アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

助かったぁ~…♪

2024-07-30 10:45:56 | Weblog
天気予報や情報番組などでは“災害級の”と評していますが、本当に暑い…暴力的な暑さですよね。
先週のことですけど…。
スタジオに向かうため駅のホームのベンチに腰を下ろしたとき、ネッククーラーを着けずに出てきたことに気が付きました…、それを取りに家に戻るだけの時間はないし、まぁ改札を出てからスタジオまでの距離は大したことない、日傘もハンディファンもちゃんと持ってるしとそのまま電車に乗りました。
レッスンを終え主宰の先生と若干の打ち合わせを済ませ、帰りにちょいと寄り道して所用を済ませたり買い物をしたりして帰宅。
早々にクーラーをつけて買って来た食品を冷凍庫や冷蔵庫にしまったり、ちょっとした片付けものをしていたら眠気のようなものが襲ってきて生あくびを連発…。
あ、アレ…もしかしたらもしかするかも…マズいかも…
と気が付いて大急ぎで冷凍庫からネッククーラーを取り出して装着、冷蔵庫から取り出したハーブティーをがぶ飲み、検温してみたら平熱の範囲内、意識は大丈夫かと九九をやってみたら1の段から11の段までちゃんと言えた…、ま、大丈夫みたいだ…ってことがありました。
原因はどう考えてもネッククーラーを着け忘れたまま出かけたことですよね。
何かで読んだのか何かの番組で聞いたのかは定かではないのですが、頸動脈を通る血液の温度が上がり過ぎてその高温の血液が巡ってくると脳がパニックを起こして熱中症になりやすいんだとか。
だから駅のベンチでネッククーラーを忘れたことに気づいた時点で脳ミソさまがパニくりかけてたのかもしれないなって考えてます。
もうね、ちょっと大げさじゃない ってくらいに気を付けるに越したことは無いなと思います。
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アタマの中で画を動かしてます…♪

2024-07-28 10:53:51 | Weblog
発表会の第2部のバレエ・コンサートに構成と演出(っぽいこと)で携わっているんですが、前回の合同リハのときには出捌けや立ち位置、板上にいる間のポーズなどおおまかなところをカタチにしました。
何度も発表会を経験している大人組でもずっと板上に居続けるのは初めて、ましてマイムもしなきゃだなんて…ではありながら皆さん、キッズさんたちまでスムーズに滞りなく一連の画にすることが出来ました
次の合同リハでは作品の流れの中に居やすいように落ち着いてそこに存在出来るように、もう少し所作に変化をつけてあげたいと考えています。
そのためにアタマの中に画を広げて、
◎◎の踊りのときは‥‥くらい所作があってもいい、〇〇さんと〇〇さんにやってもらおうかな…
◆◆組が捌けるときは□□組に対しての軽い所作があってもいいな…
△△組が再登場するとき▼▼組はもうちょっとはっきりした所作があってもいいかな…

なんてアレコレ考えています。
舞台上で踊っている組があるときに、後ろに立っている出演者に所作がなさすぎると単なる背景というか生きた大道具みたいになってしまうし、逆に動きが大げさだったり過剰だったりするとせっかくの踊りを邪魔してしまう、兼ね合いが難しいんですよね。
難しくはあるけれど、みんなが舞台上にいる時間を楽しめるようにしっかりプランを考えようと思ってます
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金曜日のアンシャンテ ― 今度は引き算も…♪

