アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

歳相応なぁ…?

2011-08-31 11:33:58 | Weblog
女性のファッションてほんとに様々だけど、それでも、ある年齢を境にお洋服の系統が変わるように見える。
着こなし方とか体型とかももちろんその要因ではあると思うけど、それだけではない何か。
つまりオバサマ向けのお洋服というのがあって、それを着ているかどうかで雰囲気がガラリと変わるんじゃないのかなぁ。
オバサマ服というものの存在。
ある程度の年齢になったらその年齢に相応しい装いをすべし、みたいな考え方。
ちなみに私は50代前半です。
50代という年齢に相応しい装いってどんなものを着ればいいんだろう、と極々たまぁ~~~に考えることがある。
実は、こっそりオバサマ向けブランドのショップへ行って試着をしてみたこともある…
これがまぁ、自分で自分が気の毒になるほど似合わないんだな…
そして試着してみて感じたんだけど、身体に対してお洋服の落ち着きが悪い。
それはなぜかということを想像してみた。
①太ぉ~~くなった二の腕や腕の付け根が窮屈にならないように、アームホールがだら~んと大きい。
②前へ前へと頭が迫り出していく猫背のせいで後ろ襟ぐりから背中が見えてしまわないように、後ろ襟ぐりが浅ぁ~い。
③丸く大きいお腹の出っ張りが目立たないように、スカートやパンツ類の前ウエスト部分が高い。
④バストトップの位置がウエストに近い。
⑤トップスの場合、ウエスト部分があまり絞られていない。
⑥パンツ類はお尻周りにやたらとゆとりがある。

という具合にオバサマ服というのは元々のパターンが特殊なんじゃないかな。
だからお洋服のなかで体が泳ぐような感じがして落ち着かなかったんだろうと思います。
現在は英国で学究生活をしている一番弟子が数年前の夏休みに帰国したとき
「なんでそんなお尻がユルユルのデニム履いてんのぉ オバサンみたいじゃん
といわれたことがある
「い、いやぁもうすぐ50歳だし正真正銘のおばさん世代だぜ
「あ゛に゛っっっ
うぅぅ…っ、叱られてしまった…。
彼女によると、欧米には子供服以外“世代別ファッション”というのは無いそうである。
みんな幾つになっても自分の好きなもの・気に入ったものを着ていて、違いがあるとすれば、属する社会的階級や地位、経済力による違いだけなんだって。
「似合うもの、着こなせるものを着てればいいんだよ」
「あ゛~。日本にはおばさん世代向けファッションってのがあるから、私ぐらいの年齢になるとさぁ…」
「無理無理…!どうせ似合わないから…
以来、年齢無視年齢不相応の服装を続けている。
ハイヒールにミニスカート、ショートパンツ、スーパースリムのローライズデニム、キャミソール、冬になったらニーハイブーツ…etc.etc.…やめる気にはならないなぁ…。
そうだなぁ…、本音をいえば、そういう年齢無視の服を着ていられるボディを出来る限り維持したいってことかな。
先日、ちょっと秋冬物を見てみようかなと思ってあるショップに立ち寄ったとき、すぐにスタッフが近づいてきて
「ミニスカート、今年は素敵なデザインのがいろいろあるんですよ
と声をかけてくれた。その時の私はふくらはぎ丈のデニムを履いてたんだけどね。
「そうねぇ、やっぱりミニがいいかなぁ…」
「お客様、少々お待ち下さいませ、ぜひお薦めしたいミニがあるんです。きっとお似合いです」
とわざわざバックヤードに取りにいってとても素敵なミニスカートを持ってきてくれた。
まだ暑いわ、と思ってその時は買わなかったけど、ショップを出ての帰り道、ふと思った。
「あのスタッフに私の姿は、“ミニスカートなんて無理な50代”には見えなかったってことよね…」
って…。
うん、やっぱりミニスカートやショートパンツを薦めてもらえるルックスを維持したい。維持出来るように頑張ろう。最近はずっとそう考えている。
そして昨夜、レッスンの帰りに長年おつきあいをさせて頂いている行きつけのお鮨屋さんに行った。
顔なじみの男性の先客や旦那さんに女将さん、兄さんとみんなでいろんな話題でにぎやかに盛り上がった。
どんな話の流れでそうなったのか忘れちゃったけどね、その顔なじみの男性が
「先生なんかこっから下は…」
と大きく両手を動かして首から下を示し
「こっから下はどう見たって20代で完璧じゃん…
「待て待て待て待て…っ。なんで首から下限定で褒めるんだよ 首から上はどうなのよ」
「いやぁ、こっから下は完璧だよ、20代、20代、うん
「だからっ、なんで首から下だけ褒めるんだよ。首から上も込みでどうなのよ
「いやいやいや、こっから下は…ふっふっふっ…
っっっそぉっ…
ま、でも、まぁいいか。そんなお世辞すら言ってもらえなくなったらおしまいだもんね。
ふむ、年齢無視年齢不詳のファッション、これからも続けるわよ
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やったねぇ、出来たね…♪

