人力でGO

経済の最新情勢から、世界の裏側、そして大人の為のアニメ紹介まで、体当たりで挑むエンタテーメント・ブログ。

日銀当座預金は引き出せる・・・日銀のホームぺージに書いてある

2023-04-11 04:02:29 | 時事/金融危機

日銀ホームぺージより

日銀ホームページより(拡大)

 

 

■ 銀行は日銀当座預金を引き出せると「日銀のホームページ」に買いてある ■

鍛冶屋さんや、余計なおせっかい(笑)さんから、「日銀当座預金は銀行が自由に引き出したり出来ない決済用の口座だ」とのご指摘を頂いたので、日銀のホームページを掲載します。

「銀行券(お札)は、個人や企業への支払いに必要な分を用意するため、金融機関が日本銀行当座預金から引き出して、日本銀行の窓口から受け取ることによって世の中に送り出されます。これを「銀行券の発行」といいます。

その後、実際に、個人や企業の方々が金融機関から預金を引き出して銀行券を入手し、財(モノ)・サービスの購入や税金の納付といった様々な目的に銀行券が利用されていくことになります。」

 

■ オペレーションの決済口座としての日銀当座預金 ■

日銀当座預金が引き出せないというMMT界隈の誤解は、「お金は国債発行から生まれる」という事に必要以上に意味を見出すMMT信者が、日銀当座預金の機能がオペレーションの決済口座であるという点しか見えなくなった結果では無いかと妄想しています。(誰かの誤解が拡散したのでは?)

日銀はかつては銀行に資金を直接融資して市中の資金量をコントロールしていました。こと時の金利を「公定歩合」と呼び、市中金利もこれが基準になっていました。不景気の時には公定歩合を下げて、民間の資金需要を拡大し、不景気の時には公定歩合を下げて景気の過熱やインフレを防いだ。しかし、これだと金利決定権を持つ中央銀行の意向によって景気が左右され過ぎる。そこで、市場原理で金利が決定される様に制度改革されます。

中央銀行の金利の誘導目標は、オーバーナイトのコール市場の金利となります。日銀が直接オーバーナイト市場に資金を供給するのではなく、日銀が銀行との間で国債や社債などを売買する「オペレーション」によって、銀行の資金量をコントロールして、間接的にコール市場の資金量を調整して金利を誘導しています。

■ 日銀当座預金の超過準備には金利が付く ■

日銀ホームページより

補完当座預金制度は、日本銀行が受け入れる当座預金等のうち、いわゆる「超過準備」に利息を付す制度です。2008年(平成20年)の制度導入以降、長らくプラスの金利が適用されていました。その後、2016年(平成28年)1月に「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」が導入されたことにより、「超過準備」部分を含め、日本銀行当座預金は3階層に分割され、それぞれの階層ごとにプラス金利、ゼロ金利、マイナス金利が適用されることになりました。

この文章から、「日銀当座預金の超過準備はゼロ金利が基本」との勘違いが生じている様ですが、基本的には超過準備の金利はオーバーナイトのコール市場金利に合わせて調節されます。

「FRBの利上げ」とうのは、コール市場への資金供給量の減少によるコール市場金利の上昇という形を撮りますが、通常は市場に国債や社債を打って銀行の資金を回収する「売りオペ」市場から資金を回収します。しかし、国債価格や社債価格が下落している状況(金利は上昇)で、「売りオペ」は実行が難しい。国債金利が上ってしまうからです。

そこで、FRBは現在、FRB当座預金の準備預金金利をコール市場金利に揃えて上げる事で、「利上げ」を行っています。ゼロリスクで金利が得らるので、銀行はFRBの当座預金に余剰資金を預けます。

日本では長らく市場金利が「ゼロ金利」だったので、日銀当座預金の超過準備の金利は本来「0」であるべきですが、日銀はバブル崩壊で傷んだ銀行のバランスシートを改善させる為に、超過準備に0.1%の利付けをしていた。金融機関は民間に融資するよりも日銀当座預金で0.1%の金利を得る方が低リスクで儲かると判断して、ブタ積を増やしました。

しかし、異次元緩和で、超過準備にマイナス金利を導入した事で、銀行はブタ積を続けると損になるので、超過準備を引き出して、民間に融資する様になります。

 

■ 日銀は直接金融機関に融資もしている ■

日銀はオペレーションの他に直接金融機関に資金を融資をしています。日銀は国債や社債の担保を取って、民間銀行に融資も行います。コール市場の資金量が少なく、資金調達が難しい時など、コール市場の誘導目標の金利で資金を融資します。期間は5年などと長期の場合もある様です。金融機関が国債を保有しているのは、利益の他に、日銀融資の担保の意味合いもあるのです。

この他、コール市場金利が急騰した場合や、円高が加速した時や、コロナ危機で市場の流動性が著しく低下した時には、日銀は銀行への直接融資を拡大します。直近では「コロナオペ」があります。ゼロ金利で100兆円規模の貸し出しを行いました。これは融資なので、後から銀行から回収します。(現在倒産や廃業が増えているのは、コロナオペの融資で生き残ったゾンビ企業が、融資を返済できずに潰れています)

 

■ 日銀は円高対策で融資する事もある、そして銀行の運用先は海外? ■

下は2012年12月21日の日経新聞の記事

日銀は20日、民間への融資を増やした銀行に無制限で資金を供給する新しい貸出増加支援制度を創設すると正式に発表した。年間15兆円規模の供給量を見込んでいる。海外向けの融資も制度の対象とし、日銀から得た円資金をドルなどに転換する動きが進むことで、円高是正効果を見込んでいるのが特徴だ。

白川方明総裁は20日の記者会見で「成長力の強化につながる民間の前向きな資金需要を最大限サポートする」と狙いを述べた。

新制度は、金融機関が民間への融資を増やせば増やすほど日銀から低利で資金を得られる仕組み。日銀は事実上のゼロ金利政策を敷いているが、企業の設備投資などが落ち込んでおり、実体経済にマネーがまわっていない。銀行が新制度を使って積極的に融資先を掘り起こすようになれば、前向きな民間投資が促されるとの考えがある。

新制度では年0.1%で最長4年まで借り換えが可能。資金供給の総額の上限は決めず「無制限」とする。貸出期間は2013年1月から14年3月までの15カ月間で、四半期に1回の頻度で実施し、1回目の融資は13年6月ごろとする。

供給額は四半期ごとの金融機関の融資残高が、基準時点とする今年10~12月期と比べてどれだけ増えたかを算出して決める。日銀によると、最近1年間の金融機関の貸出増加額は全体で約15兆円で、新制度で同額規模の資金供給ができる見通し。

新制度では外貨建てや海外企業向けの貸し出しなど、幅広い融資先を支援制度の対象と認めた。白川総裁は「邦銀の国内融資の伸び率は前年比1%程度だが、海外向けは2割も増えている」と述べ、むしろ海外融資を後押しする色彩が強い。

新制度で海外融資がさらに増えれば、日銀から得た円資金を売ってドルなどの外貨を買う動きが進み、結果として円高を是正する効果があるためだ。外資系金融機関を通じてヘッジファンドなど向けに資金が流れ、低金利の円を元手に高金利通貨などに投資する「円キャリー(借り入れ)取引」が活発化し、一段の円安を促すとの指摘もある。

ただ「海外の金融機関を取り巻く規制環境は厳しい。リスクを伴う融資を積極的に増やすのは難しく、円高是正効果は限られる」(バークレイズ銀行の山本雅文ディレクター)と指摘する声もある。」

上の記事で金利が0.1%なのは、日銀当座預金の金利に合わせたからです。

1)日銀が民間企業に融資する

2)民間企業は海外に融資する

3)円売りドル買いが高まるので、円安に誘導する

要は日銀が「円キャリートレード」を推奨しているのです。

 

■ 日銀融資が海外融資に使われるのに、銀行が日銀当座預金から引き出した資金を海外融資に使えない訳が無い ■

ほとんどラノベのタイトルの様な小見出しになってしまいましたが・・・銀行が日銀から受けた融資は「他人資本」です。これを民間の銀行は海外の融資先に融資出来ます。融資先とは企業だけでは無く、銀行も含まれます。仮にアメリカの銀行に融資した場合、アメリカの銀行はファンドなどで資金を運用するので、日銀マネーは海外市場を拡大する役割を負います。

日銀に借りたお金ですら海外融資出来るのですから、銀行が日銀から引き出した資金が海外融資に使えない訳が無い。銀行が日銀から引き出した資金の中には、銀行勘定で「自己資金」に相当するものがあれば、それは米国債投資などの直接投資にも使えます。

 

■ MMT信者は日銀のホームページを読んで基本を勉強しよう ■

今回はコメント欄に頂いた「日銀の当座預金は引き出せない」というご意見に対して、日銀のホームぺ―ジを参照しながら、回答致しました。同時に「日銀当座預金に金利は付かない」というご意見に関しても回答いたしました。

日銀のホームページは、詳しく分かり易く解説されているので、本当に便利です。ただ、最近の記述は「マイナス金利」がベースになっているので、金融が正常化(プラス金利)になった時のオペレーションや、当座預金の金利に関しては、金融調節機能の全体像を把握していないと理解出来出来ないかと思います。

MMT信者の方は、他人をバカ呼ばわりする前に、日銀のホームページを読んで、少し基本を勉強されては如何でしょうか。


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97 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (人力)
2023-04-19 13:05:39
鍛冶屋。さん

ちょっとコメント欄が長くなったので、力作の新記事を書きました。

ちょっと単純化し過ぎたかもしれないですが三橋貴明氏の「もし日本国債が暴落したら日銀が全量買取すれば良い。統合政府の負債は国民の財産」という辺りからスタートしてみました。

「国債の価値は政府の将来の徴税と、日本政府の資産に担保される」的に説明されますが、MMTの思考だと国民の資産に担保されるのでは無いかという図を書いてみました。

楽しい読み物として書いてみました。
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Unknown (鍛冶屋。)
2023-04-19 12:01:49
人力さん。

自分の問はいつもの如く”虫”されてますが、でっ結局人力さんは”日当預は引き出せない”・”銀行は日当預で資産投機などしていない”ことをご理解できたんですか?。

>「自国通貨立の内国債の日本国債は破綻しないので日本は財政破綻しない」なんて言っているより・・・
って、あぁ・・・やっぱご理解できないかぁ...。

人力さんのいう”財政破綻”が、国債の”デフォルト”ならそれは起きません(システム的に”絶対!”に)。
インフレを財政破綻とは言いません。


いよいよ 人力さん出鱈目はいけないよ。

>人力でGOはずっと「リフレ政策」や、シカゴ派のブードー経済学を批判しているよ。
っといいながら、その根底はリフレ論に凝り固まっていますやん、「くらうでぃんぐあうと」がどうの「じょうすう」がどうのと(←それを”リフレ派”っと言うのでしょ?)。

>主流派も財政拡大に積極的だった・・・
アホいっちゃいけませんぜ!、積極的なのは”金融拡大”でせう。
あくまでも”金融拡大”を”財政拡大”と言い募る、何時ものリフレ論(貨幣の量が〜)者さんたちの言う詭弁ですね。

ゆうちょも年金機構も、日本国債でまたぁ〜りとやっていたのに、やれ構造改革だの競争社会だのと人力さんら推しの”主流派”に唆され神輿に載ってしまい・・・この有様でしょう。
そも彼らは(人力さんも大お好きな)”運用”の素人なのに、魑魅魍魎に勝てるわきゃない(ほんらい、”勝”必要はなかった)じゃない。
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Unknown (鍛冶屋。)
2023-04-19 11:59:43


>三菱に次ぐ日本第二の金融機関・・・
人力さん、統計資料などにおいて”ゆうちょBK(や農協・信用組合など)”の財務状況が、所謂”銀行”とは別枠でカウントされている理由をご理解しておられますか?。
なぜ⇑が(竹中らダボスに?)「狙われた」のか?・・・を。


>巨大な財政拡大で対応した。コレは正しいが、結果的に要求制約があったとは言えインフレを招いた。
はいダウト!
日本のインフレは外的要因で、財政拡大(そんナノのしてないし)が原因じゃないでしょ?。
何時ものリフレ論(貨幣の量が〜)者さんたちの言う嘘っこですね。


>コレに対してMMT的には財政縮小と増税で対応するしかし言っていないが(書いていないが)、
いかにも”読んでいない”方の身勝手な思い込み。そも”貨幣論”であるMMTにおいて、”具体的な”財政策(インフレになったら、どうしろこうしろ)など言ってない(書いてない)って何度も何度もいってるのに...。
何時ものリフレ論(貨幣の量が〜)者さんたちの言う妄言ですね。

人力さんの云われる”MMT派”の積極財政派の方たち(ちなみに自分は消極派)の主張は”需要の創出”であり、所謂バラマキではありませんよ。ちゃんと”読んでから・人の話を聞いてから”批判しましょうね。

>池田信夫・・・
あら、人力さんがご本尊批判とは珍しい。
結局人力さんは逃げましたが、人力さんのなかで”日銀債務超過・破綻論”はどうなったの?。

人力さんの頭はマダガスカル鋼なみにお固い・・・もう少し柔らかぁ〜くなりませんか?^^)。
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Unknown (人力)
2023-04-19 09:25:32
鍛冶屋。さん

農林中金はアメリカのジャンク債市場の池のクジラで、2018年には農林中金ショックを起こしかけた。ジャンク債市場はシェール企業などが多く起債しており、ここが崩れると自転車操業のシェール企業の多くが破綻する。きっとメジャーが採掘権やリグを安く手に入れてお仕舞いだろうけど。

ゆうちょ銀行と同等のリスクを持っているのはGPIF(年金積立金運用機構)で、外国株が25%、外国債券が25%、日本株が25%、日本国債が25%でゆうちょよりヤバい。ここは預金引き出しは起きないから破綻では無くて我々の厚生年金の積立金が溶けて無くなる。

サウジアラビアなどの年金ファンドも結構リスクを取っていたけれど、流石にドル資産に見切りを付けているはず。コレらの資金がどんどん流出するから、夏にかけて市場は不安定化すると誰もが考えている。椅子取りゲームのマーチはなり始めたが、負けるのは最後まで椅子に座っていた人。

「自国通貨立の内国債の日本国債は破綻しないので日本は財政破綻しない」なんて言っているよりも親の預金がペイオフの範囲に収まっているか確認だよ。年金積み上げている人も多いからね。外国債の投資信託なんて持ってたら処分しとかないとドルが崩れたら紙屑だよ。

お互い介護の家族を抱える身だから親の資産防衛も大事。自分の資産は殆どないけどね。お金使うの好きだから。

あ!でも鍛冶屋。さん的には安心かも。人力でgoは相場予測を外すからね。
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Unknown (人力)
2023-04-19 08:59:50
鍛冶屋。さん

https://news.yahoo.co.jp/articles/bf456cab7e0660da729ce2e1f2471f2d33ebd19e

ゆうちょ銀行と農林中金に世界は注目しているよ。資産の32%が外国証券のゆうちょ銀行はどの他にもっとリスクの高い不動産ファンドやオルタナティブファンドに10兆円も投資している。これが三菱に次ぐ日本第二の金融機関なんだから、世界は注目して当然。

こんなのがぶっ飛んだら、僕ならば銀行に飛んで行ってスズメの涙程の預金を現金にするよ。だって、皆同じ事をすると思うから。日銀当座預金どうなると思う?
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Unknown (人力)
2023-04-19 08:41:05
鍛冶屋。さん

おーい、嘘はいけないよ。人力でGOはずっと「リフレ政策」や、シカゴ派のブードー経済学を批判しているよ。だけど、それ以上にMMTが無邪気だから批判してるんだよ。

主流派もちょっと前には財政拡大に積極的だった。コロナ以降は顕著でした。巨大な需給ギャップに対して、巨大な財政拡大で対応した。コレは正しいが、結果的に要求制約があったとは言えインフレを招いた。

コレに対してMMT的には財政縮小と増税で対応するしかし言っていないが(書いていないが)、主流派は金利引き上げでインフレをピークアウトさせようとしている。一方、財政の急な引き締めも、増税も今のところはやっていない。コレは現状がコストプッシュインフレでスタグフレーションであるとの認識を持っているからで、経済を失速させる事なくインフレを抑え込もうとしている。

コレはアクセルとブレーキを同時に踏む様なものだが、うまくやればヒールアンドトゥーの様に幾つかのカーブは抜けられるかもしれない。

MMT派の様に財政縮小と増税をを同時に行ったら失速どころかタイヤがグリップを失って崖下に落ちる。

但し、主流派の教義である供給サイドの経済学が行き詰まっている事に変わりは無い。過剰な資金供給は実体経済の金利を必要以上に下げる事で、経済の正常な機能を失わせる。最後は大バブルの崩壊で金融システムどころか通貨システムも崩壊するというのが私も自論。

因みに主流派はチャッカリMMTの良いところだけ掠めとった。「国債発行が通貨を作る」という部分だね。コレによってコロナ禍の積極財政を正当化した。

池田信夫なんて「永久国債」にまで言及している。あんなにMMTをバカにしていたのに、防衛費の財源が無いとなると簡単のMMTの美味しいところを使ってくる。結局財政規律などというのは絵に描いた餅なんだよ。いざとなれば国債を大量に発行する。戦争がその最たる例で、相手にやられる前に、国債や軍債を発行して武器を量産する。そのツケは戦勝国も敗戦国も戦後にインフレという形で払って来た。

