レッド・ツェッペリン「マザーシップ~レッド・ツェッペリン・ベスト」


 レッド・ツェッペリンの新しいベストです。多くのファンからは今更ベストなんかいらん、という声が寄せられているようですが、それは私も同じです。関心は何といっても2度目のリマスターでどの程度、音が生まれ変わっているかどうか。タワーレコードに行き、試聴してから買おうと思っていたのですが、国内盤2枚組で2780円と意外と安かったので試聴はもういいやと購入しました。

 聴いてみましたが…うーん、微妙です。ギターの音が前面に出てきて厚みを増した曲も多くありますが…あまり印象が変わらない曲もあります。音は生々しくなっていますが元々の売りのキンキンした音響はそのまま生かしているので…印象は大きく変わりません。少なくともボーカル、ギター、ベース、ドラム、キーボードという各パーツの音響を磨き直して再度融合させた(ように聴こえる)再創造ではなく、従来の音楽の延長にあるものです。前回に引き続きジミー・ペイジ本人がリマスターに関わっているので基本線は変わらないということでしょう。

 私は今、幸運にも大音響で音楽を聞ける環境にあるので全般的にまあ良くなったかなと体感できますが、大音響では聞けない、ヘッドホンでということであれば、もしかして違いはほとんど感じられないかもしれません。一方で高水準の装置で聞けば、別物と感じるくらいに違いが聞き取れるのかもしれません。

 ただ、少なくとも言えるのは過去のベスト盤であるリマスターズや計4枚のものと比較して、この2枚組24曲は私のような普通のファンには主要曲をまとめて聴くには丁度よい量かつ現時点では最もよい音質ということで今後の愛聴盤となることは間違いありません。
 てっきり国内盤2枚組で5000円くらいだと思っていたのでこの値段はリーズナブルだと思います。過去のディスクを持っているのであれば買い直すかどうかは好みですが、仮にロックが好きでツェッペリンを余り聴いたことがないのであれば今年最高の一枚になるかもしれません。


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ディズニーランドの思い出


 東京ディズニーランドに遊びに行きました。平日の空いているディズニーランドを満喫するつもりが埼玉県民の日と重なってしまい大変な混雑でしたが主役の娘はパレード、ショー、クリスマスのイルミネーション(写真)などを楽しめようです。

 クリスマスの東京ディズニーに行くとカリフォルニアのディズニーランドを思い出します。6年近く前、結婚した年の年末年始にラスベガス~ロサンゼルス旅行の際にアナハイムのディズニーランドで遊びました。
 アナハイムのディズニーにはディズニーランドとカリフォルニア・ドリーミングという施設が併設していて、東京のランドとシーのアトラクションがディズニーランドにあり、カリフォルニア・ドリーミングはディズニー系ではない遊園地乗物、アトラクション、ショーのある施設になっています。

 東京にはないアトラクションを中心に遊んだのですが、特にカリフォルニア・ドリーミングにある「ソアリン・オーバー・カリフォルニア」というハングライダーに乗ってカリフォルニア中の名所(実写映像)を空中散歩するアトラクションが最高に面白く(ここだけ60分待ち、これ以外は待ち時間なし)、2回乗りました。今でも私の生涯ナンバー1のアトラクションです。
 ディズニーランドへは12月30日から訪れたのですが、まだクリスマスのイルミネーションが残っていてそれはそれは綺麗でした。特にファンタジーランドはこの世のものとは思えないようなおとぎの国の美しさ、圧倒的な全面のイルミネーションに唯々口を開けて見とれてしまいました。

 何が言いたいかというと、東京ディズニーランドのクリスマスの装飾は数多ある街中の集客施設で施しているものに毛が生えた程度で、もう少し本家並みに力を入れて飾って欲しいです。手を抜いても集客できるのでしょうが(我が家も2年連続行きました)、非現実・夢の世界、ファンタジーを売り物にしている施設のクリスマス・ファンタジーと名乗る装飾にしては現行はあまりにも貧相です。


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