■ 右手が動かない ■
3月21日、風呂で居眠りして、ぬるま湯の中で目覚めました。
何だか右手が痺れるな・・・と思いながら布団で寝直し、
朝目覚めたら、右手が何だか痺れている。
歯を磨こうとしたら、手首から下が全然思うように動かない。
コップも持てない。
きっと、変な格好で寝ていて手が痺れたんだろうと思いながら、仕事に・・・。
仕事先で天井を指差そうとしたら、床を指差してしまった・・・。
昼を過ぎても、右手は全然動かない・・・。
■ 脳外科でCTを撮る ■
焦りました。
これって、もしかして脳の障害??
もしかして、酒飲んで、風呂で寝ていて血が濃くなって
血栓で脳の血管が詰まったとか・・・。
土曜日の診療をしている脳外科を探して、駆け込みました。
CTを撮影して、不安は募るばかり・・・。
右手が動かなくては、PCも使えないし、マウスも操作できない・・。
仕事が出来なくなったら、家族が路頭に迷うし、住宅ローンも払えない・・。
不安の真っ只中で待つこと2時間。
ようやく診察。
70歳が近いのではと思われる老医師はCTを一瞥して、
「脳の出血は無いね。MRIを撮らないと微細な出血は分からないけど・・
足は動くの・・・うん、腕だけね・・・。末梢の症状だな。」
「どうしたら、そうなったの?・・え?風呂で寝てたの?
溺れて死んだらどうするの!毎年一万人くらい死ぬんだよ、風呂で」
・・・そんなに沢山死んだら社会問題だよ・・・って脳はどうなんだろう??
「握力を計ってみよう。左手は動くのね、じゃあ握って。
40Kgもあるじゃない。右手は・・・それでも20Kgもあるじゃない」
・・・そりゃ、老人よりは握力ありますよ・・で、脳は???
「腕枕なんてしてないよね。」
・・・一人寂しく風呂で冷たくなってました。・・で脳は??!!
「よくあるんだよ、ドロップハンドって言って、これは整形外科だね。
腕枕とかしてて、神経を潰しちゃうと麻痺しちゃうの。
アメリカじゃ、ハネムーン・ピローって言うんだよ。」
・・・そこで看護婦さん笑わないの!!
エ!!、脳じゃないの?整形外科でいいの・・・・
という事で、右手が動かなくなってから10日あまり、
ようやくキーボードもマウスもどうにか使えるようになりました。
インターネットで調べたら、結構ポピュラーな症例で、
電車や硬い床の上で居眠りしだけでもなるそうです。
上腕の骨の上を走る神経は、筋肉にあまりカバーされていないので、
軽い圧迫で麻痺を生じるそうです。
麻痺の程度にもよりますが、1週間から3週間で回復するようです。
■ オヤジ・お前もかァ・・・ ■
実家で父親に話した所、なんと父も以前、
ソファーで居眠りしていてなったそうです。
その時は掛かりつけの医者(整形外科)がドロップハンド知らなくて
何人かの脳外科医に電話して、原因が分かったと言っていました。
電気を腕に掛けて、ビリビリさせる治療に毎日通ったようです。
■ 使う機能から回復 ■
私はと言いますと・・
無理にでも使う機能から叙情に回復してきました。
先ずはマウスを操作する手首の左右の動きが回復。
次にマウスをクリックする人指指が動くようになり、
徐々に他の指も回復。
最近、脳梗塞の早期リハビリが話題ですが
神経って不思議なもので、使う事により信号系の再接続をしていく様です。
最後まで麻痺が残ったのが、手首を上に反らせる動作。
手首が幽霊のように下がったままだから「ドロップ・ハンド」。
■ 五体満足はありがたい ■
それにしても、手がはんの少し動かないだけでストレスの溜まる事と言ったら・・。
これが脳梗塞で半身不随にでもなったらと、考えただけで・・・。
普段健康で、二日酔い以外、これと言った病気のしないので、
たまには健康を考える良い機会となりました。
右手が使えない事があまりにもストレスで、
風邪をこじらせて気管支炎にもなってしまいました。
■ ハネムーン・ピロー!? ■
今、私の周囲でひそかに「ハネムーン・ピロー」が注目を集めています。
「あなた、洗物してちょうだい!」
「アレ、手が動かないぞ?ハネムーン・ピローだ!!」
って使ってみるみたいです。
でもきっとその後「誰を腕枕してたの!!」ってならなければ良いけど・・。
3月21日、風呂で居眠りして、ぬるま湯の中で目覚めました。
何だか右手が痺れるな・・・と思いながら布団で寝直し、
朝目覚めたら、右手が何だか痺れている。
歯を磨こうとしたら、手首から下が全然思うように動かない。
コップも持てない。
きっと、変な格好で寝ていて手が痺れたんだろうと思いながら、仕事に・・・。
仕事先で天井を指差そうとしたら、床を指差してしまった・・・。
昼を過ぎても、右手は全然動かない・・・。
■ 脳外科でCTを撮る ■
焦りました。
これって、もしかして脳の障害??
