死神シリーズの第2作。第1作である『ツキカゲノモリ』から3カ月のインターバルでの上演。もちろん、それは「僕ら(観客)からすれば」のインターバルだが、彼らにしてみれば連投である。というか、この企画が5連投なのだ。
この無謀としかいいようのない5タイトル連続上演からは、戒田さん(もちろん、作、演出の戒田竜治)がこの作品をどう作ったのか、よく見えてくる。
2作編通して見ると、そこには切り口の違いが明 . . . 本文を読む
『アメリカン・スナイパー』を見た翌日にこの映画を見た。たまたまである。意図してそういう選択をしたわけではない。だが、先にも書いたようにこの2本がとてもかぶっているように僕には思えた。2日連続で見た2本だから、ではなく、内容の問題なのは、明らかなのだ。(先週末の『でーれーガールズ』『ストロボ・エッジ』『幕が上がる』の3連投とはケースが違う。)
2本とも自分から進んで戦場に行く話だ。兵士と医者では . . . 本文を読む