2024-07-27 11:34:07 | Weblog
ポワントで踊るとなると、ポワントそのものにも気を遣います…、ソールやボックスの硬さとかね。
おろしたてのポワントだとソールもボックスも硬いからドゥミが十分に使えなかったり、ボックスが硬いと足先に馴染まなかったり、まぁ何かしらの違和感があったりしますから、普段のレッスンやリハーサルで何度も履いて自分好みの状態にもっていくわけです。
それに足の状態も日によって違ったりしますから1足あれば ってわけにはいかない、まぁ2~3足用意しておくのが無難かな…、私もかつて本番前の足の感覚によっては右足にAのポワント、左足にはBのポワントを履いて踊るなんてこともありました
ヒメさんがちょうど今、3足目を慣らしているところで、それだけあればゲネプロと本番で足の調子が変わっても心配ないでしょう。
と、それはさておき…。
ヴァリエーションを1回通してみました。
テンポとしてはアダージョ風の曲ですが間がもたないなんてことはなくなった、というより無駄な間や死に間がなくなったから見ていて気分が途切れることがない。
となると、やっぱりアームスの動きよね…。
去年のお披露目会のために振り付けをした当時と比べるとはるかに遥かによくなっている、腕がアームスとなりそのアームスがポール・ドゥ・ブラの曲線を描けるようになり…
となると、です…、
「これまではいかに動かすか、動かし方を覚える=身につけるために高さを少し大げさにしたり回数を多くしたりしてたけど、これからは抑えることが大事になってくる…、まぁ引き算をするというかね」
ふわぁ~ん→ふわぁ~ん→ふぁ~っ→……
と動かしていたところを
ふわぁ~ん→ふ~~ん→ふ~ん→ふふん→……
と抑えたりね
「わかりました
今回1つだけ残念だったのは、5番ドゥミ・プリエからルルヴェするときにアームスをアン・オーに引き上げるところ、手先が前に向いてるから“アタマの上で恨めしや~”みたいに見えるわよ。
自分では雰囲気を出してるつもりかも知れないけど、実際にはどう見えてるのか客観的にならないと
このままいけば美しいプレリュードが仕上がると思いますよ
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水曜日のアンシャンテ ― 動画で確認…♪

2024-07-25 10:58:49 | Weblog
バーレッスンのあとポワントで軽くそれぞれのヴァリエーションのパーツを練習。
そして今回はひとりずつ動画を撮りました…、今は動画で客観的に自分の動き(=踊り)を確認できるから便利よね……、やってるつもりだったけどマジ“つもり”でしかなかったとか、何度も何度も何度も注意されてきたのはなぜかってことが分かったり、もっともっと修正するべきポイントに気づけたり…。
昔はそんなありがたいシロモノなんかなかったから、可能な限り客観的に自分自身の動き(=踊り)のアラサガシをして片っ端から修正して、修正したうえで恩師に見てもらい注意を頂く、また修正して修正したものを見てもらってさらに注意を…それを繰り返しながら磨いていったもので、あの当時に動画を撮るってことが出来ていればなぁって思わなくもないな…。
ふたりとも自分が動いている動画を見てそれなりに気づいたこと、思うところはあったんじゃないかな…、これまでず~~~っとレッスンの度に注意されてきたのはこのことだったのかと分かってくれたらいいんだけど…、分かったうえで修正してくれれば、修正しようという気になってくれればいいんだけど…。
で、ヒメさんのプレリュード、幾分磨きがかかってきた感じ…、先週金曜日にドラマというか振り付けの根底にあるストーリーのようなものについて話をしたんだけど、どうやら理解できたみたいだね。
で…、最後のポゼ、
「そのときアナタは何を見てるんだ?」
「息を吹き送ったその行方を…」
「何に向かって吹き送ってるんだ…、吹き送った先に何があるんだ?」
「あ゛~そこまでは考えてませんでした
それじゃストーリーが完結しない、そういうとこだよ。
第2フレーズと第3フレーズはきちんとイメージづけが出来てるのに、最後のポゼがたぁだ立ってるだけじゃ台無し、もったいないでしょ。
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マイムというよりは所作かな…♪

