来客があったときに
「あ゛ぁ゛ぁ~~っ、その棚は開けないでぇ~っ
とか
「ひぇぇ~~っ、その引き出しは開けないでぇぇぇ~~っ
なんて場所は皆無。逆に
「○○…?それは○○の○番目の戸棚の○○段目に…」
と言えば、初めてウチに来た人でも目当てのものを取り出せるようになっている。
はっきり言えば物を探すことにかかる無駄な時間や気苦労が無くて楽よぉ
先日もテレビで、今人気のお片付けアドバイザーのような人が衣類のたたみ方を紹介しているのを偶然見たの。
「あぁら、これはイイんじゃない…
だから早速試してみた。
ふっふっふっふっふふふのふっ…
箪笥の引き出しにカポ…ッとスペースが空いた
そのうえ見た目もきれいで取り出しやすい
こぉれは良いことを知りました。
ま、住空間をスッキリさせておくには収納スぺースを沢山確保するよりも、贅肉=不用品を増やさないのが一番。そのためにはものを買う前に、財布じゃなくて今の状況下での自分にまず相談、てことよね。
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