アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

下半身、体幹、ウォーキング…♪

2015-03-25 08:02:06 | Weblog
仰向けになったままで。
左脚は膝を曲げて立てる。右脚は膝を曲げて外に倒す。
内腿の筋肉群を意識しながらアップ&ダウン。
右4回→左4回→右足首フレックスで4回→左足首フレックスで4回。
続いてアップ&ダウンとバットマン。
左脚は膝を曲げて立てる。右脚は膝を伸ばしてターン・アウト、足首フレックス。
まず左膝の高さに並ぶところにアップ→ダウン→アップ→ダウン→アップ→ダウン→バットマン。
右4回→左4回→右4回→左4回。
「…ぁぁっし…
「脚にもこんなに筋肉があるのかって感じ…
そうだねぇ
その筋肉をしっかり強くしておかないと、胴体から上の重量を支えきれなくなるからさ。
私が常に参考にしているテキストでも
『まずは下半身の強化を』
って強調されているわよ。
なんだか近頃ちょっとしたブームのように“体幹”とか“体幹トレーニング”っていってるけど、いくら“体幹”を鍛えたところで下半身=脚が脆弱でヘロヘロじゃ意味がない、って説明がされている。
それでは体幹強化のメニュー、いきましょう
いつもと同じね、横向きの姿勢、前腕と膝外で身体を支えてポール・ドゥ・ブラ。
8カウント×4=1セット。
2セット目が終わったところで
「ちょっと見ててね、普段私が自宅でやっているのは、このあとに続けて…」
とポール・ドゥ・ブラを2つ=8カウント×4を追加。
「…ひょぉぉぉぉ… 途中で腰が下がるどころかセンセイのボディが絞れていく…って… あぁぁぁ…
メグちゃんが脱力してのびている。
こりゃこりゃ、大丈夫かい?
「今日はなんだかスタミナが足りないような…」
お昼はちゃんと食べたのね。
あぁ、たぶん、近頃は筋肉が増えてきてるから、以前と同じ程度食べてたんじゃ足りないんだよ。
増えた筋肉を働かせるために必要なエネルギー量も増えてるわけだからさ。
さて…。
昨日は第4火曜日、レッスンの終盤にウォーキング・レッスン
まずはゆっくり目のテンポでナチュラル・ウォーキング。

あれぇ、新しいパンプスなのに、微妙に外落ちしてるよぉ。
「あのね、親指がしっかり踏み込めていないから、小指側でささえようとしちゃうんだな」
「ちょっと裸足で歩いてみていいですか?」
いいわよぉ、そのほうがしっかり感覚を掴めるわね。
まずゆっくり、踏み出し、踏み込み、親指を床に押し付けるように……。
力のかかる位置が変わってきたのが分かってきたところでもう一度パンプスを履いて…。

うん、よくなったねぇ。
小指側のほうに力が抜けなくなった。
ちょいとテンポ・アップして歩いてごらん、日常歩くくらいのスピードで。

「ん゛ぁぁ~、速いスピードだと指先までの感覚を追い駆けるのに間に合わない…
そうだね。
まずはゆっくり、足に力の掛かり方を覚えさせる方がいい。
きちんと正確に歩けていれば、3年履いてもパンプスの形が崩れることはない。
そして正しい歩き方こそ有酸素運動としてのウォーキングの効果もあるってもんです
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もうすぐ4月…♪

2015-03-24 08:32:22 | Weblog
もうすぐ4月だ、と思うとちょっとワクワクする
新しい“とき”が始まるような気がする。
新しい“とき”をはじめるために何かしたい。
大げさなことでなくていい、ちょっとした何か。
そんなとき、いつも片付けをする。
戸棚の中、チェストの中、キッチン周り。
昨年末、一旦は処分しようと考えながら思いきれなかったものと向き合ってみる。
この3か月の間に一度も手を触れなかった、思い出しもしなかったことが分かる。
もうその“もの”は、私のための役割を終えているんだな、と思う。
またある“もの”は、私が行動の仕方をちょっと変えたために、そこにあるべきではなくなった。
そうしたいくつかの“もの”を処分する。
ちょっと気分が新しくなった気がする。
そんな風に折ある度に身の周りのものを処分したり、整理したりしてきた。
それは“断捨離”などというブームが起きるはるか以前からの私の習慣というか癖のようなものだ。
もともと物欲が浅く執着も強くない。
住まいの内を飾りたてることにも興味がない。
すっきり片付いている空間が好きだ。
そんな風に、長年にわたって身の周りのものを整理していると、だんだんものがなくなっていく。
そして、
あ゛~っ、しまった、処分しなければよかったっ
と後悔したことは、
一度もない
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回転する美女…♪

2015-03-23 09:56:28 | Weblog
センター・レッスン。
はい、先週練習したシャッセをどうぞ
左方向を4回やったら右方向を4回で戻ってきてね。

