早くも2月も下旬。これから当地の季節は、ゆっくりゆっくりと寒暖を繰り返しなながら
早春に移っていきます。
室蘭岳の山麓、標高200m付近。北西の方角から寒風が息を付くように強烈に吹き抜
ける。風が雪煙を舞い上げ、レンズを手で覆いながらの撮影。毎年この時期になると足を
運ぶ場所です。
山麓一帯には、広大な牧草地が広がる。カメラアングルは牧草地の一角、雪のない
季節は、何の変哲もない場所です。雪が積もると表情を一変、雪景色と言うより雪化粧。
さらに、冬の陽光が雪面に、光と影のコントラストで華を添える。このような純白な雪を観
れるチャンスは、今シーズンあと数回です。