戦前も似た様な風景だったと思うよ。
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Unknown (鍛冶屋。)
2023-04-18 21:56:26
人力さん。

ご指摘のゆうちょBKの財務状況。
ゆうちょのBSなんて見たことなかったんですが、資産の35%を外国証券等にブッ込むなんて・・・たしかにこれはヤバイんじゃないでしょうかねぇ...。竹中(ダボス?)、さぞしてやったりか ^^;)。

まぁ・・・まさに、こういう”状況”を作り出してた(作り出している)のが、人力さん推しの所謂”主流派”経済学なんですよねぇ。
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Unknown (777)
2023-04-18 15:02:45
日本の対外純資産、最高の411兆円 21年末
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA272CY0X20C22A5000000/

日本の対外純資産の推移
https://assets.st-note.com/img/1654223091193-WXj3Mwy47d.png?width=800

アベノミクス以降極端に増えているよ
日銀金融緩和した金の大半が対外資産になったんだ
返信する
Unknown (鍛冶屋。)
2023-04-18 13:54:19
人力さん。

おっ、そろそろ逃げに入ったか^^)。

>しかし皆さんお金の話が好きだなぁ…。
いやぁ”金融!”大好き人力さんには及びませんよ。
二言目には ”金利がァ〜”ですものねぇ・・・ホントに”お金が”好きなんだなぁって^^;)。

>金融ネタはこのブログのサブネタ…
アレそなんですか? プロフの最初に、”経済!”の最新情勢...っとありますけど?。

>今、皆さんが気にすべきはドルのサスティナビリティーであり・・・
また狼かぁ…、そもそんなこと気にしてどうなるっていうんですか?。

>米国債を保有しているのは政府だけではありません。
もち存じておまんがなv。
でもこのように”世界第何位の・・・”って場合、ふつうは政府の”外貨準備”のことでしょう?。だって、民間の対外資産なんか、正確な統計のとりようがないですものね。
返信する
Unknown (人力)
2023-04-18 10:03:14
うわぁ!コメントが一杯だ!!
後でゆっくり読みます。

しかし皆さんお金の話が好きだなぁ…。
金融ネタはこのブログのサブネタでメインはアニメや漫画なんだけどね。

ドルの信用が揺らいでいますが、このブログの持論は「日本円や日本国債がどうにかなる前にドルと米国債が破綻して世界中がガラガラポン」である事をお忘れ無く。

日本円や日本国債の話は盛り上がりますが、三橋教信者は昔から国内の話に終始する傾向が有ります。私は海外の金融ネタが多いのですがMMTの話になると国内のネタに終始してしまう…。

今、皆さんが気にすべきはドルのサスティナビリティーであり、外国投資が大きいゆうちょ銀行と農林中金であり、外債比率を高めた生保であり、外国投資を拡大した3メガバンクだと思うのですが。地銀なんて、コレらの巨大金融機関の危機に押しつぶされるだけだから。

米国債を保有しているのは政府だけではありません。日本の民間銀行もゆうちょ銀行も、生保も大量に保有しています。ただメガバンクはキッチリと日銀当座預金に資金を残してシリコンバレー銀行の様なリスクは取っていない。危険なのはゆうちょ銀行と農林中金。この二つの金融機関はアメリカの財布と化していますが、ゆうちょ銀行の破綻はインパクトが大きく、預金引き出しという形で日本でも銀行危機が深刻化すると私は妄想しています。

携帯だと、こんなグダグダなコメントを書くのが精一杯。まあ、ここはアカデミックな場所では無く、陰謀論ブログですから、こんな妄想も許される。
返信する
Unknown (鍛冶屋。)
2023-04-18 06:20:21
余計なおせっかい人 (笑)さん

横レス失礼します。

>>日本は現在、世界第2位の米国国債保有国ですから、・・・
その米国債を保有しているのは”日本政府”ですので、じつはたとえこれの価値が”0”になったところで、問題はないのですよねぇ(もちろん、あくまでも会計上はですが^^;)。
返信する
Unknown (777)
2023-04-18 04:58:43
日銀が異次元緩和しただけ日本の対外資産が増えているんだよ。
日本の民間銀行が持っている米国債や米株だけでなく、日本の輸出企業が持っているドル資産も増えているんだよ。
返信する
Unknown (777)
2023-04-18 04:35:41
余計なおせっかい人 (笑)さんは為替取引をしても、円貨幣は日本国内に残ったままで海外には出ていかない、というのがわかっていないんだ。
円をドルに変えても、円貨幣の持ち主が日本人から外人に変わるだけだよ。
返信する
Unknown (777)
2023-04-18 04:27:55
>翻って日銀が行なった金融緩和はあくまでも日銀当座預金内での金融緩和とやらです。

違うよ。
中国への投資の殆どは日銀の異次元緩和で作られた円だよ。
返信する
Unknown (余計なおせっかい人 (笑))
2023-04-18 03:32:15
人力さんへ

FRBが行なった、ほとんどの国と国との決済に使用される基軸通貨ドルに対する、いわゆる量的金融緩和と、日銀がおこなった金融緩和は全く次元が違うといっても良いでしょう。ここのところを間違えてしまうと、人力さんおよび理解に苦しむ金融経済論を述べている専門家やジャーナリストの方々はトンチンカンな説をとなえることになってしまうのです。

基軸通貨ドルというのは世界中の経済発展と共にその流通量を増やしてきました。これは基軸通貨の宿命みたいなものですから、資本主義経済下では当然のことと言えます。しかしFRBはいわゆる融資を行う一般的な銀行では無く、投資や債券を扱う金融機関の経営危機による投資家たちを救うために、巨額のドルを発行して実体経済に流しました。このことによってさらにドルの流通量が増えて投資・債権市場にもどんどん資金が流れ込みました。

基本的にドルの流通量が増えれば実体経済ではインフレが起きますから、中央銀行に当たるFRBはそれを抑えるために金利を上げる政策をどこかの時点で行わなければなりません。しかし金利を上げるとその高金利を求めて、世界中のドルがアメリカに環流してきてしまいますから、さらなるインフレが加速することになります。この辺がいわゆる出口戦略の難しいところです。

翻って日銀が行なった金融緩和はあくまでも日銀当座預金内での金融緩和とやらです。
平たく言えば、日銀が日銀当座預金内の民間銀行の預金にて引き受けてもらった国債を買い戻しているだけですから、ドルのように実体経済に円が増えているわけではありません。
民間銀行の日銀当座預金に負債としての預金が戻って、その時に日銀から支払われる利子が資産に計上され、かわりに日銀自身の当座預金に国債が移動するだけの話です。

ですから人力さんがよく使うブタ済みというのは、日銀自身の当座預金に積みあがり、簿記でいう相殺された国債を指すことになりますかね?

そもそもこんなことで2%のインフレ達成なんて出来るはずがないでしょう! 我々日本人は日銀と財務省のレトリックに騙されているだけです。

こんどBRICS諸国で開かれるサミットで、BRICS諸国間での貿易はドルに代わる通貨で行おうとい会議が行われるそうです。全世界の半分のGDPを有するBRICS諸国がドルを使用しなくなったら、ドルの価値は当然下がりますから、アメリカは未曾有のインフレに見舞われるでしょう! 日本は現在、世界第2位の米国国債保有国ですから、中国を見習って米国債保有量を減らしていくか、海外投資をしていった方が良いと思いますがねぇ。
返信する
Unknown (鍛冶屋。)
2023-04-17 22:35:29
人力さん。

⇓について。

 国内銀行(国内)のBS (2023/2末)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
日当   345┃預金   945
証券   242┃(⇑普+定+他)
├(国債(日) 83) ┃預金    32
└(外債   64)┃(⇑譲渡性)
借出   589┃借用金  115
他       ┃他
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
   1、379┃   1、379

証券の詳細は分かりませんが、国債としているのでこれは日本国債(たしかどこかの資料でもそれくらいだった)であると思います。また、わざわざ対比して併記してあるので、外国証券とは他国の国債(当事国の銀行以外は、等しく対外証券です)と判断しました。もし、詳しい内容の表記がある資料がございましたら教えて下さい。

総資産中に証券類の割合は17.5%とあります。その詳しい内容は分かりませんが、日国債を除く全部が外債(他国の
国債+他国株式・社債など)としても、242-83(日国債)=159 /1379=11%です(じっさいは、5〜7%の間くらいでは?)。
この額が多いと見るか少ないと見るかは意見が分かれると思いますが、”買いまくっている”とは言えないのでは無いでしょうか?。


また、人力さんが”引き出し”て外債や証券などにしているっと仰る日当預ですが、
預金の総額ー貸付金(銀行が信用創造した預金通貨)=現金負債(国民が預金した通貨) ですので、

(945+32)−589=388 

対して
現金預け金(日当預)+日国債=現金資産

345+83=428

あれ余る・・・なんで?^^;)。
返信する
Unknown (鍛冶屋。)
2023-04-17 21:50:46
j人力さん。

なんで当方の話はお聞頂けないのでしょうか?。
当方の問は、⇓は人力さんのお考えのスキームに沿っていますか? もし違うなら違いと(違う箇所を)指摘して下さい・・・っと言うものです。

ご紹介の記事、また人力さんご高説も(もちろん)拝読させて頂きました。しかし、この記事やお説で人力さんがいったい”何"を証明しようとされているのかさっぱり分かりません。
この方も人力さんも、そも”又貸し論”ありきで全てを語っておられますが、自分はその”又貸し論”が間違っている(金利がどうとのと言う以前の問題です)っと主張し、それを証明しようとしているのですよ。

議論にはいくつかの種類がありますが、たとえば・・・”林檎”の好きな人と嫌いな人では、それを美味いっと感じるか不味いと感じるかの意見がわかれます。これは文字通り”見解の相違”ですので、それをお互いに証明する(相手に納得させる)のは至難(無理)でしょう。
しかし、林檎を見て”蜜柑だ”っと言っている方が居られたとしても、いやそれは”林檎”ですよとするのは”見解”の問題ではなく”存在(実在・現実)”の誤認ですので、これは議論(証明)で解決可能な問題です。

(鍛冶屋。からするとです)人力さんは”林檎”を”蜜柑”だと主張されておられます(人力さんからすると逆なのでしょうが^^;)。
自分はそれが”林檎”であると証明したいわけですから、では議論の前提として「人力さんにとって林檎の定義・組成や仕組はどういったものですか?」っとお聞きしています。
何度も・・・何度も何度も同じ質問をしてもまぁったくお応えくださらないので、噛んで砕いて工夫して、なんとか(人力さんにも)ご理解頂けるよう・お応え頂けるようにしているつもりなのですが...。

自分は、(リテラシーもへったくれもなく)人力さんに直接的な言葉で”バカだ”呼ばわりされているのに、その汚名を注ぐ機会もないのでしょうか?。
返信する
Unknown (777)
2023-04-17 21:42:48
余計なおせっかい人 (笑)さん

米国債は有価証券だよ

外国証券 646,685 というのは株式だよ
返信する
Unknown (余計なおせっかい人 (笑))
2023-04-17 21:19:15
人力さんへ

「空気読めない」との指摘もございましたのでレスするのは止めようとしていたのですが、どうしても下記の書込みを拝見して一言申し上げたくなりました(笑)

>2022のデータを見つけました。

https://www.fitchratings.com/research/ja/banks/286fd537-ed73-4454-9f1a-718dab70b736-17-10-2022

コレは保有証券の海外比率ですね。記事によれば2023年の海外事業比率が30-50%程度と予測されています。


上記の記事の中のグラフは日本3大メガバンクの資産の部における保有外国証券の割合ではなくて、% of Available for Sale Securitiesとありますから「売却可能有価証券の割合」ですよ!

現に日銀のHPにある、国内銀行の資産・負債等(銀行勘定)(2023年2月末)の資料を見ても、

https://www.boj.or.jp/statistics/asli_fi/ald2302.pdf

国内全銀行総資産1,378兆円余りの内、外国証券に占める割合は65兆円(4.7%)程度しかありません。この比率でいけばいかにメガバンクとはいえ総資産の30-50%も海外証券を保有しているとは到底考えられませんが、どうですか?

総資産1,378兆円余りの内、現金預け金が350兆円弱、貸出金(融資)が600兆円程ですから、国内全銀行全般に普通の経営内容なのではないですか?

人力さんは日銀のHPを見れば分かりやすく解説されていると確か言っておられました。日銀のHPで金融に関する様々な疑問に対してある程度調べられますが、金融についてある程度の勉強をしていないと、何のことかよくわからない解説も多々あると思いますよ。

一般人に向けてある種複雑で難解な金融関係のブログをお書きになるときは、きちんと精査してお書きにならないと、読む人に誤解や???を生じさせますので、注意が必要かと存じます。

余計なおせっかいかもしれませんが...

私も金融関係とはまるで縁のない仕事をしてきましたが、興味が湧いて独学で金融に関する知識を得てからは、???な経済金融情報がたくさん氾濫しているような気がします。
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Unknown (人力)
2023-04-17 18:19:52
鍛冶屋。さん

銀行は以前は資金調達の手段として預金を積極的に集めていました。当然、信用乗数も高く、日銀当座預金には準備預金と決済に必要な資金を置くだけだったでしょう。

ところが量的緩和で銀行は使いきれない程の資金を日銀当座預金に持ってしまいました。バブル崩壊以降は貸出は低調で、他人資本である預金で日本国債を買って低リスク運用をしていた。更に量的緩和は、この国債を日銀に打って、日銀当座預金でコツコツと0.1%の金利を稼がせる政策だった。銀行は貸出のリスクを嫌って日銀当座預金に資金をブタ積みにしてノーリスクで金利を得ていた。

ところが異次元緩和で日銀当座預金はマイナス金利やゼロ金利になってしまった。コレで日銀当座預金が減ると言うのが専門家の予測だったが、実際には少ししか減ら無かった。日本の銀行は海外投資などでリスクを取る一方で、過度なリスクテイクは嫌う。だからマイナス金利でコストが発生しても日銀当座預金に資金をブタ積みにしている。

預金を集めて貸付を行う金融仲介機能は、資金が潤沢にあり過ぎる環境では機能しません。預金を集めて管理するコストを考えたら、コール市場でゼロ金利の資金を確保した方が利益が大きいからです。

https://www.fromhc.com/column/2018/05/post-460.html

上の記事が分かりやすい。

鍛冶屋。さんはゼロ金利下で過剰流動性が溢れる現状を元に、銀行の信用創造や日銀当座預金を観測していますが、現状が極めて異常な環境である事はお気付きでしょうか。

バブルが崩壊する度に、中央銀行は流動性を拡大し続けてきましたが、その結果、溢れかえった資金は先進国から金利を消してしまいました。そして金融仲介機能という銀行本楽の役割もほぼ消えてしまった。

デジタル通貨の時代になれば銀行の決済機能も必要なくなりますが、多分、デジタル通貨の管理の下請け業として銀行は細々と存続するでしょう。

確かに過剰流動性が発生している中で、銀行は様々な資金調達方法を持っており、日銀当座預金を引き出さなくてもある程度の取引を維持する事が出来ます。

彼らは当然、金融緩和バブルの崩壊を予測しているので、銀行危機の大量の引き出しを予測して、日銀当座預金にブタ積みを続けている。日本国債や米国債投資ですらリスクとなり得る事はシリコンバレー銀行が証明しています。一番安全なのは日銀当座預金なのです。
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Unknown (鍛冶屋。)
2023-04-17 16:54:22
人力さん。
ご教示いただきました資料サイト、当方の(PC環境のせい?)で開けませんでした...。

これ⇓など如何でしょう?。


 国内銀行(国内)のBS (2023/2末)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
日当   345┃預金   945
証券   242┃(⇑普+定+他)
├(国債(日) 83) ┃預金    32
└(外債   64)┃(⇑譲渡性)
借出   589┃借用金  115
他       ┃他
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
   1、379┃   1、379

典:民間金融機関の資産・負債
https://www.boj.or.jp/statistics/asli_fi/index.htm
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Unknown (鍛冶屋。)
2023-04-17 16:45:10
人力さん(できれば、もう少しお付き合いを)。

金融業界の近況ご解説痛み入ります(さすがご専門!)。
自分は”金融”にまぁったく興味がない(銀行さんが懇意にしてくれない)ので、人力さんのお話しもいまいちピンとこないのですが^^;)。

改めまして、本記事の表題問題についていろいろと考えていました。

人力さんの仰る”日当預を引き出して、銀行が何らかの資産(債権)を持つ”とは、⇓のイメージ・スキームで合っていますでしょうか?。


A銀が、自信の資産である日当預を現金で引き出して、B証券から米国債を買い入れた場合(※B証券のBSは気にしないで下さい)。

①当初
      A銀BS
−−−−−−−−−−−−−
日当  500┃預金  500

      日銀BS
−−−−−−−−−−−−−
国債  500┃当預  500

      B証BS
−−−−−−−−−−−−−
米国債 500┃米国債 500

======================

②A銀が日当預を”引き出し”て現金化

      A銀BS
−−−−−−−−−−−−−
日当  400┃預金  500
現金  100┃

      日銀BS
−−−−−−−−−−−−−
国債  500┃現金  100
       ┃当預  400

      B証BS
−−−−−−−−−−−−−
米国債 500┃米国債 500

======================

③B証券の資産である米債と現金を交換

      A銀BS
−−−−−−−−−−−−−
日当  400┃預金  500
米国債 100┃

      日銀BS
−−−−−−−−−−−−−
国債  500┃現金  100
       ┃当預  400

      B証BS
−−−−−−−−−−−−−
米国債 400┃米国債  400
現金  100┃借受金  100


かなり簡略させましたが、如何でしょうか?。

”ここはこう違う”があれば、どうかご指摘をお願いします。
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Unknown (人力)
2023-04-17 11:11:01
鍛冶屋。さん