おぉぉ、いいじゃないのぉ
一つ一つの移動距離も大きいし、足元も5番にキレイにまとまっているし、体重を感じさせない軽やかなシャセだわ
先週やったばかりなのに、すごぉい
こぉれは、シャセ・アン・トゥールナンの練習をする日も遠くはないはね
となると、その前に練習しておかなければならないのは…
まず見ててね。
1番ドゥミ・ポワント、アームスはア・ラ・スゴンド→左手をアン・ナヴァンに送るように右に半回転、アームスはアン・ナヴァン→右手をア・ラ・スゴンドに開きながら右に半回転→左手をアン・ナヴァンに送るように右に半回転、アームスはアン・ナヴァン→右手をア・ラ・スゴンドに開きながら右に半回転→…………
まずはア・テールのまま、アームスの動きと回転の方向をゆっくり練習。
つぎは首をのこしてスポットをつけながらの練習。
そして1番ポジシオン・ルルヴェで練習。
足の間隔が広くなると回転に大きな力が必要になるから大変です。足の間隔は狭く。
回転というよりも、裏→表→裏→表→……という動きの繰り返し、と考えるといいわね。
はい、じゃ音楽に合わせてどうぞ

あぁらまぁ…、こぉりゃまた…
はじめて練習するのに、随分スムーズな…
「これは片脚ずつで回転するってことでいいんですか?」
そう、右→左→右→左→……って交互に。
「……ってことは……腰で回転するってことでいいんですか?」
そうです、そうです、その通りです
はじめてなのに、よくそれが分かったな、すごぉい
この回転技はトゥール・シェネといいます。
チェーン(=鎖)のように連続する回転、という意味。
んでね、ちょっと理屈っぽく動きを分解するとさ、
アン・ドゥダーンで半回転→アン・ドゥオールで半回転→……の繰り返し。
はじめてでソコまで出来るんなら、もうちょっとだけテンポを速くしてごらん。

「あれぇ…?斜めに進むぅ……
それはね、はじめの半回転ではちゃんと正面の鏡を見てスポットをつけているけど、次の半回転では側面の鏡を見てしまって正面にスポットをつけられてないから、よ。
ちょいともいちどやってごらん。

「あ゛~分かったぁ、ほんとだぁ…
それにしても、全然膝が曲がらないしルルヴェも高いままで崩れないな、キレイよぉ
「ん~、胸から反らないようにとか後に落ちないようにとか気を付けなきゃいけないのに、トルソーが真っ直ぐになってないような…
何度もいうけど、はじめてでソコまで意識できるなんて大したものなのよぉ。
で、一応ね、理屈で説明するとさ
アン・ドゥダーンの半回転のときは身体の正面から回転していくからトルソーに余計な力は働かない。でもアン・ドゥオールの半回転では背面からの回転だから後に引っ張る力が働いて反りやすい。だからアン・ドゥオールの半回転のときには、大げさにいえば少し前に“覆いかぶさる”イメージでコントロールする
ということよ。
「あぁ、そうかぁ、身体の正面に意識をもっていって……、ちょっともう一度やってみていいですか?」
もちろんです、どうぞ

おぉぉ、スムーズだねぇ、キレイだねぇ
こぉれは、シャセ・アン・トゥールナンの練習をする日はマジ近いかもぉ。
うぅわぁぁ、楽しみぃぃぃ
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オーダー!その2…♪

2015-03-21 09:33:31 | Weblog
以前作ったマイ箸ホルダーに使った生地の柄をいたく気に入って下さった方がいるとやら…。
あら、それは嬉しいわねぇ。
その方から、ポーチのオーダーを頂いた。
あの生地を使って欲しいとのご希望とともに、このくらいのサイズでとの情報も頂いた。
わぁ~い、早速お作りしましょう
型紙を作りながらワクワク
裏地をどれにしようかと手持ちの生地を広げてワクワク
布に型紙を当て、印をつけ、裁断しながらワクワク
ちくちくちく…と針を動かしながらウフフフフ…
てなわけで

               

出来上がり
横14センチ×縦12センチ×マチ幅3センチのポーチ。
内ポケットを一つ付けておきました。
使いやすそう
気に入って頂けると嬉しいなぁ。
ご注文ありがとうございます
さて、もう一つ。
こちらはポーチのオーダーを頂く直前に完成していたものです。

               

横21センチ×縦15センチ×マチ幅8センチの定番のバッグ。
ちょっと和風の柄行です。
ポケットの大きさは、アンドロイドのスマホが入るサイズ。

               

やっぱり内ポケットを一つ。
裏地はね、ポーチの裏地に使った生地と同柄色違いです
次は何を作りましょうかねぇ…、バッグかな…、ポーチかな…
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音の長さ…♪

2015-03-20 09:45:34 | Weblog
エシャッペのアンシェヌマン。
右脚前5番ドゥミ・プリエ→2番シュル・レ・ポワント→2番ドゥミ・プリエ→左脚前5番シュススー→ドゥミ・プリエ→2番シュル・レ・ポワント→2番ドゥミ・プリエ→右脚前5番シュススー→ドゥミ・プリエ→…………
シンプルなアンシェヌマンだけに、シャンジュマンがいい加減にならないように気を付けてね。
あらら、ふ~ちゃん、アームスの動線が中途半端になってるわよぉ。
2番ドゥミ・プリエと同時にアン・バ、そこからシュススーと同時にアン・オーに。
はい、脚をしっかり引き上げる準備が出来たところでまずはシャセ・ソテ