もしかして、酒飲んで、風呂で寝ていて血が濃くなって
血栓で脳の血管が詰まったとか・・・。
土曜日の診療をしている脳外科を探して、駆け込みました。
CTを撮影して、不安は募るばかり・・・。
右手が動かなくては、PCも使えないし、マウスも操作できない・・。
仕事が出来なくなったら、家族が路頭に迷うし、住宅ローンも払えない・・。
不安の真っ只中で待つこと2時間。
ようやく診察。
70歳が近いのではと思われる老医師はCTを一瞥して、
「脳の出血は無いね。MRIを撮らないと微細な出血は分からないけど・・
足は動くの・・・うん、腕だけね・・・。末梢の症状だな。」
「どうしたら、そうなったの?・・え?風呂で寝てたの?
溺れて死んだらどうするの!毎年一万人くらい死ぬんだよ、風呂で」
・・・そんなに沢山死んだら社会問題だよ・・・って脳はどうなんだろう??
「握力を計ってみよう。左手は動くのね、じゃあ握って。
40Kgもあるじゃない。右手は・・・それでも20Kgもあるじゃない」
・・・そりゃ、老人よりは握力ありますよ・・で、脳は???
「腕枕なんてしてないよね。」
・・・一人寂しく風呂で冷たくなってました。・・で脳は??!!
「よくあるんだよ、ドロップハンドって言って、これは整形外科だね。
腕枕とかしてて、神経を潰しちゃうと麻痺しちゃうの。
アメリカじゃ、ハネムーン・ピローって言うんだよ。」
・・・そこで看護婦さん笑わないの!!
エ!!、脳じゃないの?整形外科でいいの・・・・
という事で、右手が動かなくなってから10日あまり、
ようやくキーボードもマウスもどうにか使えるようになりました。
インターネットで調べたら、結構ポピュラーな症例で、
電車や硬い床の上で居眠りしだけでもなるそうです。
上腕の骨の上を走る神経は、筋肉にあまりカバーされていないので、
軽い圧迫で麻痺を生じるそうです。
麻痺の程度にもよりますが、1週間から3週間で回復するようです。
■ オヤジ・お前もかァ・・・ ■
実家で父親に話した所、なんと父も以前、
ソファーで居眠りしていてなったそうです。
その時は掛かりつけの医者(整形外科)がドロップハンド知らなくて
何人かの脳外科医に電話して、原因が分かったと言っていました。
電気を腕に掛けて、ビリビリさせる治療に毎日通ったようです。
■ 使う機能から回復 ■
私はと言いますと・・
無理にでも使う機能から叙情に回復してきました。
先ずはマウスを操作する手首の左右の動きが回復。
次にマウスをクリックする人指指が動くようになり、
徐々に他の指も回復。
最近、脳梗塞の早期リハビリが話題ですが
神経って不思議なもので、使う事により信号系の再接続をしていく様です。
最後まで麻痺が残ったのが、手首を上に反らせる動作。
手首が幽霊のように下がったままだから「ドロップ・ハンド」。
■ 五体満足はありがたい ■
それにしても、手がはんの少し動かないだけでストレスの溜まる事と言ったら・・。
これが脳梗塞で半身不随にでもなったらと、考えただけで・・・。
普段健康で、二日酔い以外、これと言った病気のしないので、
たまには健康を考える良い機会となりました。
右手が使えない事があまりにもストレスで、
風邪をこじらせて気管支炎にもなってしまいました。
■ ハネムーン・ピロー!? ■
今、私の周囲でひそかに「ハネムーン・ピロー」が注目を集めています。
「あなた、洗物してちょうだい!」
「アレ、手が動かないぞ?ハネムーン・ピローだ!!」
って使ってみるみたいです。
でもきっとその後「誰を腕枕してたの!!」ってならなければ良いけど・・。