アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

ピンポイント・レッスン♪

2010-11-28 11:15:22 | Weblog
昨日のアンサンブル・バレエ クラスは、なんとメンバーそれぞれに所用あり、でレッスンに来たのは11月からメンバーになったジュンさん一人でした。
バーのところでストレッチや準備運動をしていた彼女が
「先生、私ルルヴェをすると左脚の足首がローリングするみたいで、ルルヴェで止まっていられないんですけど、なぜなんでしょう?」
と…。
確かに、一緒にレッスンするようになって以来、バー・レッスンのときにグラン・プリエの最後のシュス・スーロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールの最後のルティレなんかのときに、彼女がバランスをとるのに苦心しているのは気づいてた。
でも、数年のブランクがあってレッスンを再開したことだから、少し様子を見ようと考えていたの。
で、昨日は彼女のために用意された日だったかのように、結果的にはマン・トゥー・マンレッスンが出来ることになってね、よぉし、それじゃぁピンポイント・レッスンしちゃいましょうかね
「あのね、左の足首だけローリングしやすいってことは、まず左の内腿の筋力が弱いのよね」
と、まずは内腿の筋力アップのためのエクササイズ。
ゆっくりカウントをとりながら一緒にやっていると
「あ…、内側の筋肉を意識出来ます
「うん、それが“長内転筋”っていう筋肉でね、大事な筋肉だからね」
1日に8回くらいずつ続けてみましょうね、と。
次は両手をバーに置いて1番ポジシオンでのルルヴェの練習。
1番ポジシオンで立ったときの骨盤の角度と位置、骨盤と肋骨の関係、重心の位置などを修正してあげてから
「はい、ルルヴェに上がってごらん
パン とルルヴェをした彼女、しばらくはモソモソとバランスを探りながら静止できるポイントを探してたけど、何回か繰り返してるうちにピシッっと停まれるようになった。
うん、よしよし、じゃぁアームスをアン・ナヴァンにしてバランスをとってみようね。
「アームスとトルソーの位置関係はねぇ……、エナジーの流れとしてはねぇ……」
と片手だけ、バーから離した状態の彼女に説明、そして
「まず右をアン・ナヴァンにして……、うん、その右アームスに左を合わせて…」
微かに探り探りではあるんだけど、アームスをアン・ナヴァンにしたジュンさん
うん、うん、揺れることもなく真っ直ぐに、上に伸びていくようにルルヴェで静止している
「私、今までアームスをこんなに肘を曲げて引いてたんだ…
「そう、それがバランスを崩す原因の一つ。トルソーを後ろに押し返すことになっちゃうからね」
じゃぁ、次は5番ポジシオンのルルヴェのルルヴェでバランスをとる練習ね。
骨盤の位置と角度は…、肋骨は…、アームスは…、エナジーの流れは…、と繰り返し修正しながら練習していくと、
「おお、今までで一番キレイに安定して立っていられたねぇ
となり、最後にルティレで静止する練習をしましょう。
ルティレのポジシオンでまず使う脚の部分は…、重心の位置は…、アームスは…、と少しずつ修正していくと
「うん いいバランスだ
となったのでした。
内腿の筋力アップのエクササイズ、1番ポジシオンのルルヴェ、5番ポジシオンのルルヴェを右と左、ルティレを右と左、たったこれだけのメニューだったんだけど、終わったときにはジュンさんはフルコースのレッスンをしたあとみたいな顔をしてた。
私は、機会があればときどきこういうピンポイント・レッスンをしてあげるようにしている。
大人になってからバレエを始めた方の場合、ちょっとしたポイントに対する疑問や不安が解決すると、いくつもの良い変化が現れて上達が早くなるのよ。
昨日のジュンさんは、ルルヴェの問題が解決しただけでなく、アームスのポジシオンもおおらかにキレイになったからね、次のレッスンが楽しみだな

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体重が増える=太る…?……NO!