2011-08-28 12:08:53 | Weblog
昨日のアンサンブル・バレエ クラス、またまた嬉しいことがあった
リナ“グラン・フェッテ・ルルヴェ・アン・トゥールナン”通称“ア・ラ・スゴンド・フェッテ”が出来るようになったのよ
まずはバー・レッスンの終盤で
「いい…?パの動線をゆっくりやって見せるからね、どういう流れになってるのかよぉく見てイメージを作ってごらん」
と前置きしてから…。
まずプレパラシオンはク・ドゥ・ピエ・デリエール-ドゥミ・プリエ…、そこからデヴロッペ・ア・ラ・スゴンド…、と説明しながら脚を上げて見せる。
「…ん…」
その上げた脚を1番ポジシオンに向かって下しながらトルソーの向きを変えて…1番ドゥミ・プリエを通ってポワン・タンジュ・ドゥヴァン-ドゥミ・プリエ…と説明をすすめる。
「…ん…、…ン…?」
じゃ、もう一度やるから見ててね。
上げた脚を1番ドゥミ・プリエから………。
「…あぁ、…ん…」
このポワン・タンジュ・ドゥヴァン-ドゥミ・プリエは、実はポゼじゃなくて通過するだけ。ポワン・タンジュ・ドゥヴァン-ドゥミ・プリエをした瞬間に軸脚はルルヴェでトルソーをバーの方にフェッテ、内腿をバットマンするつもりでアティチュード・デリエール…いい…?
「…ん~…、はぁっ…?」
よし、もう一度ゆっくりやるからね。
クロワゼのアティチュード・デリエールになるように…。
「…ん…、あっ…ん…」
よし、じゃあ、リードしてあげるからはじめはバーに掴まって一つ一つの動きをゆっくり練習してごらん
「はい、ク・ドゥ・ピエ・デリエール……デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド・ルルヴェ……1番ポジシオンに向かって脚を下ろして……ポワン・タンジュ・ドゥヴァン-ドゥミ・プリエ……はいっ、そこでフェッテ…っ…アティチュード・デリエール……、ク・ドゥ・ピエ・デリエール………」
よぉしよし、じゃ音楽に合わせて練習してごらん

うん、それなら大丈夫だ。プリエもしっかりしてるし、アティチュードのときに内腿が落ちてないし腰も反ってない
バー・レッスンが終わってセンター・レッスン。
まずはバットマン・タンジュ。
さえちゃん、ピルエットのプレパラシオン、4番ポジシオンが広すぎる、ちゃんとコントロールしてね。
「はい」
リナ、ピルエットの最中にアームスが“うらっ”って動くのはどうしたことじゃ…
「なはははぁ…、“うらっ”って…… でもキレイにコントロール出来てたときもあったんだよねぇ~」
「あぁん…?アームスのコントロールにシーズンがあんのかぁ…
「う~ん、春ごろはキレイに出来てたような気も…」
「んじゃナニか?秋から冬、初夏にかけてはコントロールが良くて、夏はイマイチってか…
「いやっ…、春にコントロールが良くて夏から冬は良くないの…
「… そりゃまた、旬がみじけぇなぁ…」
「けけけけ…
なぁんて会話もありながらレッスンは続く。
最後に一人ずつ、ヴァリアシオンの練習をしましょう。
まずはさえちゃんから。
うん デヴロッペ・ア・ラ・スゴンドとルティレ、きちんとポジシオンを守れるようになったね。それにピケ・アン・ドゥダーンも真っ直ぐに進めるようになった
では、リナ
ア・ラ・スゴンド・フェッテを4回して、最後の部分はグリッサード・アン・トゥールナン×2+ピケ・アン・ドゥダーン×2を2セット、最後にシェネ×2……、そしてグリッサード→パ・ドゥ・シャ→ポゼ………いい…?…わかった…
「んん~、まぁ…」
結果。
出来たねぇ。初めてのア・ラ・スゴンド・フェッテ、ちゃんと出来た。アームスもきちんとポジシオンを守れているし、方向も狂わなかった。最後の回転技の連続のパートも首がきちんとキレて方向をコントロール出来るようになったしねぇ…
さえちゃんリナも、振り付けは終わり。来週からは丁寧に磨きをかけていきましょう。最後はポワントできちんと踊れるように仕上げていきましょうね
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いまは『しゃばけ』を…♪

