夏の初めにこの映画を見た。前作はわりと好き。でも、今回は「ちょとなんだかなぁ、」と思った。たくさんの新作映画に埋もれて、このブログで書くのを忘れていた1本だ。この夏外国映画の一番人気の映画らしい。80億円を突破した。これは『風立ちぬ』に並ぶ収益だという。(だが『風立ちぬ』はきっと100億に達するだろう。でも、その成績は『千と千尋の神隠し』には及ばない。当然の話だ。)
数ある大作映画を差し置き . . . 本文を読む
「小学校上級から」と書かれてあるけど、十分に大人も楽しめる。どちらかというと子供は厳しいのではないか、と思うくらいだ。でも、大人向けの小説でもちゃんと子供にも読めるものがあるのだから、これは確かに子供のための本なのだろう。小学校5年生の女の子が主人公なのだが、僕なんかよりずっと大人だし、彼女に教えられることばかりだ。この本を読んで、小学生たちからたくさんのことを学んだ。侮れない。
もちろんこの . . . 本文を読む
こんな地味な映画も今劇場では公開されている。昔なら、こういうのにもそれなりに注目が集まったのかもしれないが、今ではまるで誰も見向きもしない。でも、ひっそりロードショーされているのだ。監督は『幸せのちから』のガブリエレ・ムッチーノ。あの映画も地味な作品だったが温かい気分にさせられる作品で、当時そこそこヒットしたはずだ。ウィル・スミス親子が共演した最初の映画だ。だが、あれからほんの数年で映画を巡る状 . . . 本文を読む
いつもながらの岡部尚子さんの新作。シリーズというわけではないのだが、でも、完全にそんな感じ。いつも同じパターンをくりかえす。そこで描かれるのは家族の絆だ。最初はこういうホームドラマって、芝居で見せられてもなぁ、とか思っていたくせに、今では完全に癖になっている。見ているだけで心が落ち着くほどだ。いつもかわりないくせに新作が待ち遠しい。まるで『寅さん』を見る気分なのだ。なんてことを、前回も書いたよう . . . 本文を読む