アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

『初午いなり』、シリーズ第1作…♪

2022-07-31 10:04:13 | Weblog
店頭にあった新刊のシリーズ第2作の方を先に読んでしまったので、主要な登場人物の背景や立場を把握するのが曖昧でしたけど、第1作でそのあたりがクリアになりました。

          

『初午いなり 木挽町芝居茶屋事件帖』 篠綾子著 ハルキ文庫
喜八の生い立ちやその父親で町奴かささぎ組の頭大八郎についてもあらましが語られていて、そこから喜八やその兄弟分の弥助の人となりが窺えます、親譲りの大将気質親分肌の喜八と軍師参謀気質の弥助、二人とも真っ直ぐに歪められることなく育ってきたんだろうなって感じ。
本作では茶屋かささぎの料理人松次郎が事件の主役です。
日本橋の質屋の小僧がハメられて盗賊の手引きをしたとの嫌疑をかけられ、さらにはその潔白を証明しようと松次郎が姿をくらまし、鬼勘こと中山勘解由が盗賊方として出張ってきて、喜八との丁々発止の駆け引きが…。
かつてのかささぎ組は大弾圧のおりに捕縛された頭の大八郎が獄死したことで消滅し、すでに町奴という存在もなくなり、喜八自身“おれは町奴じゃありません”と折に触れて口にしていますが、まぎれもなく大八郎の息子だと思わせる片鱗をちらほらとのぞかせています
物語はめでたしめでたしで終わりますが、この親にしてこの子あり、つまり大八郎という親なればこそ喜八という息子あり、それと同じように松次郎という親なればこそ……
事件帖ではありますが後味のいい楽しいお話です。
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追加リハーサル その3 …♪

2022-07-30 10:26:33 | Weblog
ポワントでの足慣らしを兼ねたバー・レッスンのあと、まずはソロ作品の練習から。
「誰からいきますか?」
「え~…ん~…じゃんけん…?…じゃん けん ぽん
はいはい、エスメラルダからね

おぉ、いいね、良くなってるねぇ
タンバリンを打つときの手先のオカシナ癖がなくなってる
第3フレーズの周回のところ、高低のメリハリがついて動きが大きく見えるようになってきてる
クライマックスの部分のバロネが落ちなくなった
あとはオーラスのグラン・パ・ドゥ・シャだけだねぇ。
グラン・ジャンプはね、着地予定ポイントに視線を向けちゃだめですよ。
自分が跳んでいきたいと思うところに視線を向けること。
重力があるんだから下りようとしなくても必然的に着地しちゃうよ
ではチェリート、どうぞ

アントルラセがかなりよくなってきてる
1回だけ理想的なアントルラセが跳べて、スタジオの端で観ていたコエミさんヒメさんが目を瞠るほどでした
あとはアッサンブレ→シソンヌ・ドゥ・コテ→ソテ・アン・トゥールナン→……のところだね、そこにさしかかる瞬間に肩にクッと力がはいる。
もっとリラックスして自信をもって軽やかにね
コエミさんの森の女王は、アームスをアン・オーでポゼをしたときの頭の角度を修正しただけ、他に直さなきゃならないところはありません。
コエミさんなりに役柄の解釈が出来ているようだし、それは間違ってはいない
でももっともっと進化しそうだよね
最後にエチュードを
で、中盤でマリさんがアッサンブレ・アン・トゥールナンを美しくキメて、さらにはカブリオール→ソテ・アン・トゥールナン→……のフレーズでもカブリオールがきちんと出来ていて…。
「キレイに出来てたねぇ 出来るんじゃん。出来るんだから初めからやろうよ
「いやいやいや…ゃはははは…
3人ともまた階段をあがりました、さらなる進化が楽しみです
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木曜日もアンシャンテ ― またふたたび…♪