2011-08-26 10:12:21 | Weblog
宮城谷昌光版『三国志』の第六巻までの再読を終わり第七巻の発売を楽しみに待っているところです。
いまは畠中恵氏の『しゃばけ』シリーズの再々々々読と、田丸公美子氏の『シモネッタのドラゴン姥桜』の再々読、そして爆笑問題太田光氏の『トリックスターから、空へ』を読んでいます。
読書がごく日常の“好きな事”の一つになっている人にとって、複数の本を並行して読み進めていくってことは特別なことじゃないですよね。楽しむための読書に加えて仕事に必要な参考書や資料も読みますよね。
私の場合はレッスンの行き帰りに電車の中で読む本、自宅で椅子に座って読む本、お風呂に浸かりながら読む本、で大抵は3冊。
仕事がない日にウィンドゥショッピングに出かけた折にちょっとお茶しましょうと思いついたとき、
「じゃ、お茶しながらちょっと読もう」
と、新しく文庫を1冊買ったりもする。
読書ということをほとんどしない、またはあまりしない、という人には
「そんな2冊も3冊も並行して読んで、ごっちゃにならないの
と訊かれるけど、正直なところごっちゃにはならない。
3冊、とはいってもそれぞれジャンルの違うものを読んでいるからね。
昔、司馬遼太郎氏の『竜馬がゆく』『播磨灘物語』『燃えよ剣』とを並行して読んだことがあるけど、ごちゃ混ぜにはならなかった。
『燃えよ剣』と『竜馬がゆく』は時代背景は同じだがそれぞれの主人公が属している社会と行動の方向性が違う。そしてこの2作と『播磨灘物語』とでは舞台となる時代そのものが違う。
そういう歴然とした違いがあるからね、混ざらないんだと思います。
「んじゃぁ、司馬遼太郎と池波正太郎と宮城谷昌光を並行して読んだら…?」
とも訊かれたことがあるけど、それでも大丈夫。
なぜならば三者三様で文体も違えば筆致も違う。単純な言い方をしてしまえば“癖”が違うから混ざらないな
なんにせよ、本はたくさん読んだ方がいいと思う。
一人の実在の人物を主人公にして複数の作家が歴史小説なり時代小説なりを書いたものを読むとするでしょう。
すると、A氏の作品ではいまいち判然としなかった事柄が、B氏あるいはC氏の作品を読むことで
「あぁ、なるほど、そういうことか…。そういうことだったのか」
と腑に落ちたりする。
ときには
「けっ、コイツきらいだね…
と思っていた人物が、別の作家の作品を読むことで
「ありゃ、コイツったらなかなかにいいところもあるヤツなのかも…
と見方が変わったりするでしょう。
そして、みんながいうことだけど、自分では経験出来ない、行くことが出来ない、見ることが出来ない、触れることが出来ない、出会うことが出来ない、手に入れることが出来ない、etc.etc.そんな膨大な事象を本を読むことによって仮想体験出来る。
1冊の本をどんなに繰り返し読んでもそのすべてを克明に暗記しその状態を死ぬまで保持し続けることは出来ない。
たくさんの本を読めば読むほどそこで読んだ内容をすべて表意識の上に留めておくことは出来ない。
でも、と絶大な期待を込めて私は思うのである。
きちんと楽しんで読んだ本の内容は脳みそのどこかに何かの形で消滅することなく生涯保存されていて、生きている間にその中の“ある情報”を必要とするような状況になったときに、ピョっと浮き上がってくるんじゃないかな、と。
普段は自分がそんな知識をもっていることも、その知識を得るために何らかの本をかつて読んだということもすっかり忘れているんだけど、実は脳みその中では私の知らないところでちゃんと情報として貯めてあるんじゃないかな、と。
だからたくさん本を読もうと思っている。
いろんな本を読んでいろんなことを知って、大事な脳みそにたくさん栄養を上げたいと思う。
そして1冊の本を話題にして誰かと盛り上がれたら、それはまた実に楽しく嬉しいことよね。
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線路沿いでは…♪

2011-08-24 10:57:12 | Weblog
週末から週明けにかけて、ぐっと気温が下がってほっとしたのもつかの間、また暑くなりましたね。
こういう気温のアップ&ダウンが激しいときに気を付けて過ごさないと体調を崩しやすくなりますから油断大敵です。
ときどきご紹介している線路脇の花々、今はオシロイバナが盛りです。
昼間の暑い時間は花が閉じていて夕方から朝にかけて開き、紅色、黄色、白、斑入りと色とりどりの花が満開になった様子は鮮やかで美しいです。近くに寄って見てみると種もたくさん出来ていますよ。
ほかにも手元のポケット図鑑には載っていない花々がいくつも目につきます。
               
これは名前がわかりません。
丈が1メートル以上あって草というより木のようです。
ポケット図鑑に載っている“ワルナスビ”かな、と思いましたが、花の咲き方と葉っぱの形が違いました。
薄紫の3センチほどの花がキレイですよね。
               
これは“メドウセージ”だそうです。
もともとは南アメリカ原産の園芸種だったんですって。
線路脇で結構よく見かけます。
               
こちらはたぶん“ムラサキツユクサ”ではないかと思うのですが…。
三角の花弁が三枚、アクセサリーのモチーフにしたいような可愛さです。
このほかにも小さな小さなピンク色の花を咲かせた“ハゼラン”“ノカンゾウ”なども見かけます。
先日もふっと目についた小さな草花があって、
これは図鑑で見かけたような…
と確認してみたら、
ヘクソカズラ
可愛い花なのに、ずいぶんな名前じゃないの…
線路脇の花々は、上り線がわと下り線側とで違う種類のものが咲いていたり、駅と駅との間でまた違うものが見られたりとなかなか面白いものですよね。場所によってはどなたかがガーデニングのつもりでまめに手入れをされているんだろうな、と思えるところもあります。
夏真っ盛りの炎天下、草花の写真を撮りに出かける気にはならなかったけれど、これから秋の草花がまた楽しみです。
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真夏の美景…♪

2011-08-19 10:12:54 | Weblog
暑い暑いといってもどうにもならないけど、でも暑い…
そんな暑さに萎えそうになる気持ちを引き立たせてくれるものって色々とありますよね。
皓皓と夜空に映える満月だったり、夜空を彩る花火だったり、蒼々と繁る木々の緑だったり、さぁっと吹き抜けていく風だったり…。
そんな元気をくれるもののひとつが だと思いませんか?
我が家から歩いて2~3分のところに大きなひまわり畑があるんです。
東京都の管理地らしいのですが、毎年ひまわりが咲きます。
去年は、電車の窓からその花を見る度に
あ、明日写真を撮ろう
と思いながら、毎日
あぁっ、しまった…っ、ひまわりの写真…、よし、明日こそ…
の繰り返しで結局
えぇ~ん…
で秋を迎えてしまいました。
今年は………
               
大成功…
ちょっと残念なのは、私よりもひまわりの方が背が高い。
少し上から俯瞰気味の写真を撮りたかったんだけど近くに足場がなくてね。
まぁ、電車の線路わきの柵に上ればちょっと上からってのは可能なのですが、まさかいい歳ぶっこいて
線路わきの柵に上って叱られる
なんてのはイヤだ、恥ずかしい…
だから少し見上げるような角度になりました。
               
