■ そうだ、聖地に行こう ■
GWは自転車に乗って、普段は行けない遠くの聖地に巡礼する事が恒例となっています。
今回はブログでも予告していた通り、『スーパカブ』の聖地の山梨県北杜市は決定していたので、もう一つその周辺で何か・・・。
『ゆるキャン△』より
考えるまでも無く、山梨を舞台としたアニメと言えば『ゆるキャン△』を押して他には在りません。
しかし、『ゆるキャン△』の聖地と言えば、ほぼキャンプ場ばかり。これはキャンプをしろと言う事なのか・・・。
5月とは言え、山梨周辺のキャンプ場の夜は寒い。冬用の装備を自転車に乗せて重さを測ると、車重を含めて20kg程度ありました。・・・ママチャリの重さじゃん・・・。
これで、山梨まで自走出来ない事はありませんが・・・移動に時間が掛かるので、現地での行動時間が短くなります。それならば、現地の近くまで輪行して、周辺を観光した方が有効に時間が使えます。
■ 本栖湖はマストでしょう ■
ゆるキャン△聖地のキャンプ場のマストと言えば、本栖湖の「浩庵キャンプ場」でしょう。1期1話にリンちゃんとナデシコちゃんがキャンプした場所。(ナデシコちゃんは疲れて寝ていただけですが・・・)
『ゆるキャン△』より
GW1週間前に予約の電話を入れると、前日夜20:00の閉門時間に、翌日の入場待ちの車が10台程並んでいるそうで、無理とのお話。
ならば「クリキャンン」の「ふもとっぱらキャンプ場」はどうかと調べると、あの巨大なキャンプ場もGWの予約はイッパイ。さらに調べると、ゆるキャン△関係はどこも予約が取れない状態でした。・・・と言うより、便利なキャンプ場はほぼどこも予約で埋まっています。
■ 高ボッチ高原にキャンプ場がオープンした ■
ゆるキャン△関係で後残るのは・・・「高ボッチ高原」しかない。しかし、あそこは2017年頃からキャンプ禁止だったハズ。国定公園の中ですからね。
『ゆるキャン△』より
一応ネットで調べると、自然保護センターの横にキャンプサイトが今年4月末まらオープンしているという情報を発見。試験運用なので、無料で予約も無い。
これは行くしかありません。朝イチの特急あずさに乗って、諏訪湖を観光しても、お昼頃までには到着できるハズ。そこでキャンプ場が埋まっている事を考慮して、一応、長野と山梨県境の富士見市のキャンプ場に予約を入れます。
これならば、翌日は『スーパーカブ』の聖地である北杜市に寄っても、余裕で本栖湖に着けます。そこで、本栖湖の浩庵キャンプ場の向かいのキャンプ場に予約を入れます。「自転車専用サイト1組限定」が奇跡的に空いていた。ありがとう、自転車乗りに優しいキャンプ場さん。
これでGWの予定はバッチリです。
■ 高ボッチ山は『君の名は。』の聖地でもあった ■
事前に高ボッチ高原の情報を調べていたら、なんとこんな作品の聖地である事も判明。
「君の名は。」より
大ヒットアニメの『君のなは。』の糸守湖のモデルは、高ボッチ山から見下ろした諏訪湖だという説が有力だとか。(青木湖という説も在りますが)
さらに、「高ボッチ山」の名の由来は「ダイダラボッチ」らしい。
「もののけ姫」より
「ダイダラボッチ」とは日本の各地で伝承される巨人伝承で、「だいだら法師」と表記される事も。国づくり神話が転じた伝承とも言われています。この巨人が「高ボッチ山」に腰掛けて休んだ言い伝いがある事から、「高ボッチ山」と名付けられたという説があります。
まあ、ジブリはあまり好きでは無いので、こちらは、どうでも良いのですが・・・。
ただ、「ボッチ」で行動する事が好きなリンちゃんTypeの私としては「ボッチ山」はもの凄く惹かれる場所です。
■ ガラガラの「スーパーあずさ」で一気に上諏訪へ ■
5月1日、朝6:28発の臨時ノスーパーあずさの乗車率は・・・1%未満。例年ならば登山客で満席に近いのでしょうが、皆さま、緊急事態宣言下の行動規範を良く守られている。おかげで、先頭車両を貸し切り状態で「密」を回避して、快適に上諏訪に到着しました。9:04分。
本日の装備はこんな感じ。4℃まで快適に眠れる寝袋や、食料もあるので、この他に小さなバックパックを背負います。総重量は自転車を含めて20kg越え。高ボッチ高原への10%越えの登り坂は、当然自転車は押して登る事になるでしょう。
では、GW聖地巡礼スペシャルをYoutube動画でお楽しみ下さい。