リー・ダニエルズ監督が挑むホラー映画である。だからただの怖がらせるだけのホラーではない。これはフリードキンの『エクソシスト』に挑む作品だ。実際に起きた出来事を取り上げて作った。ある家族が体験した出来事。引越した家には悪霊がいる。彼らが家族を侵食していく。まさかの暴力はこの母親がもともと持っていたものなのか。何かが憑依したからなのか。地下室には何かがある。だけどそこには行きたくない。やけに蝿が多い。 . . . 本文を読む
9つの短編。ことばをテーマにしたお話には最初にカラー見開き2ページのイラストがある。それぞれ別々のイラストレーターが参加している。とても贅沢な作りになっている。お話の途中にもモノクロのイラストが何点か挿入される。これは以前単行本で出版された時に既に読んでいた。だけど今回新しく文庫版で出版され、エピソードも1話分追加された新装版。一瞬で読めるのだからもう一度読むことにした。
ここにあるのは子どもた . . . 本文を読む
額賀澪は今回はなんとスケートボートに挑む。2024年、18歳になった東京オリンピックの金メダリストが、パリではなく夜の渋谷、競技場でもなく、ストリートでさまざまな技を披露する。それを中年のおっさんカメラマンが撮影する。
これはいつも通りのスポーツ小説かと最初は思ったが、3話から趣きが変わる。なんと事件ものになるのだ。こんな額賀澪は初めてではないか。スケボーだけでは話を展開出来なか . . . 本文を読む