畑の周りに張り巡らしてある柵と網をなんとかよけてアップも…。
ひまわりのイメージって
満面の笑顔
ですね。
そしてね、咲き誇るひまわりを守るように
               
ボルドー色のひまわりが4本、最前列に咲いていました。
黄色のひまわりが“白鳥のコール・ドゥ・バレエ”だとするならば、ボルドー色のひまわりは“ブラック・スワン”だな、と感じました。
そうね、マリ=クロード・ピエトラガラのブラック・スワンってこんなイメージだった。
妖しくて艶冶でただただ美しくて…
んん…?黄色の大輪の花で“白鳥の湖”はちょっと違うか…?
あ… “パキータ”かな…
これから数日はボルドー色のひまわりを見られるほうの道を通って出かけることにしよう
ひまわり。
日本語では向日葵
英語では sunflower
フランス語では tournesol(トゥルヌソル)
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気を付けなくっちゃ…♪

2011-08-17 09:07:04 | Weblog
お暑うございますぅ~~
はぁぁぁ~、溶けそう…
この暑さとの戦い、ちょいと押され気味です。
食事をきちんとしてなるべく空腹の時間を作らないようにはしてるけど、夏バテしないように、スタミナ切れしないように、熱中症にならないように、夏風邪をひかないように、といろいろ身体を維持しケアするために思ってる以上のエネルギーを消費してるのかも…。
夏痩せしちゃった…
もっとも夏痩せは毎年のことなので驚くようなことじゃないのに、今年はちょっと体重やサイズの減り幅が大きい。
んん~、ちょぉっとマズいよなぁ…。
でもなぁ…、痩せるのは簡単だが太るのはなぁ…。そうそう簡単に体重は増えないからね
当分は現状維持に努めなくっちゃな。
それはさておき。
この暑さとの戦いで、今年は今まで以上に街を行く女性の露出度が高い。
ちょっとでも涼しくしたい、その気持ちはわかる、同感である。でもなぁ………。
やっていいことと悪いことがあると思う。
その1。ブルマー・オバさんを見た
つまりブルマーを履いて太腿をむき出しにしたオバさん。
ま、実際のところそれはブルマーではなくバルーン風のショート・パンツだったんだろう。
スレンダーな人がそういうショート・パンツはくと、昔の“王子様”っぽくて可愛いよね、お尻周りのバルーン風のゆとりの部分がふっくらしててさ。
そのゆとりがなくなるほど、どっしり“み”が詰まっててどうすんだっっ
その2。踊るセルライト
マイクロ・ミニのスカートやショート・パンツで生脚の若い女性は結構多い。
昨日見た若い子は生脚で超ミニのフレアー・パンツを履いていた。風で裾がちょびっと煽られたらお尻が見えそうなくらい短いフレアー・パンツ。
そのむき出しの太短い脚にはセルライトがボソボソボコボコと…。きったねぇなぁ…
どうしてもミニが履きたいんならレギンスくらい履けっっ
その3。がんばる…
その女性はおそらく40代後半くらいだったんじゃないかな。上着らしきものを手に持って濃い茶色のキャミソール姿だった。
分厚い古座布団のような背中とデコルテ、丸太のような腕がむき出しである。
暑いからねぇ、大汗かいたら上着が貼りついちゃって気持ち悪いもんね、上着を着たくない気持ちはわかる…。
私の横を歩いていた二人組の大学生風男子の一人が言った。
「バァさん、がんばってんなぁ…」
まだまだ暑熱の残る夕方、疲れたように苛立つようにそう吐き捨てた彼の気持ちも分かる…
その4。ひびいてますが…
電車で移動中、60代くらいの4人組のマダム達が乗ってきた。どこかへお出かけらしく皆さんおしゃれしてる。この暑い中、きちんと身なりを整えているのって素敵だな、さすがだな、と思った直後、あぁ、見てはいけないものを見てしまったのか…
その中の一人、紺色のふんわりしたエレガントなウエストまでのトップスにベージュのパンツを履いていた。
問題はそのベージュのパンツだ。い、いや、その下……、中身、というべきなのかな…。
そのベージュのパンツを履くにあたって彼女が身に着けているパンティとガードルがことごとく透けて見えているのだ。ガードルは、それを構成する生地のパーツとパーツの縫い代がはっきり映っていて、それがどういう構造になっているのかよく分かる。そしてパンティのラインとガードルの縫い代のすべてのラインがお尻の肉にめり込んで外にひびいている…
小太りのそのマダム、太った身体が暑苦しく見えないようにと気配りをされているんだと思う。
だったら後ろ姿も鏡でチェックしようよ
こういう場合、そっとご注意したほうがいいのか、見て見ぬふりをした方がいいのか…迷うよね…。
さて、この暑さの中で、歩くのでもちょっと身動きするのでもダラダラしがちじゃない
でもそれじゃぁ贅肉にとってはそれはそれは居心地のいい身体になっちゃうからね、ちょっと気を付けましょう。
自分では露出の大きいお洋服を着て涼しいつもりでも、周りからみたら暑苦しい身体にしか見えない。
背筋をピシッと伸ばして、歯切れのいい身動きをするだけでもボディ・ラインの崩壊を防ぐ多少の効果はあります。

お知らせ
8月23日火曜日、スタイル・メイク エクササイズ クラスでは、毎月恒例のウォーキング・レッスンをします。
夏のダラダラ解消にレッスンを始めてみませんか?
ストレッチができる動きやすいウェアとパンプスをご持参下さいね。ご参加をお待ちしています。
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ただいま進化中です…♪

