アブデラテイス・ケシシュ(こんな難しい名前覚えられない!)の映画を初めて見た。これはなかなか厄介な映画だ。2時間40分もあるのに、こんな中途半端なところで平気で終わらせるなんて、ありえない。なのに、全く動じる気配もない。というか、これが彼のねらいでもある。イライラさせられる。啞然とする。納得する。これって、この主人公のオヤジの性格なのだ。彼に対して思うことが、この映画に対して思うこ . . . 本文を読む
2月に読んだ本は、14冊。いくつかは簡単な感想を書きとめたけど、まだ書いていない小説がたくさんある。そこで、一気にここで触れておこう。
一番好きだったのは、瀧羽麻子の『株式会社ネバーラ北関東支社』。昨年、彼女のデビュー作『うさぎパン』を読んで、こんな作家がいたんだぁ、と感動した。だから、その後、続々と出版された作品もぜひ読みたいと思いながら、なかなか機会もなく、今日に至るのだが、まずこの第2作を . . . 本文を読む