2022-07-29 10:44:51 | Weblog
昨日も急遽木曜日クラスのピンチヒッターを務めてきました。
先週21日のレッスン終了後、“次に私が担当するのはいつになるかわかりませんが、それまで皆さんお元気でレッスン頑張ってくださいね”なぁんて名残を惜しんだのに、またまた“今週も私でぇす”って、照れちゃいます。
バー・レッスンの後半、ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レールでは、
「アン・ドゥオールとアン・ドゥダーン、脚の、特に膝下の動かし方の違いは分かってますか?」
「…❓ … …❔ …」
じゃぁ見本を見せながら説明しますね。
ア・ラ・スゴンドの90度に脚を上げたところを基準とします
アン・ドゥオールは
爪先が太腿の下を通って真っ直ぐ軸脚の横に戻り、前方に弧を描くようにもとのア・ラ・スゴンドに戻る
アン・ドウダーンは
爪先が前方で弧を描くように軸脚の横に戻り、太腿の下を真っ直ぐ通ってもとのア・ラ・スゴンドに戻る
ってことです。
弧は浅い弧です、大~~~きな円周の一部って考えたらいいですね。
「… …」
Aさん、そうです、それでいいんですよ
グラン・バットマンでバー・レッスン終了。
センター・レッスンはバットマン・タンジュのアンシェヌマンから、そのあとアダージョの代わりにポール・ドゥ・ブラの基本の≪基≫を、今回はきちんとクロワゼの方向を守って視線の動かし方や顔の角度にも気を付けながら練習。
とくに4番アラベスクのアームスに変化したときのコントロールが難しかったみたいですね。
後ろがわ(=正面から遠い側)の肩に力が入ったり腕が捩じれたりしないように気を付けましょう
先週のレッスンでポール・ドゥ・ブラの基本の基の《基》をやったことが功を奏してるみたいで、AさんKさんもなかなか良くなってましたよ
センター・レッスンの最後にシソンヌ・フェルメの練習を。
2カウントでシソンヌ・フェルメを2回→1カウントでシソンヌ・フェルメを3回→シャンジュマン→…………
シソンヌは1番アラベスクですよ。
アームスを無駄にヒラヒラ動かすのではなく、アン・ナヴァンのアロンジェに伸ばした腕が肩幅よりも外にはみ出さないように気を付けて、その手先の上に鎖骨を載せるイメージで胸を引き上げましょう、そして跳び上がったときに背中からの支えも忘れずにね。
AさんKさんも軽やかな安定したシソンヌが出来てました
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水曜日のアンシャンテ ― 抜き稽古を重ねて…♪

2022-07-28 10:30:00 | Weblog
先週金曜日の追加リハのときに、ヒメさんにはグラン・ジュテ・デヴロッペ・アン・ナヴァン(=グラン・パ・ドゥ・シャ)のコツを、マリさんにはジュテ・アントルラセの脚の使い方を、次のクラスで教えてあげると約束しましたので、それをバー・レッスンのグラン・バットマンのあとで練習しました。
ヒメさんは動作脚の膝を胸まで引き付ける動きを。
引き付けた途端に力を抜いて脚を下すのではなく、カウント一杯一杯まで引き付け続ける
マリさんは片脚をデリエールにバットマンして跳び上がったら、スグにもう片方の脚もデリエールにバットマンして先行する脚を追い越す動きを。
先行する脚を下すのではなく後に続く脚をより高く振り上げることを大事に
コエミさんを含め3人ともグラン・パ・ドゥ・シャもアントルラセも通常のセンター・レッスンのグラン・アレグロで練習するんだから、両方ともやりましょう
それからポワントに履き替えて、大事なパやテクニックの部分をバーを使って確認しながら練習。
そしてセンターでもブラッシュ・アップしたいフレーズを抜き稽古。
マリさんは初っ端のフレーズを。
バーでコツを練習した甲斐あってアントルラセがシャープに大きくなってきました
ヒメさんはタンバリンを打つ手先の角度を修正したりバロネのタイミングを修正したり。
やはりコツを練習したのが功を奏したみたいでデヴロッペ・アン・ナヴァンの脚が上がるようになった
コエミさんはピケ-アラベスクのときの頭部の角度を修正。
全体のラインが整ったキレイなアラベスクになりました
最後にアンサンブル作品の“エチュード”を練習…の前に、最終盤で上下からヒメさんマリさんが再登場するところの振りを修正
三人とも着々と進化してますね
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『雛あられ』― 今度も時代小説…♪

2022-07-26 12:05:24 | Weblog
文庫本コーナーのエンド台を眺めていたら目に止まった1冊のカバー、異様でも下手クソでもないがなぁんかひっかかるイラスト。
ふきながしに被った手ぬぐいの一方を口にくわえた縞の着物を着た若い男…どういうこと…?
ふきながしで一方をくわえるのは女性、さらに言えば遊女・夜鷹だけどねぇ…。
作品の但し書きが“木挽町芝居茶屋事件帖”となっているから、このイラストの若い男は芝居の女形なのか…。
紹介文を読んでみると…。
……店主喜八とその兄弟分弥助の色男ぶりで人気の芝居茶屋かささぎ。…………喜八と犬猿の仲である火付改・鬼勘も絡んで……。
ほぉぉぉ…色男ふたりに火付改の鬼勘、…ほぉぉぉ……
読んでみよ

          

『雛あられ 木挽町芝居茶屋事件帖』 篠綾子著 ハルキ文庫
喜八は今は亡き町奴の大親分大八郎の遺児で人気女形藤堂鈴之助の甥、兄弟分の弥助は大八郎の一の子分だった百助の息子、ふたりで喜八の叔母が主である芝居茶屋かささぎを取り仕切っていて、料理人の松次郎も元町奴のようです。
今作では忠臣蔵で有名な中山安兵衛(のちの堀部安兵衛)が事件の当事者として登場し、安兵衛を守ろうと目を光らせている鬼勘や、百助・松次郎・鉄五郎の活躍、そして事件の真相究明(?)に狂言作者の東儀左衛門さんが一役買い、不本意ながらも喜八と弥助が一芝居、めでたしめでたしの結末へ
ちょいと楽しみな作品に出合えました。
今作がシリーズ2作目で、文庫本の棚には1作目がなかったのでオーダーしちゃいました
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テレビドラマ『新・信長公記』って…♪

2022-07-25 09:48:37 | Weblog
昨日7月24日から日曜夜の連続ドラマ『新・信長公記』がスタートするというCMを何度か目にしてましたので、ちょっとだけ興味を持ちました。
『信長公記』といえば言わずと知れた太田牛一の筆による織田信長の一代記ですが、どうもそれとは別物らしい、だって“新”ですもんね。
というわけで観てみました
なんでも100年か200年後の日本で、あるマッドサイエンティストによってクローンとして蘇らせられた戦国武将の面々が某高校に集結し、その高校の覇権を争うというストーリーであるらしいです。
(ミヤビ)ちゃんという口調や所作が古風な女の子が進学した銀杏学園高校(?)、初っ端から混乱してますし。
キンプリの永瀬廉クン演じる織田信長、満島真之介演じる武田信玄、三浦翔平演じる伊達政宗、濱田岳演じる黒田官兵衛、他にも上杉謙信やら徳川四天王やら明智光秀やら、豊臣秀吉やら、誕生年も活躍時期も微妙な差異はぜぇぇぇんぶすっ飛ばして一同に会しています。
彼らのいでたちから想像するに『新・信長公記』っていうRPG的なものが先にあって、それを実写化したってことなのかな…
史上の織田信長さまは幸若舞の敦盛をお好みでよく謡いよく舞われていたそうですが、『新・信長公記』では雅ちゃんが現代アニメの挿入歌のような旋律で歌います…これがなんとも、悪くないんだよねぇ…。
昨夜の第1話でも、信長クンが「雅、歌え!舞うぞっってなシーンがありました…ぷぷぷぷぷ
来週の第2話では、小澤征悦演じる徳川家康が登場するそうです。
なんといいましょうか、ただただ単純に笑って楽しむにはいいかもしれない、来週も観るかもって思いました
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つけまつげを…♪

2022-07-24 11:55:12 | Weblog
9月の発表会に向けてリハーサルはもちろん準備を着々と進めているわけですが…。
水曜日クラスに関していえば、ソロ用のお衣装はレンタルを利用しますのでこちらは手配済み、アンサンブル用はレオタードでこちらも用意は出来ていますし、髪飾りも私の手作りですがソロ用は3作品分完成していて、あとはアンサンブル用を仕上げるだけです。
踊りの面でも、ソロ作品もアンサンブル作品も進化中ですから心配なし
何度も言うようですが、最大の心配事といえばバレエシニヨンをキレイに結えるかどうかですけど、それもまあ少しずつカタチ良くなってきてはいるようですが…
一昨日の追加リハのときに、髪飾りを付ける練習もしておいてね、とアドバイスしたのです。
そうしたらヒメさん
「つけまつげを付ける練習もしたほうがいいですよね」
と言ったのです。
そうだ、そこだよ、ソレもだ
発表会当日、キッズとジュニアは私はじめ先生方が手分けしてメイクをすることになっていますが、大人バレエとしては事実上初舞台となる水曜日クラスの3人に関しては舞台メイクなどイキナリは無理。
メイクのレッスンもしようかと提案してはみたものの、3人とも二の足三の足を踏んでいるようで、だったら仕方がない、キッズ&ジュニアの列の最後尾に並べと、私がしてあげましょうということになってるんですよね
ただし、地塗りとまつげを付けるまでは自分でやってね、と。
それを前提としたヒメさんの発言だったわけで。
なるほどねぇ…そこまでは気が付かなかった…、そうだよねぇ、普段からつけまつげをつけるという習慣がなければ、もしかしたら初めてかもしれないってことよね
「今度からレッスンのときにはまつげを付けてくることに…」
「いやいやいやいや、それはいい、持ってきてスタジオでつける練習すれば十分」
自宅でまつげを付けて、スタジオまで自転車をとばして来る間にまつげが飛んだらどうする
なぁんだかまだいろいろと心配事が出てきそうだねぇ…
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追加リハーサル その2…♪

2022-07-23 11:02:33 | Weblog
昨日も午後から水曜日クラスメンバーの追加リハーサル
ポワントで足慣らしを兼ねたバー・レッスンをしてからそれぞれのソロ作品の抜き稽古を。
マリさん
ピケ-アラベスク→シャセ→ジュテ・アントルラセ→シャセ→グリッサード→パ・ドゥ・シャ
の部分を。
ピケ-アラベスクのあとどの方向に向かってシャセをするか
アントルラセの跳び上がる方向と着地の方向をきちんと
アントルラセで着地してからシャセで方向を切り換えるときのトルソーのコントロール
この3つを丁寧に、まずはカウントでゆっくりきっちり練習。
……で、

おぉぉ、アントルラセに良い高さが出たねぇ
マリさんはもともと跳んだときに身体を浮かせられるタイプなのよね、彼女自身に自覚はないみたいだけど。
ソレが上手くはまれば大らかで見栄えのするジャンプが出来る
「マリさん、来週水曜日のクラスでアントルラセをもっと大きく跳べるようにコツを教えてあげるから。ちょっとした脚の使い方だけだからね」
「… …」
ヒメさんはまず第2フレーズ頭のアームスの使い方をちょっと修正しつつ、なぜそうするのか演出の意図も説明。
さらに第3フレーズの頭、
「ピケ→5番のところ、これまではドゥミ・ポワントにしてたけどポワントにしてね
「え゛…っ、ポワントぉ…
うん、アームスをしっかり使って引き上げてれば出来るわよ、大丈夫
ってことでまずはカウントでやってみると……、余裕じゃぁん
そして最終フレーズのバロネを修正、ヒメさんはプリエに下りるタイミングがズレてたのよ
… … … … … …
ほおらねぇ、安定したじゃない
こうしてそれぞれのソロ作品は着々と進化中
ただここに来て振付師としてのワタクシの失態が…
アンサンブル作品の最終盤、上下からヒメさんマリさんが再登場するところ、
「なぁんでそんなダッセェ振り付けしちゃったかなぁぁぁ…恥ずかしいぃぃぃ… 申し訳ない、その部分だけ振りを変えさえておくれ🙏」
「…あらら… …まぁぁ……」
ってことで、2小節分の振りを変更させていただきました


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木曜日もアンシャンテ、ふたたび…♪

2022-07-22 10:17:02 | Weblog
7月第1週目から2週間振りに木曜日クラスを担当
お馴染みの顔とお久しぶりねぇの顔も
バー・レッスンの中盤のロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールでは、90度にバットマンしてからルティレに引き戻す動きを組み入れました。
注意が必要なポイントは
ドゥヴァンの場合もデリエールの場合もバットマンしたら、まず膝を横に開いて内腿からルティレのポジシオンに引き戻す
バットマンした脚がいったん下がって、改めてルティレに掬い上げるような動きにならないように気を付ける
ってことで見本を、サポートしますからAさん 、モデルになってくださいな。
ドゥヴァンにバットマン→脚の高さを保ったまま膝をア・ラ・スゴンドの方向に→膝下は自然に畳まれてルティレに
「…ぅくけ…っ…
大丈夫、ちゃんと出来てますよぉ。
そうやって骨盤と内腿からルティレに移行すると考えてコントロールするといいですよ
パール・テールのあとはバットマン・フォンデュ、ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レール、そのあと1番ポジシオンでルルヴェとエルヴェの練習。
1番でドゥミ・プリエ→ルルヴェを4回→プリエなしのエルヴェを8回→ドゥミ・プリエからルルヴェ-クぺを4回;4回目はアームスをアン・ナヴァンにしてポゼ
ルルヴェ-クぺのときは軸がバーの方に傾かないように気を付けましょう
はい、どうぞ

最後のルルヴェ-クぺは、ルルヴェと同時にアームスをアン・ナヴァンに!
「あぁら…往生際が悪~いねぇ…
「たははは…
なぁんてこともありながらバー・レッスン終了。
センター・レッスンでは、昨日はポール・ドゥ・ブラの基本の≪基≫をじ~~~っくり練習。
なんちゃってポール・ドゥ・ブラやなんとなくのポジシオンではトルソーのコントロールを助けることは出来ないし、正しいポール・ドゥ・ブラが出来れば無駄な力を使わずに動くことも出来るようになりますよ。
ってことで、基本の基の≪基≫、アン・バ、アン・ナヴァン、アン・オー、ア・ラ・スゴンド、それぞれの正しいポジシオンを練習、こんなことを目安にするといいですよってこともお伝えしました。
次に私が担当するのはいつのことになるかわかりませんけど、楽しみにしています
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水曜日のアンシャンテ ― リハーサルは続く…♪

2022-07-21 10:30:00 | Weblog
まずバー・レッスン、バーの後半でポワントに履き替えバーを使ってポワントのレッスン。
各々のソロに入っているアンシェヌマンのうち、足運びやピケのタイミング、プリエのタイミング、方向転換のタイミングなどを丁寧に練習。
それからセンター・レッスンとして抜き稽古を。
ヒメさんはオーラスの部分、
デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド-ルルヴェ→5番ルルヴェ→シャセ・アン・ナヴァン→グリッサード→グラン・ジュテ-デヴロッペ・アン・ナヴァン→
の練習を。
はい、どうぞ
……
あぁらぁ…
「バットマンが遅い!…デヴロッペが遅い…」
もう一度、どうぞ
……
おぉぉっとぉぉ…
「デヴロッペする方向が違う!ヒメさんは下向きに デヴロッペしてるけど、そうじゃないのよ、さらに膝を引き上げて上向きに デヴロッペするの」
こうだよ、と見本を見せる。
……

