イサム・ノグチの母親であるレオニー・ギルモア(エミリー・モーティマー)の生涯を描く大河ドラマ。20世紀初めのアメリカと日本を舞台にして、彼女の波瀾の人生を描く。こういうTVドラマは数あるが、最近は、映画ではこういうものは作らない。お金ばかりがかかって、あまり儲からないからだ。
松井久子監督は、自力で13億円(だった、と思う)という破格の制作費を調達して、日米で大がかりなロケーションを敢行し、 . . . 本文を読む
アメリカで大ヒットした低予算ホラーの続編を、なぜか、日本映画として撮ったという作品。こういうのって大丈夫なのか。ただの猿マネではなく、ちゃんとした続編として、了承してもらい作ったみたいだ。しかも、本家の方にもちゃんと続編があり、それは来年の2月に日本でも公開される。予告編もこの映画の本編前に上映されていた。殊更有難がるような斬新な企画ではない。
こういう安手のホラーはどこにでもある。オリジナ . . . 本文を読む
この手のSFアクションは発想のおもしろさと、アクションのキレが命だ。『アドレナリン』の監督がB級テイストで挑むこの93分の作品に誰も多くは期待しないだろう。だが、激しいバトルとそれなりの視覚効果で一気に見せるこの映画はなかなかの拾いもので悪くはなかった。華やかな大作の並ぶお正月映画の中に、こういうワイルドな映画をひっそりと潜ませるなんて、なかなか趣味がいい。
死刑囚の体を借りて、ゲーム感覚で . . . 本文を読む