今日も早朝から、街や港が乳白色の霧に薄っすらと包み込まれる。このところ連日のように霧が発生。
当地では、これから夏の初めにかけて霧の日が多くなります。 霧は、普段見慣れた風景を幻想的に変え
てくれます。散策を兼ねて、朝霧に煙る港の周辺をカメラに撮り込んでみました。
祝津展望公園からの眺望です。眼下には、絵鞆漁港や港の入り口付近に浮かぶ大黒島が霧に霞む。
今日も早朝から、街や港が乳白色の霧に薄っすらと包み込まれる。このところ連日のように霧が発生。
当地では、これから夏の初めにかけて霧の日が多くなります。 霧は、普段見慣れた風景を幻想的に変え
てくれます。散策を兼ねて、朝霧に煙る港の周辺をカメラに撮り込んでみました。
祝津展望公園からの眺望です。眼下には、絵鞆漁港や港の入り口付近に浮かぶ大黒島が霧に霞む。
今シーズン初めて海霧と遭遇。室蘭での海霧の発生は、4月下旬から7月初旬ごろ。毎年、楽しみに
している被写体です。
海霧は、冷たい海水域を暖かく湿った風が流れると発生します。さらに、自然条件に合わせて突如とし
て出現しますので、少々捉えずらい被写体です。今日は、稀に見る絶好のタイミングでの撮影でした。
カメラアングルは、イタンキ浜の後方の海岸段丘を這い上る海霧の光景です。
イタンキ浜の東側と西側の光景です。
浜の後方には80mから100mを越す断崖がそそり立つ。海霧は、断崖を這い上り 周りの景色を刻々と
変化させます。眺めていると、時の過ぎるのを忘れる程です。さらに、海霧が発生する日は晴天。空の蒼
さを背景に、幻想的な景観を見せてくれます。
2016年5月21日に撮影しました海霧の画像を追加しました。
昨年、室蘭港内をスッポリと蓋をしたように海霧が発生した時の画像です。
(撮影場所は祝津展望公園から)
緩やかに吹く南西の風に運ばれて、港内に海霧が流れ込んで来ました。海霧が、発生すると
何時も、数か所の撮影ポイントが頭を駆け巡ります。海霧は、時間の経過にっ伴って刻々と周り
の景色を変化させます。海霧の撮影時は、自分の分身が2~3人欲しいと何時も思うほどです。
室蘭港を抱きかかえるように噴火湾にせり出す絵鞆半島。半島の先端部は、港内に流れ込ん
でくる海霧の通り道です。
太陽が高度を増すにつれて気温が上昇すると、海霧は瞬く間に消滅し始めます。「エンルムマ
リーナ室蘭」の近傍から、薄っすらと海霧が残る室蘭港の光景です。
室蘭岳の山麓、標高350メートルほどの場所からの噴火湾の眺望です。湾全域を覆うように
海霧が発生しています。
初夏の風物詩。室蘭港の全域が、乳白色の海霧でスッポリと覆い隠されました。海霧は緩や
かに吹きよせる風に運ばれ、噴火湾の大海原から港内に流れ込んで来ます。海霧は普段見慣
れた風景とは、全く異なる幻想的な光景を繰り広げてくれます。 白鳥大橋の橋桁の高さは、海面から60mほど。海霧は、橋桁の下を潜り抜けるように港内
の奥深くへ流れ込んで行きます。
海霧に包み込まれていた大黒島が、海霧が薄れるに連れて徐々に姿を現わし始める。目を
見張る一瞬です。
絵鞆岬の最先端の景観です。海霧は、岬に建ち並ぶ家々を霞めながら噴火湾の大海原から
港内に流れ込んできます。
台風8号の影響で 空を覆っていた雲も去り、午後から夏の清々しい空が広がりました。噴火湾の洋上
を渡って来る南からの暖かく湿り気を帯びた大気が、海霧となって港内に流れ込ん来ました。カメラアング
ルは、室蘭市祝津展望公園からの眺望です。 画面の中央の島影は、港の入口に浮かぶ標高35mの大黒島です。海霧の高さは海面から20mほど。