2010-11-24 10:39:27 | Weblog
先日のレッスンの帰り、ある生徒が
「最近また食欲が出ていっぱい食べてるんですよねぇ。太っちゃうかなぁ…」
と言う。
そうだね、美味しいものが沢山ある時期だし、お鍋の季節にもなったしね
「去年も気にしたけど太らなかったから今年も大丈夫かなぁとは思うんですけど…」
「ふふん、大丈夫だ。1~2kg増えたって、エクササイズ・メニュー追加してすぐに絞ってやる、安心してたくさん召し上がれ
つまりね、彼女たちがいうところは『太る』=体重が増えるということなのね。
体重が少ない方がいいと思い込んでいて、体重の増減には過敏に反応するが、もっとも大事なボディ・ラインには無頓着。なんでかしらねぇ…。
ボディ・ラインは美しいかどうか一目瞭然だけど、体重は見えないんだけどね。
『私は○○㎏です』
ってフダをぶら下げて歩くわけでもなかろうに、黙ってりゃわかんないだろってね。
確かにね、体重っていうのも健康の重要な目安ではある
一般的な『標準体重』というのは、たとえば身長○○○cmに対して、骨はどのくらい必要か、骨格筋はどのくらい必要か、内臓などを含むその他の筋量はどのくらい必要か、とかね様々な要素を基準にして算出されていると思うのよ。考え方によって算出法も色々あるけどさ。ま、だから『標準体重』内に収まっているのであれば、それほど騒ぐ必要は無いと思うがね。
なんで体重が軽いほうがいい、なんてワケわかんない考え方が蔓延してるんだろうかね
私の考え方では、たとえ体重が軽くても、ズン胴はズン胴だし、サリーちゃん脚はサリーちゃん脚、オバちゃん体型はしょせんオバちゃん体型である。
体重に関係なく、姿勢が正しくて、お腹や胴が締まっていて、太腿→膝→脹脛→足首のラインにメリハリがあって、背中が立体的で、動きが軽快で…って方が魅力があると信じている。
2年程前にちょっと体組成などを調べてもらったときのデータだけど、私の場合、身長164cmに対して48歳女性の標準体重として57.6kgという数値が出た。正直にいうと
「それじゃ“デブ”だろ…っ
って思ったけど、管理栄養士さんはやさしく笑って
「あと脂肪を6.7kg、筋肉を1.9㎏増やすといいですね」
と言った。そのアドヴァイスに対する私の回答は
「多分不可能だと思います。筋肉1.9㎏は何とか出来ると思いますが体型が変わると困るので出来ません。脂肪6.7kgについてはコレはまず無理です。筋肉が増えればさらに脂肪は増えにくくなりますから…
「そうですよね…
それ以来、身長164cmから110を引いた数値=54を自分なりのボーダー・ラインと決めたの。体重が54㎏までなら騒ぐことはない、とね。実際の体重が48~49㎏なので、あと5~6㎏は余裕がある… というワケです。
みなさんも自分なりのボーダー・ラインを決めてみたらいかがですか?
それを超えないように日々気をつけていれば、そう簡単に体重って増えないわよ。それよりもボディ・ラインをきちんとキープすることに意識を向けていれば、体重がちょいと増えたくらいで太ったりはしません。
太るというのは体重の増加のことをいうのではなく、サイズの増加・拡大をいうのだと理解したほうがいいですよ。


アンサンブル・ド・ミューズからのお知らせ
11月30日(火)のスタイル・メイク・エクササイズクラスでは、ウォーキング・レッスンをします。
ドレス・アップする機会も増えるこれからの季節、せっかくの装いを台無しにしないためにも、きちんと“歩く”ためのレッスンをしてみませんか?
興味のある方は当日、履きなれたパンプスをご持参下さい。また前半はストレッチ・エクササイズをしますので動きやすいウエアでどうぞ                                             