ん~、そうね、ちゃんと跳べている。
じゃ、シャセ・アン・トゥールナンの練習しましょう。

…おりょ…
ふ~ちゃん、アームスの使い方がタイミングが合ってないわよぉ。進行方向側のアームスを開くのをもうちょっと早くね。
ユキさん、あとからの脚を振り回すような動きになってるわよ、一気に5番に引きつけて。
マユミさん、回転を急いだらだめよ、ます跳ぶことが先。
ん゛~、みんな、回ろう回ろうと急いじゃうわねぇ。
きちんとシャセで跳び上がって体重を消した瞬間に回転をかけるのよ。
ホレ、こんな風に…と見本を見せる。
「あぁ…、そうかぁ…はい…
さて、もう1ステップ先に進みましょう。
シャセ・アン・トゥールナン-アラベスク・ソテ
まずは見本を見せます。
右にシャセ・アン・トゥールナン→右脚ソテの2番アラベスク→左にシャセ・アン・トゥールナン→左脚ソテの2番アラベスク→…………
どぉ?わかったかな?
「…………」
まずはゆっくりのテンポで練習してみよう
シャセ・アン・トゥールナンをきちんと見せる。
2番アラベスクの方向、エファセの方向が中途半端にならないように。
地べたスレスレってのはダメよぉ。
はじめはヨレヨレして方向が定まらなかったのが、繰り返し練習していくとカウントにも合うようになり、アラベスク・ソテも跳べるようになってきた。
はい、それでは最後にグラン・アレグロ。
右にパ・ドゥ・ブーレ→グリッサード→グラン・ジュテ・アン・ナヴァン→ステップ→右脚ピケ-アラベスク→シャセ→ジュテ・アントルラセ→左にパ・ドゥ・ブーレ→グリッサード→グラン・ジュテ・アン・ナヴァン→ステップ→左脚ピケ-アラベスク→シャセ→ジュテ・アントルラセ→右にシャセ・アン・トゥールナン→アラベスク・ソテ→左にシャセ・アン・トゥールナン→歩いて上手奥に移動→プレパラシオン→右にピケ・アン・ドゥダーン→ピケ・アン・ドゥダーン→ピケ・アン・ドゥダーン→ピケ・アン・ドゥダーン→トゥール・シェネ…………→ポゼ
じゃ、1フレーズずつ確認しながらマーキングしましょう。
シャセ・アン・トゥールナンは、対角線に対して直角に。
プレパラシオンはポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ。
最後のポゼはポワン・タンジュ・デリエール・エファセ、アームスは軸脚側がア・ラ・スゴンド、動作脚側がアン・オー。
わかった?大丈夫ですか?
「頑張りますっ」
よぉし

ん~、みんな順番を間違えてはいない…。
いま出来ることをきちんとやろうとしていることは分かる…。
でもね…。
「音楽をちゃんと聞けていないの。例えば1小節の長さってこのぐらいだなとか、1フレーズはこのくらいとか、“音の長さ”を分かっていれば慌てなくてすむし十分に動けるのよ。32小節をただただ動く、っていうんじゃなくてね…。今どのフレーズかとか残りがどの位あるかとか分かっていれば、途中でちょっと失敗しても取り戻す余裕ができるでしょ?だからその音楽を“知る”ことが大事なの」
ちょっと見本をみせようかね。

ね?
“音楽の長さ”が分かっていれば、グラン・ジャンプを跳んで慌てて降りてこなくても大丈夫でしょ
「…はい…
では、次回も同じアンシェヌマンを練習しましょうね。
修正しながらキレイに仕上げていきましょう
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春ですから…♪

2015-03-18 10:10:35 | Weblog
仰向けになってのエクササイズ。
足首フレックスでのバットマンが終わると横向きに体勢を変える。
右下の場合、右膝の外と右前腕でトルソーを支えて腰を上げる。
このとき、膝から頭の天辺までの姿勢は、両脚支持で真っ直ぐに立ったときのように、あくまでも真っ直ぐ。
腰が引けたり、骨盤部分が下がったりしてはイケナイ。
本来はその姿勢で静止、で宜しいのですが、このクラスではポール・ドゥ・ブラを合わせている。
腕の動きにつられてトルソーがブレないようにしましょう、というわけです。
んじゃ、いきますよ
(アン・バ→アン・ナヴァン→ア・ラ・スゴンド→アン・バ→アン・ナヴァン→アン・オー→ア・ラ・スゴンド→アン・バ)×2
…アレ?
たったこれだけ、だっけ?
「そうです、これだけです
そうかぁ?もっといろいろやるんじゃなかったっけ?
「いいえ、これだけです
ふぅぅん…、あ、コレで4セットか
「いいえ、2セット
あ、そぉ…
なぁんか、物足りないような気もするがなぁ…。
ま、いいや、2セット目行きましょう
(アン・バ→アン・ナヴァン→ア・ラ・スゴンド→アン・バ→アン・ナヴァン→アン・オー→ア・ラ・スゴンド→アン・バ)×2
「…っはぁぁ、2セット目でぐっとくるんですよ
ふぅぅん…。
そういやぁ昔いたっけな、
「アナタにとっては物足りなくてもワタシタチにとっては必死なんですっっっ
って言った人が…
それはさておき…。
このエクササイズ、腹横筋から大臀筋までしっかり使うでしょ?
「ん~もう、さっきのフレックス・バットマンからずっと脚もお尻もウエスト回りもばっちり使ってる
腹筋運動まで終わったら座って肩や首、腕のストレッチ。
「そういえば先週、この胸から上ががっつり筋肉痛になっちゃって、久しぶりに慌てた…
ははぁ、それはきっと両腕を高く引き上げて大胸筋をストレッチするエクササイズが効いたんだね。
大胸筋の筋力が低下したり筋肉が痩せたりすると姿勢が悪くなる。
つまり猫背になる。
姿勢が悪くなると、ゆったりした呼吸も出来なくなるし内臓にも負荷がかかる。
いいこと無しだからね。
そろそろ重いコートの陰にボディを隠せる時期は終わりを迎える。
薄着の季節に向かってしっかり準備をしておかなくちゃね。
二の腕も、デコルテも堂々と見せられるボディを維持しましょうね
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進化してます…♪