2024-07-23 10:36:54 | Weblog
バレエは様々なことを踊りで表現する舞台芸術だから当然セリフはないんだけど、それに代わるマイムというのがあって、〇〇という動き方は◎◎を表すとか□□と手を動かすと◇◇という意味になるといった約束事があります。
たとえば…
右の手先を自分の胸に当ててから右手で相手を指し、それから両手を左の胸に重ねる=私はあなたを愛しています
右手の人差し指と中指で左手の薬指を指してから人差し指と中指を揃えた右手を掲げる=結婚することを誓います
右手で左の頬から顔の周りを一回り=美人、可愛い
両手を頭の上でクルクルと2回回す=踊る、踊りましょう
目元から両手の指先をヒラヒラさせながら下げていく=泣く、泣いている
etc.etc. とまぁまだまだいろいろあります。
一昨日の合同リハのときにはこうした約束事に基づいたマイムは使わなかったんですけど、それでも板付きしている自分の目の前で踊っている人たちを見ているわけですから、それに対する多少の所作は必要です。
音先で袖から登場してくるグループがあれば、それを見て“まぁ、楽しみだわ”とか“待ってました”とかを表現するのに軽くアームスを動かす、踊りが終わったら拍手をする、隣に立っている人と会話するようにアームスを動かす、etc.etc. というようなことですが、初めてだとなかなかどうしていいかわからないでしょう。
それで拍手の仕方なんてことも練習しましたし、ちょっとしたセリフの代わりになる腕の動かし方の練習もしました。
手首をカックン…とかクンニョッ…って安易に動かさない
相手に語りかけるように顔を向けるとき、小首を傾げてアゴを上げない
ってことがキモですかねぇ…
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日曜日のアンシャンテ ― みんな素敵です…♪

2024-07-22 09:51:04 | Weblog
昨日は発表会に向けての合同リハでした。
プログラムでいうと第2部にあたる部分で、“コンサート”と銘打ってはいますが某全幕ものの中から曲を抜粋してのコンサートなので、1曲ずつ順に単発で披露するよりはある程度ストーリー性を持たせた方がいいということで、私が簡単な構成と演出を手掛けることになったの。
発表会を何度も経験しているジュニアや大人もいれば初舞台だという大人もいますしキッズさんもいますが、ストーリー性のある作品で自分の出番以外でも板上にいて多少のマイムをするというのはみんな初めての経験です。
大げさな言い方をすれば、ポール・ドゥ・ブラの基本の≪基≫もまだ身に付いていなくて“マイムって何”って人もいるワケ…。
そんな“マイムって何”な人の中から私が白羽の矢を立てた二人がいて、彼女たちはオープニングからずっと板上にいて場面転換のきっかけを作ったりエスコート役として出演者をリードしたりと大活躍…、何をするにせよ初めてですからね、この場面のこの音楽ではこんな風に、次はこんな風にと逐一即興でセリフを言いながらマイムをつけていきましたが、ふたりともきっちり覚えて演じてました
役柄というか曲目に応じたポゼをするとか、目の前で踊られる曲が替わるごとにポゼを変更するとかみんなにとっては初めてのことばかりでしたが、繰り返して通すうちに段々と様になってきましたよ
本番までしっかり練習して、きっと素敵な絵=舞台を仕上げられると思います
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金曜日のアンシャンテ ― 表現はドラマ…♪

