アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

昨日は第4話を観た…♪

2023-01-30 10:44:34 | Weblog
NHK大河ドラマ『どうする家康』、昨夜放送された第4話では、清洲城での信長やお市との再会、駿府に残されている元康の妻子の安否、元康が駿河攻めを決意するまで、が主軸でしたが…。
まず清州城。
元康一行が伯父に先導されて訪れた清州城、だだっ広~~~い石畳の広場の向こうに何やらの建物が…。
なんじゃ、これは…、時代も土地柄も当時の織田勢の勢力も全てを無視したようなこの画面はナニ
CGだけど、何を考えてこんな画にしたんだろう…、時の権力者の居城だから…アジアだから…なぁんて短絡的に考えて紫禁城でもイメージしたのかねぇ…
そして信長と元康の対面の場所、だだっ広~~~い板敷の御簾を巻き上げたらソコに信長がって…、あのなぁ、室町時代末期で書院造建築も茶の湯も生まれてた時代だよん、なぁんで建具も調度品も置かれてないかね…、時の権力者への謁見だから広~い所でなくちゃ…中国じゃなくて日本だから…なぁんて安直に考えてただの板の間にしちまったのかねぇ…
完全にリアリティが欠落してる
さらに信長と元康が相撲を取るシーン。
家臣らが格子状の柵を立てまわして見物している仮設リンクのようなスペースで二人が対峙するんですが…あのねぇ…そぉんな異種格闘技のリンクみたいなところで相撲なんかやらないのっ
続いてたんぽ槍を搔い込んで翁面を付けた人物が登場、元康と槍の試合をするんだけど、その人物が面を取るとこれがなんと男装のお市さん、“おひさしゅうございます、竹どのって、おい…
お市さんは信長サマの同母妹でそもそもは深窓の姫なんですよ、大名家の姫の嗜みとしていくらか武芸や馬術の修練はしたかもしれないけど、軽々しく男装して人前に出て来たり馬に跨って走り回ったりはしないの。
そして、信長サマは元康にお市を娶れと強要する…ナニそれ…っ。
まぁそれが契機となって元康は今川攻めを決意するわけだから信長サマの確信犯だと言えなくもない。
その後に信長サマがお市さんに掛けた言葉が…酷ぇ兄上だ…
全体的にかなりRPG風味が強い回だったけど、なんというかソレが悪い方に出てるなって感じ。
資料や文献を精査してきちんと時代考証に則した作りにしてほしい、大河ドラマを観たいのであってRPGをやりたいわけじゃないんだよって思いました。
松平元康がその時その時の置かれた状況ごとに“どうする”と迷い苦慮し決断して後の徳川家康へと大成していくという切り口自体は面白いと思うんですけどね。
今回も野村萬斎義元サマの軍装姿が回想シーンでほんのちょびっとだけ見られたのが救いでした。
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咲いた~咲いた~…♪

2023-01-29 10:38:33 | Weblog
明るい陽射しがあるとお布団や敷きパッドなどを干したいなと思うのですが、気温が10度に達することなく空気がき~んと冷えているのを感じると、干してもかえってひんやりしちゃうんじゃないかなと気になって躊躇しちゃいます
と、それはさておき、

          

10日前に飾ったラナンキュラスとチューリップが大きく開きました。
初めは葉っぱに守られた蕾でしたが、花びらを開いた姿はユリの花のよう、剣先のように尖った花びらがユリをイメージさせますね。
大きく花冠が広がってきたラナンキュラスの鮮やかな黄色を目にすると気分が弾みます
まだしばらくはこの美しい黄色を楽しめそうです。
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寒さに負けず…♪

2023-01-28 11:27:18 | Weblog
寒いですねぇ…
朝、ゴミ出しに出たときの空気の冷たさと言ったら
ゴミの集積所まで行って帰ってくるだけですからほんの1~2分のことなんですがしっかり着こんで外にでると、顔に当たる空気の冷たさ、その冷たさが目に染みるような感じ
うっ、冷たいっ
と感じた途端に腹筋にグッと力が入りました
これって、体幹を冷やさないように熱を作らなくちゃと無意識のうちに筋肉が反応してるのかな。
まぁ、血流が悪くならないようにとちょこちょこストレッチや2番プリエしたりしてるので、身体はそれほど冷えてないみたいです。
足指もグーチョキパー、ウニウニウニと動かせますし、手先や足の爪先が冷え切って感覚がなくなるとか冷えが気になって眠れないなんてこともありません
このまま何とか自家発電ならぬ自己発熱で寒さに負けることなく過ごしたいと思います