2015-03-16 10:14:47 | Weblog
普段は左手バーのときはメグちゃんが前、右手バーのときは私が前に並んでレッスンしてる。
昨日はロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールのときに、ちょっと気になることを発見。
右手バーのときに位置を変わってみた。
うぅむ…、これは修正が必要だ。
まず骨盤の角度とそれに伴う上体の姿勢、サポートしてあげながら修正。
「どう?お腹周りの感じ方がさっきと違うでしょ」
ほら、鏡で見てごらん。
どこにも不自然なラインがないでしょう?
「あ~、いままではお尻が出てたんだ…
そうだね。
次にア・ラ・スゴンドにした左アームスと背中、サポートしてあげながら修正。
ほれ、鏡を見てごらん。
トルソーのラインが自然でキレイでしょ?
「あ゛~、いままでは胸から上が反ってたんだ…
そうだね。
んじゃぁ、骨盤をサポートしてあげるから、そのままの姿勢でロン・ドゥ・ジャンブ・アン・ドゥダーンをしてごらん。
ポワン・タンジュ・デリエールからア・ラ・スゴンドを通ってポワン・タンジュ・ドゥヴァンへ、1番ポジシオンを通過してポワン・タンジュ・デリエールへ…、その繰り返し。
「ぬ゛ぅぅぅ…、脚を大きく動かせないぃぃ…
だねぇ。
いままではポワン・タンジュ・ドゥヴァンとデリエールの位置を正確に守ろうとしていたから、骨盤を大きく動かしてたのよ。
まだ股関節のターン・アウトが十分ではないから、骨盤ごと動かしていたわけ。
「あのね、よそのお教室では許してくれないだろうけど、ドゥヴァンとデリエールの位置を少しずらしてごらん。いまはまず“骨盤を動かさない”ってことを優先したいから。そのほうがターン・アウトをすすめるのにも効果的だ」
原則としてはポワン・タンジュ・ドゥヴァンもデリエールも、軸脚のカカトの延長線上に爪先を伸ばした位置が正しいポジシオンだけど、ここでは1番ポジシオンの動作脚の爪先の延長線上をメグちゃんのドゥヴァンとデリエールのポジシオンということにしてごらん。
はい、それでもう一度、ゆっくりロン・ドゥ・ジャンブ・アン・ドゥダーンを
「…ターン・アウト……ターン・アウト……ターン・アウト…………、っぬぅぅ…、軸側のお腹がキツイぃ…」
そうでしょ。そこで軸を支えるのよ。
センター・レッスンでは新しいパの練習を
まず見本を見せます。
シャッセ →シャッセ →シャッセ →シャッセ
「……」
空中で5番ポジシオン・シュル・レ・ポワントになるように身体の真下に両脚を引きつけます。
進行方向側の脚が前です。
「コレは…“片脚で跳んで片脚で下りる”ですよね…?」
そうです、そうです。
では音楽に合わせてどうぞ

ほほん…、悪くないよぉ。
はじめてにしてはちゃんと膝も足首も伸ばして跳べている
「脚を5番にするのが…
そうね。
だから2番ドゥミ・プリエから5番シュル・レ・ポワントに引き上げるっていうエシャッペとシュススーのアンシェヌマンを沢山やったわけよ、さっき
「あぁ、そういうことかぁ…
最後にシャンジュマン・ドゥ・ピエのアンシェヌマンを練習してレッスン終了。
「なぁんかちょっと、身体が納得してないっていうか、なんというか…」
それはね、身体のいろんなパーツが目覚めてきてるのと、バレエの動きの細かいことが分かってきてるからよ。
「こんな風に動きたいとか、このポジシオンまで脚を動かしたいとか、イメージが明確になってきてるのね」
「そうです。ほんとはもっと深くプリエしたいのに、そこまでやると音楽に遅れちゃうとか、ルティレをもっと引き上げたいのに間に合わないとか、いろいろ…」
うん、それだけ自分の中に理想の形、目指したい動き方をイメージ出来るようになってきてるのよ
進化してるのさ
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春のイメージで…♪

