室蘭港の奥まった波静かな一角、小型船舶の係留地。朝の外気温は-3℃、風も
なく海面は静まり返っている。毎年この時季になると蓮の葉の形に似た氷が、海面を覆
いつくすが今年は気温が高いのか出現は今だにない。やっと、海面には蓮葉氷の前進
のフレーク状の薄氷が海面に漂う。
週間予報では来週は再び冷え込みが戻りそう。蓮葉氷が出現するラストチャンスです。(追加)2月9日の蓮葉氷です。
当地では例年、2月は春に向かって西高東低の気圧配置は緩み始め、東から吹き付ける
風に乗って大量の雪を降らせるドカ雪のシーズン。今年はどうした事か、この時期にしては飛び切り
珍しく、春先と錯覚するような暖かく穏やかな陽気が続く。今も庭には30センチほどの雪が積もって
いるが、一部では雪が解け多年草達が姿を現し始めています。
エゾノキリンソウ(蝦夷麒麟草)。昨年の晩秋には花茎を枯らしていたが雪の下で
約2ヶ月間。すでに春に向けて瑞々しい新芽を芽生えさせています。ヒメナデシコ(姫撫子)。季節が夏を迎える頃、赤紫色の花径1cmほどの可愛い
花を咲かせる、耐寒性常緑多年草です。アラビス プロクレンス。アブラナ科の植物。早春の頃、20cmほどに伸ばした茎の
先端に4弁の白い花を群がるように咲かせます。グランドカバーとしても最適な耐寒性が
極めて強い常緑の多年草です。