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バッハの音楽…♪

2023-01-27 11:50:44 | Weblog
昨夜のNHK Eテレ『クラシックTV』ではバッハの音楽を取りあげていました。
ゲストはバッハ・コレギウム・ジャパンの2代目指揮者でオルガン&チェンバロ奏者の鈴木優人さん。
ヨハン・セバスチャン・バッハの音楽はそもそも教会音楽で、神に捧げるものであり聖書を読めない民衆にその内容を教え伝えるための手段だったんですね…、音楽が宮廷でのお楽しみや鑑賞の対象となったり、作曲家の表現の発露となる以前のもの。
MCの清塚さんやゲストの鈴木さんが代わる代わるピアノでちょっとずつ演奏してくださいましたけど、一度はどこかで耳にしたことのある曲が多かった、優しくて和やかだけど荘重でね。
パイプオルガンやチェンバロでこそ出せる雰囲気なんだなと思いました。
そして“フーガ”についての解説や短い演奏があって、そのとき
ん…
っと何かが閃いて、少しの間その閃きを追いかけました。
それはフーガのようにある一定のアンシェヌマンを繋いで踊る3人のダンサーで、最後の部分では現代的な衣装に変わっていてぞんっとキメのポーズ
あ、あれ…、ま、まさか、踊れる、のか…
アタマのなかであたふたしてしまいました
だってバッハの音楽で踊るなんてこれまで考えたことがなかったんですもん。
ヘンデルとかビバルディの曲で踊ったり振り付けたりはありますが、バッハだけは踊ることをイメージして聴いたことがありませんでした。
あぁら、これはもしかして、次の作品のヒントかななんて思わなくもありませんが…、難しいなぁ…、まぁヒントの種としてアタマのどこかに留めておくことにしましょう。
まずはバッハの音楽をきちんと聴くことから始めなくちゃ、ですものね
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水曜日のアンシャンテ ― アンダンテ…だよねぇ…♪

2023-01-26 11:25:02 | Weblog
昨日のレッスンにはビジターの方もひとり参加して下さいました
センター・レッスンはいつもの通り基本のポール・ドゥ・ブラから。
本当にね、1年前とくらべたら見違えるほどキレイになりました。
バットマン・タンジュのアンシェヌマンのあとエシャッペからのシンプルなアンシェヌマンを。
まずは見本を見せましょう。
右脚前5番→エシャッペ→エシャッペ→右脚ルティレ・パッセ→右脚ルティレ・パッセ→エシャッペ→エシャッペ→右前5番タン・ルヴェ→右脚プリエ、左脚デガージェ・ア・ラ・スゴンド→右にパ・ドゥ・ブーレ・ドゥスー⇒…………
アームスは
ルティレを前から後ろにパッセするときのアームスは高い3番、後ろから前にパッセするときはアン・ドゥダーンのアロンジェ
5番タン・ルヴェのところはアン・バから素早くアン・オーに
デガージェ・ア・ラ・スゴンドの着地と同時にア・ラ・スゴンドに
「…ねっ…
「…いぃ… …」
はい、どうぞ

あのさぁ、このアンシェヌマン の見せ場はタン・ルヴェの高さだけどね
「… …」
それとね、タン・ルヴェ→デガージェ・ア・ラ・スゴンド-プリエに着地ってことはよ、シソンヌ・ウーヴェルトでしょ。
「…あ゛… …」
それからパ・ドゥ・ブーレ・ドゥスーが千鳥足にならないようにね。
もう一つ、跳ぶアンシェヌマンを
右脚後ろ5番→右アッサンブレ→右前5番タン・ルヴェ→左アッサンブレ→左前5番タン・ルヴェ→右アッサンブレ→右アッサンブレ・アン・ナヴァン→シソンヌ・ウーヴェルト・アン・ナヴァン→タン・ルヴェ→左後ろ5番⇒…………
ね…っ
「… …」
ではどうぞ