2015-03-14 09:42:16 | Weblog
バレエ作品のイメージが頭に浮かんでそれを形にしたいと思った場合、完成までには時間がかかる。
劇場を手配し、ダンサーを集め、曲を選び、振り付けをし、リハーサルを重ね、衣装に照明に…。
完成するまでに数か月から1年かかる。
場合によってはダンサーを育てるところからはじめねばならん。
そうなったら数年がかり…
手もつけずに未完成、ってことだってあり得る
だから手芸っていいよなぁと思う。
頭の中のイメージがまとまったらすぐに取り掛かれて、ものによっては1~2日で完成する。
編み物であれがま口作りであれ、私が手芸を楽しむのはそんな風にすぐに完成形を手に入れることが出来るから、なのかもしれないな。
…とまぁ、それは置いといて…。
頭の中のイメージがまとまると形にしたくなる。
材料は手持ちの布、糸も針も口金もある。
じゃ、取り掛かりましょうかね、というわけで…。

               

ハンドバッグ。
21センチ×15センチ×マチ幅8センチの私が作るものの定番のサイズ。
ソフトデニム地に白で草花がプリントされた生地です。
フラップポケットは同柄色違いの生地で、マグネットボタンも付けてあります。
もち手の紐を繋ぐのには角カンを使ってみました。

               

内側の生地はミントグリーンの細かいボーダー、ポケットを一つつけました。
花柄でもこのくらいなら、大人の持ち物としておかしくないんじゃないかなと思います。

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シャセ・アン・トゥールナン…♪

2015-03-13 10:09:51 | Weblog
バットマン・タンジュ。
まずはアン・ファスで順番をきちんと把握してね、難しいアンシェヌマンじゃないから。
見本を見せながらカウントと、注意するべきポイントを説明。
音楽に合わせて一度やってごらんなさい

うん、よろしいでしょう。
ではね、それをクロワゼで練習しましょう。
今度はアームスにもきちんと動きをつけますよ。
見本を見せながら説明。
とくにアームスは動線が大事だからね。
はい、音楽に合わせてどうぞ

ん゛~、ちょっと自信がなさそうだねぇ。
もう一度アームスの動線を確認して、修正して…。
音楽に合わせてみると……、ん~、ふたりともちょびっとだけ惜しかったねぇ
さて、シャッセ・ソテの練習をしますよ
まずは見本を見せます。
空中では必ず両脚が5番ポジシオン・シュル・レ・ポワントの状態に重なっていること。
片方の脚で着地してその脚にしっかり重心を載せ、ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドの脚のほうに重心がズレないように気を付けること。
はい、一人ずつ。

う゛ぬ゛ぅ~~、ふ~ちゃん、“重力には逆らえません”みたいな動きになってるよぉぉ。
跳び上がるの、上に。
お膝と足首をきっちり伸ばすの。
5番ポジシオン・シュル・レ・ポワントの状態で空中を移動するの。
「あ゛ぁぁぁ~……
ユキさんは…。
おぉ、足元がキレイだね、きちんとシュル・レ・ポワントになってる。
うん、軽やか、軽やか
あぁ、そうか。
ふ~ちゃん、もう一つ大事なポイントがあるんだよ。
先行する脚で踏み切るのと同時にトルソーをその脚の真上に引き上げる。
後から引きつける脚のことに気を取られてトルソーの引き上げを忘れちゃうと、重心が元の位置に残ったままになるでしょ。
トルソーを引き上げることで後からの脚を引き付ける、とイメージを変えてみてよ。

ほぉら、跳べた。
よしよし
「どぉ?跳ぶ、って感じが分かったんじゃない?」
「はい
よし。
ふたりとも調子が安定しているようだから、先に進みますよ
「あのね、シャセ・ソテで跳び上がった瞬間に右回り…、着地のポジシオンはさっきと同じ」
と見本を見せる。
「…え゛…っ
うん、慌てなくていいのよ。
1回ずつ、跳んで回って下りて、跳んで回って下りて、ってゆっくりでいいから。

あ~、二人とも顔の向きに問題ありね。
進行方向に顔を向けて、身体が回転を始めても顔の向きを変えないように。
顔から先に回ろうとしてはバランスが崩れちゃうわよ。
身体が半回転するまでは顔の向きは変えずに、後半で素早く首を回すのよ。

よし、首のコントロールはだんだん良くなってきたわね
でも…、あれ…?
ふたりとも回転が足りてないなぁ…。
「あのね、アームスの動きで回転を助けてあげるのよ。右回転のときは右アームス、左のときは左アームスをぱっと開いて身体をリードするの」
 回転をはじめるときは素早くアン・ナヴァンに、回転の後半では素早くア・ラ・スゴンドに。

おぉ、そうです、そうです、その回転です
「シャセ・アン・トゥールナンというパです」
最後にトゥール・シェネの基本の《基》を練習しましょう。
顔の向きをきちんとコントロールして半回転ずつ、ゆっくり。
アームスの動きにも気を付けてね。
動きがまとまってきたら少しテンポを速くしてみます。
はい、いいですよ。
次はもう少しテンポを速くしてみようね。
よく跳びよく回った二人でした