2024-07-20 11:24:58 | Weblog
ソロ・ヴァリエーションを通す前に、水曜日に踊るのを見ていて気になってたところを修正。
下から煽っていくようにアームスを動かすところ、肘の使い方というかコントロールがキモなのよ
高めのア・ラ・スゴンド・アロンジェから少し肘を引き上げて前腕を垂らす→肘を下げながら前腕を起こしていく→手首を押し伸ばすようにしながら肘も伸ばしていく
ってことなんだけどね、と見本を見せる。
コレで波打つような曲線を作るの。
「……うえぇぇぇ……
一緒にやってみようね…、まず肘を引き上げて前腕を垂らすように…、
「……うくくぅぅ……
垂らすんだよ、脱力したみたいに…、
「……いききぃぃ……
あ~、ま、まぁ…、で、肘を下げながら手首を押し伸ばす…、
「……でぇぇぇぇ……
な、なんか大変みたいだな…。
「は、はじめからやってみますね」
おぉ、どうぞ
「…… …つ、ツラいですよね…
そうかぁ…
ところで、水曜日に悲しそうな表情になってるって話になったじゃない、そのことなんだけどね…。
同じ白いロマンティック・チュチュで踊る作品でも『ジゼル』のウィリには感情があるし、表題が同じシルフィードであっても『ラ・』の方には人格があるから感情があるけど、プレリュードを含む『レ・』は空気や風そのものだから人格も感情もない、ましてシンフォニック・バレエだからね
「じゃぁ表情をどうするんだってコトになるわけだけど…、“無表情”っていうのも表情の一つなの、表現においてはね…、だから無表情がイケナイわけじゃないんだけど、無表情を殺さないためには自分の中にちゃんとドラマを持っていないと…」
たとえばデヴロッペ・ドゥヴァン→トンベ→パ・ドゥ・シャ→……のフレーズとピケ-クぺ→ピケ-クぺ→……のフレーズでは風の流れ・動きが違うよね。
「そ、それを違うように踊れと言われても…
だから自分の中にドラマを持てって、ストーリーを構築しておけってことなんだよ。
「たとえばね、デヴロッペ・ドゥヴァン……のフレーズでは自分自身が風の中を揺蕩う白い繊細な羽根と考えてその羽根の動きを、ピケ-クぺ……のフレーズでは今度は自分が風として目の前にある羽根を揺蕩わせている…とかね、そういうイメージを自分の中でしっかり組み立てておくんだよ
それなら分かります、フレーズの違いがわかります
うん、そういうイメージが前提になっている無表情は“表情”として成立するんだよ
ど~~~しても無理だ、ダメだってときはそれこそアルカイック・スマイルで、だな
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水曜日のアンシャンテ ― ちょび~っとだけでも芝居しろ…♪

2024-07-19 10:05:37 | Weblog
さて、それじゃぁアンサンブル作品を1回通してみましょうか、どうぞ

…………お、揃って来たねぇ、いいんじゃなぁい…。
…………うん、動きにキレが出てきた、その調子その調子…。
…………そう、そのアイコンタクト大事よ…。
…………ほほぉ、ふたりのタイミングが合って来てるね…。
…………よし、方向もいいわよ…。
…………なんなんだ、それはぁ…っ
ふたりで円周上を歩くところ、ヒメさんマリさんに対してしきりにアピールしてるのに、マリさんはそれを全無視、深刻な顔してひとりの世界に没入してるってどういうことだ…
「たはぁぁぁぁ…
こういうただただシンプルなステップだけってシーンが物凄~~~く難しいことはよぉく分かってんのよ、分かってるんだけどさ…、カウントでいえばたったのトゥーエイトだけどそこをふたりでもっと遊んだら
「… …」
表情もね、村娘のような分かりやすい単純な笑顔じゃなくってさ…。
たとえば高級なナイトクラブで楽しんでる絶世の美女が実はバリバリの出来るビジネスパーソンで、どちらが彼女の本性でしょうみたいなさ、仕掛けが上手く行ってることを密かに楽しんでるようなそんな薄笑いというか含み笑いというか、そんな感じ。
だからそういう2面性のある女ってのを演じてみてよ、そういう粋な女が二人で…って芝居をしてみたらいいんじゃないの
とはいえそれも難しい、無理ってなったら、アルカイックスマイルで誤魔化せば…
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水曜日のアンシャンテ ― 背景にあるストーリー…♪