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ジュニアの方が“先輩”…♪

2010-11-21 10:16:26 | Weblog
昨日のアンサンブル・バレエ クラスは、大人組のメグちゃん、ジュンさんと、久しぶりにジュニア組のアイちゃん
更衣室から出てきたメグちゃんがなんとなぁ~く照れくさそうな、嬉しそうな、びみょ~な表情をしている。
「ん?どうしたの?」
「んふっ…、どうですかね…、コレ…
見れば新しいスカートを巻いている。
「姉がプレゼントしてくれたんですけど…。レオタードも…」
まぁ、素敵 ワイン・レッドのキャミソール・レオタードに、色を合わせたワイン・レッド地に花柄のシフォンの巻きスカート。
良くお似合いです
久しぶりにクラスに来たアイちゃんは、頼りになるリナが昨日はお休みだったのでちょっと緊張気味?
でもね、4歳のときから私のレッスンを受けている彼女は、小学3年生とはいえ大人組よりずっと正確にきちんと動けるのである
いかにアイちゃんよりは“後輩”の初心者とはいえ大人組の間にはいってバー・レッスンというのでは緊張するだろうと思ったので、右サイドのときだけは私と彼女と差し向かい。
グラン・プリエ、バットマン・タンジュ、…、…とメニューはすすみバットマン・フォンデュ。
う~ん、お腹も随分強くなってきたし膝もしっかり伸ばせるようになってきたけど、脚の“使い方”がいまいちだなぁ…。
「アイちゃん、ク・ドゥ・ピエ・プリエしてごらん。いい?フォンデュの脚の動きはね…」
と彼女の膝と脛・足首を支えてあげながら、ゆっくり動かしてあげて、最後に膝と爪先がきちんと伸びたところでサポートしていた手を離す。
「どう?先生とおんなじ横向きの脚になったね。さっきの脚とこの脚とどっちが好き?」
「こっち
「うん、じゃぁ、自分でゆっくり脚を動かしてごらん」
すると彼女は私のサポートを思い出しながらゆっくり脚を動かしていき………、うん、良く出来ました
左サイドのバットマン・フォンデュでは、そのアイちゃんに触発されたようにお姉さん二人の脚の動きもほぼ正確になる。
次はバットマン・フラッペ。
お姉さんたちは基本中の基本、足首・足指の裏をきちんと使うためにゆっくりのテンポでじっくり練習。
アイちゃんは、“じっくりレヴェル”はクリアしているので、初級レヴェル通常のアンシェヌマン
いいわよぉ、リズムもしっかりしてるし脚を伸ばしきったときの爪先の高さも揃っているし、骨盤もブレていない。うん、うん、いいわよ、いいわよ
センター・レッスンではまずバットマン・タンジュ。
アイちゃんもお姉さん二人も同じアンシェヌマンで。なんだけど、どちらかというとアイちゃんのほうが余裕有り、って感じね
まずは3人で一緒に練習。そのあと一人一人の問題点について説明して正しい動きのアドヴァイスをしたり見本を見せたり。で…
「アイちゃん、パ・ドゥ・ブーレのあとのプリエが全部お膝が鏡の方を向いてるけど、どうするのが正しいんだっけ?」
彼女、あ って顔をしたあときちんとパ・ドゥ・ブーレをやり直す。
「そうだねぇ。ほら、キッズのときにプリエは“ダイヤモンド ”の形って話したじゃない。センセイはおぉ~~~っきなダイヤ が好き
見学していたアイちゃんママが
「うぷぷ…
と吹き出している
もちろんその後のアイちゃんのプリエは全部しっかり“ダイヤモンド ”を守ったのでした
最後に経験者のジュンさんにはシンプルなグラン・アレグロを練習してもらいました。
まずは1回。そうしたら問題点についてのチェックとアドヴァイス。
「ん、もう1回やってごらん」
で、2回目。また新たな問題点についてのチェックとアドヴァイス。
「はい、もう1回」
と3回目。そして、うぅ~ん、こぉれはやって見せたほうが早いな、というわけで見本を見せます。
「てことなのよ、はい、やってごらん」
こうやって繰り返すたびに彼女の動きは変化していく。最後に通したときは1回目とはまるで違うものに進化している
みんなのこんな変化や進化を見ていると本当にシアワセ
みんなに“花○”をあげたいくらいです。
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仕込み…♪

2010-11-18 12:40:21 | Weblog
冷凍庫がかなり軽くなってきた。
煮物やけんちん汁、豚汁が食べたくなる季節。補充しとかなくちゃね、と今朝早く財布とエコバッグを持って近所のスーパーへ。
ふん ふん ふん と出かけていき、でっしでっしと食材を担いで帰る。
さぁ、早速始めましょうかね
               
人参、牛蒡、蓮根、切干大根、油揚げ、豚挽き肉、味噌、さてさて…。
牛蒡は煮物用の乱切りと金平牛蒡やけんちん汁用の笹がきにして
 
それぞれ軽く下茹でをします。あ、鶏と牛蒡の炊き込みご飯も美味しいよね
 
人参は煮物やシチュー用にまずは大き目の乱切りに、蓮根も今回は煮物用に半月切にして下茹で。
次は肉味噌を作ります。人参、蓮根の端っこ、牛蒡のしっぽを微塵切りにして挽肉と炒め、味噌と合わせます。
 