あらぁ…、アッサンブレで振り上げる脚はまぁいいとして、跳び上がる方の脚の爪先が伸び切ってないのはどういうことかね
「…ったぁぁ…、ソコまで気が回りませんでした…
あらら…
「あのさぁ、このテンポ、アンダンテだぜぇ…、いつになったらアレグロでやれるかねぇ…」
「… …」
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“なぎそねこ”っていうらしい…♪

2023-01-24 11:31:24 | Weblog
昨年11月に編み上げたアラン模様のロングベストをルームウェアとして活用していますが、これが暖かいんです、ベストだからちょっとした家事や作業をするときも腕が自由ですし、体幹をしっかり保温していれば十分快適。
それでふと数年前にテレビで観た長野県の南木曽地方で重宝されている伝統的な防寒着の事を思い出しました。
地元では“ねこ”と呼んでいましたっけ。
綿入れの袖なし半纏の後ろ身頃だけで前身頃はなく襟部分だけ、その襟と後ろ身頃が繋がっていて、着るというより背負うって感じでしょうか
後ろ身頃にしっかり綿が入っているこの“ねこ”が暖かいんですって。
雪深い土地で寒さ厳しい冬は囲炉裏端に集まって作業をするそうですが、囲炉裏に向かっている身体の前側は暖かいから背中が寒くないように、袖は作業の邪魔になるからなくていい、そんな考えから工夫を凝らして受け継がれてきた防寒着。
地元の洋品店では毎年新柄が売り出され、大抵の人が3~4着は持っていて“ねこ”でのお洒落を楽しんでいるそうです。
取材されたお宅で可愛がられている犬も“ねこ”を着せてもらってました
ダウンベストもいいけど、伝統的な防寒着も存外カッコいいかもしれない
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第3話を観ました…♪

2023-01-23 11:43:26 | Weblog
大河ドラマ『どうする家康』の第3話を観ました。
今川方は義元を失った後の体勢を立て直すのにおおわらわ、松平方というより元康はなんとか三河を平定して駿河に帰参したいと焦り、そして信長サマは今川と手を切らない元康の動向にシビレを切らしかけている、とまぁそんなところでしたな。
“儂は今川の家臣じゃ”と主張して見方によっては野心も欲もない元康、まして自分の妻子は今川方の手の内にあるとなれば二の足三の足を踏みたくなるのも分かる。
それに対して、妻子など
国や家臣を守るためならばうち捨てなされ
と言い切る母於大の方。
このお方は実兄が織田方に組したため松平家から離縁となり、今は織田方の武将の妻になっているから、織田方というより信長サマや世の中というものがよく見えているわけね。そして我が子を生かしたい、今川方の凡百の家臣の一人のまま終わらせたくないという思いもあり、言葉は厳しく態度は素っ気ないが、このお方もまた戦国の世を生きている。
そしてっ、元康の夢に野村萬斎義元サマご登場~
いやぁ、一服の清涼剤のごときお姿よなぁ…
今後も夢やら回想シーンやらで登場するのかな…、だとしたらソレを期待して毎週観なくちゃね。
そして次週予告にお市の方登場、馬を駆って現れ、
おひさしゅうございます、竹どの
って、あらま
織田家に人質となっていた2年の間で面識があったって設定なのかな。
これは第4話も観なくちゃですねぇ
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黄色のお花の取り合わせ…♪

2023-01-21 11:14:04 | Weblog
書店に出向いた帰路、通りかかった花屋さんで目についた鮮やかな黄色のラナンキュラス
微かに微かに緑味を秘めた繊細な花びらが重なった花冠の美しさ。
スウィートピーも沢山の色味があって、レモン色、山吹色、オレンジ、ピンク系にレッド系、etrc.etc.
黄色のラナンキュラスを1輪挿しで飾りたいけど、それじゃちょっと素っ気ないからスウィートピーを添えましょうかね…、あ、それから…。

          

まだ蕾の黄色のチューリップは葉っぱに守られているみたいですが、今朝見たら茎が少し伸びて蕾が顔を出してます。
早春のイメージを楽しんでいます
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好きな演目 ― パ・ド・カトル…♪