まとめて書けば良かったけどバラバラでごめんね。

今日本国内で金利を稼ぐのは難しい。お金を借りたい個人や企業は沢山ありますが、リスクに見合う金利や担保が取れない。

大企業は社債発行で独自に資金調達をする時代になったので、優良な貸出先はどんどん減っています。銀行は金利の高い海外で融資したり、証券や債券を買ったり、企業買収などをして金利を稼いでいる。

国内の金利水準ですが、海外の格付けではジャンク債認定のソフトバンクの5年ものの劣後債が確か2.5%だったと記憶しています。コレ、クレディースイスのCoCo債と一緒で、企業が破綻すると紙切れになります。こんなソフトバンクの社債が個人に飛ぶ様に売れるのが日本です。(流石に銀行や企業はソフトバンクの社債を2.5%の金利では買わないから個人向け)

私、15年程前に住宅ローンを借り換えようとして三菱に相談したら金利4%以上も吹っ掛けられて頭に来ました。まあ個人事業主ですから仕方が無いのですが、担保が取れる貸出ですら借り手が想定する金利で銀行が融資する事は有りません。だから資金需要はあっても実際に国内の融資は低調。コレ国内の景気画悪いからで、中小企業にお金を貸しても貸し倒れリスク画が高い。

現在日本の信用乗数は2倍程度で、銀行の信用創造が低調に見えますが、マネタリーベースが巨大すぎて低くなっているとも言えます。

アメリカも同様で、金融システムは何かの限界に突き当たってしまった。
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Unknown (人力)
2023-04-17 10:45:07
鍛冶屋。さん

円高傾向がある時は邦銀は海外投資コストが相対的に低くなるので海外投資で金利を稼ぎます。円安の時はドルの調達コストが上がり、同時に海外の金利も上がっているので海外投資にマイナスの影響が出ます。

一般的には金利差が4%あれば海外に資金が流出し易くなると言われています。コレは為替リスクをヘッジするコストを差し引いても利益が出る水準という事だと思います。
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Unknown (人力)
2023-04-17 10:39:30
鍛冶屋。さん

2022のデータを見つけました。

https://www.fitchratings.com/research/ja/banks/286fd537-ed73-4454-9f1a-718dab70b736-17-10-2022

コレは保有証券の海外比率ですね。記事によれば2023年の海外事業比率が30-50%程度と予測されています。
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Unknown (人力)
2023-04-17 10:29:45
鍛冶屋。さん

記事の元が見つかりませんでしたが、私が見た記事では三菱東京UFJが 5割、三井住友とみずほが6割と記憶しています。

コレ融資比率だったかも知れません。
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Unknown (鍛冶屋。)
2023-04-16 07:28:22
余計なおせっかい人 (笑)さん。

ご返応ありがとうございます。
>>人力さんor余計なおせっかい人 (笑) さんに質問
⇑”or”っとしてましたが”and”の間違いです。学がない(額もない^^;)もので失礼。


人力さん。

これは以前にもお聞きしたのですが、人力さんのコメントに”民間銀行は資産の海外投資の比率を増やしている事は統計的にも、民間銀行のバランスシート上でも明らか”とありますが、それはいまどれくらいの規模(割合)なのでしょうか?。
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Unknown (余計なおせっかい人 (笑))
2023-04-16 02:02:45
鍛冶屋さんへ

ご存じだとは存じますが、あえてBSにおける仕訳のルールを記させていただくと、

取引を左側「借方(かりかた)」と右側「貸方(かしかた)」に分けて記入。勘定科目は資産や負債など5つのグループに分類され、グループごとに増減を「借方」「貸方」のどちらに記入するのかが決まっており、仕訳で最も大切なルール。

5つのグループの増減のルールは、以下。

資産:増えれば「借方」、減れば「貸方」
負債:増えれば「貸方」、減れば「借方」
収益:増えれば「貸方」、減れば「借方」
費用:増えれば「借方」、減れば「貸方」
純資産:増えれば「貸方」、減れば「借方」

以上から今回の鍛冶屋さんお問い合わせの各仕訳例を見ると、私も会計士ではないので断言は出来ませんが、おおむね間違っていないように思います。

ただ下記の

⇓A銀がB銀を通じ、B証券から米国債を100購入(AB銀間の日当移動で決済)

についての仕訳については、会計士でない私には、単純な仕訳は理解出来ますが、上記の仕訳例の「借方」「貸方」および「勘定項目」が正しいかどうかの判断は出来かねます。申し訳ございません。
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Unknown (鍛冶屋。)
2023-04-15 22:45:58
人力さんor余計なおせっかい人 (笑) さんに質問

この⇓計算は合っていますか?

      日銀BS
−−−−−−−−−−−−−
国債1,000┃当預(A銀)500
       ┃当預(B銀)500

      A銀BS
−−−−−−−−−−−−−
日当  500┃預金 600
借付  100┃


      B銀BS
−−−−−−−−−−−−−
日当  500┃預金 600
貸付(B証)100┃

      B証BS
−−−−−−−−−−−−−
米国債 500┃借受 100
       ┃−−−−−−−−
       ┃資本 400


⇓A銀がB銀を通じ、B証券から米国債を100購入(AB銀間の日当移動で決済)

      日銀BS
−−−−−−−−−−−−−
国債1,000┃当預(A銀)400
       ┃当預(B銀)600

      A銀BS
−−−−−−−−−−−−−
日当  400┃預金 600
貸付  100┃
米債  100┃


      B銀BS
−−−−−−−−−−−−−
日当  600┃預金 700
貸付(B証)100┃

      B証BS
−−−−−−−−−−−−−
米国債 400┃借受 100
預金  100┃−−−−−−−−
       ┃資本 400


※各金額は適当なので気にしないでくだい。
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Unknown (鍛冶屋。)
2023-04-15 21:27:25
人力さん。

>私の書いた趣旨である、銀行は日銀当座預金で海外資産を買うというのは、このケースでも間違いでは無いはずです。

はいココ⇑です。
銀行が”海外資産”を”買う”場合でも、やはり日当預の”移動(振替)”で行います(それでしか行えませよね?)。
それとも人力さんは、銀行が”日銀券”を”引き出し”て”$”を買っている(”¥紙幣”と”$紙幣”とを直に交換している)っと思っているのでしょうか?。

⇑訂正:
すみません、余計なおせっかい人 (笑) さんのコメントを読んでいて気が付きました。この言い回しは不適切でした、謝罪と撤回を。
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Unknown (777)
2023-04-15 17:34:30
借金すると利子が付くだろ
国債にも利子が付く
そしてその利子分だけマネーストックが毎年毎年増えていくんだよ。
円紙幣の価値はマネーストックが増えるのに反比例して減っていく。最後には円紙幣は紙屑になる。
だから財務省は国債の新規発行をしたがらないんだ。
返信する
Unknown (余計なおせっかい人 (笑))
2023-04-15 17:24:45
人力さんへ

「空気読め!」と言う指摘がございましたので失礼しようとしたのですが、人力さんのレスに間違いがあるかどうかお問い合わせがございましたので、ご返事させて頂きます。

>但し、私の書いた趣旨である、銀行は日銀当座預金で海外資産を買うというのは、このケースでも間違いでは無いはずです。

その銀行自身の日銀当座預金を様々な形で運用するのは全く問題ないと思いますよ。


>銀行は預金を有価証券で運用出来ます。しかし、銀行が自ら信用創造した資金で有価証券は買えません。銀行は国債や海外の有価証券を買う為には現金に相当する物が必要です。日銀当座預金は現金の預け金ですから、海外資産を日銀当座預金で買うという表現は間違いでは無いはずです。

特に間違いは無いと思いますが、留意したいのは銀行のみが行える信用創造は、融資という行為のみに行う事が出来、理論上も無限にお金を貸し出すことが出来ますが、無限にお金が増えるとインフレを起こしますので、それをふせぐために準備預金制度とも密接に関係しています。当然、ご指摘のように信用創造で有価証券は買えません。


>しかし、政府が国債発行を増やしているので、その資金は民間に現金という形で還元され、結局は預金と言う形で銀行に流れ込みます。これを銀行が日銀当座預金に預けても銀行の当座預金は増えますし、銀行が日本国債を買って日銀に売却しても日銀当座預金は増えます。

政府支出目的の国債発行は、日銀の信用創造による預金を国債引き受け銀行に貸し付け、その国債は引き受け銀行に移り、預金は政府預金口座に移って民間に支出されるのでマネーストックは増えて、その一部は預金という形にもなるでしょうから、銀行の当座預金は増えるでしょう。
しかし財務省が行う普通国債の引き受けは各銀行が持つ日銀当座預金の運用という形になりますので、日銀が買取ったり債券市場で売却しても増えるのは利子分ということになると思いますが、日銀当座預金が増えるという点では間違っていないと思います。


>結局、民間銀行は資産の海外投資の比率を増やしている事は統計的にも、民間銀行のバランスシート上でも明らかですが、それを上回るペースで国債が発行されて、結果的に民間銀行の日銀当座預金が増えている。

日銀のゼロ金利政策により国債の付利もどんどん下がって、国債での運用にうま味が無くなり、民間銀行が海外投資などに運用比率を増やしているのは事実だと思いますが、「それを上回るペースで国債が発行されて、結果的に民間銀行の日銀当座預金が増えている」というのはちょっと理解出来ないところがあります。
最近は利払い費や償還財源のために発行する新発普通国債の募集が不調に終わることもあり、銀行は国債による資金運用に消極的になりつつあります。
いずれにしても銀行の国債以外の運用に対して、それを上回るペースで国債が発行され、結果的に民間銀行の日銀当座預金が増えているという論旨が理解できません。国債にしろその他の債権にしろ増えるのは利子や運用益だけですし、債券によっては元本割れも起こすでしょうから、民間銀行の日銀当座預金残高が積みあがっているというイメージは湧きにくいのですが、いかがでしょう?
返信する
Unknown (777)
2023-04-15 16:15:42
”金利”が欧米みたいに上がると株価が1/10になって、1939年の大恐慌の再来になるんだよ。
返信する
Unknown (鍛冶屋。)
2023-04-15 15:45:28
人力さん。

ちょっとこちら⇓深堀させて下さい。

>財務省は非常に賢く、国会決議の要らない健康保険料の値上げや年金の値上げや、給付縮小、更には消費税増税によって消費に冷や水をぶっ掛け、インフレをはやい内に退治して来ました。これで日本の金利は低く抑え込めますが、資金は金利を求めて海外に流出しています。そして、そこでバブルを膨らめる。

たしかに人力さんが仰るよう、”給付金で新車を買ってヒャッハー”な方も相当数おられるでしょう。しかし、その何十倍・何百倍も泣いてる人たちが居るのではないでしょうか?。えてしてそんな方たちは発信手段もない(あってもしないでしょうし)ので、世間に(行政に)も見返られることもありません。

人力さん、国家政府(行政)の使命・役割とは何ですか?。自信の”(架空の)負債”を減らす・失くすことですか?、”金が無い”っと嘘っこ言って老人から預金を絞りとることですか?。それで”金利”を安く抑えて、いったい誰が何を得るんですか?。
確かに、日本はまだまだ他国に比べて”幸せや安心”を実感できる国だとは思います・・・が、正直それもあと20年持つとは思えません。
返信する
Unknown (鍛冶屋。)
2023-04-15 15:08:47
余計なおせっかい人 (笑) さんへ

自分のモノ言いが失礼にお感じになりましたらゴメンナサイ。

せっかくご発言されたのですから、どんどん”人力さんに”コメントされてはいかがでしょうか?(外野なぞ構わなきゃイイんですよ)。
人力さんはとても人間がお出来になっておられますので、自分のような無頼にも(たまにしか^^;)虫しないとても寛大なお方ですゆえ、有意義(・・・?)な議論・論争がなされるのではと思います。
是非、人力さんの懐の深さに甘えませう(甘えさせて!)。
返信する
Unknown (鍛冶屋。)
2023-04-15 14:51:55
人力さん。

”バラマキ”の個人的定義(まぁこれは、文字通り個々人の見解としか言い様がないのですけど)はさておいて、それが実経済の潤滑に寄与するか・しないかを見て、その意義を確かめるべきではありませんか?っと問いたいのです。

詰まるところ、こういった論争は”セイvsケインズ”に集約されていくわけで、結局その社会が何を求めるか?で決まるんですよね。
停滞(衰退)を我慢してもパイを増やさなかいvsインフレ(膨張)を容認してもパイを増やすか・・・借金をしたくないから中古のアルトで我慢するかvs借金をしてでもレクサスに乗るか...(←例え下手^^;)に。


横レス失礼して・・・
>「日銀当座預金を引き出して」というのは、・・・要は現金は動かない。
いやそれ⇑、自分が最初っから言ってるやつですやん^^;)。
銀行が何か”買う”としても”日当預”を引き出す必要なんない、”日当預”の移動(振替)のみで完結するって。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
>私の書いた趣旨である、銀行は日銀当座預金で海外資産を買うというのは、このケースでも間違いでは無いはずです。

はいココ⇑です。
銀行が”海外資産”を”買う”場合でも、やはり日当預の”移動(振替)”で行います(それでしか行えませよね?)。
それとも人力さんは、銀行が”日銀券”を”引き出し”て”$”を買っている(”¥紙幣”と”$紙幣”とを直に交換している)っと思っているのでしょうか?。
返信する
Unknown (777)
2023-04-15 12:02:39
人力さんの言葉を使った結論

「トンデモ経済学」の代表が中野剛志と三橋貴明だね
そもそも銀行が資産ゼロで金を貸せる訳ないだろ。
顧客が預金を引き出そうとしても、銀行が金を持っていなければ引き出せないよ

中野剛志と三橋貴明は

・日本のGDPは全く上がっていない
とか
・財政出動して需要を増やさなければ景気は良くならない
とか
・せっかく金融緩和したのに2回も消費税増税して金融緩和の効果が無くなった

とか見当はずれの事ばかり言ってるだろ。

そもそも日本企業は海外に工場を建ててそこで生産しているから、その分のGDPは海外のGDPにカウントされているだけさ。
輸出品を日本国内で作らなければ日本のGDPは上がらないというだけさ。日本人が食べる米の量や使っている冷蔵庫の数が倍にならなければ日本のGDPは増えないだけさ。

財政出動して需要を増やしても、それは意味の無い需要だ。
外食や観光なんかは有って無くてもいい需要なんだよ。 一時的に飲み屋やホテルの数を増やしても、将来的には倒産し、従業員が失業してデフレになるよ。

財務省の官僚は非常に賢いので、日銀の異次元緩和とセットにして、国会決議の要らない健康保険料の値上げや年金保険料の値上げや、給付縮小、更には消費税増税によって消費に冷や水をぶっ掛け、インフレをはやい内に退治して来ました。これで日本の金利は低く抑え込めました。
日銀の異次元緩和は、アメリカの指示で、日本の民間銀行に国債を売らせてアメリカ国債を買わせるのが目的なので、財務省が止めさせるのは無理だったのですが、財務省の緊縮財政のお蔭で欧米の様に大インフレを引き起こして経済破綻する程に金利を上げなくて済みました。
財務省の官僚は世界で一番優秀だったのが実証されました。
返信する
Unknown (鍛冶屋。)
2023-04-15 10:33:59
人力さん。

ちょっと閑話。

>飲食業などコロナ補助金で潤った人は、新車を買った人も多いのではないでしょうか?
コロナ不況によって、名実共に失業(廃店)した自分にそれを言いますか^^;)。
たしかにコロナ給付は助かりましたが、これは即死から〜死亡までを二年半伸ばされただけでした。回復出来なかったのは自己責任だ!っと、人力さんら主流派(自由主義者)さんたちは云われるのでしょうけどねぇ...。
しかも、一時期で所得が膨らんだので(ほぼ二年分の売上を一時に給付されたため)、昨年の納税額は自分史上最高でした。自営業の人力さんにはお分かりでしょうが、売上(給付金)の二年分を一時に上げても、経費は一年分しか認められません。実質的に営業していないので、消費財の購入(仕入れ等)控除もできません。
しかも、国保の税率アップ(負担率アップ)は一年遅れて来るので、本年度の老母の保険料も高額で、医療費・介護保険負担率も三割負担(=一昨年の三倍)です。
新車を買う?・・・ふざけんじゃねぇ!!
返信する
Unknown (人力)
2023-04-15 09:47:22
鍛冶屋。さん

バラマキの程度の問題で、私は企業でも個人でも財政を拡大して資金をバラマク事を「バラマキ」だと認識しています。

鍛冶屋。さん自身がお書きの様に、MBを拡大する金融政策は資産市場のインフレ(バブル)を作りましたが、実体経済への波及効果はトリクルダウンの様なもので非常に限定的です。しかし、一方で、政府は低金利を利用して国債を発行し易くなりますから、財政が緩みがちで、企業などへのバラマキがし易くなります。但し、日本で財政拡大の最大の原因は年金と医療費の増加ですから、財政拡大しても、高齢者施設や医療の需要しか作れません。財政拡大の乗数効果も1以下で名目GDPを増やすだけでした。

コロナ給付金は直接給付でしたから、我が家はエアコンと冷蔵庫を新調しました。エアコン持ってなかったのでおかげで夏が快適になりました。

飲食業などコロナ補助金で潤った人は、新車を買った人も多いのではないでしょうか?
ないでしょうか?