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美ボディは火曜の夜にも作られる…♪

2015-03-11 10:04:27 | Weblog
仰向けに寝た状態で呼吸に気を付けながらストレッチ。
両膝を曲げて左右に倒し、ゆっくり伸ばしていく。
足の外側のライン、小指から外くるぶしにかけてのラインが床につかないようにするのがポイント。
爪先まで伸びきったらグラン・プリエをイメージしながら膝を曲げてもとのポジシオンへ。
4回繰り返し
いつもはこのあとグラン・バットマンをするんだけど、昨日はちょっと変えてみた。
左脚は膝を立て、右脚は膝をのばしたままターン・アウトして足首をしっかり曲げる。
アップ→2 ダウン→3 アップ→4 ダウン→5 アップ→6 ダウン→7 バットマン→8 ダウン⇒…………
4回で1セット。
「うはぁぁぁ…
はい、左側いきますよ
アップ→2 ダウン→3 アップ→4 ダウン→5 アップ→6 ダウン→7 バットマン→8 ダウン⇒…………
「ったぁぁぁ…、きたぁぁ、腿からお尻までばっちり」
でしょ
足首をしっかりフレックスにしてるとふくらはぎの筋肉がストレッチされる。
そして内腿の筋肉も大腿四頭筋も万遍なく使うからね。
「これをあと1セット続けてやれっていわれたらちょっと…ですよね…
まぁそうね、初めてだとちょっとキツイかも。
だから右左交互に1セットずつね。
はい、もう一度右いきますよ
…………
ほれ、左もいきますよ
…………
「ん゛あぁ~、きいたぁ~~
「すっごぉぉい、お尻の奥の筋肉まで働いてる感じ
続いて体幹強化のためのエクササイズや腹筋運動。
首や肩、腕のストレッチ。
最後の最後に、足を肩幅よりちょっと広めに開いて立ちゆっくり前屈。
両手が床についたらそのまま力を抜いてゆっくり呼吸しましょう。
そのあと爪先のほうに重心を移して手に体重を預けるつもりでさらにストレッチ。
ゆっくり呼吸してね。
自分の脚を伝わるようにゆっくり上体を起こしましょう。
どぉ?気持ちよかったでしょ?
「お尻がぴーっと引きあがる感じがした
よしよし
お尻の筋肉がしぼんだり縮んだりしてると張りのないお尻になってデニムが似合わなくなるからね。
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今週の美女二人…♪

2015-03-09 09:18:38 | Weblog
では、先週と同じ、パ・ドゥ・バスクとパ・ドゥ・ブーレのアンシェヌマン。
どうぞ

随分滑らかに動けるようになってるけど、ちょいと惜しいねぇ。
パ・ドゥ・ブーレの“2つ目のピック・アップ”のところがさ…。
ピケする脚が落ちてるんだよね。
落っことすんじゃなくて、そっと置きにいく感じ、そんなイメージ。
ちょっとだけ見本を見せる。
はい、もう一度どうぞ

おぉ、そうそう、良くなった
「アームスと視線の関係って…?」
それはね。
右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ-プリエのプレパラシオンでは左肩のほうに首を傾けて、視線はアン・ナヴァンの右手のひらに。
右脚のドゥミ・ロン・ドゥをしながら右肩のほうにエポールマン、視線は2階席。
右脚エカルテ・デリエールの位置まできたら顔の向きはドゥ・ファス。
右脚にトンベ、左脚ク・ドゥ・ピエのとき右肩のほうに首を傾けアームスのアウトラインを通過して指先に視線を送る。
左脚でシャセしながらアームスは2番アラベスク。
右脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール-プリエと同時に左アームスをアン・ナヴァン、右をア・ラ・スゴンドに。このとき左肩のほうにエポールマン、視線は2階席。
パ・ドゥ・ブーレしながらアン・ファスを通過して左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール-プリエで右肩の方にエポールマン、視線は2階席。
パ・ドゥ・ブーレしながらアン・ファスを通過して左脚前5番クロワゼ→ポワン・タンジュ・ドゥヴァン-プリエで右肩のほうに首を傾けて、視線はアン・ナヴァンの左手のひらに。
ゆっくり分解して見本を見せながら一緒に練習。
では音楽でどうぞ

「う゛~~ん
ん~、もうちょっと思い切って視線を上げても大丈夫よ。
それに繰り返し練習しているうちに、“ここ”っていうポジシオンが決まってくるからね、焦らないことさ
最後にシャンジュマンとルティレ-ルルヴェのアンシェヌマン。
鏡に映る自分の足首に注目してごらん。

どうかな?足首が伸びてないの、分かったかい?
「う~ん…ぴしっとしてないってのが…
だねぇ。
ね、高く跳ばないと足首を伸ばせない、足首が伸ばせないのはジャンプの高さが足りないからだ、って思ってない?
それは、間違いですぞ。
ちょいと見ててね、と床スレスレでシャンジュマンを跳んで見せる。
ほぉら、きっちり足首は伸びてるでしょ
「高く跳ぶから伸ばせる、じゃなくて、“足首を伸ばすことで身体を押し上げる”とイメージを変えてごらん
ほれ、もう一度どうぞ