これは和風グラタンのソースにも使うし、おむすびの具にもなるし、温野菜のディップとしても使うし、他にも使い道はいろいろ…
なぁんていってるうちに、水に浸けておいた切干大根がもどったので、煮びたしを作ります。
 
今日はあっさりと油揚げと人参です。
と小一時間キッチンに立った結果、
                
                これが“冷凍庫の仲間たち”
ちょっと時間のあるときにこういうことをしておくと
「おかずが作れない」と泣かなくてすみます
他に足しておきたいものはなんだろうなぁ…
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枕…♪

2010-11-16 08:35:32 | Weblog
寝る時に枕を使わなかった、もうずっと…。
何しろ芸術的な寝相 なものだから、気が付けばお布団と毛布と私とで“川の字”になっていたり、縫いぐるみは見当違いのところにすっ飛ばされて気絶していたり…。
枕だって同様、朝まで頭の下にちゃんとあったことがなかった。
んなことなら枕はいらないんじゃない、と思って枕をしなくなってから数十年。
それでとくに問題もなかったからね。体調が良くないとか肩凝りがするとか一切ないから、枕の必要を考えることもなかった。
私の身体は頚椎の前傾が少なくて、背中からニョキッと首が立ち上がっているような状態だから余計に、少し頭を持ち上げた状態=頚椎を前傾させた状態で寝ることを逆に不自然に感じたのかもしれない
それが、2週間ほど前、TVの番組で『枕と睡眠』について取り上げているのを観てから、ちょっと考えが変わったの。
番組では“枕専門の整形外科医”という方が解説をしていて、適度な枕の硬さや高さについても紹介されていたし、その整形外科医のところではちゃんと検査をして枕を作ってもくれるということでした。ただし、予約制で現在のところ1年待ち…
そうしたらその整形外科医さんが言った。
「大丈夫。自分で作れますよ。キッチン・マットとかね、ちょっと硬い素材で調整すれば」
なに そうなの それならば ちょいと 試してみたいじゃないのぉ~
というわけで、使っていない玄関マットとバスタオルを畳んで積み重ねては番組で紹介されていたように、コロコロと左右に転がって高さの加減をチェックする。いろいろ積み方を変えながら試した結果、いいんじゃない、という高さを決定。
そのまま寝てみました。
朝、玄関マットとバスタオルは積んだ形をキープしていたのでした。
それから4~5日、急拵えの枕もどきで寝るようになってハタと気付いたんだけど、
見た夢を覚えていない
私は見た夢を実に良く覚えているタイプで、もしかしたらそれだけ眠りが浅いということなのかも知れないなぁ。
ところがこの枕もどきを使うようになってから一度も見た夢を覚えていない。深く眠れているということなのかもしれないし、目覚めの気分も気のせいか良いような気がする。低血圧のくせに目覚めてスグにエンジンがかかるタイプではあるけれど、立ち上がりがさらに早くなったような気がする。これはいいよね。
そうなると、毎晩いちいち玄関マットとバスタオルを畳んで積むのは面倒です。
作りましょう、作りましょう
      
キッチンマットとタオルを買ってきました。タオルは2枚縫い合わせてピローケースにします。
               
キッチンマットを巻くように畳んで、自分に合った厚みを決めます。
某高級寝具ブランドのカタログに掲載されていた高機能枕には“ショルダーサポート”とやらいう部分があって、それが頚椎とお布団の間の空間を埋めて頚椎をサポートする、とかって説明がついていた…、ので、もう使うことはないであろう玄関マットを畳んでキッチンマットの下に挟み込み、縫い合わせたタオルにいれて完成です。
               
こぉれがなかなか快適です
だいいち元はキッチンマットですから、汚れる前に洗濯機で洗えるってところもいいですよね
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ああ、楽しい…♪