これらの消費拡大と、供給制約の結果、インフレ率が上昇し始め、一度値上げが認められると、今まで価格転嫁が出来なかった企業が、価格転嫁を始めるので、インフレにポジティブフィードバックが掛かり、インフレが加速します。

中央銀行は利上げや売りオペで資金を回収しようとしますが、バブル化した市場や、脆弱な銀行システムに気を遣って思うように金融引き締めを進める事が出来ない。結局はインフレを抑制出来ずに、ジリジリと金利が上昇して破滅に向かいます。

財務省は非常に賢く、国会決議の要らない健康保険料の値上げや年金の値上げや、給付縮小、更には消費税増税によって消費に冷や水をぶっ掛け、インフレをはやい内に退治して来ました。これで日本の金利は低く抑え込めますが、資金は金利を求めて海外に流出しています。そして、そこでバブルを膨らめる。
返信する
Unknown (鍛冶屋。)
2023-04-15 09:10:00
人力さん。

言いたいことはイッパイあるのですが、時間となにより”字数”という制限があるので、少しずついきますね。

>コロナ渦・・・米インフレ
米国のコロナ給付インフレの原因は、それが”期限付きのクーポン”で配られたからです(※全米でそうだったかは分かりませんが、自分の読んだ在米邦人さんのブログではそうでした)。有効期限内に使わなければ無効なので、みなこぞって”消費”に走ります。消費(需要)には投資が入りまたそれが新たな需要を生み、結果短期間でインフレが高まっていきます(いきました)。

>>バラマキ?
米政府が”コロナ渦クーポン”を発給しただけでは、MBもMSも増えません。
国民が受け取ったクーポンを使う
⇛企業は受け取ったクーポンを銀行に持ち込む(クーポンと預金を交換する=MSが生まれる←信用創造が起こる)
⇛銀行は受け取ったクーポンを中銀に持ち込む(クーポンと準備預金を交換する=MBが生まれる←信用創造が起こる)
クーポンは政府の負債(=国債)ですから、結果政府の負債が大きくなりました。

これは、需要を創出することで経済が回りだすという、所謂ケインズ的な財政政策です。これがバラマキですか?。


翻って我が酷はどうだったかといえば、⇑と真逆のスキームで”現金”を給付しました。
米国政策がケインズ的=”風が吹けば桶屋が儲かる”であるなら、所謂リフレ派的財政政策は、じゃぁ”桶屋を設けさせれば風が吹く・・・ハズ”っというものです。これが所謂バラマキです・・・結果は言わずもがなでしょう。

人力さんら主流派は、⇑を”卵が先か鶏が先かでしかない”っと頓珍漢な(同一性の)二元論で誤魔化そうとするから、実務的に説明がつかなくなっている(貨幣を過剰発行しているのに、インフレが起きない...なんで?)んです。

外資(外貨)への投資(・・・正確には投機)の計算は改めて。


人力さんリテラシーの崩壊を確認しましたので、自重なしで行きましょうね(してた?^^;)。
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Unknown (人力)
2023-04-15 05:28:08
鍛冶屋。さん

経済学自体が宗教的なのですが、MMTは狂信的な新興宗教に近い匂いがします。

1)新しい視点や価値観を提示する
2)従来の考え方や価値観を全否定する
3)新しい価値観が、人々を救済すると信じ込ませる
4)信者に従来の価値観との戦いを強いる

これが成り立つのは、経済学が「人々を幸せにする」或いは「自分を幸せにする」という思考バイアスを持つからで、これはあらゆる学問に共通するインセンティブですが、こと「お金」が絡むと、人は過激になります。

MMTを支持する人の多くは、ネトウヨや貧乏人ですが、これはMMTがこれらの人にお金をバラマク理論だからに他なりません。「楽して金欲しい~」という無意識に強烈に作用する。

私とて貧乏人の端くれですから、政府がお金をくれるならば喜んで貰いますが、旨い話は疑って掛かるべきだと人生で学んでいるので、そんな話を無条件で信じたりはしません。
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Unknown (人力)
2023-04-15 05:16:36
鍛冶屋。さん

https://toyokeizai.net/articles/-/585762

東洋経済の記事だけど、屁理屈しか書いていないんだよね。

世界は現在「インフレ」で苦しんでいて、その発端はコロナによる直接給付など財政支出の拡大である事は、ウクライナ戦争以前にインフレが始まった事や、原油価格がウクライナ千層以前の水準になってもインフレが収まらない事でも確認出来る。

インフレには切っ掛けが必要で、根本的には量的緩和によるマネタリーベースの拡大で、インフレになり易いバイアスが掛かっている状態で、直接給付による余計な購買力と、供給制約の不達が引き金を引いた。

それに対して供給制約のみにインフレの原因を求めるのは間違っています。

さらに「極度の高インフレ」と問題となるインフレを狭義に定義する事で、現在世界が直面しているインフレによる実質所得の低下や、銀行システムや資産市場の混乱は無視です。

確かにMMTは貨幣の見方を大きく変えた点は私も評価します。ゼロ金利下では国債発行の制約が少ない事も分かり易く教えてくれました。

一方で、彼らの理論ではスタグフレーションの様な状況には一切対処出来ません。現在世界で起きているのは、スタグフレーションで、これはケインズ理論が否定された1970年代に似た状況です。金利が上昇する中で、景気下支えの為の財政拡大と、金利上昇による財政負担の拡大というジレンマ、インフレと財政支出によるインフレ圧力のジレンマ・・・財政政策の限界が明らかになったので、現在の主流派経済学が生まれましたが、MMTは「お金は無から生み出せる」と言うだけで、目下のインフレという問題からは完全に目を背けています。


ハッキリ言いますが、三橋貴明や、中野剛士のズルさが分からないなら、バカです。
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Unknown (人力)
2023-04-15 04:48:17
余計なおせっかい人 (笑) さん

「日銀当座預金を引き出して」というのは、「日銀当座預金を通じて」と書くべきだというご指摘、理解しました。要は現金は動かない。

但し、私の書いた趣旨である、銀行は日銀当座預金で海外資産を買うというのは、このケースでも間違いでは無いはずです。

銀行は預金を有価証券で運用出来ます。しかし、銀行が自ら信用創造した資金で有価証券は買えません。銀行は国債や海外の有価証券を買う為には現金に相当する物が必要です。日銀当座預金は現金の預け金ですから、海外資産を日銀当座預金で買うという表現は間違いでは無いはずです。

ご指摘の様に、日銀当座預金を現金で引き出して買う事は有りませんが、これは決済システムの問題であって、日本の金融機関は国債を日銀に売却した資金で米国債などの海外の有価証券を買っています。

しかし、政府が国債発行を増やしているので、その資金は民間に現金という形で還元され、結局は預金と言う形で銀行に流れ込みます。これを銀行が日銀当座預金に預けても銀行の当座預金は増えますし、銀行が日本国債を買って日銀に売却しても日銀当座預金は増えます。

結局、民間銀行は資産の海外投資の比率を増やしている事は統計的にも、民間銀行のバランスシート上でも明らかですが、それを上回るペースで国債が発行されて、結果的に民間銀行の日銀当座預金が増えている。

この説明に何か間違いは有るでしょうか?
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Unknown (余計なおせっかい人 (笑))
2023-04-15 04:07:23
>このコラムの中野氏が指摘するように、ユニークな「トンデモ経済学」がはびこっていて私も辟易としていました(笑)

「日銀はなぜ利上げをしないのか――マイナス金利について考える」
https://synodos.jp/opinion/economy/28365/


777さん、失礼しました、上記は中野剛志氏のコラムでは無く、マクロ経済の中里 透氏のコラムでした。


それから「余計なおせっかい」と言う人には、「空気読め!」と言うのが美徳、とUnknownさんに指摘されたので、どんな「空気読め!」というのか理解に苦しみますが、この辺で失礼致します。
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Unknown (777)
2023-04-15 03:29:45
「トンデモ経済学」の代表が中野剛志と三橋貴明だよ

中野剛志と三橋貴明は
・日本のGDPは全く上がっていない
とか
・財政出動して需要を増やさなければ景気は良くならない
とか見当はずれの事ばかり言ってるだろ。

そもそも日本企業は海外に工場を建ててそこで生産しているから、その分のGDPは海外のGDPにカウントされているだけさ。
輸出品を日本国内で作らなければ日本のGDPは上がらないというだけさ。日本人が食べる米の量や使っている冷蔵庫の数が倍にならなければ日本のGDPは増えないだけさ。

財政出動して需要を増やしても、それは意味の無い需要だ。
外食や観光なんかは有って無くてもいい需要なんだよ。
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Unknown (777)
2023-04-15 03:06:31
「トンデモ経済学」の代表が中野剛志と三橋貴明だよ

そもそも銀行が資産ゼロで金を貸せる訳ないだろ。
顧客が預金を引き出そうとしても、銀行が金を持っていなければ引き出せないよ
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Unknown (余計なおせっかい人 (笑))
2023-04-14 23:36:25
鍛冶屋さんへ

なかなか興味深い下記のコラムを紹介して頂いてありがとうございます。

「日銀はなぜ利上げをしないのか――マイナス金利について考える」
https://synodos.jp/opinion/economy/28365/

このコラムの中野氏が指摘するように、ユニークな「トンデモ経済学」がはびこっていて私も辟易としていました(笑)

財務省のポチみたいな経済学者やジャーナリストの「トンデモ経済学」に騙されている人が何と多いことか。

財務省もアコギで、負債ばかり強調して、資産の事には一切触れません。そんなに財政赤字を解消したければ、資産を売れば財政赤字など解消するでしょうに、それは絶対にやらないで国民に負担をかける増税ばかり考えている。今まで作って来た沢山の特殊法人の運営や天下り先確保の原資などなどに今後も確保しておきたいからです。

国の一般会計ばかり取沙汰されますが、特別会計の闇にもメスを入れなければいけないのでしょうが、ここに関与しようものなら下手をすると死人がでますからねぇ。
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Unknown (Unknown)
2023-04-14 23:11:35
なんか、中卒と大卒の「越えられない壁」がリアルに体感できる、貴重なコメント欄ですねwww

あと、日本人なら一般に「余計なお世介」という人には、「空気読め!」と返すのが美徳とされますねwww
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Unknown (余計なおせっかい人 (笑))
2023-04-14 22:41:01
人力さんへ

>日銀当座預金は現金で引き出せます。だって、日銀のホームページにそう書いてあります。

鍛冶屋さんも銀行が現金で日銀当座預金から引き出さないとは言ってないと思いますよ。ただし銀行が日銀当座預金から現金を引き出すのは、下記の目的のためだけです。

預金者が日常、もっとも簡便な決済方法として、現金で支払いを行うために、銀行は銀行窓口および各地のATMでの引出しに備えて、日常的に日銀当座預金からまとまった量の現金化を行う。

人力さんの経済金融ブログでは資金運用に使用するお金を現金で引き出して使用するというようなニュアンスの表現をされているので、それはあり得ないと言っているだけです。資金運用に必要な大量な資金を現金化するなど危険だし物理的にも合理的ではありません。仮に現金化したとして、その後それをどう処理するのですか?それを現金輸送車に積んで取引に向かうのですか?
今時そんなことはしないでしょう。

前にも書いたように銀行が日銀当座預金から現金を引き出すのは上記に記した目的しかありません。その他の決済は海外銀行や証券会社、保険会社などほとんどの金融機関が開設している日銀当座預金からの決済で全て済んでしまうからです。海外送金なども各銀行はSWIFTコードを有していますから問題ないし、異国の銀行同士が取引をする場合(外国為替取引)も主要な銀行は各通貨ごとに各国にコルレス先を持っており、米ドルの主なコルレス銀行のシティバンク、JPモルガン・チェースなども日銀当座預金を有しています。

まあ、今後はさらに日常生活でもキャッスレス化が加速するでしょうし、日銀もデジタル通貨発行に向けて検討をしていますから、現金を必要としない世の中も間近でしょう。
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Unknown (鍛冶屋。)
2023-04-14 21:45:08
人力さん。

これは是非々々にお応え願いたいのですが、

>・・・中野剛士とかが、なんだか訳のわからない事言って・・・
中野氏の発言・見解・見識の、どこがどう「訳のわからない事」なのでしょうか?。
できるだけ具体的に!(もし分かれば出展先も)教えて下さい。
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Unknown (鍛冶屋。)
2023-04-14 21:40:03
人力さん。

>地銀は「日銀」の「に」が抜けて・・・
関西では、ゆで卵のことを「にぬき」と呼びます。


>日銀当座預金は現金で引き出せます。だって、日銀のホームページにそう書いてあります。
「だってぇ〜 日銀さんがそう言ってるも〜ん」・・・、って子供か!^^;)。
我々が銀行から預金を引き出すと”銀行とう言うシステム”から”預金”とう負債が消えますが、銀行が日当預を現金化しても”日銀というシステム”の中から負債が減るわけではないので、言葉上同じ”引き出す”っと言ってもそのオペレーションはまったく違うもんでしょ?。その”意味”を考えましょうよっと問うておるのです。


>日銀の超過準備の利付けはマイナス、ゼロ、0.1%…資金需要を多く抱える銀行に、資金需要が乏しい銀行の資金を流すシスレム
そう、けっきょくコール市場の仕事(日当預の貸し借り)を、銀行が勝手にはじめるだけなんですよね(当然の帰結ですよね)。

そも量的緩和政策は、人力さんたちリフレ派=「済は貨幣現象だぁ〜派」の賜物じゃないですか。人力さんもよく「日銀が貨幣供給して・・・」っとおっしゃいますが、それで生まれる(?)のはMBです。そこを理解していれば、こんな政策が無意味なことくらい、場末の溶接工の頭でも分かりますよ。


>・・・コレは量的緩和で資金が市中にジャブジャブの時・・・「量的緩和でバブル化した市場を抱えた経済で、池の鯨化した中央銀行が売りオペをやるとバブルが崩壊する」・・・コレが私たちが最初から言っている「量的緩和に出口は無い」という理由です。
はい ダウト^^;)。
人力さんは、日当預が増えたから債権市場に”その”貨幣(資金)がなだれ込んでいる。銀行が(?)、日当預を”引き出し”て債券市場に投機している。・・・っとお考えなんですよね。
もうどうやっても、MBとMSの違いが理解できない、貨幣其の物が価値あるモノっという価値観の呪縛から逃れられないんですねぇ...。

MBが増えたら、それが債券市場に向かうスキームを説明して下さいよ。


>・・・欧米で高インフレが続くとデモが過激化して暴動に発展する。
南米名物”Paro(晴れ ところにより 催涙弾)”は、お祭りみたいなもんでした。


>「金融マン」と疑われるのは嬉しい・・・
あれ? 金融マンっとは言ってませんが...あぁワカッテマスッテv。
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Unknown (鍛冶屋。)
2023-04-14 21:38:40

>1)人力さんはリフレ派 (×)
だいじょうび!、>>通貨の過剰発行がどうのと、経済は貨幣現象であると主張されている時点で、人力さんも立派なリフレ派の旗手です。

>建築関係のデザイン業ね。コレ、チョー景気に敏感・・・
マジな話、製造業は何処もそうですよ。したっても前々の工場(建設機械等の製造)は、外需(中国向け)に走ってえらい目にあってました。

>2)MMTも主流派も同じと言って最後は逃げる(×)
>昔の記事もよく読んでね。・・・
はい、よく読んでますよv (人力さんも、たまには人の話を聞いてね)。

>「見方が違う」というのは正しくMMTを支持している人達も言っているよ。
それって、池田しぇんしゃいや高橋洋一、大西つねきっちゃんや松田学や中田敦彦や人力さんの事でしょうか?・・・ご冗談が過ぎますよ^^;)。

さんざっぱら無いこと無いこと論って揶揄ってコられたじゃないですか。
>「無邪気」とはどういう意味ですか?。
では前々〜〜〜前からお聞きしている、>>「無尽蔵に国債(貨幣)発行できる」っと宣っているのは誰なんですか?。←それ言っての、自分は⇑の方々しか知りませんけど。

>・・・主流派もMMTも垣根が無くなって・・・MMTもシムス理論もみんなどーでも良くなってしまった。
はっ? ⇑


>中野氏・・・MMTが正しかった事をインフレが証明しているみたいに言い出して…
・・・どういう意味です?。

>もう世間的にはMMTはオワコンで話題にもならなくなったけれど・・・結構皆さん通貨に対する概念は変わったと思います。
はじめのキワモノ扱いする人が減ったのは、頓珍漢さんが淘汰され、正しく知識が浸透してきたってことでしょう。
Youtubeなど見てても、人力さんと違いちゃんと信用創造の仕組みをご理解して解説してる方がいっぱいおられますよ。

>最後は通貨と国債の価値が失われて・・・・
締めはやはり、人力さんの十八番「狼がくるぅ〜」ですか・・・ちゃんちゃん。
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Unknown (人力)
2023-04-14 08:37:45
鍛冶屋。さん

地銀は「日銀」の「に」が抜けて変換されました。

日銀当座預金は現金で引き出せます。だって、日銀のホームページにそう書いてあります。

日銀の超過準備の利付けはマイナス、ゼロ、0.1%に現状分かれていますが、マイナス金利適用ヲ銀行が嫌うので、資金を多く日銀当座預金のにブタ積みしている銀行は、マイナス金利適用分を、プラス金利枠が余っている銀行に貸して利鞘を稼いでいると詳しいページに書かれていました。資金需要を多く抱える銀行に、資金需要が乏しい銀行の資金を流すシスレムで、その為にコール市場金利が0.1%の日銀の当座預金金利の影響を受けるのだとか。

