■ 「新型コロナはグレートリセットの好機」と言い出したダボス会議 ■
新型コロナ騒動の当初、私はこれは「経済兵器」で「コロナバブルの崩壊」によって金融システムと通貨システムをリセットする切っ掛けだと考えていました。時同じくして、ダボス会議を主催するクラウス・シュワブが「グレートリセット」を提唱した。
「グレートリセット」はダボス会議のホームページでも説明されていますが、「行き詰った資本主義を変革し、より合理的な統治を目指す」的な曖昧ないメージしか浮かびません。
クラウス・シュワブが先日出版した本では、もう少し具体的に書かれている様ですが、彼ははこの中で「新型コロナウイルスこそが、この改革を進める好機」と言っている。(多分、彼らが仕掛けた)
私はグレートリセットは閉塞した資本主義の改革と解釈していましたが、シュワブの著作では「合理的統治」にもそれなりのウエイトが置かれているらしい。確かに日本やアメリカを見るまでも無く、民主主義はポピュリズムに支配され、トランプという衆愚政治の象徴を生み出すに至った。
日本においても、民主党は党内の派閥争いに明け暮れ、緊急事態に柔軟に対応する能力が無い事が明白になった。さらに国民の多くが批判に明け暮れ、危機の本質に目を向ける事も無い。
この様に機能不全に陥った「近代国民国家」とうう枠組みを、ダボス会議やスーパーエリートは変えようとしているのでは無いか・・・。思い浮かぶ言葉は「ニューワールド・オーダー」
私個人としては「超管理社会」の「ニューワールドオーダー(新世界秩序)」には懐疑的だったのですが、シュワブの言動には、これが見え隠れしています。
ワクチンパスポートやワクチン接種の義務化は、民主主義的思想の強気フランスやイギリスでは本来国民の強い反発を生みますが、「コロナの危機」の元では、人々は基本的人権を抑制する制作を容易に受け入れています。
■ 国家の信用失墜と、新しい世界の枠組み ■
ロシアや東欧諸国では、共産主義独裁の影響で、国民は容易に国家を信用しません。
ロシア国民は、ワクチンパスポートの提示を求める店や施設を、反ワクチンのみならずワクチン接種者もボイコットする事で、事実上ワクチンパスポート政策を無効化しました。
ルーマニア国民は政府と政府が勧めるワクチンを信用していないので、国民の1/4がワクチンを接種した時点で、ワクチンが余ってしまった。ルーマニアはワクチンを他国に売ったり、譲渡し始めました。
一方でイギリスやフランス、アメリカや日本などでは、人々は色々と政府を批判をするものの、国家に対する信用は篤い。大多数の人々は政府が指示すれば、粛々とワクチン接種に応じています。
しかし、もし「新型コロナ騒動が政府とマスコミの作った虚構」で「、新型コロナワクチンが多くの人の命と健康を奪う毒」だと国民に知れたらどうなるでしょう。各国の政府は政権を維持する事は出来なくなる、あるいは国民の国家に対する信頼が一気に失われます。
コロナバブルの崩壊によって、金融市場と通貨システムに大きなストレスが掛かった時、通貨の価値を支える国家の信用が失われたらどうなるか・・・。
スクラップ&ビルドにおいては、破壊は一気に徹底的に行う方が効果的です。・・・グレート・リセットとは、意外に大規模なものなのかも知れません。そして、その原動力が新型コロナだとすると・・・・この余りにも脇の甘い「コロナ詐欺」が自滅的な政策である事は否定出来ません。
久しぶりの陰謀論です。