2023-01-20 10:55:54 | Weblog
好きなバレエの演目と言ったら全幕ものから小品まで様々ありますし、ソロのヴァリエーションやキャラクテールにも素敵なものが沢山あります。
去年からずっと頭の片隅にあるのが『パ・ド・カトル』で、水曜日クラスの3人を前にすると“いいんじゃないかな”って思っちゃう
ただ問題なのは水曜日クラスのレギュラーメンバーは3人だから、『パ・ドゥ・カトル』を演るには1人足りないってのが悩みの種。
ヒメさんは○○役と□□役が合いそう、コエミさんは○○役も□□役も△△役も合いそう、マリさんは◇◇役はもちろん△△役も合いそう、なぁんてことを考えています。
『パ・ドゥ・カトル』を全編演るとなるとおよそ15分前後かかるけど、アントレの部分=アンダンテとアレグロだけだと6分弱、コーダだけだと2分40秒弱、アントレとコーダで8分40秒弱、……う~ん、いずれにせよ1人足りないわなぁ…
ソロのほうがいいかなぁ、マリさんが去年チェリートを踊ったから、それ以外がいいかもね。
ただ、グラーンにしてもグリジにしてもタリオーニにしても、それぞれに難関ともいえるパートがあるからねぇ、どうしようかねぇ…なぁんて考えていたら楽しくなってきた
原振付に若干のアレンジをすることは必要だけど、たぶん大丈夫だと思うなぁ、うん、ソレで行こう
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水曜日のアンシャンテ ― シンプルに丁寧に…♪

2023-01-19 11:16:52 | Weblog
水曜日クラスのレギュラーメンバーがようやく3人揃ってレッスン
丁寧にバーレッスンをしてその最後のグラン・バットマン、
「あ~、順番を変更しようと思ったんだけどぉ…、ん~、それは来週でいいや、いつもの順番でどうぞ
今年はグラン・ジャンプに挑戦するという目標があるので、グラン・バットマンにもプラスオンのやり方をと考えたけど、昨日が稽古初日というメンバーがいるからいきなりはねってことで通常パターンで。
センター・レッスンはいつもと同じ基本のポール・ドゥ・ブラを、5番から8番までの前後に重心移動を伴うパターンで。
ではどうぞ

うん、そうだね…、そうなんだけどね…。
「あのねぇ、私が3人に求めているのは、3人なら出来ると考えているポール・ドゥ・ブラってねぇ、“水曜日の3人って普通の人より腕が長いよねぇ”って思われるような大きな空間を描けるアームスなのよ」
「… …」
「水曜日の3人ってポール・ドゥ・ブラがキレイよねぇ、ポジシオンが正確よねぇって言われるレヴェルは目指してない。っていうかそのレヴェルにはもう達してるわけよ、だからその先へってことなの
「… …」
とっくに大人になってからバレエを始めたり長~いブランクを経て再開したりという場合、高~く脚を上げるとかグラン・ジャンプで両脚を180度に開くとかはまぁ一般的には無理だと私は考えてます。
上げる脚の高さは低くてもキレイに膝や足首が伸びているとか、グラン・ジャンプで脚は開かなくても軽やかに浮いて見えるジャンプをするとか、そういうことの方が大事だと思ってます、そしてそのために不可欠なのが正確で美しいポール・ドゥ・ブラです。
だいいち、踊りはじめる前と踊り終わりでそれぞれ“決めポーズ”がありますからね、そもそものアームスが美しくなければそのポーズも決まらないってコトです

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大河ドラマ、未発表のキャスト…♪

2023-01-17 10:55:25 | Weblog
続けて大河ドラマ『どうする家康』の話題でスミマセン
で、今後どんな人物が登場するかなぁって考えてるんです、公式サイトで未だ発表されていない重要人物はいないかなってね。
徳川家康の生涯は
織田家や今川家で人質として過ごした幼少年期
今川家を離れ織田家と同盟してから信長が本能寺に斃れるまで
本能寺の後、秀吉に従属せざるを得ない雌伏の時代
秀吉没後から関ヶ原まで
江戸開府から没年まで
と5つに分けられると思うんですよね。
は第1話と第2話で終わりましたから、次回からは です。
柴田勝家や佐久間信盛、明智光秀まで織田方の主だった人物や浅井長政など敵対する人物はキャストが発表されていますが、ここで気になるのは森蘭丸斉藤道三は誰がってこと…、あ…、でもこの二人は信長サマ絡みが強くて、家康とはあまり接点がないかな。
では淀君や北政所、上杉景勝や伊達政宗、千利休は出てこないのかなって気になります。
ではもちろん誰が石田三成を演じるか、そして真田昌行親子は出てくるのかということ。
で気になってるのは天海大僧正金地院崇伝は出てくるのかな、誰が演じるのかなってことですし、春日局はナレーションの寺島しのぶさんがすでにその設定になっているような気がする…。
なぁんてことを考えていたら今後も観るのが楽しみになってきました。
まぁ出てこない可能性の方が大かなぁとは思ってますが、一番いっっっちばん気になってるのは森蘭丸です。
ただ岡田准一信長と並んで見劣りしない森蘭丸となると……う~ん…誰だろねぇ…
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大河ドラマ第2話…♪