2011-08-14 09:28:53 | Weblog
昨日のアンサンブル・バレエ クラスエリ&サヨさんの大人組とリナ&サエちゃんのジュニア組。
足慣らしの軽いストレッチをしてまずはバー・レッスン
グラン・プリエ、バットマン・タンジュ、バットマン・デガージェと順調にアンシェヌマンは進み、ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テール。ここでリナとほかの3人とでアンシェヌマンの構成を変える。
そしてバットマン・フォンデュ。これはみんなで同じアンシェヌマンを…。ただし、
「リナはポール・ドゥ・ブラを付けてごらん。プレパラシオンでア・ラ・スゴンド、アン・バからアン・ナヴァンを通ってア・ラ・スゴンドに…。いい…?」
「…ま…」
「一緒にやるから…」
「そりゃそうでしょ…
ま、まぁね…
おぉ、よしよし、ポール・ドゥ・ブラをしながらでもトルソーがブレなくなってる。強くなったね
バットマン・フラッペとロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レールはまたリナとみんなとは別々のアンシェヌマン。
そしてアダージョのかわりにストレッチを。
みんなはゆっくりグラン・プリエをしたりカンブレをしたり、呼吸も大事よ
「リナ、たまには脚もつか…?」
「あー、…ん…」
それでは、と縦にならんでストレッチを…。グラン・プリエをしてカンブレをして
「ドゥミ・プリエ…アティチュード・ドゥヴァン…、この時に腰が丸くならないように気を付けるのよ。骨盤の高さも揃えて…、はい、足もってドゥヴァンから…」
「ギュェ…っ
な、なんだ、なんだ、どうした…?
あ、ま、まぁいいか…。
膝を持って後ろに脚を引き上げて、それからパンシェして…そしたらリナが自らすすんでスプリッツを…
おお、いいねぇ。先週よりも伸びが良くなってるよ。それならね、ちょっとイメージを重ねてごらんとパンシェの仕方をアドバイス。
ところで“ギュェ…っ”ってナニ…?
「後ろから見てると、頭より高いところにニョォ~ン って脚が上がってくるから不気味なんだよ…
はははぁ…
そして左側のストレッチ。
ぴったりスプリッツをしたリナ。
「んん~、いつもよりラクだ、伸びてる感じ…
とパンシェとカンブレも続ける。
おお、キレイにカンブレが出来たじゃないの
バー・レッスンのあとリナ&サエちゃんはポワントのレッスン、サヨさんはルルヴェや足首の使い方の練習。
サエちゃん、ポワントでのちょっと難しいパやアンシェヌマンをよく頑張ったね
サヨさん、慌てない慌てない。プリエと呼吸を大事にしましょう。
ポワントを脱いで、最後にグラン・アレグロの練習。
リナサエちゃんサヨさんと三者三様のアンシェヌマンを指定。
リナはね、先週16回回れたグラン・フェッテをちゃんと安定させて定着させたいし、ポジシオンもきちんと修正していきたいから先週と同じアンシェヌマンね。
「リナぁ…“根性”ってコトバを知ってるか…
「んふっ…
まずはリナの番。
グラン・ジャンプは安定してるし高さも出てきた、アームスのタイミングもいいよぉ
そしてグラン・フェッテ…………16…17…18…19っ
「リナ、19回だ…」
「ひょぉぉ~~
回転のタイミングやルティレのポジシオン、アームスも先週よりは良くなっている。でも、アームスのコントロールがもう一つだね、とアドバイスをきいている間中 が回っていたらしい
よし、そのバランスを崩したくないから今日はフェッテはもういい。
左側はピケ・アン・ドゥダーンでマネージュに挑戦してごらん
「…どっちに…?」
「時計回り…」
「ん
アンシェヌマンの前半部のグラン・ジャンプをしてマネージュ。
はじめの3~4回はちょっと不安定だったけど、中盤過ぎてからしっかり首がキレるようになって動きが安定してきて…やったね、スタジオ1周出来たね…っ
あとはこうやって進行方向を定めていくのよ、と見本を見せている間、やっぱり が回っていたらしい
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真夏のヘア・スタイル……うぅ~ん…