2010-11-14 11:15:37 | Weblog
昨日のアンサンブル・バレエ クラスは、新入会のメンバーを迎えて賑やかに楽しいレッスン。
まずはバー・レッスン、グラン・プリエから。
右側の最後、5番ポジシオンのルルヴェでポーズのところ。エリはバランスをコントロールすることに大分慣れてきてるけど、う~ん惜しいなぁ…。
私自身が両膝の間にタオルを挟んでルルヴェをして
「エリ、このタオル抜いてごらん
「え… ぬ、抜けない…っ
とグイグイ引っ張るんだけど、抜けないんだな。
「ね。膝に力を入れて固めるんじゃなくて、引っ張る横からの力 に対して上向きに内腿を引き上げる ように抵抗するんだよん。その力の引っ張りあいにバランスが生じるワケ」
「ほぉぉん、なるほど…」
で左側のグラン・プリエの最後、5番ポジシオン・ルルヴェのポーズ。
エリ、よく出来ました
バットマン・タンジュをしてデガージェをして、とバー・レッスンのメニューは進み、ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールの最後のところ。
左脚軸で右膝を曲げて爪先を軸脚の膝に触れさせ、両手を挙げてのポーズ。新メンバーのジュンさん、脚はちゃんとしてるんだけど、う~ん惜しいねぇ。
ジュンさんには鏡に向かってルティレをして左手を上げてごらん、と、
「ね、今左腕を背中から引き上げるつもりで上向きに吊り上げているでしょう。その吊り上げる左腕に対して右腕を合わせて、両腕で吊り上げ続けるの。両手をアン・オーにして“止める”と考えたらダメ。吊り上げ続ける、つまり動かし続けるの」
まずは肩甲骨とか腕を引き上げる方向などをサポートしてあげながら説明をしたの。すると、はじめのポーズとは違う伸びやかなラインが見えるようになった。
で、左側のロン・ドゥ・ジャンブの最後のポーズ。
ジュンさん、よく出来ました
「なんだかさっきとは全然ちがう…
そうでしょう、そうでしょう、キレイだもの。
バー・レッスンの後半でも足首のコントロールの仕方を説明したりと昨日のレッスンはちょっと解説が多かった。
休憩を挟んでセンター・レッスン。
バットマン・タンジュをしてバットマン・フォンデュをしてエシャッペ。
「エリぃ、もっと上にコントロール出来ないかな、ちょっと一緒にやってごらん、ほれ」
エリは私の動きにタイミングを合わせようと気合十分、
「はゎゎゎゎ…、あぇぇぇぇ…」
と声も元気。
そして軽いジャンプの練習。
アッサンブレ→スーブルソー→アッサンブレ→スーブルソー→アッサンブレ→シソンヌ・アン・ナヴァン→アッサンブレ・デリエール→スーブルソー
というアンシェヌマン。(バレエをご存じない方には何のことだか分からないでしょうが…)
アッサンブレもスーブルソーもほとんど移動しないけど、1箇所シソンヌ・アン・ナヴァンだけ、スパンと前に移動するんです。
まず1回練習したところで、跳び上がるときのトルソーのコントロールやプリエのこと、アッサンブレとシソンヌの関連性などについて説明をしたり見本を見せたり。
で、2回目。
シソンヌ・アン・ナヴァンの移動でなんと、身長164cmのエリよりも身長142cmのリナの方がスパ~ンと大きく前に移動している、おお、素晴らしい
最後にグラン・アレグロの練習をし、みんなでポール・ドゥ・ブラをしてレッスン終了。
「まだまだ動けますよぉ、体力ありますから
ジュンさん
嬉しいなぁ、これからますます楽しみ
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今度はこんなことも…♪

2010-11-10 11:12:25 | Weblog
先週の土曜日、アンサンブル・バレエ クラスに来たメグちゃんは、ちょいとかわいいデニム地のミニ・スカートを履いていた。
聞けば、お姉ちゃまがデニム・ジーンズ をリメイクしてプレゼントしてくれたんですって。
コットンリボンやレースでデコレーションがしてあって、イイ感じ。
ふぅぅ~ん、イイなぁ、面白いねぇ…、なんて思っていると、そりゃぁ当然やってみたくなるものです
あ゛…
裾が擦り切れかけてるからそろそろ処分しようと考えているデニムが1本ある。
生徒の舞台衣装のデコレーションに使ったレースの切れ端とかリボンとか材料はいろいろある。ド派手なスパンコールテープまでギンギラギンギン と残っている。
ふふふ~ん、じゃ、はじめましょう
まずは、適度な長さにデニムの脚部分をカットして内股の部分を解いて開く。後ろには少し“まち”をいれ、前はそのままスリットとして残す。裾にぐるっとレーステープを縫い付けて、あとは気の向くままにデコレーション。
               
