南部藩モロラン陣屋遺跡は、江戸時代(1856年)に沿岸警備を命じられた南部藩が駐屯
した場所です。
今は当時の建造物は存在しないが、周囲を囲うように深さ3m、幅4~5mほどの土塁が歴史を
偲ばせる遺跡です。 遺跡の周りを取り囲む土塁の中は、ニリンソウの群生地です。このところの陽気を待ち構
えていたように、可憐な花を一斉に咲かせ始めています。
シロバナエンレイソウとオオバナエンレイ草の花です。株数は僅かですが家から最も近い
白花系エンレイソウの自生地です。
キバナノアマタとキクザキイチゲの花。市内には自生地が点在しています。生育場所の環
境により開花の時期はまちまち、この場所では今が花の盛りです。