2011-08-12 09:20:11 | Weblog
暑いよぉぉ~~
沖縄の那覇より気温が高い東京って信じられない…!どっちが南国なの
ところで、真夏にちょいと厄介なのがヘア・スタイルだと思いませんか?
先日ふと随分髪が伸びたなと思ったの。
かれこれ1年近くサロンに行っていない。去年の秋口にボリュームとバランスを整えてもらいに行ったきりで、無頓着にもそのままずっと伸ばしっぱなし。
肩甲骨の下のラインとウエストとの丁度中間くらいまでの長さになってる。
そろそろパーマでヘアスタイルを変えてみてもいいなぁと気持ちが動かないでもなかったけど、こう暑いとね…。
仮にショート・ボブくらいにしたとする。
首筋や顔周りに触れる髪の毛が……鬱陶しい……に違いない……たぶん…
じゃ、ショート・ヘアは。
首筋が日焼けする…
髪が首筋をカバーして紫外線を遮ってくれるから、首筋を露出するショート・ヘアは避けたい。もちろんちゃんとヘア・ケアはしなくちゃいけないけどね。
だいいち、汗で濡れた小さな毛束があっちこっち張り付いてるってのは、ちょいと……
ならこのままの長さでパーマでウェーブを、ってのは。
外出するときはフレンチ・ツイストや低い位置のシニヨンにきっちりまとめてしまうかゴムで一つに束ねてしまうので、パーマの意味がない…
決定。当分このままだ!
自宅にいるときも簡単なフレンチ・ツイストにしてクリップで留めている。
当然のこと頭皮だって汗をかくから、まとめっぱなしでいると頭皮の温度が上がって、ますます暑く感じてしまうのでときどきは解いて、風を通すようにしています。でないと地肌が疲れて少しずつダメージが蓄積していって、その結果将来的には……… てことになりたくないからね。
でも、人間は自分で髪をまとめたり、男性だったらもう“坊主”にしちまえとか、いろいろ工夫が出来るけど、犬や猫は大変だよね。
先日ワンちゃんを連れた知人と某飲食店で会った。
可愛い可愛いワンちゃんで、人懐っこくて
かまって かまって
と言わんばかりにムンムンしっぽを振りながらすり寄ってくる。
しばらく知人と話をしてからふと足元を見ると、そのワンちゃんが手足をまっすぐに伸ばして床に張り付いている。
冷たい床への接地面積を少しでも増やしたいんだろうね、人間が両手を頭の上に伸ばしてうつ伏せになった体勢とほぼ同じ状態になっていて、これまた可愛い。
人間の場合はヘア・スタイル=頭部の毛をどうするかだけですむけど、ワンちゃんは毛皮を脱ぐわけにはいかないもんね。暑いだろうなぁ。
サマー・カットにしてもらっていても毛皮は毛皮なワケだからさ。
うぅ~ん、ワンちゃんも人間も、暑い夏はお互い大変だよね
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good looking body のカギ…♪

2011-08-10 09:50:16 | Weblog
いやぁ~お暑うございますぅ~
昨日はレッスンに出かける前にウィンドウ・ショッピングをした。
いろんなところであれこれとセールもやってるし、まだまだ暑い日は続くから夏物のお洋服を買ってもいいな、と思ったんだけどね…。
お、いいな、と思えるトップスやワンピースが目についたりもしたけど、こう暑いとなんだか試着してみようって気にもならない。
ユニクロのショップを通りかかったら、もうダウンや厚地のジャケット・スタイルのモデルの写真が飾られていて冬物の宣伝が始まっている。
「ううう…、わかってる…必ずダウン買うから、もうちょっと待ってくれぇぇ~
って思った。
あぁ暑い…
さて、レッスン。
「うぅ~ん、今年はなんだかお腹に肉がついてきてるような気がするぅ~
メグちゃんがいう。
「ん~、汗のかきすぎで冷えちゃってるんじゃないの?冷えて代謝が悪くなってるのかもよ」
「そうかぁ~。食事の内容が変わったとか冷たいものをガブガブ飲むとかはしてないから、やっぱり冷えちゃってるのかぁ」
オフィスにいる間は念のために薄い腹巻をしてるといいのよね。
それと夜はちゃんとお風呂に浸かって1日分の冷えを解消するようにするといいの。シャワーで体を洗うだけじゃ暖まらないからね。
ただしお風呂から出たら冷たい を飲んじゃう、なんてのは元の黙阿弥。お湯に浸かって体を温めた意味がなくなる。
身体の冷えから夏風邪をひいたりしないように気を付けましょう。
さて、昨日のレッスンでは腹筋のエクササイズをちょっと変えました。
動きは大きくないけど
「ふはぁ~、じっくり芯に効く感じがする~」
トモコさんが言ってました。
深いところにある腹筋をちゃんと動かして運動することで、お腹の温度が上がるから冷えの解消にもつながる。
エクササイズをしながら汗をかいても窓からは涼しい夜風がさぁぁ~っと通って快適。癒しの効果も高いかもね。
最後に先週から取り入れているウエストをシェイプするエクササイズを。
「ん…、あれ… メグちゃん、なんか違うなぁ…」
「うぅぅ…、なぁんか違うような気がするぅ…
ちょっとやってごらん、と彼女の動きをチェックしてみる。
あぁ、カカトに重心が落っこちてる。
んん~、軸脚側の腰が逃げている。
「あ、わかった 骨盤が前傾してお腹が緩んだままなんだ…
はい、修正しましょう、修正しましょう
骨盤をしっかり立てて、お腹を引き上げて、お臍を背骨にくっつけるように、重心は土踏まずの上に………。
おお、ほら、good looking body になった
ここで骨盤が正しく引き上げられていると腰の位置が高く、太腿もスッキリして見えるけど、骨盤が前傾してお腹が緩んでいると胴長で太腿もぼってりして見えるんだよ、と全身を鏡に映してその違いを自分の で確認してもらう。
「そうかぁ、ここかぁ…。いつもこの姿勢でいなくちゃいけないんだ…
そうです、その通りです。
筋金入りのオバちゃん体型並びにチンパンジー体型good looking body との違いはソコにカギがあるのです。
骨盤が前傾して緩んでいるお腹は、脂肪=贅肉にとっては大層居心地の良い場所なのよ。だから緩んだお腹には脂肪が集まり丸くなり垂れ下がりさらに丸くなって垂れ下がり……、と……。あぁ怖い…
この暑い夏をちょっとでも涼しく過ごしたいからお洋服もゆったりしたラインのものを選ぶけど、そのお洋服に隠れてボディの方がゆったりラインにならないように気を付けなくちゃね。
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おぉっし…っ、やったねぇ…♪

