大湯沼は、登別温泉街から直線距離で1kmほどの近い場所に位置します。湯気が立ち昇る水面の温度は、50℃
前後。さらに、沼の底からは、約130℃の熱湯が湧き出ています。大湯沼は、後方にそそり立つ日和の噴火時に出来
た火口跡に、熱水が溜まって出来た周囲1Km程の湯沼です。 周りの木々の紅葉とは対照的に、水面は無彩色の銀白色にみえます。さらに、秋の日射しを受けて立ち昇る湯気が
水面の表情を微妙に変化させる神秘的な湯沼です。
大湯沼の後方に、標高377mの活火山・日和山がそそり立つ。頂きからは、盛んに火山性の蒸気をたなびかせて
います。
今、大湯沼の周辺は紅葉の見頃です。道路の両側は、モミジ・カエデ・ミズナラ・ナナカマドなどの樹木が葉を色付か
せています。