そうよ、そうよ、さっきよりも足首を伸ばせたじゃないの
「毎回見てるけど、見るたびに変わってるよねぇ
とアンチエイジング・レッスンのためにスタンバイしてるカヨさんも褒めてくれる。
そうでしょ、そうでしょ。
では、アンチエイジング・レッスン。
「今週は体調はどうですか?」
「今週は何もなし。月曜の朝にすっきり通じたし
おぉ、それは良かった。
さ、いつも通りのメニューで進めましょう。
腹筋運動をして、体幹強化のメニューが終わったところで、先週やったお腹周りのストレッチを今週も。
うつ伏せになって右膝を曲げる→膝を軽く上げる→右爪先を左肩に向かって下していく。
こうすると肋骨から骨盤にかけての体幹がよく伸びる。
「うけけけ…、自分がこんな面白いカタチになるなんて…、笑えるぅ…
どうやらこのストレッチはお気に入りらしいね。
続いてバーに掴まってのエクササイズ。
こちらもメニューはいつもと同じね。
ドゥミ・プリエの終盤、深く前屈して脱力。
「両手をついたら爪先のほうに重心を移動して……、出来るようなら肘を曲げて少し体重を預ける……、どう?腿の後からふくらはぎまでしっかり伸びるでしょ
「つつつつつ…きた、きた、きた…
気持ちいいでしょぉ
カヨさんは肩も腰も柔らかい。
最後にホップ&タッチね。
はじめからレギュラー・テンポでいきましょう

おぉ、軽やか、軽やか
「…っはぁ、後タッチ忘れちゃったぁ
はは、そういうこともあるさぁ。
次はちょっとレヴェル・アップしてみようかね
進化する美女ふたり
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グラン・アレグロは楽しい…♪

2015-03-06 09:48:55 | Weblog
昨日は、ユキさんマユミさんのヴェテラン組とふ~ちゃんの3人だったので、ちょっとレヴェル・アップしてみようかなぁ、ってね
センター・レッスンのバットマン・タンジュ。
ずっとアン・ファスで練習してきたけど、クロワゼで練習しましょう。
アン・ファスで練習していたときと大きく違うのは、エポールマンが大事になることとアームスが伴うこと。
一つずつ説明しながら見本をみせます。
右足前クロワゼ5番から。
右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼのとき、左アームスが低いアン・ナヴァン、右アームスはア・ラ・スゴンド。このとき、首を左肩の方に傾けて、視線は左アームスの外縁を通過するように左手のひらを見ます、または中指の先から遠くに送ります。
左脚ポワン・タンジュ・デリエール・クロワゼのとき、左アームスはア・ラ・スゴンド、右アームスはアン・ナヴァン。このときアゴが右肩の上に載るように首を右後方に傾け、視線は劇場の2階席を想定したあたりに送ります。
はい、では音楽でどうぞ

う~む…、戸惑いがあるみたいだねぇ…
「あのね、エポールマンは何度もやってるうちに身に付くから…。まずはクロワゼの方向をしっかり、中途半端にならないように気を付けてね」
はい、もう一度。
そのあとパ・ドゥ・バスクとパ・ドゥ・ブーレのアンシェヌマンを練習。
そして
「デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド・ルルヴェ-シャセの練習をしましょう」
はじめはアン・ファスで。
カウントと動きのポイント、アームスの動線を説明しながら見本を見せる。
きちんとデヴロッペをすること、真っ直ぐにシャセで移動すること、アームスが脚の動きに遅れないこと。
はい、音楽に合わせてどうぞ

あん…、ソコね…。
「ふ~ちゃん、シャセのあとすぐク・ドゥ・ピエ-プリエをしないと、だんだんカウントに遅れていくよ。アームスもきちんとアン・バで準備するの」
はい、もう一度どうぞ、と。
動きがまとまってきたところで、きちんと角度をつけましょう。
プレパラシオンは右脚ポワン・タンジュ・デリエール・クロワゼ→右脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール-プリエ→右脚をエカルテ・ドゥヴァンにデヴロッペ・ア・ラ・スゴンド-ルルヴェ→右脚をクロワゼ・ドゥヴァンに下してシャセ→左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール-プリエ→左脚をエカルテ・ドゥヴァンにデヴロッペ・ア・ラ・スゴンド-ルルヴェ→左脚をクロワゼ・ドゥヴァンに下してシャセ→…………
と見本を見せる。
クロワゼの方向をしっかり守ってね。
デヴロッペした脚をすぐにおっことしてはダメですよ。カウントを十分に使って、デヴロッペの高さを見せること。
はい、音楽に合わせてどうぞ
それ、もう一度どうぞ
うん、ルルヴェもしっかりしてきたね
では、最後にグラン・アレグロ
カウントと順番を説明しながら見本をみせます。
ちょっと中途半端になっちゃうけど8×3の24小節。
はい、音楽に合わせてどうぞ

ふむむ…、やっぱりソコかぁ、みんな…
「あのね、アントルラセのあとのストゥニュ・アン・ドゥダーンはね…」
あ゛~、見本をみせたほうが早いな…
着地のアラベスク-プリエを見せてから改めて動いてはカウントにも遅れるしコントロールも乱れます。
アントルラセからストゥーニュまでをひとつのパだとイメージしてね。
移動の方向、その力を活用しましょう。
どれ、そこのパートだけやってごらんなさい。
ふ~ちゃんがアントルラセの着地からストゥーニュまで、するんとキレイに動いた
ほぉらねぇ、ちゃんと出来たでしょ
パとパの繋がり、あるいは切り替え、身体の向き、進行方向などをきちんと考えて動くと無駄がなくなってまとまりも良くなるし、身体の負担も軽くてすむのよ。
グラン・アレグロが大好きだといえるほどになってほしいなぁ
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オーダー…♪

