こういう大作映画は、ハリウッドの定番になってきたようだ。ある種のパターンからまるで逸脱しない。製作費はどんどん高騰するが、内容では頭打ち。大体どんな凄いアクションや、SFXであろうとも、もう驚かない。驚異のビジュアルなんかどこにもない。CGで何でもできる時代になってしまったからだ。夏の大作映画は全部見たけど、確かにいずれも凄かったけど、それだけ。この後、夏休みの最後にスーパーマン(『マン・オブ・ . . . 本文を読む
シリーズ6作目。どんどん派手になる。きっと7作目も作られるだろう。さらなるエスカレートは、やがてどこに行きつくのか。ちょっとしたサーガにもなってきつつある。これってそんな大袈裟なものではなかったはずなのに、気づけば凄いことになっている。それって面白い。最初から計画していたなら、つまらないけど、思いもしないことから、思いがけなくこんなことになり、無理やり辻褄合わせする。その強引さが好き。大体、3作 . . . 本文を読む
ラストのエピソードが素敵だ。タイトルはそこから来ている。主人公のテツコが夫となる一樹と再会するシーンである。17歳になった彼女がそこにいる。
なんとも切ない。でも、幸せな気分になる幕切れだ。一樹が死んでしまい、ギフ(義父のことだ)と2人で暮らす日々。彼のことを忘れるわけはない。だが、彼のいない時間を生きなくてはならない。いつまでも彼との思い出に浸っていきるわけのはいかない。しかも、徐々に記憶 . . . 本文を読む