2011-08-07 11:18:23 | Weblog
昨日、アンサンブル・バレエ クラスでは一人ニュー・フェイスをお迎えしました
サヨさん、大人になってからバレエを始めて1年半。少しずつバレエ用語も分かってきたところかな。
まずはバー・レッスン。
アンサンブル・バレエの現在のバーのアンシェヌマンは基本的にリナのレヴェルに合わせてあるので、サヨさんにはちょびっと難しかったかもしれないけど、よくついてきたね
バットマン・フラッペとロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールだけはリナサヨさんにそれぞれ別のアンシェヌマンを指定して交代で練習。サヨさんは自分の番を待っている間に呼吸を整えたり肩の力を抜いたりが出来たんじゃないかしらね。
ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レール。
「リナ、ルティレ→デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド→アン・ドゥオール→アン・ドゥオール→アン・ドゥオール→ドゥミ・プリエ→5番ポジシオン・ドゥミ・ポワ…」
「イヤです
「あ゛にっ… だからぁ、5番ポジシオン・ドゥミ・プリエからパ・ドゥ・ブーレ、そして左…」
「やだ…
「あのなぁ… 右→左→右→左と繰り返すの そしたら1度で終わるでしょ
「1度だけ… なら、やる…」
このブログを読んでくれていて、リナと私の
ああ云えばこう云う
の掛け合いを知っているサヨさんは、
なるほどぉ、コレかぁ
って顔をしていた…
そしてバーに脚をのっけるストレッチ
スプリッツが右も左もちゃんと床につくようになったリナ
でも右側は
「もう少し骨盤の位置を真ん中に直してごらん」
「……いてっ……
左側は
「ほら、バーを支えにして骨盤の位置を直してごらん。今は脚がまっすぐでキレイだからあとちょっとよ」
彼女、片手でバーに掴まりトルソーを引き上げるように骨盤の位置を修正する。
「おおぉ、キレイよぉ…。いいねぇ…
バー・レッスンが終わってちょっとだけ休憩、そしてセンター・レッスン。
バットマン・タンジュはサヨさんリナと一緒に
そのあとのメニューは別々。
サヨさんは基本のアッサンブレと5番ポジシオン・タン・ルヴェの繰り返し
うん、少しずつジャンプが安定してきているね。慌てないで跳べばきちんと脚を使えるからね
リナは前回練習したアッサンブレとタン・ドゥ・キュイス、デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド・ソテのアンシェヌマン
そう、ジャンプが安定してるしキレも良くなってる。それならば
「タン・ドゥ・キュイスのアクセントを変えて、2回続けてごらん。そのあとデヴロッペ・ア・ラ・スゴンド・ソテ。…こんな風に…」
と見本を見せると
「はぁ…っ ナニそれっ
だからね、とカウントの取り方を説明しながらもう一度軽く見本を見せる。
「ん」
アレグロ好きの彼女、カウントをきちんと教えてイメージをしっかり伝えてあげると、ノリノリで動けるのよね。
「あらぁ…すごぉい…」
後ろで見ていたサヨさんはちょっとびっくり…?
そして最後にリナグラン・フェッテ
プレパラシオンから8回目くらいまでは軸が安定していてなかなかいいコントロールをしてる……あっ……あぁ……あ゛……う゛……
「リナぁ…あと2回で16回まわれたのにぃ…
「あでぇ~、そ、そぅ…
「ん゛ん゛~…、もうこうなったら崩れながらでも回れっ…」
再挑戦。
結果。
本当に16回回れたのよ
最後の2回はまさに崩れかけながらではあったけれどもね。
「な゛ははぁぁ…。カタチはともかくとして…だ…。カタチはともかくとして…
う、うん、そうだねぇ。
カタチはちょいとヤバかったねぇ。完全にアームスもルティレもロン・ドゥ・ジャンブの動線も軸もポジシオンが外れたからねぇ。
でもね、崩れかけても、それでもちゃんと16回をクリアしようとして途中で諦めなかったのが素晴らしいと思うのよ
サヨさんもね、ひとつのシンプルなパを何度も何度も真剣に丁寧に繰り返す。
近いうちに階段を2~3段とばしで上がるような進歩をするような気がするわ。
来週のレッスンが楽しみだなぁ…
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『三国志』…予習…?

