先に公開された『エンド・オブ・ホワイトハウス』とまるで同じ題材とストーリー展開をもつ映画である。競作というよりも、どちらかが盗作だと言われても仕方ないくらいのそっくりぶり。原作があるのなら、後出しのほうは、その見識を疑われる。オリジナルストーリーならば、普通なら後から制作される方が遠慮すべきだろう。たまたま同じ企画が同じ時に出た不幸がこれらの映画だ。だから、アメリカではどちらも先に公開を望んだ。 . . . 本文を読む
小動物と人間の物語。「無力で内気で賢明な彼らのための物語」と帯で作者は書いている。彼らとは小動物だけではなく、人も含むことは明白だろう。ここに描かれる人たちの姿はなんだか痛ましいけど、でも、そういう痛みを抱えて人はみんな生きている。しかも、それがなんだかとても美しいし、彼らが精いっぱいに生きている姿を見ていると、それだけで、僕たちも頑張らなくてはならない、と思わせてもらえる。元気をもらう、という . . . 本文を読む