朝から無風、サンサンと陽射しが降り注ぐ。気温は二桁に届きませんが、ようやく 春めいた陽気が訪
れて来ました。陽気に誘われて、港の入り口付近を散策。
まず、大黒島が目に飛び込んで来ます。海面からの高さは35m、周囲700mほどの小島です。島の
頂には、明治24年~昭和49年まで灯台が稼働、長きに渡り 港に出入りする船舶の安全の道標を担う。
今は、灯台の構造物が遺跡のように佇む。大黒島は、市内のほぼ全域から 眺めることが出来る 室蘭港
のシンボル的な小島です。
鞆漁港は、絵鞆半島の先端部(室蘭港の入り口付近)に位置します。今の時季はワカメやウニ。来月
になると毛ガニ漁が解禁。夏には、昆布やヤナギダコ漁などの沿岸漁業を主体とする漁港です。
漁港の直ぐ前の海域では、ホタテ貝の養殖が行われています。今の季節は、海中に垂らしている養殖
籠を引き上げ、ホタテ貝の生育状態の確認や養殖籠の点検清掃作業が行われています。