爽やかな潮風に運ばれて海霧が流れ込む。初夏の頃から今の季節にかけて、室蘭港
の夏の風物詩です。
海霧は、海面から僅か数十メートルの高さ。乳白色の帯を広げたように漂い、気温の上昇
ともに瞬く間に消滅します。海霧が立ち込める白鳥大橋の下。海霧の上に突き出す4本のマストは、室蘭港に入港
する航海練習船 海王丸です。
今シーズンに入り最大規模の海霧が発生。室蘭港を乳白色に覆い尽くす。前回
の投稿から2日、今日のような海霧は、近年では稀です。
カメラアングルは前回の撮影場所、崎守埠頭の対岸に位置する白鳥大橋のビューポ
イント祝津展望公園から 眼下に港内と白鳥大橋を望む。対岸の山塊は標高911mの
室蘭岳です。
港内の防波堤で区切られた船溜まり。この水域は、海水の温度が高いのか海霧は
流れ着かず視界がすっきりとしている。カメラアングルは、室蘭エンルムマリーナ近傍か
らの眺望です。
今年も本格的な海霧の季節が訪れて来た。室蘭港に架かる白鳥大橋の橋桁
と海面の間に海霧がたなびく。橋桁の下の主塔が消え、大橋が浮かび上がる。
この時期、気象条件が整うと乳白色の海霧で、港内全体が覆われる。海霧の消
滅時には、周囲の景観が幻想的に刻々と変化して行きます。
海霧の消え始めからの時系列です。
海霧の撮影は、発生時よりも海霧が消えるタイミングの方が被写体として
魅力的。そのため、全ての物体が 海霧で視界を遮られている時点から数時間、
現地に待機しての撮影です。
港の対岸、絵鞆半島と港の入口に浮かぶ大黒島。今の季節、当地の沿岸海域
の海水温度は10℃前後と冷たい。南からの吹き寄せる 暖かい空気が冷やされ海霧
は発生します。毎年、この季節になると出現する初夏の風物詩です。
朝から、港全体が霧にかすむ。毎年、この時期を迎えると海霧が頻繁に発生
する。これからシーズン本番になると、海霧は暖かい南風に運ばれ、港全体を覆い
隠すように乳白色に染める。
今日の海霧は、シーズンの奔り やや薄め。白鳥大橋の主塔140mの塔頂を柔ら
かく包み込みました。
海霧に霞む、白鳥大橋に近い海域。ヨットセーリング競技中のワンショットです。
早朝から、霧が街全体を包み込む。この時期の霧は、海を渡ってくる南寄りの暖かい風に運
ばれ、港内に次から次へと打ち寄せるるように流れ込んでくる。霧は気温が上昇を始める正午頃に
なると瞬く間に消滅する。
撮影は、場所と時間との戦い。今日は高台にある祝津公園展望台~エンルムマリーナ室蘭の
水際まで移動。霧が薄れた瞬間をねらってのショットです。
絵鞆半島の港側の斜面に建つ家々が流れる霧に霞む。半島は港の入口に位置し、
外洋に突き出している。港内に流れ込む海霧の通り道です。
早朝から霧が、街全体を乳白色のベールで覆い隠す。この時期、南寄りの風に運ばれて来る、
湿り気のある大気が、噴火湾上で冷やされ濃霧が頻繁に発生する。初夏から夏にかけての当地の
風物詩です。
太陽が高度を増し気温が上昇し始めると、視界を遮っていた霧は、一瞬にして跡形もなく
消え去り、爽やかな青空が広がる。
海霧の季節が到来。早朝から乳白色の霧がスッポリと市内全域を覆う。海霧の(素)
は、南の洋上から流れ込む暖かく湿り気のある大気。
この時期、まだ冷たい噴火湾や港内の海水に冷やされて発生する。これから、海霧は頻繁
に出現する、当地の初夏から夏にかけての風物詩です。
今シーズン、3回目の本格的な海霧。今日は朝から晴天、風もなく絶好の海霧日和。
海霧が、冷たい海水の上を滑るように港に流れ込んでいる。
遥か彼方、残雪を抱く羊蹄山が雄姿を見せている。海霧は、海から離れた陸地の奥まで漂
う事は在りません。絵鞆半島の南側は太平洋。住宅街の上空を海霧がスッポリと覆い隠す。
海霧は、半島と陸地に囲まれている港の入口から港内に流れ込む。
絵鞆漁港は半島の最先端。周囲の気温が高いのか海霧は漂わずに、
白鳥大橋を目掛けて港内に流れ込んでいる。
春から初夏にかけての当地の風物詩、乳白色の海霧が街と港をスッポリと覆い尽くした。
海霧は、時間の経過と供に周りの風景を幻想的に変えていく。
太陽が高度を上げ、外気温が上昇すると海霧は消え去る。シャッターチャンスは時間との戦い。
カメラアングルは標高199m、絵鞆半島の中央部に位置する測量山の頂きの展望台から海霧
が漂う室蘭港の眺望です。海霧が、白鳥大橋の橋桁の下を擦り抜け港内に流れ込む。
風力発電の塔の下部を海霧が覆い隠し、風車が空中浮遊。
海霧が絵鞆半島の内側に沿って外洋から港内に流れ込む。海霧は低い
高度を漂う。白鳥大橋と測量山の頂が帯状の海霧の上に浮かび上がっている。
この春、初めての海霧が発生。
当地は、春の季節を迎えると霧の日が多くなって来ます。本来、5月・6月が海霧の
多発月。年間の発生日数は約40日。
海霧は、南から海を渡ってくる暖かく湿った空気が、海水で冷やされて発生します。
乳白色の霧は港と街をスッポリと覆いつくし、様々な幻想的な景観を醸しだします。
今日の海霧は奔り、これから、春が進むに連れて本格的な海霧の季節が、訪れて
来ます。風力発電の風車。冬の間には皆無、180°向きを変え南東からの微風を
受けてゆっく回転。測量山は海抜199.6m。山の右側は太平洋、海原から海霧が這い上が
って来る。海霧が薄れた頃合を見計らい撮影。撮れた画像は墨絵の世界。