こんな内容なのに、3時間近い上映時間。見る前はそこに少し尻込みしてけど、それほどの長さを感じさえなかった。コミカルな映画だ、と思ったのに、まるで笑えない。いや、確かに笑えるシーンはあるけど、引き攣るシーンのほうが多い。ハートウォーミングのはずなのに、戸惑いばかりが残る。何とも言い難いへんてこな映画なのだ。それは主人公のトニ・エルドマンが普通じゃないからだ。
都会で暮らす娘のところ . . . 本文を読む
カラ/フル・コレクションその2は舞台を阿倍野長屋に移して、チ-ムカラー(ってなんや? 僕が勝手にそう命名しただけ。というか、今回の企画がそういう企画なのだけど)は「赤」(紅)。前作は谷町空庭「青」(灰色含む)だったけど、この2本セットの企画がそれぞれ2本立てという遊び心が楽しい。
場所に合わせて芝居を作るというのも面白い。芝居を楽しむ、というのはそんないろんな楽しみ方がある。今回 . . . 本文を読む