GW、山盛り見逃していた韓国映画をみた(12本レンタルした)けど、見逃すのにはそれなりの理由があるな、と実感した。そこで今回は1番見たい新作をレンタルしてきた。これはその中の1本だ。ジョニー・トーの香港映画を韓国でリメイクした作品なのだが、オリジナルとはまるで違う作品になっているらしい。(うちの嫁が以前どこかの映画祭で見たけど、こんな映画じゃなかった、という証言あり)これは文句なしの絶品である。
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全16話、最後まで見た。後半はこの先どうなるのか、気になり、ついつい加速した。ただ終盤の展開は少し、お話が大きくなりすぎて、この手の「恋愛もの」なのに何だかやり過ぎ、という気もする。政界の話とか、スキャンダルとかいう部分はいらない。最後の父親の拘留とか、である。まるでいらない。もっとノーテンキな終わらせ方でよかったのではないか。
これはボーイ・ミーツ・ガールの小さな世界のお話で充分なのだ。生きる . . . 本文を読む
たまたまこの作品が彼の遺作となってしまった。偶然とはいえ、このタイトルである。そこに何らかの運命のようなものすら感じる。62歳。これからまだまだ映画を撮れたはずだ。亡くなる前日も新作の準備で打ち合わせをされていたらしい。こんなはずじゃなかったのだ。
2002年に『陽はまた昇る』でデビューした。あの映画は素晴らしかった。新人監督の作品とは思えない完成度、だけど、新人らしい初々しさ。VHSを作った男 . . . 本文を読む