先日までの春先を予感させる陽気から一転、日中の最高気温は氷点下の真冬日に逆
戻りです。
室内では、セイヨウカキドウシが旺盛に新芽を伸ばし始めています。正規の名はグレコマ、
全国の道端などに生育する野草のカキドウシの仲間。本来は当地の冬の寒さを もろともせ
ず、露地で越すことの出来る寒さに強い植物です。親株は庭に30cmほど積もる雪の下で
越冬中です。この株は、昨年の秋に掘り上げ室内で育てている鉢植えです。
小さな葉には、白い斑が不規則に入ります。育てる環境により下の画像のように斑が色付
きます。匍匐性があり、初夏から秋までの生育期には茎を垂れ下げるように長く伸ばします。
ハンギング仕立てにも最適な耐寒性常緑多年草です。
オリズルランは、ポトスと肩を並べる観葉植物の定番。関東方面で露地で逞しく生育し
ているオリズルランを見たことがあるが、当地では一年を通し室内で栽培。春から秋にかけ
て、旺盛に伸ばしたランナーの先端に子株を付ける。切り採った子株は水差しで容易に発
根します。
先日、一番咲きの記事を投稿しましたシンビジュームです。このところ室温が高かった
事が影響したのか、予想より一週間ほど早く満開を迎えています。