女性のファッションてほんとに様々だけど、それでも、ある年齢を境にお洋服の系統が変わるように見える。
着こなし方とか体型とかももちろんその要因ではあると思うけど、それだけではない何か。
つまりオバサマ向けのお洋服というのがあって、それを着ているかどうかで雰囲気がガラリと変わるんじゃないのかなぁ。
オバサマ服というものの存在。
ある程度の年齢になったらその年齢に相応しい装いをすべし、みたいな考え方。
ちなみに私は50代前半です。
50代という年齢に相応しい装いってどんなものを着ればいいんだろう、と極々たまぁ~~~に考えることがある。
実は、こっそりオバサマ向けブランドのショップへ行って試着をしてみたこともある…
これがまぁ、自分で自分が気の毒になるほど似合わないんだな…
そして試着してみて感じたんだけど、身体に対してお洋服の落ち着きが悪い。
それはなぜかということを想像してみた。
①太ぉ~~くなった二の腕や腕の付け根が窮屈にならないように、アームホールがだら~んと大きい。
②前へ前へと頭が迫り出していく猫背のせいで後ろ襟ぐりから背中が見えてしまわないように、後ろ襟ぐりが浅ぁ~い。
③丸く大きいお腹の出っ張りが目立たないように、スカートやパンツ類の前ウエスト部分が高い。
④バストトップの位置がウエストに近い。
⑤トップスの場合、ウエスト部分があまり絞られていない。
⑥パンツ類はお尻周りにやたらとゆとりがある。
という具合にオバサマ服というのは元々のパターンが特殊なんじゃないかな。
だからお洋服のなかで体が泳ぐような感じがして落ち着かなかったんだろうと思います。
現在は英国で学究生活をしている一番弟子が数年前の夏休みに帰国したとき
「なんでそんなお尻がユルユルのデニム履いてんのぉ オバサンみたいじゃん」
といわれたことがある
「い、いやぁもうすぐ50歳だし正真正銘のおばさん世代だぜ」
「あ゛に゛っっっ」
うぅぅ…っ、叱られてしまった…。
彼女によると、欧米には子供服以外“世代別ファッション”というのは無いそうである。
みんな幾つになっても自分の好きなもの・気に入ったものを着ていて、違いがあるとすれば、属する社会的階級や地位、経済力による違いだけなんだって。
「似合うもの、着こなせるものを着てればいいんだよ」
「あ゛~。日本にはおばさん世代向けファッションってのがあるから、私ぐらいの年齢になるとさぁ…」
「無理無理…!どうせ似合わないから…」
以来、年齢無視年齢不相応の服装を続けている。
ハイヒールにミニスカート、ショートパンツ、スーパースリムのローライズデニム、キャミソール、冬になったらニーハイブーツ…etc.etc.…やめる気にはならないなぁ…。
そうだなぁ…、本音をいえば、そういう年齢無視の服を着ていられるボディを出来る限り維持したいってことかな。
先日、ちょっと秋冬物を見てみようかなと思ってあるショップに立ち寄ったとき、すぐにスタッフが近づいてきて
「ミニスカート、今年は素敵なデザインのがいろいろあるんですよ」
と声をかけてくれた。その時の私はふくらはぎ丈のデニムを履いてたんだけどね。
「そうねぇ、やっぱりミニがいいかなぁ…」
「お客様、少々お待ち下さいませ、ぜひお薦めしたいミニがあるんです。きっとお似合いです」
とわざわざバックヤードに取りにいってとても素敵なミニスカートを持ってきてくれた。
まだ暑いわ、と思ってその時は買わなかったけど、ショップを出ての帰り道、ふと思った。
「あのスタッフに私の姿は、“ミニスカートなんて無理な50代”には見えなかったってことよね…」
って…。
うん、やっぱりミニスカートやショートパンツを薦めてもらえるルックスを維持したい。維持出来るように頑張ろう。最近はずっとそう考えている。
そして昨夜、レッスンの帰りに長年おつきあいをさせて頂いている行きつけのお鮨屋さんに行った。
顔なじみの男性の先客や旦那さんに女将さん、兄さんとみんなでいろんな話題でにぎやかに盛り上がった。
どんな話の流れでそうなったのか忘れちゃったけどね、その顔なじみの男性が
「先生なんかこっから下は…」
と大きく両手を動かして首から下を示し
「こっから下はどう見たって20代で完璧じゃん…」
「待て待て待て待て…っ。なんで首から下限定で褒めるんだよ 首から上はどうなのよ」
「いやぁ、こっから下は完璧だよ、20代、20代、うん」
「だからっ、なんで首から下だけ褒めるんだよ。首から上も込みでどうなのよ」
「いやいやいや、こっから下は…ふっふっふっ…」
っっっそぉっ…
ま、でも、まぁいいか。そんなお世辞すら言ってもらえなくなったらおしまいだもんね。