左側の噴火湾から、南西の緩やかな風に運ばれ室蘭港に押し寄せて来ます。
祝津展望公園の登坂路の道脇の藪の中で、ハマフウロ(浜風露)とエゾノキリンソウ。(蝦夷麒麟草)が
花を咲かせています。
ハマフウロとエゾフウロは良く似ています。せめての区別は、花びらの付け根が重なっているかいないか
です。ハマフウロは、海岸近くの草薮に自生する可憐なフウロソウです。
一方、エゾノキリンソウの自生地は道内は元より本州から四国。草名に蝦夷と付くのは道内に多く自生し
ているからのようです。小さな黄色の星形の花と葉の縁のギザギザ(鋸歯)が特徴的な野花です。
対岸の高台から、港内に蓋をしたかのように漂う海霧の光景です。海霧は当地の夏の風物詩です。
初夏の風物詩、海霧が市街地や港を包み込みました。海霧は、暖かく湿り気を帯びた空気が海面上で
冷やされ発生します。南風に運ばれ流れ込んで来た海霧は、時間の経過に伴い周囲の風景を幻想的に
変化させます。これから6月に入ると本格的な海霧の季節が到来します。
プレジャーボートの繋留地。本来なら後方に白鳥大橋が優美な姿を見せていますが、海霧で橋全体が
覆い隠されてしまいました。
早朝から、街や港の全域が乳白色の霧に包み込まれる。当地では、これから初夏にかけて霧の日
が頻繁に出現します。
霧が演出する、幻想的な風景は興味を惹く被写体の一つ。朝霧が立ちこめるの港の周辺を被写体
を求めて散策してみました。
絵鞆臨海公園の一角、白鳥大橋から僅かに離れた場所です。橋桁が薄っすらと見えますが2本の
主塔が霧で包み隠されました。
室蘭港の入り口付近にある絵鞆漁港は、ホタテの養殖が盛んです。養殖カゴ中には大きなホタテ
がギッシり。さらに、近海の養殖場に運ばれ大きく育てます。ホタテは3年間、手間ひまかけて規格品
の大きさに生長させ市場に出荷されます。 ホタテの養殖カゴの長さは10mほど。船上に備え付けたクレーンで吊り下げられ海中に垂れ下げ
られます。
帰路、立ち寄った白鳥大橋の橋のたもとから眺める。霧にかすむ白鳥大橋と対岸の眺望です。
今シーズンは海霧の日が多い。今日も朝から海霧が港を覆い隠す。白鳥大橋、対岸へ架
かる主塔や橋梁もスッポリと乳白色のベールに包み込まれました。 室蘭祝津公園からの白鳥大橋方面の展望です。海霧は白鳥大橋の左側、噴火湾から港
の奥に向かって流れ込んで来ます。
海霧は、南東の方角から吹き込んで来る温かく湿り気のある大気が、海水で冷やされて発生し
ます。毎年、この季節になると繰り返される初夏の風物詩です。
夕方から再び海霧が室蘭港に流れ着く。海霧の頂点は白鳥大橋の主塔の中段、約70m
付近に漂う。海霧は噴火湾の洋上で発生し、緩やかな南風に運ばれ港内に流れ込んで来ます。
カメラアングルは、室蘭市祝津公園の展望台からの眺望です。
祝津公園の展望台は標高70メートルほどの小高い丘です。展望台に向かう夜景観光客
の方々の車列です。(8日、追加画像です)
室蘭港はU字型、祝津公園を後に白鳥大橋を渡り対岸の崎守埠頭からの光景です。祝津
側の主塔が、海霧で覆い隠される。珍しい光景です。
早朝から午後にかけて、港の周辺がスッポリと霧に包まれる。この時期になると、南から
の暖かく湿り気のある空気が流れ込む。湿潤で温暖な空気は、噴火湾の冷たい海水に冷やさ
れ霧となり 港の周辺に運ばれてくる。
当地では、間もなくすると夏の風物詩、本格的な海霧の季節が訪れて来ます。