たぶん、このお正月映画で最大の超大作である。(だから写真もでかいのを取り込んだ!)昨年の『アバター』に続いて、これはたぶん今の3D映画の到達点を示すであろう映画(なのだろう)。予告編を見ると、なんだか凄いらしい、という気にさせられて、ついつい見に行く。まぁ、騙されるのは覚悟の上だ。
それにしても今年はたくさんの3D映画が公開された。そしてその度にうんざりさせられてきた。最初は目新しいから楽し . . . 本文を読む
主人公の津島サトルという少年はなんとも嫌な奴だ、と最初は思った。だけど、中学3年生なんてこんなものかもしれない。自分に対してへんなうぬぼれを持っている。自信満々なくせに、それがみんなに理解してもらえなくって(しかも、本当はたいしたことないことが、ばれてしまうのも嫌で)いつも悶々としている。まだ何ものでもないけれども、自分なら何ものにでもなれるという自惚れを抱いている。それが無邪気というのではなく . . . 本文を読む