2023-01-16 11:28:14 | Weblog
昨夜、大河ドラマ『どうする家康』の第2話を観ました。
桶狭間で今川義元公が討ち死になされた後、大高城に孤立する家康一行の前に寄せてくる織田軍、城を囲んだまま動かず、馬上で思案する信長サマ…あら不気味…。
駿府へ戻るか本拠地岡崎にはいるかで意見が分かれたり、同族の松平某の分かりやすい奸計にはまりそうになったり…。
いくつかの回想シーンを挟みながら物語が進みます。
竹千代誕生のとき、母親が“寅の年寅の日寅の刻に生まれた子”と言い切るのに対して父親が“もう年が明けたから今年は兎年じゃ”と、それに対して母親は“ほんの数日ズレたとて分かりはせぬ、この子は寅年の生まれです!”と、……おいおい御母堂…
織田方に人質として捉われた幼き日のこと。
小舟に乗った竹千代一行を襲ったのは信長サマ率いる傾奇者たちで、信長サマも赤い衣装にロン毛のざんばら
竹千代の首を刎ねようとする父に向かって「コレは儂のおもちゃじゃと。
そして信長サマと竹千代は相撲をするんだけど、これがお相撲というよりは何かの格闘技、弱い者いじめ、児童虐待……現代風に考えればね…、もともと信長サマはお相撲が好きだったらしいし…、で、ついに竹千代が吼える、
儂は兎ではないっ、寅の年寅の日寅の刻に生まれた寅じゃぁぁぁっ
それを聞いて満足そうな信長サマ。
それにしても岡田准一演じる信長サマ、コワぁぁぁぁい…、あの子役、トラウマにならなきゃいいけどってちょっと心配になっちゃうくらい…。
岡崎城にはいり家臣団を前に“儂がお前たちを守る!”と堂々と宣言したものの、障子を閉じれば
これからどうすればいいんじゃぁぁぁ…っ
って…
まぁでも徳川家康の生涯って“どうすればいいんじゃぁ”の連続だったのかもね。
今川とは手を切れ、同盟を結ぼうと信長サマから持ち掛けられてどうすればいいんじゃぁ、○○の戦い、□□の戦い、本能寺の変でもどうすればいいんじゃぁ、北条攻めで、関ヶ原の合戦で、江戸開府に際して、家光を三代目と定めることに際してもいつでもどうすればいいんじゃぁだったのかも知れない。
第1話のCGや本田平八郎の衣装といい、今2話の信長サマ一党の傾いたいでたちといい、RPG風味が濃いような気もするけどまぁいいんじゃない
たぶん第3話も観ると思う、ま、少なくとも信長サマが本能寺で斃れるまでは
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今川義元かぁ…♪

2023-01-15 12:24:53 | Weblog
先週の大河ドラマ第1話に登場した野村萬斎さん演じる今川義元
これまで今川義元が登場する歴史物や時代物はいろいろと読んできたけど、どの作品でも脇役、ほぼ信長サマにあっさり討たれてしまう敵役という扱いで、そこからイメージしていたのは名君というには程遠い人物像でしたが、萬斎さん演じる今川義元は違った。
松平次郎三郎=後の徳川家康に向ける確かな人物眼といい教え導こうとする姿勢といい、単なる公家かぶれの凡庸な武将には見えない、どちらかというと英君なんじゃないかな。
ちょっと検索してみたら、近年では今川義元が再評価されているらしいのね。
神君徳川家康公の生涯をドラマティックに脚色するためにあえて今川義元は貶められていて、それを元にいろいろな物語などが作られ世に広まったから、誤ったイメージのまま時を経たということらしいです。
そういえば、と思い出すのは…。
以前に司馬遼太郎著『箱根の坂』を読んだのだけど、その主人公北条早雲の妹ということになっている女性が駿河の太守今川家当主の正室で、たしか彼女が生んだ子が後の今川義元なのよね。
今川家というのは由緒正しくその当主は文武両道に秀でた人格者、その子である義元が武将とは名ばかりのちょいと残念な人物ってのはさぁ…って疑問に思ったことがあった。
そうかぁ、やはり実像は違ったかぁ。
今川義元を主人公にしたものを読んでみたいなと改めて思ってます
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木挽町芝居茶屋事件帖 ― シリーズ3作目…♪