後ろはこんな具合。ポケット部分とヨークのところに、衣装に使ったレースの切れ端を被せてコットンレースのテープで押さえました。
               
これが前。腿の部分の色褪せしているところにレースの切れ端を縫い留めて。
チクチクチクチク針を動かしていたら気分がノッてきましたので、白鳥を浮かべてみました
               
湖の波紋はビーズで刺繍(…というほどでもないか…)してみました。
いかがでしょうか?
ちなみに今回もまたまた“目分量”です。
ついでに全て手縫いです。ミシンは超コンパクトミシンを持っていることは持っているのですが、セットしたりボビンに下糸の準備をしたり厚地用の針に取り替えたり、という事前準備が面倒くさぁぁぁいっ気分だったので、手縫いにしました。
さて、切り離した残りの脚部分はどうしよう。
ポワントやバレエシューズの袋にしたらいいかな…
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30…♪

2010-11-08 07:30:15 | Weblog
11月にはいってすっかり秋の気配が色濃くなってくると、食べる物も秋冬物に変わる。
近くのスーパーでも、白菜や春菊、長ネギなど鍋物に合う野菜をカゴにいれている人を多く見かける。
やっぱり鍋物や具沢山の汁物が嬉しい季節よね。
ポトフやブイヤベースもいいけど、○○汁に傾くなぁ。けんちん汁にはじまってさんぺい汁だののっぺい汁、豚汁、etc.etc.
よく作るのは豚汁とけんちん汁(けんちん汁“風”だったりすることが多い…)。
昨夜はけんちん汁“風”。
               
お豆腐をごま油で炒る、ことをしなかったのと油揚げをいれなかったので“風”。
冷蔵庫や冷凍庫にあるお野菜をたっぷりいれましょう、と考えて、
人参・牛蒡・レンコン・筍・里芋・椎茸・インゲン、それにお豆腐とこんにゃく。
頂く前に彩りの小葱と炒り胡麻を振りかけたので、計11品目。アラ、すごい
それに“大根の皮のきんぴらのおかか和え”も作ったからこれで計13品目。
               
あ、何ゆえ“大根の皮”かというと、本体は後日の煮物用に下茹でして冷凍庫に入れたから。
んで、我が家のご飯は“16雑穀ご飯”なので合わせて29品目、塩昆布と梅干もあるので全31品目。オオ、素晴らしい
健康のために『1日30品目の食品を』とかって聞いたことがあるけど、完璧じゃん、と自己満足
まぁ、“16雑穀ご飯”で16品目かせいでいるので、“ご飯”として1とすると実際は15品目ですね。毎日30品目なんて、そりゃぁ無理かもしれない…
だからいろいろな具材を揃える鍋物や汁物ってありがたいのねぇ。それに“おかずにもなる食べる味噌汁”ってのも好きだなぁ
あ、芋の煮ころばしを食べたくなってきた…