日銀当座預金金利が市中金利に連動して上がるかですが、FRBの政策を見ればわかる様に上がります。コレは量的緩和で資金が市中にジャブジャブの時は、売りオペで資金を回収できないからだそうで、コレはもっと突っ込んで書くと、「量的緩和でバブル化した市場を抱えた経済で、池の鯨化した中央銀行が売りオペをやるとバブルが崩壊する」と言った方が分かりやすい。コレが私たちが最初から言っている「量的緩和に出口は無い」という理由です。

FRBは2018年に利上げと引き締めを断念しましたが、この時はジャンク債市場が崩壊寸前だった。市場が売り圧力を高めてFRBはこれに屈した。利下げが出来たのはインフレ率が低かったからで、現在とは状況が異なります。インフレの芽は早めに摘まないとインフレが加速して金利上昇で信用収縮が発生しますが。コレでバブルが崩壊するので、ECBもFRBも利上げせざるを得ないのです。

日本人は大人しいのでインフレに静かに耐えますが、欧米で高インフレが続くとデモが過激化して暴動に発展する。



最後に素人なので「金融マン」と疑われるのは嬉しいですが、余計なおせっかい(笑)さんがご指摘の様に私はズブの素人ですよ。投資も全然やりません。だってお金を貯めるより使う事が好きですから。

だからお金を貯めている人が損するバブル崩壊を夢想して楽しんでいるだけです。まあ、ルサンチマンですね。妬み、僻みが経済記事を書く原動力です。
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Unknown (鍛冶屋。)
2023-04-14 07:06:22
あら珍しい 人力さんのご返答とは・・・^^)

>1)の地銀当座預金は現金で引き出せる(○)
なんで地銀だけなの?(都銀・メガバンクはダメなの?)。

>コレは日銀のホームページにそう書いてあるので間違い無いとおもいます
だからねぇ・・・まぇ〜の記事からも何度も何度もお聞きしてるじゃないですか!、人力さんの云われる”引き出す”の定義はなんですかと。
人力さんの云われる”引き出す”が”現金化する”でしたら可能(←しかし、それに何の意味があるの?)ですが、それは我々が”預金を引き出して現金化”するとは違うオペレーション(←適当な語句がでなかった...)ですよ。
自分の言っている”引き出せない”とは、たとえ日当預を現金化しても、日銀の負債(MB)の量は変わらない=MBは日銀というシステムからは出ていかない(出ていけない)っと言う意味です。←まぇ〜まぇ〜の記事のコメでも、何度も言ってましたけど...。
人力さんの”定義”を明確にしてください。

>2)日銀当座預金の金利は市場金利に連動して上がる(多分○)
市場の金利は需要と供給のバランスで変動しますが、それに対し日当預の特別付利は政策的に決定されるものですので、”連動(=自動的・追従する)”し変動するわけではないでしょ?。
そも現在行なっている日当預の特別付利は、金利とういう名目の補助金ですし。
売りオペが難しい(できない)理由は?。

>3)人力は経済学部出身の金融マン・・・か(ブブーーー ×)
いやいや、その手には乗りませんぜ旦那ぁ〜^^)。

>4)バランスシートのアンバランス・・・
それは、貨幣(数字)其のものを”価値あるモノ”という曇り眼で見ているからですね(心情的なアンバランス)。

さて、ディの準備をはじめてきます(夜に続きは読ませて頂きます)。
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Unknown (人力)
2023-04-14 05:51:32
鍛冶屋。さん

1)人力はリフレ派 (×)

 私、散々日銀の異次元緩和を批判してるじゃないですか。「金利を実質マイナスに下げて期待インフレに働き掛ける」って魔法の呪文か何かですか?通貨の過剰発行でバブルが弾けて俺のしがない仕事が消えるからヤメテってズーーーと書いてます。しがない仕事って建築関係のデザイン業ね。コレ、チョー景気に敏感なんだよ。

2)MMTも主流派も同じと言って最後は逃げる(×)

昔の記事もよく読んでね。最初から「お金の見方が違うだけ」「両方同じブードゥー(呪い)」って書いてきたよね。「見方が違う」というのは正しくMMTを支持している人達も言っているよ。私がMMTを主流派以上に嫌いなのは「無邪気」だから。「世の中そんなに甘くねぇーよ」って言いたくなる。

シムスの「財政によるインフレ理論」以降、主流派もMMTも垣根が無くなってしまいましたが、結局インフレが発生して、MMTもシムス理論もみんなどーでも良くなってしまった。「あ、やっぱり財政を拡大し過ぎるとインフレが加速するのね」という所に戻ってきた。

ところが一部のMMTの人達が、特に中野剛士とかが、なんだか訳のわからない事言ってMMTが正しかった事をインフレが証明しているみたいに言い出して….「お前が終わってんだよ」ってホリエモンなら一刀両断だね。

ただMMTの功績も私は認めていて「万年筆マネー」とか「国債発行で通貨が生まれる」とか、「日銀当座預金の働き」とか勉強する事も多かったし、こうして議論すると色々調べて勉強になる。

もう世間的にはMMTはオワコンで話題にもならなくなったけれど、結構皆さん通貨に対する概念は変わったと思います。「統一政府」なんて言葉も一般化して、国債の大量発行に対する嫌悪感も相当薄らぎ、今の自民党政権は既にタガが外れてしまった。

最後は通貨と国債の価値が失われて、我々の預金の価値も失われてバランスするのだけれど、その日が急激に来るのか、緩やかに来るのかが目下の関心事。陰謀脳はハードランディングを妄想しがちですが….。
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Unknown (鍛冶屋。)
2023-04-14 05:46:38
余計なおせっかい人 (笑)さん。

ご返応ありがとうございました。

ご案内いただきました日銀の解説はもちろん知っておりましたが、これらの文章からなぜに人力さんは”「日銀当座預金の超過準備はゼロ金利が基本」との勘違いが生じている”っと読み解けるのか?が謎でした・・・自分の解釈が間違ってる?・・・のかと^^;)。それか自分の見つけれなかった資料があるのかも知れないと、人力さんにお願いしても(何時ものごとく)虫られたのでご教示願いましたしだいです。

自分の認識歳ですと、こちらの⇓コラムのとおりかなと。
「日銀はなぜ利上げをしないのか――マイナス金利について考える」
https://synodos.jp/opinion/economy/28365/

”ゼロ金利が基本が勘違い”も何も、2008年補完当座預金制度導入まで付利することがそもそも出来なかった(”当座預金”なのであたし前)わけで、2008年以降も基本はゼロ金利、±金利を”特別”に付利(←この上限がオーバーナイトのコール市場金利である)することが出来るようになった・・・んですよね、うん合ってた^^)。
返信する
Unknown (人力)
2023-04-14 05:24:59
鍛冶屋。さん

余計なおせっかい(笑)さんへの回答で採用したつもりでしたが

1)の地銀当座預金は現金で引き出せる(○)

コレは日銀のホームページにそう書いてあるので間違い無いとおもいます

2)日銀当座預金の金利は市場金利に連動して上がる(多分○)

量的緩和の状態で市場の資金が大幅に緩んでいるときは、資産売却による買オペで金利を上げることは難しいのですFRBは準備預金金利を徐々に引き上げています。

更に、金利上昇で資産市場のバブル崩壊の危機で、日銀が日本国債や、日本株ETFや、不動産RITEを売却したらどうなるか?バブル崩壊の引き金を日銀が引く事になります。

3)人力は経済学部出身の金融マンか(ブブーーー ×)

何度も書いていますが、工学部崩れのデザイナーで陰謀論者です

4)バランスシートのアンバランス
コレ、よく私帳簿つける時にやっちゃいます。ソフトが警告してくれるので直ぐに修正しますが。

ちょっと感覚的に「アンバランス」という言葉を使ってしまいましたが、債務不履行に様なことが起きた時に、一時的にアンバランスは発生すると思います。決算で損金とか、特別損失で処理されるまでは、債権扱いですが、実質は不良債権になっているケースって世間的にはイッパイありますよね。

現在の様に電子決済や電車取引だと、株式市場の大幅下落でサーキットブレーカが働く様なケースでも、売る方、買い方のアンバランス画発しているとも言えます。

リーマンショック時の債券市場の暴落時も同様で、サブプライムローンの破綻は実際には問題の無いレベルでしたが、MBSの中にどれだけサブプライムの損失が入っているかわからなかったので市場は疑心暗鬼になって一気にMBSや、それを元に作られたデリバティブが暴落し、それがCDSに波及した。

取り付け騒ぎも同様で、一時的に引き出しが増大しますが、一方銀行は貸し付けた資金を急には回収できないので一時的に債務超過に陥ります。

「バランスシートのアンバランス」は常に発生しますが、帳簿上は発生しない。いえ、帳簿上でアンバランスになるから経営が破綻するのでは無いでしょうか。最後は「損失」を計上して帳簿的にはバランスしますが。

ちょっと感覚的な表現で、言葉の厳格さを重んじるかじや。さんてには満足いただける回答ではありませんが。
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Unknown (人力)
2023-04-14 05:00:59
余計なおせっかい(笑)さん

https://www.smd-am.co.jp/market/ichikawa/2022/01/irepo220128/

私は素人なのでコメント欄で勉強させていただいています。銀行間融資の件、ご指摘ありがとうございます。尤も、銀行間融資ってコール市場が主流なんでしょうね。金利が最低ですから。

この記事を書き始めたきっかけは、金利上昇時に日銀当座預金の金利が上がるかという疑問からでしたが、上に紹介した記事に答えが書いてありました。

1) 通常はコール市場の金利引き上げは、売りオペで市場から資金を回収する形で行う

2)量的緩和で市中の資金が過剰なときは上記オペレーションで金利を上げる事が出来ない

3)超過準備預金の金利によってコール市場金利を誘導する

鍛冶屋。さんや、余計なおせっかい(笑)さんがご指摘の様に、日銀の当座預金は本来金利の付くものではありませんが、量的緩和によって市場の資金量が大幅に緩んでいるときは、かつての公定歩合やプライムレートの様に、日銀当座預金のの金利を使って今夕引き締めを行う様です。

当然、日銀は金利コストが発生しますが、それが日銀の経営を圧迫するか、あるいは日銀が債務超過となるかが最近議論されているのだと思います。

日銀は通貨発行権を持つので利付け分のお金を生み出せるとは思いますが、それには資産購入が必要です。国債購入がメインになると思いますが、日銀保有の国債は簿価評価なので国債価格が下落しても問題は無い。日銀は債務超過とは無縁なのかも知れません。

ここに引っ掛かりを覚えるのです。国債を大量に発行する限り日銀の信用創造も無限に拡大出来ますが(無限国債に近いイメージ)こんんな状態の国債や通貨が信用できるかという問題。

歴史的には通貨の価値が下落して?、結局はインフレ税によって民間の預金の無価値化と引き換えに政府債務が実質的に解消する事を繰り返しています。多分、ドルの崩壊に巻き込まれて日本も世界も同様に政府債務が魔法の如く消えるというのが陰謀論的に見た今回のシナリオですが、まあ、コレは真面目な議論では無いので、ここで掘り下げても仕方ありません。
返信する
Unknown (人力)
2023-04-14 05:00:38
余計なおせっかい(笑)さん

https://www.smd-am.co.jp/market/ichikawa/2022/01/irepo220128/

私は素人なのでコメント欄で勉強させていただいています。銀行間融資の件、ご指摘ありがとうございます。尤も、銀行間融資ってコール市場が主流なんでしょうね。金利が最低ですから。

この記事を書き始めたきっかけは、金利上昇時に日銀当座預金の金利が上がるかという疑問からでしたが、上に紹介した記事に答えが書いてありました。

1) 通常はコール市場の金利引き上げは、売りオペで市場から資金を回収する形で行う

2)量的緩和で市中の資金が過剰なときは上記オペレーションで金利を上げる事が出来ない

3)超過準備預金の金利によってコール市場金利を誘導する

鍛冶屋。さんや、余計なおせっかい(笑)さんがご指摘の様に、日銀の当座預金は本来金利の付くものではありませんが、量的緩和によって市場の資金量が大幅に緩んでいるときは、かつての公定歩合やプライムレートの様に、日銀当座預金のの金利を使って今夕引き締めを行う様です。

当然、日銀は金利コストが発生しますが、それが日銀の経営を圧迫するか、あるいは日銀が債務超過となるかが最近議論されているのだと思います。

日銀は通貨発行権を持つので利付け分のお金を生み出せるとは思いますが、それには資産購入が必要です。国債購入がメインになると思いますが、日銀保有の国債は簿価評価なので国債価格が下落しても問題は無い。日銀は債務超過とは無縁なのかも知れません。

ここに引っ掛かりを覚えるのです。国債を大量に発行する限り日銀の信用創造も無限に拡大出来ますが(無限国債に近いイメージ)こんんな状態の国債や通貨が信用できるかという問題。

歴史的には通貨の価値が下落して?、結局はインフレ税によって民間の預金の無価値化と引き換えに政府債務が実質的に解消する事を繰り返しています。多分、ドルの崩壊に巻き込まれて日本も世界も同様に政府債務が魔法の如く消えるというのが陰謀論的に見た今回のシナリオですが、まあ、コレは真面目な議論では無いので、ここで掘り下げても仕方ありません。
返信する
Unknown (余計なおせっかい人 (笑))
2023-04-14 03:11:44
訂正

「補完貸付制度」と「補完貸付制度」も無担保コールレート(オーバーナイト物)に影響を及ぼすようで、

             ↓

「補完貸付制度」と「補完当座預金制度」も無担保コールレート(オーバーナイト物)に影響を及ぼすようで、
返信する
Unknown (余計なおせっかい人 (笑))
2023-04-14 02:46:24
鍛冶屋さんへ

>基本的には超過準備の金利はオーバーナイトのコール市場金利に合わせて調節されます。これは、日当預の超過準備には”通常”オーバーナイトのコール市場金利が課せられているっと読めると思うのですが、それに関してなにか資料はございますでしょうか?


日銀のHPに詳しく説明されていますので参照して下さい。

無担保コールレート(オーバーナイト物)とは何ですか? 資金過不足とは何ですか?
https://www.boj.or.jp/about/education/oshiete/seisaku/b32.htm


要約すると下記のようなことかと思います。

日銀に「補完貸付制度」というものがありますが、金融機関からの利用申込みを受けて、日本銀行が受動的に実行する期間1日の貸付制度。その際に適用される貸付金利は、無担保コールレート(オーバーナイト物)の上限を画する役割を担っています。

また日銀には「補完当座預金制度」というものがあって、いわゆる「超過準備」に利息が付されるわけですが、この付利金利には無担保コールレート(オーバーナイト物)金利の下限を画する役割を担っています。

実際の市場調節は、オペレーション(公開市場操作)を通じて、無担保コールレート(オーバーナイト物)の金利を適切な水準に誘導するわけですが、「補完貸付制度」と「補完貸付制度」も無担保コールレート(オーバーナイト物)に影響を及ぼすようで、仮にこの制度のもと、何らかの理由で無担保コールレートが付利金利を一時的に下回ったとしても、各金融機関は少なくとも上限から下限内の金利で資金を運用できることになっているようです。

したがいましてご質問については、超過準備金利にオーバーナイトのコール市場金利が課せられているのでは無く、超過準備金利はオーバーナイトのコール市場金利の下限を画するためにあると理解出来るかと思います。
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Unknown (鍛冶屋。)
2023-04-13 21:49:13
余計なおせっかい人 (笑)さんに質問。

⇑記事、
>基本的には超過準備の金利はオーバーナイトのコール市場金利に合わせて調節されます。
これ⇑は、日当預の超過準備には”通常”オーバーナイトのコール市場金利が課せられているっと読めると思うのですが、それに関してなにか資料はございますでしょうか?。
人力さんにお願いしましたが結局”虫(何時もの如く)”されましたし、頑張って検索したのですが自分では見つけられませんした。
ご教示いただければ幸いです。
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Unknown (鍛冶屋。)
2023-04-13 21:23:47
余計なおせっかい人 (笑)さん 横レス失礼。

余計なおせっかい人 (笑)さんはいつも理知的ですねぇ…、見習わなければ^^;)。

人力さんのおもしろ語録には、
”バランスシートが一時的にバランスしないことがある(←BSの意義は?)”や、
”偏在する貨幣が存在する(←誰の負債でもない埋蔵金的な貨幣らしい・・・それは偽金!)”
等々、枚挙に遑がありません。

えぇ・・・っと、人力さんは経済通ブロガーさんらしいです・・・うんっ?。
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Unknown (777)
2023-04-13 19:56:16
日本円をドルに変えてアメリカ国債を買うには

コルレス銀行
「Correspondent Bank」の略称で、海外送金にあたりその通貨の中継地点となる銀行

通常、国内にある銀行同士が決済を行う場合、両者が中央銀行(日本であれば日本銀行)で開設している当座預金口座を用いて行います。この場合、それぞれの口座の残高を書き換えるだけで決済は完了するのでシンプルです。このように実際に現金を動かすことなく資金の受け渡しを行う方法を内国為替取引と言います。