2024-07-18 11:04:46 | Weblog
本当に本当に難しいことだけど、“踊る”ことと“動く”ことは別物、もちろん動けなければ踊れないわけだから動くことは大事だけど、“動く”から“踊る”に移行するために不可欠なのが表現することだと思ってるの、振り付けられた順番通りにカウント通りに間違いなく動く、それだけではセンターレッスンでのアンシェヌマンと変わらないでしょ。
何を表現したいか、どう表現したいかによって身体のパーツの動かし方が変わるし表情も変わる。
9月の発表会で水曜日クラスの二人が踊るのは、『ジゼル act1<ペザントのパ・ドゥ・ドゥ>』の村娘のヴァリエーションと『レ・シルフィード』のプレリュード。
まず村娘のヴァリエーションが踊られるのは、ジゼルのお家の前に村人たちが集まってブドウの収穫を祝うという場面…、みんな豊作を喜んでいるのであって決して不作を嘆いているわけではない…、そこに溢れているのは喜びと楽しさと華やぎ…、踊っているダンサー自身がそうした感情や空気感を理解していなければ踊りにはならない、動けてはいてもね。
軽やかに弾むような振り付けを踊るのに歯を食いしばるなんてのは言語道断
それこそ<ブドウの収穫を祝っている>って状況のイメージがまったくないまま、ただ動くことしか考えていない証拠だ。
プレリュードのほうはね、空気の精という人ならぬ者だから人間のような感情はない。
“精”という言い方をするから妖精みたいに人格が備わったものと捉えがちだけど、私は空気そのものだと解釈していてそれに基づいて演出してます…、指導するときに“揺蕩う”とか“棚引く”なんて言葉を多用するのもそのためかな。
地面に落ちている葉っぱが煽られて宙に舞い上がる、咲いている花が揺れる、霧が棚引いていく、そんな諸々の動きによって風=空気があることに気付く…、なぁんてことを知って欲しいなぁ。
村娘もプレリュードも、それを踊るとき自分はどこにいるのかどんな場面にいるのかをちゃんとイメージできるといいね
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二の腕のサイズ…♪

2024-07-16 11:34:30 | Weblog
毎週月曜日は11:00~トモコさんとオンラインでエクササイズをしているのですが、昨日も画面越しに彼女の動きを確認しながら思ったの、
相変わらず締まった二の腕をしてるなぁ…
まぁ、二の腕だけじゃない、真横から見ると背筋のS字曲線が正しく守られていることが分かるし、肩甲骨の所在もちゃんと分かる、デコルテもキレイに開いているし…
「あのさぁ、二の腕の理想のサイズ知ってる…?身長×0.146~0.16で計算するんだよん」
「ちょっと待ってくださいね……電卓を操作する音が……ほぉ…、メジャー取ってきますね……、おぉ、基準値の範囲におさまってます
そりゃそうでしょ
今年も人目を気にすることなく堂々とノースリーブやキャミソールを着られるね
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『くわいの丸煮<木挽町芝居茶屋事件帖>』…♪

2024-07-14 10:11:16 | Weblog
文庫本の時代小説コーナーで手に取った<木挽町芝居茶屋事件帖>シリーズ第6作目、主人公の喜八が描かれた華やかなカバーですがなぁんか雰囲気が違う…、1~5作目までのカバーに描かれた喜八はどちらかというと少年風味が抜けていない美形だったけど本6作目では少年風味が抜けてる…。
どれどれと後ろの紹介文に目を通すと、
……なぁにぃ、シリーズ完結篇…っ
それでは早速。