ふむ、年齢無視年齢不詳のファッション、これからも続けるわよ
着こなし方とか体型とかももちろんその要因ではあると思うけど、それだけではない何か。
つまりオバサマ向けのお洋服というのがあって、それを着ているかどうかで雰囲気がガラリと変わるんじゃないのかなぁ。
オバサマ服というものの存在。
ある程度の年齢になったらその年齢に相応しい装いをすべし、みたいな考え方。
ちなみに私は50代前半です。
50代という年齢に相応しい装いってどんなものを着ればいいんだろう、と極々たまぁ~~~に考えることがある。
実は、こっそりオバサマ向けブランドのショップへ行って試着をしてみたこともある…
これがまぁ、自分で自分が気の毒になるほど似合わないんだな…
そして試着してみて感じたんだけど、身体に対してお洋服の落ち着きが悪い。
それはなぜかということを想像してみた。
①太ぉ~~くなった二の腕や腕の付け根が窮屈にならないように、アームホールがだら~んと大きい。
②前へ前へと頭が迫り出していく猫背のせいで後ろ襟ぐりから背中が見えてしまわないように、後ろ襟ぐりが浅ぁ~い。
③丸く大きいお腹の出っ張りが目立たないように、スカートやパンツ類の前ウエスト部分が高い。
④バストトップの位置がウエストに近い。
⑤トップスの場合、ウエスト部分があまり絞られていない。
⑥パンツ類はお尻周りにやたらとゆとりがある。
という具合にオバサマ服というのは元々のパターンが特殊なんじゃないかな。
だからお洋服のなかで体が泳ぐような感じがして落ち着かなかったんだろうと思います。
現在は英国で学究生活をしている一番弟子が数年前の夏休みに帰国したとき
「なんでそんなお尻がユルユルのデニム履いてんのぉ オバサンみたいじゃん」
といわれたことがある
「い、いやぁもうすぐ50歳だし正真正銘のおばさん世代だぜ」
「あ゛に゛っっっ」
うぅぅ…っ、叱られてしまった…。
彼女によると、欧米には子供服以外“世代別ファッション”というのは無いそうである。
みんな幾つになっても自分の好きなもの・気に入ったものを着ていて、違いがあるとすれば、属する社会的階級や地位、経済力による違いだけなんだって。
「似合うもの、着こなせるものを着てればいいんだよ」
「あ゛~。日本にはおばさん世代向けファッションってのがあるから、私ぐらいの年齢になるとさぁ…」
「無理無理…!どうせ似合わないから…」
以来、年齢無視年齢不相応の服装を続けている。
ハイヒールにミニスカート、ショートパンツ、スーパースリムのローライズデニム、キャミソール、冬になったらニーハイブーツ…etc.etc.…やめる気にはならないなぁ…。
そうだなぁ…、本音をいえば、そういう年齢無視の服を着ていられるボディを出来る限り維持したいってことかな。
先日、ちょっと秋冬物を見てみようかなと思ってあるショップに立ち寄ったとき、すぐにスタッフが近づいてきて
「ミニスカート、今年は素敵なデザインのがいろいろあるんですよ」
と声をかけてくれた。その時の私はふくらはぎ丈のデニムを履いてたんだけどね。
「そうねぇ、やっぱりミニがいいかなぁ…」
「お客様、少々お待ち下さいませ、ぜひお薦めしたいミニがあるんです。きっとお似合いです」
とわざわざバックヤードに取りにいってとても素敵なミニスカートを持ってきてくれた。
まだ暑いわ、と思ってその時は買わなかったけど、ショップを出ての帰り道、ふと思った。
「あのスタッフに私の姿は、“ミニスカートなんて無理な50代”には見えなかったってことよね…」
って…。
うん、やっぱりミニスカートやショートパンツを薦めてもらえるルックスを維持したい。維持出来るように頑張ろう。最近はずっとそう考えている。
そして昨夜、レッスンの帰りに長年おつきあいをさせて頂いている行きつけのお鮨屋さんに行った。
顔なじみの男性の先客や旦那さんに女将さん、兄さんとみんなでいろんな話題でにぎやかに盛り上がった。
どんな話の流れでそうなったのか忘れちゃったけどね、その顔なじみの男性が
「先生なんかこっから下は…」
と大きく両手を動かして首から下を示し
「こっから下はどう見たって20代で完璧じゃん…」
「待て待て待て待て…っ。なんで首から下限定で褒めるんだよ 首から上はどうなのよ」
「いやぁ、こっから下は完璧だよ、20代、20代、うん」
「だからっ、なんで首から下だけ褒めるんだよ。首から上も込みでどうなのよ」
「いやいやいや、こっから下は…ふっふっふっ…」
っっっそぉっ…
ま、でも、まぁいいか。そんなお世辞すら言ってもらえなくなったらおしまいだもんね。
ふむ、年齢無視年齢不詳のファッション、これからも続けるわよ