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きゃぁ~ステキ!…ったってなぁ…♪

2010-11-05 10:06:35 | Weblog
昨日は『大人から始めるバレエ』クラスのレッスン。
ユキさんは残念ながら風邪気味でお休みだったけど、残るメンバーと元気に賑々しくレッスンしました。
今年3月からバレエを始めたばかりのサヨさんも、順番や方向を間違えることも少なくなって現在“進化”中。
昨日はいつもより5番ポジシオン・ルルヴェのバランスがいいみたいだった。グラつきも少なくて静止している時間も延びたみたい。
うん、うん、いいわよ。
「あのね、バランスをとる、っていうのは固まることじゃないのよ。ルルヴェをしたら、背中、ここの背筋で自分のトルソーを上に向かって引き上げ続けるようにコントロールを続けるのよ」
と、見本を見せると
「先生の背中ってぇ、分かり易いですよねぇ
と、ユミコが口を挟む。
「筋肉がいろいろ動くのが見えるからでしょ
「はい、筋肉運動の模型みたぁい。説明聞きながら先生の背中を見てるとよくわかりますぅ
「う、うん。何はともあれ理解して頂ければ結構です
「よぉく理解出来るのとぉ、動けるのとはまた別なんですけどぉ…
いいの。理解出来てれば必ず動けるようになるから。動けるようになればきっともっともっとキレイになるから。
そしてバー・レッスンの中盤、バットマン・フォンデュ
前→横→後ろだけでなく、斜めの方向まではいるアンシェヌマンに挑戦することにしてみた。
前→斜め前→横→斜め後ろ→後ろ→斜め後ろの横→横→斜め前の横
って順番である。
初めてのことだから、音楽に合わせてみんながフォンデュをする間中、私は
「ドゥミ・プリエ→ドゥヴァン→プリエ→エファッセ→プリエ→(中略)→エカルテ→プリエ→ア・ラ・スゴンド→………」
と方向を指示する。ときどき
「アレっ オヨっ えぇっ
っとワケわかんない方向に脚を上げたりしながら、それでもなんとか無事に終了
集中力を使い果たしちゃったぁって顔してるわね、みんな…
バー・レッスンが終わるとセンター・レッスン。
まずはバットマン・タンジュから。
「はい、前→斜め前→横→斜め後ろ→後ろ→斜め後ろの横→横→斜め前の横、そしたら横を4回…………」
と見本を見せる。
「え それってどういう順番になってるんですかぁ
ユミコ
「ん?バーで練習したフォンデュのときと同じだよ」
「へぇぇ~」
本人的には一抹の不安を抱えているらしいユミコ、でも、ちゃんと出来たねぇ
最後にピケ・ルティレ&パ・ドゥ・ブーレのアンシェヌマンを練習。1サイドの長さがこれまで練習してきたアンシェヌマンの2倍。
めだったモタツキも順番や方向を間違えることもなく、みんな落ち着いて動いている
今はスローテンポで練習してるけど、いずれはこのくらいのアンシェヌマンはアレグロで動けるようにならないとね、なんて話もした。クラスが終わってみんながクール・ダウンをしているときに、アップ・テンポの曲に合わせて動いて見せた、ほらね、アレグロのほうがカッコ好いでしょ、って…。
「きゃぁぁ~、先生~、すてきぃ~、もっと見ていたぁ~い
「こらこらこらこらこらっ そうやってスグお客さんになっちゃダメじゃない、いずれはアナタがやるんだから…」
「そうですけどぉ、今はお客さんでいいですぅ~、もっと見ていたぁ~い
わぁ~いわぁ~いと実に素直なユミコであります。
でも、もう何年もしないうちに
「ユミコさんの動きってキレイねぇ」
って言われるようになるんだねぇ、楽しみだなぁ、うふふふふ…
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今度はぁ~♪

2010-11-04 15:39:39 | Weblog
10月の最終週は、土曜日曜が5週目でレッスンはお休み、いつもよりも余分に時間があった
時間があるといろんなことが出来る、いろんなことがしたい
料理、読書、ウィンドゥ・ショッピング、美術館、美容院、ビーズ編み、編み物、チラシ作り、etc.etc.
で、このところハマっているのはやっぱり編み物。
なぁんとピンク色の毛糸に目が留まり、
「にゃはっ、キレイな色だにゃぁ
と気に入って、ベストを編むことにしました。お気に入りのニット・デザイナーの本も買ってあるしね。
ふん ふんふん と編みはじめてからハタッと気が付いた。
「ベストの場合、苦手な2目ゴム編み止めを計5箇所もしなければならん…
うぅ~ん、まぁいいか…、なんとかなろう…
毛糸の滑りのよさもあって、スイスイ進んだ。
編地はこんなカンジ。
          
一見複雑そうだけど、そうでもない。アンダー・バストのあたりで模様が切り替わって結構面白いのよ。
こんなカンジで。
               
オタオタモタモタしながら苦手な2目ゴム編み止めもなんとかクリアして、ボタンをつけなければなりません。
ので、ボタンを買いに行って来ます
はい、ボタンが付いて完成です
               
2目ゴム編み止めという課題は残っているにせよ、なかなか好い出来だと思いますが、問題が一つあるのよね
このピンク色というのが存在感がありすぎて、何色と合わせれば粋に着こなせるのかがわからない…
ちょっと楽しい悩みが増えちゃった感じ、です
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