2023-01-13 10:55:16 | Weblog
シリーズ3作目が発売となりまして、さっそく読みました

          

『菖蒲ちまき 木挽町芝居茶屋事件帖』 篠綾子著 ハルキ文庫
芝居茶屋かささぎを取り仕切る華やかなイケメンの喜八、喜八の幼馴染で相棒でもある渋いイケメンの弥助、かささぎの料理人松次郎、弥助の父親で頼りになる百助、狂言作者の東儀左衛門、鬼勘こと中山勘解由、そのほかちょいと顔を出すレギュラーメンバーみんな元気ですね。
今回は、以前から喜八たちに面妖に絡んでくる大茶屋巴屋の主仁右衛門の正体を探らねばというところから人探しに繋がるという1本の線と、元旗本奴で今は中間となっている男の主がなんと吉良上野介で、殉死について云々するという2本目の線で物語が進んでいきますが、上野介が殉死をどう捉えているかということが、後年の松の廊下事件から赤穂浪士討ち入り事件までを連想させます、シリーズ2作目で中山安兵衛こと後の堀部安兵衛も登場してますからね、こぉれは案外数年後には……と想像しちゃいます。
シリーズ3作目でもやはり事件解決に一役買うのが山村座での偽芝居で、喜八と弥助は否応なしに役者の真似事をさせられてます
シリーズ1作目『初午いなり』は2月、2作目『雛あられ』は3月、本作は『菖蒲ちまき』ですから5月、と季節の行事に絡めてますから次は七夕でしょうかね、楽しみだな
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今年の大河ドラマは…♪

2023-01-10 11:45:44 | Weblog
昨年はNHK大河ドラマを観ようと考えていました、なぜなら小栗旬クンが主演だったからです。
うっかり初回放送を見逃したものの2話目は観て、3話目以降はうっかりが重なるようになりました。
もともと鎌倉時代にさほど興味がない上に序盤の主人公は源頼朝でさらに興味がなく、頼朝と政子の漫才のような掛け合いに食傷したりもして気持ちが乗らなくなっちゃったんです
で、今年はどうかなと一昨日、『どうする家康』の初回を観ました。
駿河の太守今川義元の元で人質としての暮らしをしている次郎三郎こと後の家康。
広い林野に秘密基地めいた小屋を作りそこで木っ端を削って馬や兎を作っては一人遊びをしていますが、楽しそうに木っ端を削っている様子は、
あ゛、内股だ…
まぁストーリーの展開と進捗が早く、あっという間に妻を娶って子が出来て、もう桶狭間っ
今川義元役の野村萬斎さんが戦勝祈願の舞を舞ったりして、ここは見どころだったわね
ところがあっという間に義元殿は討たれてしまい、それも結果報告のみで織田軍の奇襲の様子や合戦場の描写は無し
織田軍が攻め寄せて来ると聞いて元康こと後の家康は度を失って狼狽えついには逃げ出す始末
その元康を追ってきて連れ戻したのが本田平八郎だけどそのいで立ちが…、ロールプレイングゲームのキャラクターをイメージしてるのかなって感じで、おいおいおいおい…
画面は変わり攻め寄せてくる織田軍、それを率いる岡田准一演じる信長サマ、
待ってろよ、竹千代…俺の白うさぎ…
って、
っきゃぁぁぁぁ…
それにしても、なんともRPG風味の強い絵面じゃなぁ。
松平氏の本拠地であった岡崎城や元康が兵糧を運び込む大高城などの遠景はCGで作られているらしいし、進軍してくる織田軍も信長サマの周辺はCGだし…、まぁCGでなければあんな不気味にカラスの群れ飛ぶ様子は描けまいが…。
多分、第2話も見ると思う…少なくとも信長サマが生きてる間は…

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