レッスンが終わって帰り際、エレベータ―の中で“ちゃんとやって見せたでしょ、分かったでしょ”って聞いたら、
「そりゃぁセンセイはプロだしなぁって…
ですって……えぇぇぇぇ~…
ま、まぁ、次回のレッスンから瞬発的なデヴロッペのしかたを練習すれば、そうすれば…
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羽生結弦選手…♪

2022-07-19 11:13:05 | Weblog
羽生結弦選手が現役を引退するのではというニュースを目にしました。
競技からは引退してプロに転向するということで、今夕記者会見をするようです
いつかはそんな時が訪れることは分かってても惜しいなぁ残念だなぁというのが正直な気持ちですが、フィギュア・スケートは過酷な競技ですから、これまでもうすでに満身創痍の状態で戦ってきた羽生選手にもっと戦えと求めることは出来ないとも思ってます。
それよりもこれからの羽生選手を楽しみにしたい。
記者会見でどんな報告があるのかはわかりませんけど期待はしてしまいます。
ご自身が座長となってのアイスショーが立ち上げられたら素敵でしょうね。
表現者としても群を抜く選手ですから、競技としての制約がなくなったらどこまでその表現が広がるのだろう、彼にしか描けない世界観が大きく広がっていくんじゃないでしょうか。
ただ惜しむらくは日本の地上波TVはアイスショーを取りあげてくれないこと
潜在的なファンは沢~~~山いると思いますけどね。
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『鎌倉殿の…』を観てるけど…♪

2022-07-18 11:50:59 | Weblog
今年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の十三人』、第1話が始まる前は、
おぉっし、今年の主演は小栗旬、これは観よう
と考えていたのだけど、実際には月に1回観るかどうかです。
なんというか鎌倉時代って難解な時代だっていう思い込みのようなものがあって、そのせいで避けてきたから結局のところ知識が乏しいし、避けてきたせいで未だに魅力的な人物を見出していないからだと思います。
その魅力的な人物が小栗旬演じるところの北条義時のハズだとは思うんですけどね。
昨日も久しぶりに観たんですが、鎌倉殿の跡目を継いだ頼家の周りで色々とすったもんだしてます。
中村獅童丈演じる梶原景時が暗躍してるみたいでした。
己の置かれた立場ゆえに悩み周りに抗おうとしている頼家ですが、彼は生母政子のさしがねで退隠させられちゃうのよね、そして修善寺に幽閉、代わって実朝が将軍に…。
あれ…、修善寺にって、なんでそんなこと知ってるんだ…、日本史の授業では習わなかったよな……あれ……
あ、あぁ、歌舞伎からだ、たしか…。
それに梶原景時の存在も、歌舞伎からの知識だ…『石切梶原』だったよね…。
そうそう、三浦何某、畠山重忠、和田義盛、大江広元、etc.etc. 聞いたことのある名前も多々出てくるんだけど、全部歌舞伎からの知識よね
ま、それはおいといて…。
ドラマでは、北条家は今のところ父の時宗さんが血気盛で義時さんは小四郎と呼ばれています。
名実ともに二代執権義時となる終盤が楽しみってことかな



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キングダム…♪

2022-07-17 09:52:10 | Weblog
15日金曜日に『キングダム 2 遥かなる大地へ』が公開されたそうで、それを祝して金曜ロードショーで前作を放送してました。
一昨年にもテレビ放送で観て今回が2回目でしたけど、やはり面白いですね
圧倒的なスケール感といい、登場人物たちのキャラの立った存在感といい、ストリー展開のテンポといい、その物語に引き込まれてしまってハラハラドキドキワクワク、目が離せない。
何を企んでいるのか、善意と忠誠だけの人とは決して思えない王騎将軍、好きだなぁ。
山の民の女王楊端和、ドラクロワ描くところの“群衆を率いる自由の女神”もかくやって感じだね
信役の山崎賢人クンと嬴政役の吉沢亮クンのアクションシーンもスゴイ、身体能力高いのねぇって見惚れてしまう。
が気になります。