しかし、異国の銀行同士が取引をする場合(外国為替取引)はこの中央銀行に該当する組織がないため、別の方法をとる必要があります。具体的には、例えば日本のA銀行がアメリカのC銀行に送金をしたい場合、A銀行はアメリカの中央銀行に当座預金口座を持っていないため、その代わりにアメリカの中央銀行に口座を持っているB銀行とコルレス契約を結び、B銀行にコルレス口座を開設して預金を預けておきます。B銀行にはその口座を使ってC銀行との決済を代行してもらいます。B銀行とC銀行との取引は中央銀行の当座預金口座を通じた通常の内国為替取引となります。


現状主要な銀行は通貨ごとに各国にコルレス先を持っており、米ドルの主なコルレス銀行としてはシティバンク、JPモルガン・チェースが挙げられます。また、ユーロの主なコルレス銀行としてはドイツ銀行が挙げられます。日本では三菱東京UFJ銀行がコルレス銀行となっています。
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Unknown (余計なおせっかい人 (笑))
2023-04-13 18:33:24
最後に、余計なおせっかいとして一言(笑)

今回のブログに

■ 日銀融資が海外融資に使われるのに、銀行が日銀当座預金から引き出した資金を海外融資に使えない訳が無い ■

たとえば上記の小見出しがありますが、何を言っているのかさっぱり分かりません。上記の文章を理解できるように校閲するとしたら、

■ 日銀資産(資金)が海外投資に使われるのに、銀行の日銀当座預金を海外投資に使えない訳が無い ■

となるのではないかと思います。融資とは何度も書きましたが、信用創造を指しますからね。

プロと思しき経済ジャーナリストの記事の中にも、何を言っているのか??の記事は多々ありますが、それゆえ素人の私達が金融や経済のことを述べる時は、その専門性が高いがゆえ注意が必要で、往々にして誤解を招きかねませんので。

以上
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Unknown (777)
2023-04-13 17:07:37
ハイエクの新自由主義・小さな政府論では人口の0.3%の富裕層のところに金がすべて集まってしまうので、富裕層から資産を取り上げて貧困者に再分配しないと革命が起きる。
従って必然的に共産主義社会になる:

今はAIやロボットの発達で、生活に必要な工業製品も食料もサービスも廉価で大量供給できる様になりました。

これは共産主義の前提になっていた

未来社会では生産性が向上して、人間は働く必要がなくなる。
生産活動に必要な仕事は1日2,3時間程度で終わって、残った後の時間には娯楽や学問や芸術をやればいい様になる。

という社会にもうすぐ到達するという事です。

現在の人間が貧しいのは、世界中の金を全人口の0.3%の資本家が独占するシステムだからです。資本家が持っている資産をすべて取り上げて、労働者に分配すれば、全員が働かなくても食べていけるのです。

既に破綻した資本主義をリセットすると共産主義以外の経済体制は不可能になるのですね。
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Unknown (777)
2023-04-13 16:54:02
ケインズ政策もソ連型社会主義もニュー・ディール政策もすべて失敗したから、ハイエクの新自由主義・小さな政府論だけが残ったんだよ

【ゆっくり解説】ハイエクvsケインズ~経済学を変えた世紀の対決
https://www.youtube.com/watch?v=K3uZHzdi9Jk
https://www.youtube.com/watch?v=cOaxStGHQD8

【ゆっくり解説】ハイエクvsケインズ・完結編~経済学を変えた世紀の対決~ケインズの遺したスタグフレーション
https://www.youtube.com/watch?v=lEe7KCshrec

ハイエク氏: 現金給付や補助金はそれを受けない人に対する窃盗である
2023年4月7日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35564

ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない
2022年11月29日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/31363

ハイエク氏: インフレを引き起こすインフレ政策を止めさせるには民間企業が通貨を発行すべき
2023年4月8日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35579

ハイエク: 政府から通貨発行の独占権を剥奪せよ
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/12051


ハイエク: 緩やかなインフレが有益であるという幻想
2022年12月7日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/31597

ハイエク: インフレ主義は非科学的迷信
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/11992

ハイエク: インフレ減速後の失業増加は避けられない
2022年12月6日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/31421
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Unknown (鍛冶屋。)
2023-04-13 14:02:00
人力さん。

名指しで揶揄っておきながら、最後はいつもごとく虫ですか...人力さんも通常運転ですねぇ^^;)。

人力さんに目には、ケインズ(MMTはケインズの貨幣観を抜き出したもの)と所謂主流派の主張が、”同じ”モノである映られるんですね。
自分が政経を執ったのはたかが高2・3年(その頃は、まだかろうじてケインズも生きてましたね)だけですが、そんな自分でさえソレとコレは”違う”だろう!っと理解出来てますよ。しかして、最高学府で経済学(金融学?)を収められた人力さんの結論は、ソレとコレが”同じ”だと・・・。

まぁこれは人力さんに限らず、人力さんたち所謂リフレ派(”外内生的貨幣供給論”)の皆さんが、”内生的貨幣供給論”はブードゥーだのトンデモだのさんざん揶揄っておきながら、論に窮した最後に異口同音ソレとコレは”同じもので見方の違い”でしかないっと宣う、メッチャかっこ悪い捨て台詞なんですけどね。

人力さん、せめて本記事の主主張である”日当預は引き出せる”やら”超過準備にマイナス金利がかかる”ってな”嘘”っこは回収していって下さいよ。
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Unknown (鍛冶屋。)
2023-04-13 11:54:20
>アニメで「六道の悪女たち」
おおっアレやりますんね・・・、アレも(はじめの方は)面白いですよねぇ...。

>・・・しばらく難しい事を考えたく無い気分。
そうっすか・・・・。
どんな罵詈雑言・(頓珍漢な)デスりがくるかを楽しみにしてたのに、まぁけっきょく何時もの人力さんでしたね^^)。
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Unknown (人力)
2023-04-13 11:35:23
鍛冶屋。さん

アニメで「六道の悪女たち」が始まったので、狂喜乱舞していて、しばらく難しい事を考えたく無い気分。原作全巻、引っ張り出して読み返したらブログのメンテします。
返信する
Unknown (人力)
2023-04-13 06:56:47
777 さん

場を温めておいて頂いてありがとうございます。

MMTの人は、一般的(主流派経済学的)なお金の成り立ちや、銀行の信用創造を「間違い」の様に言いますが、これは単に見方が違うだけですよね。

銀行の信用創造は「貨幣」に注目して見れば「又貸し」に見えます。銀行が元手が無い状態の時は、預金を集めて準備預金を積む必要があります(株式を発行するという手段も有りますが、実績の無い銀行株など恐ろしくて買えません)。マクロ経済学の教科書でも「又貸し説」で説明されています。これが成り立つのは、ベースマネーが既に市中に存在している事が前提です。そして市中の現金がどうやって生み出されたかには、あまり注目していない。

一方、MMTは会計額的なバランスシートでお金の流れを説明しています。充分な準備預金を銀行が日銀当座預金に置いている(超過準備が存在する)状態では、銀行は新に日銀当座預金を増やす事無く、通帳に数字を書き入れるだけで信用創造出来ます。これが「万年筆マネー」の考え方。

この二つは、別にどちらが間違いという事は無く、見方が違うだけ。

MMT派と主流派経済学の違いは、「時間の切り取り方」だと私は考えます。MMTは実務的な思考をしないので、「バランスシートがバランスしているから全て良し」的な発想しか出来ません。

しかし、実際の金融の実務では、お金は常に偏在しており、それが金利を生み出します。その偏在を中央銀行がデリケートに調節する事で、お金の流れをコントロールしている。

MMTと主流派経済学がどちらが正しいというのでは無く、主流派の方がより実務的です。「マクロ」と言えども、資金の動的な動きに着目している。

例えば、今回の様に銀行不安が発生した場合、人々は預金引き出しという行動に出ます。ところが、MMT的な思考をするならば、銀行のバランスシートはバランスしているのだから銀行不安は存在しない。しかし、実際にバランスシートをバランスさせながら銀行が大量の預金引き出しに応じる為には、融資先から資金を回収する必要があり、そこにアンバランスが生まれる。

預金保険機構は、その様なアンバランスを埋める為に考案されたシステムで、銀行は預金の一定割合の保険料を支払って、急激な引出しの増加で資金ショートした時に、預金保険機構の積立金から預金者の預金分の支払いを受ける。(ペイオフがあるので1000万円を上限に)

MMT派に金融運営を委ねたら、不景気の時は国債をバンバン発行して、公共事業や直接給付を拡大し、その結果インフレ率が高まったら、国債発行を中止して、財政支出を抑えるという、ガッタン・ガッタンの運営になってしまう。そもそもMMT派は金融市場や資産市場に対する理解が皆無(敢えて無視)しているので、実用に耐えない。

但し、コロナショックの様に極端に需要が減少した場合や、ゼロ金利が継続する様な状況では、財政拡大の免罪符として機能する側面は有ります。

そして、実際に日本の財政は、既に完全にMMT的です。コロナショック以降、国債発行に躊躇が無い。少子化対策や、防衛費増強など、財政を拡大していますが、既に租税負担率が5割を超えた労働者にさらなる負担は難しい。

一方、食料品などのインフレ率は前年同月比で8%程度になっています。国民の生活は確実にインフレで圧迫されている。

日本の財政は、金利が上昇し始めたら赤信号が灯るので、多分、消費税の税率が上るでしょう。これは消費を冷え込ませてインフレを抑制するので、金利上昇を抑え込む。財務省が得意な戦略です。
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Unknown (人力)
2023-04-13 06:20:08
余計なおせっかい人 (笑) さん

誤) 日銀当座預金を現金で引き出せば日本銀行券が減り、
正) 日銀当座預金を現金で引き出せば日銀当座預金が減り、

マネタリーベースは日銀当座預金と現金の合計なので、ご存じの様に銀行の信用創造では増えません。マネタリーベースが増えるのは、日銀が資産を市場から購入した時です。ご指摘の様に、現金(日銀券)は日銀の小口の借用書で、これが何故価値を持つのか正確に説明出来る人は皆無だと思いますが、現金は個人の小口の決済手段として、手渡すだけで決済が終了するので、非常に便利です。
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Unknown (人力)
2023-04-13 06:14:38
余計なおせっかい人 (笑) さん

日銀当座預金の役割は

1)準備預金
2)銀行間決済
3)銀行が国債やその他資産を日銀と売買する為の口座
4)銀行が日銀当座預金を引き出して現金化

銀行同士の決済は1億円以下のものは営業終了後に一日分をまとめてお互いの差額のみ決済しますが、日銀当座預金間で数字が動くだけです。この時に資金が足りなければ、コール市場で資金を調達します。コール市場金利は、日銀のオペレーションによる資金量の市中の資金量の調節によって目標金利に誘導されます。買いオペで資金が潤沢に供給される場合はコール市場金利は下がり、ゼロ金利になる。

日銀当座預金の総量は増減しあすが、その要因は以下の3っつ。

(1)日本銀行券の発行残高の増減(銀行券要因)
(2)財政の対民間収支の揚げ・払い(財政等要因)
(3)日本銀行の信用供与・吸収

「当座預金を引き出す」というのは(1)に相当します。銀行が日銀当座預金を現金で引き出せば日本銀行券が減り、現金を預け入れれば日銀当座預金は増えます。

銀行が現金を必要とするのは、年金の支給や、預金者の引出しに応じる時です。一方、現金が銀行に入って来るのは、納税や預金があった時。これらがバランスしていれば、銀行は手持ち現金のやりくりで日銀当座預金を引き出したり、預け入れしたりする必要は有りませんが、年金支給日などは手持ち現金が薄くなるので、日銀当座預金を引き出して現金を補充します。

現金は個人の決済手段としては非常に便利で、現金を手渡すだけで決済が完了します。双方が口座を開設して資金をやり取りする必要は有りません。現在ではクレジットカードや電子マネーが普及したので、現金決済の必要性は減りましたが、一昔前までは、買い物などの個人の小口決済の手段は現金が主流でした。銀行は預金口座を通じて、現金の仲介機能も果たしています。

現金(日銀券)はマネタリーベースなので、銀行の信用創造で作る事は出来ません。銀行の信用創造は、確かに「万年筆マネー」で適当な準備預金を日銀当座預金に置いていれば、銀行が融資先の通帳に金額を書き込むだけで生み出せますが、融資された相手が現金でこれを引き出す事も有ります。(多額の現金を持ち歩くのは危険なので普通はあまり有りませんが)

ベースマネーは国債や短期政府証券やその他の資産を日銀が買い入れた時に生まれますが、資産の売り方の日銀当座預金に有る時は単なる数字です。しかし、これを銀行が引出した時には現金になります。

日銀当座預金は日本で活動する海外の銀行も口座を開設していますが、当然銀行間の融資の決裁も日銀当座預金を通じて行われます。海外銀行は円を調達する場合、日本の金融機関から融資という形で借りる方法と、コール市場で調達する方法、為替市場で調達する方法などが有りますが、一番金利負担の少ない方法を選ぶ。

銀行は日銀当座預金を自由に使えるので、コール市場で運用した方が金利が得られる場合は、コール市場に資金を流します。コール市場は銀行間の取引なので、現金は動かずに、日銀当座預金間の数字のやり取りで決済が完結します。

私も書き方が悪く、「日銀当座預金を引き出して外国銀行にお金を貸す」様な書き方をしましたが、実際には日銀当座預金の数字が書き換えられるだけです。

外国銀行の日銀当座預金は、その銀行の資産となるので、当然自由に使えます。日本株を買う事も、日本の不動産に投資する事も出来ます。日銀当座預金は日本の証券会社や海外の投資銀行も口座を開設しています。外国の銀行や投資銀行は、一々現金決済をする事無く、日銀当座預金を通じて日本の銀行と決済が可能です。
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Unknown (777)
2023-04-12 19:34:41
インフレが起きると政府の借金が軽くなるので、各国政府は意図的に金融緩和して高インフレにしています

過去の基軸通貨はすべて金融緩和して貨幣価値が下がって紙屑になっています:

世界最大のヘッジファンド: オランダ海洋帝国が繁栄した理由 2020年5月22日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10891

世界最大のヘッジファンド: 量的緩和で暴落した世界初の基軸通貨 2020年5月23日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10903

世界最大のヘッジファンド: 大英帝国の繁栄と衰退 2020年5月25日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10922

世界最大のヘッジファンド: 大英帝国の基軸通貨ポンドはいかに暴落したか 2020年5月26日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10953

世界最大のヘッジファンド: ドルが基軸通貨ではなくなる
2023年2月10日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/33422
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Unknown (777)
2023-04-12 19:29:08
>アメリカはとっくに預金が底をついてドルも国債も発行出来ず詰んでいるんじゃないの?

政府の国債発行による信用創造は円紙幣の貨幣価値を下げるので、ドルも毎年紙屑に近くなっています:

・政府の信用創造: 国債と硬貨国債を発行、国債は政府が発行する有利子貨幣、硬貨は政府が発行する無利子貨幣

・日銀の信用創造: 日銀当座預金と日銀券(円紙幣)を発行、日銀当座預金は有利子貨幣で、日銀は民間銀行から国債を買って、民間銀行の日銀当座預金口座に日銀当座預金を信用創造し、マネタリーベースを増やす。
日銀券(円紙幣)は日銀が発行する無利子貨幣で、日銀は民間銀行の要請で日銀当座預金と日銀券(円紙幣)を交換する。

・民間銀行の信用創造:、銀行預金は民間銀行が発行する有利子貨幣で、民間銀行は一般人に融資して民間銀行の口座に銀行預金を信用創造し、マネーストックを増やす。民間銀行が日銀券(円紙幣)を持っていてもマネーストックにはならない。


日銀は買いオペで国債を買って日銀当座預金を信用創造できますが、マネタリーベースを増やすと貨幣価値が下がってしまい、マネタリーベースすべてを使って買えるものの総量はマネタリーベースを増やしても変わりません。
日銀当座預金の信用創造というのは単に貨幣価格の単位を変えただけです。
いままで1万円札で10ケ買えていたものが、貨幣量を10倍にすると貨幣価値が1/10になって、1万円札で1ケしか買えなくなります。 日銀が信用創造で円貨幣を増やしても、貨幣の単位が変わるだけで経済には(長期的には)影響しません。

民間銀行が一般人に融資して民間銀行の口座に銀行預金を信用創造しても、それは民間銀行が元々日銀当座預金口座に持っている日銀当座預金の一部を一般人専用にしているだけで、お金が増えた訳ではありません。民間銀行の信用創造というのは日銀当座預金を日銀券(円紙幣)に変えてマネーストックが増えた場合だけです。但し、マネーストックが増えても国内で商品購買に使われなければ物価は上がりません。

お金が増えるのは、買いオペで日銀が国債を買い取って、その代金を日銀当座預金口座に信用創造して、マネタリーベースが増えた場合だけです。マネタリーベースが増えると貨幣価値は下がりますが、物価があがる訳ではありません。

日本人の給料は30年前と変わらないので、国内で商品の購買に使われる総額も同じで、従って国内物価は上がりません。金利も変わりません。円の貨幣価値が下がったというのは輸入物価やゴールド・原油・鉄鋼・穀物・大豆などの商品相場が上がったという事で、国内の消費者物価や金利が上がった訳ではないんですね。
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Unknown (余計なおせっかい人 (笑))
2023-04-12 18:52:17
777さんへ

融資や国債購入やその他債権購入が預金の又貸しで行われているとしたら、日本ほど貯蓄に関心の無いアメリカはとっくに預金が底をついてドルも国債も発行出来ず詰んでいるんじゃないの?

