測量山は、中心市街地から一挙に急こう配で曲がりくねる道路を登る。途中、眼下に追直漁港の眺望
が広がる。(散策路から、春紅葉の測量山の山頂付近を望む)
測量山の一帯には散策路が幾筋も走る。その散策路の周辺には手つかずの森が広がる。出迎えて
くれたのか、キタキツネが散策路の行く手をふさぐ。しばらく当方と目を合わせ薮の中に姿を隠す。
マイズルソウ(舞鶴草)が、花茎の先に独創的な小さな花を咲かせています。葉の形が、鶴が羽を
広げ踊っているように見えるので「舞鶴草」と呼ばれます。光沢がある葉と花の組み合わせが清々
しい山野草です。
朽ちはて倒れた巨木に、カエデの幼木が芽ぶく「倒木更新」が目に映る。
散策路の途中、休憩用の広場で遅咲きのシダレザクラが花を満開に咲かせる。
一帯は、全道屈指の野鳥の宝庫。カワラヒバのさえずりが森の中に響きわたります。
花を散らしたエゾヤマザクラの枝から枝へと、シジュウガラが忙し気に飛びまわる。
測量山観光道路は、絵鞆半島の尾根状の場所を東西に走る。道路の両脇は新緑の真っただ中です。