2011-08-05 08:10:04 | Weblog
今月にはいってから宮城谷版『三国志』を再読しています
9月に文庫の第七巻が出る予定のようなので、それに向けて予習、というか第七巻をスムーズに読んで理解するために準備中というところです。
半年前に初めて読んだときは知らない人たちがい~~~っぱい出てきて、
な、なんだこれぁ…
と面食らったものですが…
だって、むかぁ~しむかし読んだ吉川英治版『三国志』は、劉備玄徳が川の畔をホテホテと歩いている情景から始まって、劉備・関羽・張飛の義兄弟の契りのシーンなんかも多少ドラマティックに描かれていて、劉備の諸葛孔明に対する三顧の礼とかもそれなりに劇的に描かれていて…、とそんな印象をもっていたものだから…。
楊震が云々、安帝が云々、太后が云々といわれても
あ、あなたたち、だれ…
って感じだった…
わが君曹操様はなっかなかご登場遊ばさず、文庫第二巻の終盤近くになって漸くご登場。
初めて宮城谷版を読んだ半年前にはわが君様ご登場の前に痺れをきらしてしまい
と、とにかく1回、とりあえず読み通そう
と、大まかな荒筋を追うことに終始したのよね。
でも今回は、作者が何故に後漢王朝から克明に書いているのか、その意図するところを“あとがき”などもちゃんと読んで把握しているからね、結構楽しみながら読んでいます。
わが君様の“戸籍上のおじい様”(…面妖な表現じゃなぁ…)、曹謄殿もなかなかの人物。
その少年期になんともドラマティックな事件も…。
第一巻では梁冀、王聖、白栄など、とんでもないヤツらが登場するんだけど、彼らの所業がまぁ凄まじい。
中国古典文学の表現は“白髪三千丈”だからね、それを承知の上で話半分として理解したとしても…、
うぅ~ん…、“教養が無い”ということは即ち“犯罪”と同義語じゃな…
と思っちゃったくらい滅茶苦茶である。
さらには匈奴・鮮卑・羌などがその部族名まで克明に書かれている。
アーリー・アメリカンに例えれば、モヒカン族やコマンチ族・アパッチ族とかあるじゃない…、ま、それの古代中国塞外(=万里の長城外)版ってところだけれど、そこまではいちいち覚えていられない…。とにかく
すげぇ…
としか言いようがない。
そしてようやっとわが君様ご登場。
その若き日のエピソードで、わが君様がある高名な賢者のもとに押しかけて、自分を人物鑑定してもらおうとするところがある。
その賢者は
『君は清平の姦族であり、乱世の英雄である』
と評したというのはよく知られているわよね。
わが乱世の英雄は革命家ではなく理想主義者でもなく狂信者でもない、極めて現実的で客観的で豊かな教養人である。
戦いにメチャ負けしてへこんだりもするしね。
物語が進むにつれてわが君様の縁類の魅力的な若者たちもたくさん登場するし楽しみだな。
ま、当分は董卓というこれまた首根っこを押さえこんでがっつり叱ってやりたい奸悪なヤツや袁紹&袁術という前半の主役たちが暴れまわる時代が続くけれども。
ふと思った。
吉川英治は劉備玄徳&諸葛孔明組に物語の主軸を置き、宮城谷昌光は曹操孟徳“時代”に主軸を置いてそれぞれの『三国志』を書いたのかもね。
かつて吉川版を読んだとき、諸葛孔明の終焉の場面
“秋風哀し五丈原”
に感激し、以来諸葛亮はマイ・プリンスっぽくなっていて、ずっと
1に曹操、2に諸葛亮
と思っていたけど、宮城谷版を読んで以来、<2>は空席になりました。
そしてまた思う。
女の身で“乱世の英雄”にはなれまいが、せめて英雄の寵姫にはなりたいものじゃなぁ…。
あ゛…、もう手遅れか…
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素敵な空間、旨い酒、美味しい料理、…いい女…?

2011-08-03 15:40:57 | Weblog
昨日の火曜日はスタイル・メイク エクササイズのレッスン日でした。
レッスン開始前にトモコさんから
「先生、お尻のこの“底”のところが弛まないようなエクササイズがしたいです
とリクエストがありました。
ふぅ…ん、そこって“骨盤底筋群”だよね…
いつもと同じメニューでみんなの動きをリードするためにカウントをとりながら
「どの部分をどんなふうに動かせばいいかしらねぇ…」
とエクササイズの動きの構成を考えていたら…、カウント間違えちゃった…
で、バレエのポジシオンである“アティチュード”をアレンジした動きにするのが一番いいかも、と思いついたので
「はい、テーブルの形になって……、そしたらね、右のお膝を外に開きます……はい……で、内腿から膝をアップ&ダウンします……はい……ワン…トゥー…すり…
「あで… あがりません……
メグちゃん…。
「よしよし…んじゃぁ一人ずつサポートしてあげるから…
まずはトモコさんから。
うん、そう しっかり脚が動かせてるわね。それにトルソーも歪んだり捻じれたりしてないし…。大丈夫
「いやぁ~、“しん”に効くカンジ…
次。メグちゃん
う~ん、このエクササイズをするにはまだちょっと腹筋と背筋の筋力が足りないみたいだね。
それならば、テーブルの形じゃなくてうつ伏せで身体を伸ばして、脚の動きに集中してごらん
「うむっ…、これなら効くカンジがわかる…かも…
うん、そうやって少しずつ強く美しくなっていくからね
最後にウエストをシェイプするためのエクササイズをしてレッスン終了
いつもはそれでお疲れ様ぁ、になるんだけど、昨日はトモコさんとちょいと寄り道をしました
私たちの共通の知人であるソムリエーヌとシェフの新しいお店が、レッスンの会場から徒歩30秒ほどの所に先週開店したので、お祝いを言いに行ったの。
               
『nanaha 草』
和食が中心のお店でね、ランチタイム・メニュー、ティータイム・メニュー、そしてディナータイム・メニューと時間ごとにおいしそうなお料理が…
まずはスパークリング・ワインでボナペティ
シェフ・ソムリエーヌのカヨさん、シェフのノリコさん、ソムリエのナッチャンとも2年ぶりの再会で、嬉しいひと時を楽しく美味しく過ごしました。
なによりうれしかったのは、みんながトモコさんのことを
「姿勢がキレイですね。背中のラインがスッキリしてますね」
と褒めてくれたこと
うふふ…ん、私の生徒よん…、と自慢しちゃいました
再会を祝して記念写真を…。
               
ドレが誰で、誰がドレでせう…
自由が丘駅の正面口から徒歩4~5分のところで、地下1Fです。
広い階段を降りていくと広々としたフロアが…。テーブル席でもカウンターでもゆったり座ってお茶やお食事が出来ますよ
自由が丘に出かけたときは、是非足を運んでみて下さいね
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