日本も国債発行残高が1000兆円を超えているそうで、もうすぐ日本の貯蓄総額1500兆円程にせまるので国債も発行出来なくなるってことですかねぇ? 

教えて下さい。
返信する
Unknown (777)
2023-04-12 18:22:02
中国経済が破綻しないのは日銀金融緩和で発行した円貨幣の大半が中国に投資されているからだった

【Front Japan 桜】中国経済の近未来は真っ暗 / 拉致問題に取り組み続ける国民 [R4/9/28]
https://www.youtube.com/watch?v=nESm043Cm-4&t=2247s

00:18:58 【テーマ】中国経済の近未来は真っ暗
      -中国経済の「数字」殆どがフェイク
00:23:03  -景気対策として公的資金投入
00:27:46  -コロナのあとの自然災害
00:30:20  -GDPを二倍にすると
00:33:12  -一兆ドルを「一帯一路」に投下、戦果は?
      -中国を助ける国
返信する
Unknown (777)
2023-04-12 18:17:48
>かりに銀行が日銀当座預金から預金を引き出したとして、それをその後どう処理するのでしょう? 教えて下さい。

日銀当座預金をドルに変えてアメリカ国債を買っているんだろ。
アメリカ国債を売ったアメリカ金融資本はその金で中国に投資したり日本株を買った。
それで日経平均が上がったんだ。

中国への外資の投資額は日銀が異次元金融緩和した額に近いよ。
返信する
Unknown (余計なおせっかい人 (笑))
2023-04-12 18:13:17
人力さんも日銀当座預金口座から引き出すとよく言っておられますが引き出す必要が何処にあるのでしょう?ほとんど日銀当座預金口座内での決済で全て済んでしまうと思うのですが...

銀行の仕事って主に民間への融資と金融機関同士の決済業務でしょ? ですからほとんど日銀当座預金で済んでしまいます。

かりに銀行が日銀当座預金から預金を引き出したとして、それをその後どう処理するのでしょう? 教えて下さい。
返信する
Unknown (余計なおせっかい人 (笑))
2023-04-12 18:10:03
Unknownさんへ

>民間銀行は顧客の預金を日銀当座預金口座に入れて、総預金額の7割程度を貸し出したり、債券投資しています。

「融資は全て信用創造で行われているので又貸しなどあり得ない」と言っているのですよ。

債券投資などの金融商品への投資は融資では無く資金運用でしょう。
全国津々浦々の郵便局に併設されるゆうちょ銀行などは基本的に融資業務が出来ませんから、預金者から預かったお金を運用して利益を出して経営や利息に回しているわけでが、これをまた貸しと言うのですかねぇ?


>債券投資する際には日銀当座預金を現金化します。

今時、債券投資に必要なまとまった資金を現金化などしないでしょう。
ほとんどの金融機関や証券会社なども日銀当座預金口座を有していますから、双方の当座預金口座同士の決済で済んでしまいます。キーボードを叩いて数字を入力するだけです。
返信する
Unknown (777)
2023-04-12 10:48:18
鍛冶屋さんには金融は理解できない

>銀行(信組)は、なんら資産的な裏付け(誰かの預け入れ金など)がなくとも”預金”という”通貨”を生み出すことができ、預金者達はその”預金通貨”を使い自由に経済活動を行うことができます。


そんな事をしたら金融法違反になるんだよ。

銀行は自己資本だけではなく、お金を借りてそれをさらに融資するという「又貸し」を行っています。銀行の最大の他人資本は「預金」であり、この他に、他の金融機関からの借り入れや社債を発行して集めたお金、さらには中央銀行から借りたお金なども他人資本となります。融資が焦げ付いた場合、預金などの他人資本に手を付けるわけにはいかないので、銀行には一定水準以上の自己資本を持つことが義務付けられています。 国際的な業務を営む銀行の場合、自己資本比率=自己資本÷融資額(リスクアセット)×100 の下限は8%、国内業務に限っている場合には4%という「自己資本比率規制」があり、これを維持することがBIS(国際決済銀行)によって義務付けられています。

預貸率 : 銀行の預金に対する貸出金の比率
日銀によると、2020年5月の国内銀行の預貸率は63.7%で、2カ月連続で過去最低を更新した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府が多額の給付金を支給したり企業が手元資金を厚くしたりしたため、預金が急増した。銀行も貸し出しを増やすが、預金の増加幅を下回る。5月の国内銀行の預金平均残高は前年同月比6.2%増の772兆535億円だった。
返信する
Unknown (鍛冶屋。)
2023-04-12 10:10:19
人力さん。

>返答で不適切な発言・・・は、どんな揶揄り・・・もとい疑義がお聞きできるのか楽しみにしてたんですが^^)。

さてさて、>>銀行が貸し出しする際、なんら資産的な裏付けは必要ない・・・は、”又貸し論”を崇拝しておられる人力さんはご納得頂けないのでしょうねぇ...。


ある街で、新規に信用金庫”A”が出来ました。

 A組のBS(当初)
−−−−−−−−−−−−−
貸付金 0┃預金 0

A組の近所に、自営業(お店)を始めようとしている”K”がおります。
KはA組に開店資金の融資を依頼し、1,000マソを得ました。

     A組のBS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
貸付金1、000┃預金1、000

この時、この世に1、000マソの新たな通貨(預金通貨)が生まれました。

返信する
Unknown (鍛冶屋。)
2023-04-12 10:09:17

Kはご近所におられた、副業で店舗デザイナーもしてらっしゃる相場師の”J”氏に設計を依頼し、J氏に100マソ支払いました(J氏もA組に預金口座を作り、支払いはA組内の預金移動だけで完結・・・以下同)。

      A組のBS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
貸付金1、000┃預金(K) 900
        ┃預金(J氏)100

Kは、これまた近所の”B”工務店に内装工事を依頼し、500マソ支払いました。

      A組のBS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
貸付金1、000┃預金(K) 400
        ┃預金(J氏)100
        ┃預金(B工)500

B工は、これまたまたご近所の”C”材木店に200マソ分の材料を購入し、そして新たにA組に運転資金300マソの融資を依頼しました。

      A組のBS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
貸付金(K)1、000┃預金(K) 400
貸付金(B工) 300┃預金(J氏)100
          ┃預金(B工)600
          ┃預金(C木)200

営業をはじめたK店ですが、太っい腹のJ氏が開店祝いに豪遊してくれたため50マソを売上げ、

      A組のBS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
貸付金(K)1、000┃預金(K) 450
貸付金(B工) 300┃預金(J氏) 50
          ┃預金(B工)600
          ┃預金(C木)200

それを含めてA組に150マソ返済しました。

      A組のBS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
貸付金(K) 850┃預金(K) 300
貸付金(B工)300┃預金(J氏) 50
         ┃預金(B工)600
         ┃預金(C木)200

銀行(信組)は、なんら資産的な裏付け(誰かの預け入れ金など)がなくとも”預金”という”通貨”を生み出すことができ、預金者達はその”預金通貨”を使い自由に経済活動を行うことができます。

続く・・・
返信する
Unknown (777)
2023-04-12 09:12:47
信用創造が又貸しでないというのは、三橋貴明が流しているデマだよ。

三橋貴明は
天皇が萬世一系だとか、天皇が朝鮮系ではないとか
南京大虐殺はなかったとか、従軍慰安婦は売春婦だったとか
嘘八百のデタラメばかり言っている知恵遅れだよ。
返信する
Unknown (Unknown)
2023-04-12 09:01:43
余計なおせっかい人 (笑)さん
>融資は全て信用創造で行われているので又貸しなどあり得ない。

民間銀行は顧客の預金を日銀当座預金口座に入れて、総預金額の7割程度を貸し出したり、債券投資しています。

貸し出した金を顧客が支払いに当てる時は、自分の日銀当座預金口座から他銀行の日銀当座預金口座に移動します。

債券投資する際には日銀当座預金を現金化します。

どちらにしろ、顧客の預金を又貸ししている事に変わりありません。
返信する
Unknown (余計なおせっかい人 (笑))
2023-04-12 02:47:49
部分訂正

企業や個人に融資をする目的で預金者を増やそうとしているわけではありません。

             ↓

企業や個人に融資をするための原資調達目的で預金者を増やそうとしているわけではありません。
返信する
Unknown (余計なおせっかい人 (笑))
2023-04-12 02:33:40
>「銀行券(お札)は、個人や企業への支払いに必要な分を用意するため、金融機関が日本銀行当座預金から引き出して、日本銀行の窓口から受け取ることによって世の中に送り出されます。これを「銀行券の発行」といいます。

人力さん、日銀当座預金は金融機関同士や、日銀と国との国債決済手段のほか、金融機関が企業や個人に支払う現金通貨の支払い準備、準備預金制度の対象となっている金融機関の準備預金のために存在してます。

人力さんが日銀のHPから引用したとやらの上記の文は、金融機関が企業や個人に支払う現金通貨の支払い準備、つまり(銀行券 お札)の発行のことを述べているのですよ。預金者の中には現金で三千万円とか一億円用意して欲しいなんてケースもたまにありますからねぇ。

日銀と国との国債決済手段については先に説明したので割愛します。

そして金融機関同士について代表的なのは、様々な銀行が預かっている預金者の預金(負債)の移動に、日銀当座預金口座を使用するということです。例えばX企業がY企業への支払いをする場合、自身の銀行Aの口座からY企業の銀行Bの口座に振込依頼をすると、両銀行の日銀当座預金口座から預金が移動するということです。

以上が日銀当座預金の主たる役割ですが、他にどのような役割を持っているのでしょう?

ぜひ教えて下さい。


それから、銀行が預金者を増やそうとするのは将来お金を借りてくれる見込み客を増やすためで、企業や個人に融資をする目的で預金者を増やそうとしているわけではありません。銀行のバランスシートに負債として計上されている預金を融資に回すなど会計学上や簿記の仕分けからもあり得ない。融資は全て信用創造で行われているので又貸しなどあり得ない。日本人はきちんと一般教養として学生の頃から会計学や簿記の基礎を学ぶべきですね。

預金の又貸し説を主張する方は、日銀や民間銀行に確認したのでしょうか?
返信する
Unknown (鍛冶屋。)
2023-04-11 11:59:57
人力さん。

自分も午前中は暇暇だったんですが、こんどは20時〜にオンになると思います。

お願い:
本文読んでてもやはりどうもしっくりこないので、
”引き出す”の定義と、
その引き出した預金(現金?)を”誰”が”何に”使うのか?・・・っを明確にしてくださいね。

ちなみに、自分は最近”芋ロック派”です(炭酸はもう...)。

>不適切な発言・・・
ばっち来いっす^^)
たぶん自分も飲んでるので、無礼講で行きやしょう。
返信する
Unknown (人力)
2023-04-11 11:45:39
鍛冶屋。さん

携帯からだと5時だらけになるので、帰ってからビール飲みながら、もとい、安いチューハイ飲みながらお返事しますね。

因みに私は香料とか甘味料の少ないタカラの缶チューハイのレモン派です。ビールよりもカロリー低いし。ただ飲み過ぎると悪酔いするんだよね。鍛冶屋。さんへの返答で不適切な発言があった場合は多分酔っ払ってる。
返信する
Unknown (Unknown)
2023-04-11 11:38:12
鍛冶屋さんは
民間銀行の信用創造は日銀当座預金として保管している顧客の預金を現金化するものだ、というのがわかっていないんだね。

民間銀行が貸し出しや投資に使えるのは顧客の預金総額の7割程度だよ。 それ以上使うと金利が上がった時に取り付け騒ぎが起きて倒産する。
返信する
Unknown (鍛冶屋。)
2023-04-11 11:05:53
人力さん。

>・・・個人や企業への支払いに必要な分・・・
ここがちょっと言葉足らずだったかも。
銀行にとって預金とは”負債(借りているお金)”です。したがって、個人・企業等の預金者が自信の”預金(貸しているお金)”を引き出す行為(または他の金融機関に振込などを行う行為)は、銀行にとっては”支払い(負債の弁済)”となります。

それと、⇓⇑はMMT(信用貨幣システムの解説)とは、なんの関係もありませんからね。
返信する
Unknown (鍛冶屋。)
2023-04-11 10:25:08
人力さん。

いま人力さんのもの言いを読み返しててフト思ったんですが、人力さんまさか日当を引き出し(?)たら、銀行の資産がその分”増える”・・・とは思っておられませんよね?(まさか・・・ねぇ^^;)。
返信する
Unknown (777)
2023-04-11 10:00:24
鍛冶屋さんは金融が全く理解できyていない

>そも、銀行は現金を引き出し(?)て何に使うのですか?

「アベノミクスの成果」【事実をいえば……】

安倍政権の発足直前(2012年10月~11月)、政府は、80円台から105円(2013年12月)への円安を生むため、30兆円のドル買いを、秘密裏に、郵貯・かんぽ生命等の政府系金融機関に、行わせています。
25円(30%)の円安目的の、「円売り/ドル買い」マネーが、米国系投資銀行に入って、ヘッジファンドから、2012年末から日本株の買い越し(5兆円規模)になり、日経平均が8,500円台だった株価が、1万4,000円に上がっています(2013年末)。

これが、「アベノミクスの成果」とされたのですから、内実は白々しいことでした。

通貨と株価の大きな変化には、いつも、資金量をもっとも大きくできる政府と中央銀行、および政府系金融機関が関与する原因があります。

▲△▽▼


消費税10%法案を通した野田民主党の自滅により、自民党は2012年12月、3年4ヶ月ぶりに政権に復帰しました。首相自ら「アベノミクス」と呼ぶところの、安倍政権の経済・金融政策の始まりです。マネー増発を推進するミッションを持ち、黒田総裁・岩田副総裁体制になった日銀は、異次元緩和(量的・質的金融緩和)を開始します。

量的緩和は、金融機関がもつ国債を買ってマネーを増発する政策です。質的緩和は、日銀が日経平均(株式ETF=上場投信)とREIT(不動産投信)を買いあげて、価格を上げるものです。

日銀による株買い(ETFの購入枠は6兆円/年)、これは普通、中央銀行が禁じられていることです。

恐慌の研究家である前FRB議長のバーナンキは、「日銀がケチッャプを買えば物価上がる」と言っています。あるいはヘリコプターでお金をばらまけばいいとか、ニコリともしないで異常なことを言う。

日銀が増刷した円で店頭商品を買えば、需要の超過になり物価は上がります。車を100万台(3兆円)、住宅を100万戸(30兆円)買ってもいいが、さすがにそれはできない。そこで株を買う。

日銀の株買いは迂回(うかい)して行われた

金融機関は、国債をはじめとする債券と貸付金で預貯金や基金を運用しているので、余分な現金は持ちません。

量的・質的緩和を政策にした日銀が、郵貯、年金基金(GPIF)、かんぽがもつ国債を買う。政府系金融と基金(GPIF)はそこで得た円で、日米の株とドル国債を買う。ワンクッションおいていますが、日銀が直接に日米の株を買い、米国債を買うことと同じです。

日銀は直接買うETF(年6兆円の枠)以外に、迂回路をとり数十兆円の株買いを行ったと言えます。方法はごまかしめいて姑息ですが、マネーの流れとしては露骨です。

日銀は量的・質的緩和として、円を下げ、株を上げ、インフレに誘導する「可能な手段の全部」をとってきたのです。

株価上昇は、株主の資産(東証一部時価総額511兆円 ※16年10月18日時点)を増やします。同時に企業の増資コストを下げます。資産が増えた株主は、資産効果で消費を幾分か増やします(しずくのようにわずかなのでトリクルダウンという)。百貨店で、100万円級の機械式時計が売れたのが、この資産効果です。

株価は理論的には、企業の将来の税引き後の予想純益を、期待金利(リスク率を含む株式益回り:6.6% ※16年10月18日時点)で割ったものと等価です。これが表現するのは、株価は企業の予想純益の結果ということです。

しかし多くの人々には、「株価が上がった→景気がよくなったからだ」と理解されます。下がっていた血圧が輸血で上がったから健康に戻った、と思うような本末転倒ですが、投資家と上場企業は歓迎します。支持率が上がるので、政府与党も喜ぶ。

株価が下落し、支持率も低くなった前回の反省を踏まえた安倍首相は、スタートダッシュで円安の誘導、株価の上昇に躍起になりました。円安の誘導は、輸出を増やし、株価を上げるためでした。

マネーの流れ

ヘッジファンドは保有しているドル国債を日本に売り、得た円で、出遅れていた日本株を買う。そして実は、総資金量が420兆円と日銀よりも巨大な政府系金融(現在名ゆうちょ銀行、かんぽ保険、GPIF:総資金量420兆円)は、日銀に国債を売って得た円で、米国債も買っています。

公的年金の残高139兆円(15年12月)を運用しているGPIFの、15年12月のポートフォリオ(分散投資)は、「円国債38%、国内株23%、外国債券(主は米国債)14%、外国株23%」です。

※日銀がGPIFの国債を買いあげる→GPIFは得た現金で国内株、米国債、米国株を買う→GPIFに米国債を売ったヘッジファンドはそのマネーで日本株を買う

マネー運用には遅滞が許されないので、この迂回路取引がコンピュータの中で、一瞬で起こります。

安倍政権の初年度だった2013年には、外国人(ヘッジファンド)からの15.1兆円もの巨大買い越しがありました。

外国人の売買は、東証一部の年間売買額460兆円のうち320兆円(約70%:16年7月水準)です。国内勢(金融機関と個人投資家)は、1990年のバブル崩壊後の損失の累積で資産を減らしたため売買がとても少ない。国内勢の売買は140兆円です。

他方、多くがオフショア(タックスヘイブン:租税回避地)からであるヘッジファンドの売買が320兆円です。東証はこのヘッジファンドの支配下です。

ヘッジファンドの日本株買いと、円先物売りのマネーの多くは、GPIFにおけるような迂回路をとって日銀が買い続けている、政府系金融の国債の現金化から来ています。

安倍政権前から始まっていた「官製相場」

政治相場(あるいは官製相場)は、14年10月末に発表された「日銀の追加緩和」と「GPIFの運用方針の変更」から始まったように言う人が多い。

しかし、マネーの流れを比較貸借対照表で調べると、安倍政権が始まる前の12年の10月から秘密裏に開始されています。最初は、円安介入のための30兆円の政府系金融マネーでした。

※総資金量420兆円の政府系金融3機関が、日銀に国債を売ったマネーで、米国債を30兆円買った→米国債を売ったヘッジファンドが日本株買い/円の先物売りを行った

安倍政権が確実になる前、12年9月の日経平均の予想PER(加重平均)は、1ドル80円台の円高の中で12倍付近と低かった。米国ダウのPERは15倍と3倍高かった。

上場企業(東証一部2000社)においては、輸出製造業の株価シェアが大きい。円安/ドル高になると、利益が数倍に増えます。このため、円安で日本の株価は上がり、円高で下がる基本性格があります。


円安誘導という名の「米国債買い」を実行

安倍政権誕生の2ヶ月前、1ドル77円(12年9月)だった円は、その2ヶ月前から下がりはじめ、10月に80円、11月に83円、12月には87年円と13%の円安になっています。続く13年1月に92円、2月には93円と下がり、6月には岩盤に見えていた100円も超えたのです。
(注)円安のピークは、15年6月の125.8円です。16年2月のマイナス金利以降は、逆に円高になり16年10月は104円付近です

円安は、世界の外為市場(円の売買が日量120兆円:2016年)での「円売り/ドル買い」が「円買い/ドル売り」を超過することで起きます。なぜ50%(1ドル120円)もの円安になったのか?

