これを今日たまたま見たのだが、主人公の女性がなんと92歳だった。(演じたシャンソン歌手リーヌ・ルノーは撮影した時94歳だったらしい!)昨夜から読んでいる谷川俊太郎も92歳だ。偶然の一致だけど少し驚く。92歳でも元気に生きている人はいる。関係ないけど、僕は一応80歳までは生きる予定だ。だからあと15年しかない。ぼんやりしている場合ではない。
彼女はこの日介護施設に入居する。これまでひとりで生きてき . . . 本文を読む
なんと大胆なタイトルだろうか。当たり前のことだけど、そう言い切る姿勢がいい。これは今年92歳を迎えた詩人のベストエッセイ集である。もう若い人と同じようにいろんなことができるわけじゃない。だけどこの年齢でもできることはある。これは同じく詩人であり翻訳家であり谷川俊太郎の研究者である田原(ティエンユアン)が編集したアンソロジーである。
谷川俊太郎の若き日のエッセイから最新のものまで選りすぐり網羅した . . . 本文を読む