2015-03-05 10:05:03 | Weblog
先日作ったご近所用バッグを見たアンチエイジング・クラスのカヨさんからオーダーを頂きました
ランチバッグによさそうってことです。
「絶対コレだけはヤダ っていう色と柄を教えて」
「まぁ、キャラクターものはだめだよね」
ふむ、わかった、じゃ、お任せってことでいいわね。
彼女は私のご近所バッグを指さし、
「その柄がいいんだけど」
あら、そう。
これなら、まだバッグ一つ分くらいの生地が残っている
「ハンドルは?直づけにする?」
「いや、ソレと同じかたちがいい」
はい、そうしましょう。
というわけで

               

完成
ちょっと大きめのお財布でも出し入れしやすいように、私のご近所バッグより一回り大きくしました。
幅24センチ×高さ17センチ×マチ幅8センチ。
表がちょっとデコラティヴな花柄なので内袋は全く表情の違う柄にしよう。
ん~、ストライプがいいんだけど、ちょいと楽しい感じも欲しいよね。

               

バッグを開けて中が見えたとき、ほわっと明るい気分になるでしょ
お買い上げ頂きありがとうございます
またのご用命をお待ちしております
で…。
カヨさんのバッグを作りながら考えた。
なにかいい呼び方はないものかしらねぇ。
メグちゃんもランチバッグっていってたし、それが一般的らしい。
でも、ランチバッグっていうと“弁当箱をいれるバッグ”をイメージしちゃう私です…
ん~、“ご近所バッグ”ってのもすっきりしないしなぁ…。
お洋服だと、外出着と部屋着の中間くらいの服、つまりちょっと近くのスーパーやコンビニに行く程度の外出に着る服を
1マイル・ウェア
っていうわよねぇ…。
ん゛~、ん゛~~、ん゛~~~……
“1アワー・バッグ”ってどうかしら。
1hour=1時間
ランチ・タイムの1時間、ちょっと近所で用を足す1時間。
そんなときに使うバッグってイメージなんだけど。
なぁんてことも考えながら、自分用にもう一つ作っちゃいました。

               

幅21.5センチ×高さ15センチ×マチ幅8センチ。
表と裏が同柄の色違い。
裏に使った生地で外ポケットを作り、フラップもつけました。
ほんとは、き~っちり柄合わせをするともっと面白くなるんだけど、そのためには沢~~山の生地が必要になるので断念。
その分ハンドル部分にチェーンを使うというアレンジをしてみたけど、細工が大変だった
さて、次はカードホルダーを作る予定です



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大河ドラマ…♪

2015-03-02 10:15:41 | Weblog
『平清盛』以来かなぁ、久しぶりに毎週見ている。
ひとつには幕末維新期は好きな時代だということもある。
で…。
ふと思ったわけだ。
せいぜい160年位しか経っていないんだよね、あの頃から。
長い長い歴史の流れからみればつい最近のことなんだよね。
そして、吉田松陰。
身はたとひ武蔵の野辺に朽ちるとも留め置かまし大和魂
と辞世を残して亡くなった(処刑された)時、若干29歳だったんだよな…。
残されている肖像画や“松陰”という号から、つい老成した人物を想像してしまいがちだけどさ。
いや、実際に老成してはいたんだろうな。
その受けた教育や、自ら求め蓄積した膨大な知識や思考、行動や経験によって。
もっとも、米国船に乗り込んじゃえ!という暴挙は若さがあったればこそ出来た行動かもしれないけどね。
松陰だけじゃない。
松陰門下の四天王といわれた久坂玄瑞も、吉田稔麿も、高杉晋作も、みんな20代で世を去っている。
吉田稔麿は池田屋事件のとき24歳で。
久坂玄瑞は蛤御門の変のとき25歳で。
ある意味、暴走に暴走を重ねて死地に飛び込んで行ったようなもの。
畳の上で亡くなった高杉晋作にしたって、大人しくしていたわけじゃない。
奇兵隊を組織したり、下関戦争では砲撃の指揮を執ったり、英国公使館を襲ったり(アレ?未遂だっけ?)…。
吉田、久坂に遅れることわずか3年、27歳で亡くなっている。
確かになぁ、彼らのそうした暴走・暴挙というのは若さゆえだとは思う。
でもその行動に至るまでの思考には若さに伴いがちな軽さや浅さ、皮相の情動がないんだな。
彼らの暴走は、彼らを暴れ馬に例えるならば、その手綱を執りきれるほどの大人がいなかったからかもしれない。
仮に松陰があんなに早く刑死せず存命だったならば、彼らの手綱をしっかり執っただろうか。
ん~、それはどうかなぁ…。
松陰自身も結構、暴挙の人だもんねぇ。
老中暗殺なんか企てちゃったワケだし。
“熱血”という言葉があるけれど、かれらを行動に駆り立てた“若さ”とはまさに、この“血の熱さ”だったんだろうね。 
肉体的な若さでも精神的な若さでもない、 “血の熱さ”
時代というのは、そこに必要な、そこに相応しい人物を生み出すものなのかもね。
吉田松陰もその四天王も、現代のどの世代にも当て嵌められないもの。
幕末維新期でなければ生まれ得ない人たちだったんだろうなぁ。
あ゛~~、週明け早々から取り留めもないことを考えてしまった…。
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