アドマイヤムーン!


 快晴で気温も上がる予想だったので娘の散歩も兼ねて府中競馬場に「ジャパンカップ」を見に行きました。芝生のコーナーがありお弁当を広げるのにも適当、娘も「お馬さんパッカパッカ」と喜ぶので結構、府中競馬場散歩は気に入っています。

 この手の誇らしいギャンブルで勝ったネタの裏には数々の負けがあるのですが、初めて現地で勝った(というより当たった)G1レースなので記念にアップさせていただきます。

 8レース、9レースは1千円ずつ負けて、東京10レース「ジャパンカップ」です。まあ要するにどの馬が来そうなのか分からないのですが、参加してドキドキ感を味わいます。写真の4馬を買いました。

 競馬場入口近くの芝生コーナーからは最終コーナーを周った後、どの馬が近づいてくるのかよく分からないのですが、巨大ビジョンと周りの声で人気のメイショウサムソンとウォッカが来ているのは分かりました。最後にメイショウサムソンがさした!?という声も聞こえたのでダメだったかと思ったのですが…当たっていました。生まれて初めて当たったG1の宝塚記念と同じアドマイヤムーンです。やった!!単勝で10.7倍。電車賃、昼食代などを除くと2千円くらいのプラスでしょうか。小さくても家族サービスの一環であれば十分満足のいく勝ちです。

 結果としては2着も買っていたポップロックだったので連にしていれば…ということですがあくまで結果です。
 日本では1着と2着を当てる連を当然のように買いますが、以前、ロサンゼルス空港の近くの競馬場でアメリカの競馬を経験した際、アメリカでは単勝を中心に買うことを知りました。それ以来、私は単勝です。単勝にすることでもともと無理な連や3連でなく、小さいですがこういう当たった喜びを得ることができるようになりました。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

赤澤かおり/内野亮(写真 市橋織江)「Aloha Book」


 ラスベガス、ニューヨーク、ハワイ、沖縄、香川…大好きな旅先です。とてもいい思い出があって、あぁまた行きたいなぁとふっと思うことがある。雑誌で特集されていると必ずチェック、次回の旅行で訪問すべき店など重要な情報が入っていれば購入といった具合です。

 ただ、そう想像はするものの実際に行く事があるかどうか分からないのは…既に20泊しているラスベガス、15泊したニューヨーク、10回近く行った香川県です。人生残りの時間は限られているのに世界・日本中にまだ行ったことがないところだらけであればもういいのではないか…。
 一方で、とてもよい印象があるのに、沖縄は2回、本島だけ、石垣島も久米島も波照間島も行っていません。ハワイは1回だけ、ホノルル2泊です。今後、再訪したい最重要ポイントです。

 雑誌の特集では実用的な情報が1つ、2つあるだけでも貴重なのに全篇ワクワクするような情報に溢れたハワイのガイド本が登場しました。「Aloha Book ハワイの行くとこ、見るとこ、食べるとこ」です。
 ハワイ大好きのフリー編集者の赤澤かおりさんとハワイ在住のコーディネーターの内野亮氏が、観光ポイント、ホテル、レストラン、グッズなどハワイの魅力58項目をエッセイ風に綴った写真付旅行ガイド本。
 本の帯に「もっとハワイが好きになる ページをめくるたびにハワイの心地よさを感じるガイドブックができました ハワイをこよなく愛する編集者とハワイ在住のコーディネーターがお気に入りのものだけを選びました。」とあります。宣伝で使用される常套句のようですがこの言葉は本の内容を的確に言い表しています。

 それにしても内容の充実ぶりです。ハワイが好きで好きで堪らない2人のセンスのよい選択の数々。ホテル情報、店情報など快適であれば快適であるほど普通であれば秘密にしておきたいとっておきの情報も隠さずに披露されています。ハワイの楽しみ、魅力の断片を知っているつもりでしたが、こんなものじゃない、まだまだ多くの魅力に溢れた島、街であることを再確認しました。

 また、この本の魅力の半分は写真の良さです。朝から昼にかけての午前中の光というか、淡い明るさの写真がハワイの雰囲気をよく伝えています。撮影の市橋織江さんについてはこれまで知りませんでしたが、企業広告の写真、著名人の写真や本の挿入写真などを手掛けて活躍している写真家のようです。

 これまで雑誌やテレビ番組などでハワイについて情報収集してきましたが、この一冊があれば当面他のガイド本は必要ありません。気持ちよいエッセイ、旅行記、写真集にして最強のガイドブック。読んで眺めているとハワイに行きたくなります。可能であればゆっくり滞在したいですね。仕事、娘、お金のことなどを考えると現時点のハードルは高いのですが、ちょっとした目先の目標・楽しみが小市民には必要です。

 こういう読むだけでも楽しくなる写真付旅行ガイド・エッセイこそ、月刊誌などで連載されるべきだと思いますが、どうして雑誌の旅行関係の特集記事、連載記事はあんなに詰まらないのでしょうか。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )