今日から実写版の1話から6話までの配信がスタートする。その直前にアニメ版の第1話（これは劇場公開されている長編作品で1時間21分ある）を見た。
この手のアニメを見るのには抵抗がある。最初はその絵に引いたけど、すぐに話に引き込まれた。そこに展開するお話のあまりのことに瞠目した。まるで予備知識がなかったからその衝撃は大きく、圧倒された。ただのオタク「アイドルもの」のお話だとたかを括っていたが。まさか、である。こんなとんでもない話をよくもまぁ考えたものだ。
16歳のアイドル歌手が妊娠して既に20週。彼女のファンである産婦人科医が彼女を担当することになるというところから話が始まる。20週後、出産の日。その日、医師が死ぬ。アイドル歌手のストーカーを追いかけて崖から転落する。
死んだ医師はなんと彼女の産んだ双子のひとりになって生まれ変わる。しかも彼には前世の記憶があり、生まれた時から話もできる。こんな荒唐無稽な話がありか。
と、ここまで書いたところで、まだ30分にもならない。この先も怒濤の展開で、もう詳細は書かないけど、そこからは、彼が（彼の双子の妹も）生まれてから高校生になるまでが描かれる。
こんな話だったのか、という驚きから始まった。アニメ版はシーズン2まで配信されていて、この先23話が続く。
実写版はAmazonプライム・ビデオで8話まで配信されて、12月20日から劇場版映画が公開される。ドラマ化の続きのラストが映画というよくあるパターンだが、この作品がどういう形をしたものになるのか、興味津々。このアニメ第1話を超える作品になるのか、楽しみである。