ここで、財務省の外貨準備($1.26兆:126兆円:16年10月)は、目立つので使われなかった。かわりに、ゆうちょ銀行、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)、かんぽに、推計30兆円の「円売り/ドル買い」を行わせたのです。

前述のように、日銀がゆうちょ、年金基金、かんぽがもつ国債を買い、政府系3機関は、そこで得た円で、円安誘導を目的にしたドル債買いを実行するわけです。

さて、米国政府は、為替介入を行う国を「為替操作国」と強く非難します。しかし、円売り/ドル買いで得たドルで米国債を買うと途端に沈黙します。

2. 保守や右翼には馬鹿し[86] lduO54LiiUWXg4LJgs2Ubo6tgrU 2023年3月24日 22:37:57 : mtJyKUT8uM : ZEVXS0hkUy9SUU0=[2] 報告
▲△▽▼
日本の現在のコストプッシュ型インフレ(悪いインフレ) の原因はアベノミクスによる日銀の異次元金融緩和
「アベノミクスの成果」【事実をいえば……】
安倍政権の発足直前(2012年10月~11月)、政府は、80円台から105円(2013年12月)への円安を生むため、30兆円のドル買いを、秘密裏に、郵貯・かんぽ生命等の政府系金融機関に、行わせています。
25円(30%)の円安目的の、「円売り/ドル買い」マネーが、米国系投資銀行に入って、ヘッジファンドから、2012年末から日本株の買い越し(5兆円規模)になり、日経平均が8,500円台だった株価が、1万4,000円に上がっています(2013年末)。
これが、「アベノミクスの成果」とされたのですから、内実は白々しいことでした。

通貨と株価の大きな変化には、いつも、資金量をもっとも大きくできる政府と中央銀行、および政府系金融機関が関与する原因があります。

▲△▽▼


消費税10%法案を通した野田民主党の自滅により、自民党は2012年12月、3年4ヶ月ぶりに政権に復帰しました。首相自ら「アベノミクス」と呼ぶところの、安倍政権の経済・金融政策の始まりです。マネー増発を推進するミッションを持ち、黒田総裁・岩田副総裁体制になった日銀は、異次元緩和(量的・質的金融緩和)を開始します。

量的緩和は、金融機関がもつ国債を買ってマネーを増発する政策です。質的緩和は、日銀が日経平均(株式ETF=上場投信)とREIT(不動産投信)を買いあげて、価格を上げるものです。

日銀による株買い(ETFの購入枠は6兆円/年)、これは普通、中央銀行が禁じられていることです。

恐慌の研究家である前FRB議長のバーナンキは、「日銀がケチッャプを買えば物価上がる」と言っています。あるいはヘリコプターでお金をばらまけばいいとか、ニコリともしないで異常なことを言う。

日銀が増刷した円で店頭商品を買えば、需要の超過になり物価は上がります。車を100万台(3兆円)、住宅を100万戸(30兆円)買ってもいいが、さすがにそれはできない。そこで株を買う。

日銀の株買いは迂回(うかい)して行われた

金融機関は、国債をはじめとする債券と貸付金で預貯金や基金を運用しているので、余分な現金は持ちません。

量的・質的緩和を政策にした日銀が、郵貯、年金基金(GPIF)、かんぽがもつ国債を買う。政府系金融と基金(GPIF)はそこで得た円で、日米の株とドル国債を買う。ワンクッションおいていますが、日銀が直接に日米の株を買い、米国債を買うことと同じです。

日銀は直接買うETF(年6兆円の枠)以外に、迂回路をとり数十兆円の株買いを行ったと言えます。方法はごまかしめいて姑息ですが、マネーの流れとしては露骨です。

日銀は量的・質的緩和として、円を下げ、株を上げ、インフレに誘導する「可能な手段の全部」をとってきたのです。

株価上昇は、株主の資産(東証一部時価総額511兆円 ※16年10月18日時点)を増やします。同時に企業の増資コストを下げます。資産が増えた株主は、資産効果で消費を幾分か増やします(しずくのようにわずかなのでトリクルダウンという)。百貨店で、100万円級の機械式時計が売れたのが、この資産効果です...
返信する
Unknown (鍛冶屋。)
2023-04-11 09:56:16
⇑(前後が逆になっちゃった^^;)

❍日当の引き出し(?)

    日銀のBS
−−−−−−−−−−−−−
現金  1┃銀行券  11
国債210┃日当(A)100
     ┃日当(B)100

    A銀のBS
−−−−−−−−−−−−−
日当100┃預金100

    B銀のBS
−−−−−−−−−−−−−
日当100┃預金100


⇓A銀が日当100を現金で引き出し(?)た場合


    日銀のBS
−−−−−−−−−−−−−
現金  1┃銀行券 111
国債210┃日当(A)  0
     ┃日当(B)100

    A銀のBS
−−−−−−−−−−−−−
現金100┃預金100

    B銀のBS
−−−−−−−−−−−−−
日当100┃預金100

現金も日当も日銀の負債であるため、引き出し(?)されても減り(無くなり)ません。日当と交換される(現金の量が増える)だけです。引き出す(?)=現金化することに意味はないのです。

そも、銀行は現金を引き出し(?)て何に使うのですか?。
それを企業に貸すのですか? それとも株式や債券を買うのですか?・・・。
銀行にとって日当(現金)はたしかに”資産”ですが、その額以上の預金という”負債”を抱えているのですよ。勝手に引き出し(?)て”使う”ことはできません。

===========

>⇑・・・個人や企業への支払いに必要な分を用意するため、・・・
っとありますよう、銀行は預金者の求めに応じ(つまり預金者が”現金”を欲したなら)、必要な分を調達するっという意味であり、誰かに貸し付けたり、自信の利に供する(自信の負債を解消=銀行自身が何かを買う)ためではありませんよ。


============

確認:
人力さんは弁では、「特別付利やマイナス金利を課せられている以外の”超過準備”には、通常”オーバーナイトのコール市場金利”が課せられる」っとことですか?。
返信する
Unknown (鍛冶屋。)
2023-04-11 09:54:38
人力さん。

自分の吐いたツバですから、自分で飲みますね。

まず何度もお聞きしていますが(でもお応え頂けませんが)、人力さんの仰る”引き出して使う”とは、我々が銀行預金を”現金で引き出して買い物する”っと同じような意味であるっと言う事で良いのですよね?(以下それを前提とします)。

❍銀行の引き出し

    A銀のBS
−−−−−−−−−−−−−
日当150┃預金(A)100
現金 50┃預金(B)100

    預金者AのBS
−−−−−−−−−−−−−
預金100┃

    預金者BのBS
−−−−−−−−−−−−−
預金100┃


⇓Aが預金100を現金で引き出した場合


    A銀のBS
−−−−−−−−−−−−−
日当100┃預金(A)  0
現金  0┃預金(B)100

現金は銀行の資産である(となった)ので、引き出されたら同額の負債も減り(無くなり)ます。

返信する
Unknown (Unknown)
2023-04-11 08:50:36
「日銀当座預金は銀行が自由に引き出したり出来ない決済用の口座だ」
というのは三橋貴明が流しているデマだよ。

三橋貴明は民間銀行の信用創造についても低レベルの誤解をしている。

日銀が500兆円も新規貨幣発行したから超円安になった。 その新規発行額はすべてドルに変えられて海外に投資された。 ドル債券を売って日本円に変えたら日本がハイパーインフレになるだけだよ。 円紙幣の単位を変えたのと同じだから、日本人は豊かにはならない。貨幣は単なるツールだからね。
貨幣のプール論は正しい _ 銀行は国民の預金で国債を買っている。
日本の民間銀行は日銀当座預金500兆円を現金化してドルに変えアメリカ国債を買った。
現在の日銀当座預金500兆円の殆どはドルを売って円に換えた外資が所有している。
日銀当座が買った500兆円のドル資産はドル安と共に価値が減っていくから、日本国債発行によるインフレ効果はこれから何十年もかけてどんどん進行していく。日本の資産は500兆円の円を買った外資にすべて乗っ取られる。
民間銀行は自己資金ゼロでも、顧客に借用書を書いてもらって、融資金額を顧客の銀行預金として記帳するだけでお金が無から生まれると思っているアホが多過ぎる。
そもそも民間銀行が自己資金も持っていないのに顧客に融資したとしたら、顧客が自分が借りた金を日銀券(円紙幣)で引き出したいと言った時に、全く金を持っていない民間銀行が顧客に日銀券を渡せる訳がないですね。小学生でもわかる道理です。
信用貨幣論というのは要するに、
貨幣と言っても、マネタリーベース、マネーストック、銀行預金、国内で商品購買に使うお金、国内で不動産・株式購買に使うお金、為替交換して外国に投資するお金等 何種類もありますが、
・政府の信用創造: 国債と硬貨国債を発行、国債は政府が発行する有利子貨幣、硬貨は政府が発行する無利子貨幣

・日銀の信用創造: 日銀当座預金と日銀券(円紙幣)を発行、日銀当座預金は有利子貨幣で、日銀は民間銀行から国債を買って、民間銀行の日銀当座預金口座に日銀当座預金を信用創造し、マネタリーベースを増やす。
日銀券(円紙幣)は日銀が発行する無利子貨幣で、日銀は民間銀行の要請で日銀当座預金と日銀券(円紙幣)を交換する。

・民間銀行の信用創造:、銀行預金は民間銀行が発行する有利子貨幣で、民間銀行は一般人に融資して民間銀行の口座に銀行預金を信用創造し、マネーストックを増やす。民間銀行が日銀券(円紙幣)を持っていてもマネーストックにはならない。

お金の又貸し説は日銀当座預金では正しい

民間銀行の信用創造というのは民間銀行が自分の持っている日銀当座預金口座の日銀当座預金を日銀券に変えるという意味です。日銀当座預金口座は政府と民間銀行しか作れないので、民間銀行に借金しないと日銀券を発行してもらえないのです。
それが、借金でお金を作る、という意味です。
ゼロからお金を作るのではなく、日銀当座預金を日銀券に変えているだけです。 銀行が顧客に金を貸せるのは、貸す金額と同額の日銀当座預金を持っている場合だけです。

民間銀行の持っている日銀当座預金は、顧客から銀行預金として預かっている日銀券を日銀でデータに変えて保管したものです。民間銀行の融資というのは顧客から銀行預金として預かっているお金を又貸ししているだけです。

 銀行は自己資本だけではなく、お金を借りてそれをさらに融資するという「又貸し」を行っています。銀行の最大の他人資本は「預金」であり、この他に、他の金融機関からの借り入れや社債を発行して集めたお金、さらには中央銀行から借りたお金なども他人資本となります。融資が焦げ付いた場合、預金などの他人資本に手を付けるわけにはいかないので、銀行には一定水準以上の自己資本を持つことが義務付けられています。 国際的な業務を営む銀行の場合、自己資本比率=自己資本÷融資額(リスクアセット)×100 の下限は8%、国内業務に限っている場合には4%という「自己資本比率規制」があり、これを維持することがBIS(国際決済銀行)によって義務付けられています。

預貸率 : 銀行の預金に対する貸出金の比率
日銀によると、2020年5月の国内銀行の預貸率は63.7%で、2カ月連続で過去最低を更新した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府が多額の給付金を支給したり企業が手元資金を厚くしたりしたため、預金が急増した。銀行も貸し出しを増やすが、預金の増加幅を下回る。5月の国内銀行の預金平均残高は前年同月比6.2%増の772兆535億円だった。


一方、日銀は買いオペで国債を買って日銀当座預金を信用創造できますが、マネタリーベースを増やすと貨幣価値が下がってしまい、マネタリーベースすべてを使って買えるものの総量はマネタリーベースを増やしても変わりません。
日銀当座預金の信用創造というのは単に貨幣価格の単位を変えただけです。
いままで1万円札で10ケ買えていたものが、貨幣量を10倍にすると貨幣価値が1/10になって、1万円札で1ケしか買えなくなります。 日銀が信用創造で円貨幣を増やしても、貨幣の単位が変わるだけで経済には(長期的には)影響しません。

民間銀行が一般人に融資して民間銀行の口座に銀行預金を信用創造しても、それは民間銀行が元々日銀当座預金口座に持っている日銀当座預金の一部を一般人専用にしているだけで、お金が増えた訳ではありません。民間銀行の信用創造というのは日銀当座預金を日銀券(円紙幣)に変えてマネーストックが増えた場合だけです。但し、マネーストックが増えても国内で商品購買に使われなければ物価は上がりません。

お金が増えるのは、買いオペで日銀が国債を買い取って、その代金を日銀当座預金口座に信用創造して、マネタリーベースが増えた場合だけです。マネタリーベースが増えると貨幣価値は下がりますが、物価があがる訳ではありません。

日本人の給料は30年前と変わらないので、国内で商品の購買に使われる総額も同じで、従って国内物価は上がりません。金利も変わりません。円の貨幣価値が下がったというのは輸入物価やゴールド・原油・鉄鋼・穀物・大豆などの商品相場が上がったという事で、国内の消費者物価や金利が上がった訳ではないんですね。

▲△▽▼

古典派経済学の貨幣数量説・貨幣の中立説
貨幣中立説は、歴史的には大航海時代以後にスペインなどが重金主義を採用したことによる反動ともいえる。
重金主義とは、貿易などを通じて貴金属や貨幣を蓄積することにより、国富を増すことを目指す経済思想や経済政策の総称。

一方、古典派経済学の貨幣中立説は貨幣量の増減は物価にだけ影響を与え、生産活動や雇用の増減などには影響を与えないとする説。 中立説によれば、貨幣は社会的な分業や効率性をもたらす以上の役割はない。経済活動の本質は物々交換であり貨幣はその仲介を行っているにすぎず、貨幣量の増減は貨幣錯覚による混乱をもたらすが国富・国民経済の観点では中立的であり、国富の増大には貨幣量の拡大ではなく生産・供給能力の増強によるべきとした。

貨幣数量説は貨幣の中立性を前提にしており、物価の乱高下は流通貨幣量の管理によって押さえ込むことができるとする。管理通貨制度が定着する以前は、社会に存在する貨幣の総量は誰にも計測できず、金塊が採掘されるなり、難破などの事故により貴金属が喪失するといった確率現象や、貯蓄のために金塊を退蔵するといった個々人の経済行動は、物価に対して深刻な影響を与える要素であった。

ルーズベルトやニューディーラーは古典派経済学・マルクス経済学の系統で、ソ連の5か年計画を真似してニューディール政策を行っています。ルーズベルトやニューディーラーは勿論 緊縮財政派です。
長期的には貨幣の中立性は成立し、金融政策は実体経済に影響を与えず、ただ名目変数を動かすだけであるという点では、新古典派経済学、マネタリスト、ニュー・ケインジアンの見解は一致しています。
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Unknown (777)
2023-04-11 08:39:33
余計なおせっかい人 (笑)さんへ

>そこを理解していないから、準備預金や超過準備を取り崩して投資に回すなどという寝ぼけた発想をしてしまうのです


日本国債を日銀に売った日本の民間銀行は、その金をドルに変えてアメリカ国債やアメリカ株を大量に買っているよ。
準備預金や超過準備を取り崩して投資に回すのではなく、日銀当座預金というのは本来 顧客の銀行預金を保管する為のものだからね。

日銀当座預金口座が普通の銀行預金口座と全く同じもの
だというのがわかってないんだね。

違いは金融機関しか口座を持てないという事だけだよ。
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