     
『くわいの丸煮<木挽町芝居茶屋事件帖> 篠綾子著 ハルキ文庫
喜八が切り盛りを任されている芝居茶屋かささぎを目の敵にしている大茶屋巴屋の主人仁右衛門には後ろ暗い事情がありそうだ、というのはシリーズ2作目からの伏線で、それがいよいよ解決します。
そしてシリーズ4作目からちらりと姿を見せるようになった麗しい武家の奥方、なにやら曰くありげなそのお方の素性が明らかになりますし、主人がお縄になった巴屋は持ち主が替わりその切り盛りを喜八か叔母のおもんに任せたいという話が舞い込みます、喜八の決断は…、その根底にある思いは…。
大詰めはかささぎでの年始の宴に集まったみんなの前で、おあささんが書いた芝居の台帳の一節が披露され、せりふを読む喜八に亡き大八郎の姿を重ねた元かささぎ組の男たちは…。
なぁるほどねぇ…と納得しました、だからカバーにはあの少年風味の抜けた姿が描かれたワケかぁ
完結したもののスピンオフの“外伝”なんか出ないかなぁと期待しつつ、改めて第1作から読み返してみようと思います
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金曜日のアンシャンテ ― やはりアームスに拘りたい…♪

2024-07-13 10:38:09 | Weblog
ポワントに履き替えて足馴らしとパのチェックなどをしたあと、ソロ・ヴァリエーションの練習。
まずは水曜日に気になっていたアームスの確認と修正から。
「…コール・ド・バレエはもっと広い半円で座ってるの、ヒメさんの今のアームスの動きだと目の前の人にしか語りかけていない…、もっと両サイドの人にも誘いかけないと
今回はコール・ドゥ・バレエはいないけど、本来はコール・ド・バレエが舞台上に様々なフォーメーションを展開して作品の世界観を作るんだから、そのイメージはちゃんと持っていないとね。
「あぁ、そこまで考えてませんでした…、アームスをもっと開かないといけないんだ」
うん。
それじゃ1回通してみましょう、どうぞ

……おりょぉぉぉ…
……ん、かなり良くなってる…
……おりょりょぉん…
「あのさぁ、コール・ドに向かったときのアームスが広くなったのはいいんだけどさ、腕をのばしたままブンブンブンってただ回すってのはどういうコトさ」
「えぁ…
「煽って宙に舞い上がらせることを表現するには、もっとアームスを揺蕩わせないと、でしょ」
「あ゛…
それは最後の部分でも同じよ
で、中盤のピケ-クぺ→……のときのアームスはかなり良くなりました、クレーンゲームのアームじゃなくなった
ただね、アン・オーに引き上げたアームスをアン・ナヴァンからア・ラ・スゴンドに開いて、そのあと揺蕩わせるところだけどね、肘の使い方や引く方向で委縮してるように見えるから気を付けてね。
そして、出のところの歩き方の練習までするという、相変わらず重箱の隅をつつくような練習をしております…、ま、今回はつつき壊す心配はなさそう…
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水曜日のアンシャンンテ ― DVD手に入ったよ…♪

2024-07-12 10:07:09 | Weblog
振り付けの後半に入ったところで二人が円周上を小粋にステップするところがなぁ……、最後のポーズ直前の軽いツイストがなぁ……
「ツイストのところさぁ、曲を楽しみながらフン フン フン …じゃなくて、左➡右➡左➡1歩出てチョン➡左➡右➡左➡1歩出てチョンみたいに考えながらやってないか?」
「… …」
「そうです…左➡右➡左➡右ピ~っケ➡左➡右➡左➡右ピ~っケ…って確認しながら…
「だろうねぇ…ってそれ全部お客さんにバレちゃうゾ…。曲に乗ってない、曲を掴めてないってそういうトコだよ」
「… …」
とはいえ、極めて難しいことを言ってるって自覚はしてるのよ…、ホントにしてるの…。
そしてふたりの中に粋な動き・オシャレな動き・カッコいい動きのイメージがないんだろうなってことも分かる…、そういうものを観たり感動したりハマったりってことがなければ要はネタがないってことだからね。
私の中にある粋でオシャレでカッコいい動き・踊りってどういうものかいろいろ説明はするんだけどやはり百聞は一見に如かずなのよなぁ…、だから観せたいDVDがあるんだけど、ソレが私の手元からなくなっていることに気が付いた。
そんな大事な物を処分なんかするはずないし、いつから無いのかも分からない…、でも無いのよね
こうなったら中古でもいいから手に入ればいいんだけど。
昨日のレッスンのあとブッ〇◎フに立ち寄りました…、このところちょいと気になっているものがあってそれのDVDなんかないかなぁと探しに行ったワケ。
まぁやはり案の定目指すものはありませんでしたが、せっかく来たんだしとバレエやダンス、ミュージカルなどの棚を上からす~んと眺めていたら…、
よいしょぉ
中古でもいいから欲しいと思っていたDVDがありました
それを目にした瞬間の心の叫びが何故“よいしょぉ”だったのかはわかりませんが、これこそ天の配剤、天が味方してるってことよねとちょっといい気になりかけたけど、まぁ、
まずは作品を磨くことに傾注しろ
ってことでしょうなぁ…。
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水曜日のアンシャンテ ― 移動の方向と身体の向き…♪