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追加リハーサル…♪

2022-07-16 10:30:38 | Weblog
昨日は水曜日クラスメンバーの追加リハーサルをしました。
足慣らしも兼ねてバー・レッスンもポワントで。
それぞれのソロの練習ですが、まずはこれまでのリハーサルでちょっと上手く出来ていないパートや惜しいパートを抜き出して練習。
マリさんはいくつかのパをきちんと5番に収めなければと強く意識してるのか(…それ自体はいいことだけど…)、ついつい目視確認しようとするのか下を向きがち。
そんなことしたって実際に見えるわけないじゃん
ちゃんと顔を上げて堂々とね。
彼女の場合、踊りにはそれほど問題はないのよね…、問題なのは出から板付きするまでの歩き方というか、登場の仕方というか
当初はロマンティック・スタイルのアームスの予定だったんだけど、それがなぁんか違う世界へ行っちまって
だからシンプルに手首の少し上あたりで両腕を柔らかく交差させたポーズで、に変えたら、
「こらぁ、なんだソレはぁ…、お縄になった下手人かぁ…っ
「うぇぇぇぇ…
板付きしてドアタマのポゼをしたところはとてもチャーミングでチェリートらしいのに、それまでの数秒が…。
ホレ、もう一度出から
…」
「こぉらぁ、料理旅館の仲居さんの御用聞きかぁ…っ
「くへぇぇぇぇ…
なぁんてこともあったりしながら、それでも踊りの内容は良くなりましたよ
ヒメさんのエスメラルダは全体としては良い感じにまとまりつつあるんだけど、一部のアームスの使い方を修正しないとねぇ。
胸より上の高さで床に対して水平に大きな円を描くようにとか、横からトルソーに沿って床に対して垂直の円を描くようにとか、両アームスを外から大きくとか、ちょっとのことでニュアンスが大きく変わるのよ。
両手でタンバリンを頭上に掲げながらピケ-アラベスクのところも“顔を隠さないように”って毎回注意してるんだけど、いつも客席に近い側のアームスが顔にかかる。
こうなったらタンバリンを掲げたカタチそのものから修正というより型を作らないと。
鏡を見ながら、私と同じところ、同じ角度同じラインになるようにアームスを上げてごらんなさい。
「……あぇ… んぁ……っとぉ… …うぇぇぇ…
大丈夫よ、まだ時間はある
ふたりともちゃんと前進してるから楽しみです
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楽しみながら悩んでいる…♪

2022-07-15 10:30:55 | Weblog
今度はアンサンブル作品用の髪飾りを作りますが、シンフォニック・バレエなのでお花とかティアラといった具象的な型はありませんけど、なんとなくイメージはあります。
リハーサルを重ねるごとに全体が整いつつある3人の動きを見ていると、さらにはソロパートを踊るコエミさんを見ているとイメージがはっきりしてきます。
だいたい○○○○な感じで……、ところどころに◇◇◇◇でアクセントをつければ……、△△△△で色合いを変えれば……
とアタマの中でラインや色を並べたりほどいたりしています。
そして手持ちのビーズをチェック。

          

まぁこれだけあれば3人分作るのには十分よねと思ってはいるのですが、もうちょっと何か足したくない とか、◆◆色より◇◇色を使ったほうがいいんんじゃない なんて欲が出たり、いっそのこと耳飾りも作っちゃうかぁなんて余計な考えまで浮かんだり…
耳飾りね…こぉんな感じで編んでいけば なんじゃない、なんて横道に逸れたり…
ビーズを眺めながら悩むともなく悩んでますが、実際はアタマの中で楽しんでいるのよね
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