2024-07-11 11:06:48 | Weblog
「…の移動のところの確認をお願いします」
ん、いいよ、どうぞ

あ~待て待て、トルソーの向きが違う。
「まず下手奥に向かうところはポジシオンとしてはエカルテ、それから下手前に向かってエファセ、そして上手前に向かってクロワゼ、最後がアン・ファスでアン・ナヴァン
ディレクションを曖昧にしないことです。
はい、どうぞ

いや待て待て、マジで待て
「エカルテの方向に進むけどトルソーの向きはエファセってどういうことだよ、それじゃ単なるエファセじゃん……、基本の基の《基》、センターでやるバットマン・タンジュのアンシェヌマンでエカルテってどういうポジシオンだったか思い出してごらんなさいよ」
対角線が左右の肩を通るようにトルソーを向けて対角線上に脚を出すのがエカルテ、対角線がトルソーの中心軸を突き抜ける方向を向いて脚を置くのがエファセかクロワゼ。
今回のヒメさんのパートを理屈で説明するなら、
トルソーを正面から45度下手前に向けて下手奥に1歩移動;エカルテ➡トルソーの向きを全く変えないまま下手前に1歩移動;エファセ➡90度方向転換して上手前に1歩移動;クロワゼ➡正面に向きを変えて;アン・ファス
ってことです。
自分のトルソーがどこを向いているのか自覚がなければ話になりません…、エカルテとエファセの中間なんてポジシオンはクラシック・バレエにはない
それでは音楽で1回通してみましょうかね

ま、まぁね、以前よりはずっと良くなってきてはいるんだけど……、“粋にオシャレにカッコ良く”はドコいった
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カッコいい…素敵だね…♪

2024-07-09 11:17:08 | Weblog
私鉄からJRへの乗り換えのコンコースを歩いているときに3~4歩先を歩く若い女性の後ろ姿が目につきました。
20歳前後かな、身長は165cm未満、ゴムウエストのカーゴパンツ風ボトムに短めの白Tシャツで足元は白のスニーカー、キレイなストレートヘアを低い位置で一つ結び。
Tシャツとボトムのウエスト部分の間から背中がチラチラ見えるわけです、左右の脊柱起立筋が作る縦の窪みが…。
きっとダンスかあるいは何かのスポーツをきちんとやってる人なんだろうなって思いました。
左右の肩を結ぶ横線と頭頂から下ろした縦線が作る十文字がブレることなくスッスッと歩を進めていく…、
うわぁ…カッコいいなぁ、いいねぇ…
彼女が身に付けているものがブランド品かどうかも高価な物なのかそうでないのかも私には分かりません、一つ結びにした髪にもリボンなどのアクセサリーはなかったし、いたってシンプルにまとめられてました……、ファッションにうるさい人たちはもしかしたらあ~だこ~だ言うのかもしれないけれど、私は思ったの、
チラリと見えるあの締まったウエストが最上のアクセサリーだな…
ってね。
ときどき、ほんとに極々たま~にだけど、いますよね、こういうカッコいい人
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