グリーンフォレスト (歳時日記)

近隣の自然が織りなす、春夏秋冬の風景
と庭で育てる草花の今を発信しています。
 

新春の夕日

2012年01月07日 | 室蘭の夕日&夜景


2012年、当ブログに登場する初の夕日。西の空をスクリーに映し出される
夕日の光景は、自然界の中で特に、印象的に心に滲み入る。当然だが2度と同
じ夕空は出現しない、
 一期一会の世界の極め。
対岸の渡島半島は噴火湾を隔て37km彼方。半島の上空には薄雲が横に低く
たなびく、新春の穏やかな夕暮れ時です。

〔自然を前にして、思うこと〕
 昨年は誰もが経験した事がない、計り知れない自然の脅威を見せつけられた。
一面、普段は安らぎを見せてくれる素晴らしい自然。しかし、時代がどんなに進歩し
ても
自然が発するエネルギーを侮れない事を改めて知る。
東日本大震災で
被災された方々は、永遠に忘れ得ないだろう。一方、被害地から遠の
く程、また、時の経過に伴い水紋が広がるように記憶が薄れるのも人の常かと思う。
 自然が発する無限大のエネルギーを消滅させることは困難。でも、この機会に自然
災害への備えを方便の想定外ではなく、真の防災・安全の確保を国政を
担う人、企業
家、そして国民の一人一人が心を一つにして実現しなければならない。
備えの構築を成し遂げる事は、今、この時代に生きる者が、後世への遺産として引き
継がなければならない責務と思う。
一方、自然界との共存は、人類が永遠に抱き続ける課題の一つ。小生の無い頭を絞り
提言、
震災日3.11を風化させたくない。防災に対し国民全体が振り向く日として
是非、国政を担う人たちに法制化の実現を望みたい。





年が明け、当地の日の入り時間がだいぶ遅くなり始めた。日暮れの時間
が遅くなり始めると、毎年の事だが何故か心が軽やかになる。
 今日、当地の日の入り時間は
16:15分、カメラアングルは室蘭市崎守埠頭
から西空の光景です。


連日のように、ドラマチックな夕日が出現しています。昨日8日の夕日です。
この季節になると、噴火湾の上空は雪雲のメイーンストリート。流れる雲が太陽
を遮り、様々な光の散乱現象を見せてくれる。
カメラアングルは、上記投稿記事の画像と同じ場所  室蘭市崎守埠頭から西空
の眺望です。





Nikon D3100(NIKKOR 55-300mm.ED)

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2 コメント

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自然は宝 (kokoro)
2012-01-09 22:10:46
II.sanさん、こんばんは。

朝日もいいけど夕日も…
II.sanさんのブログを知ってから、いろんな空、、海を見せていただきました。
家に居ながらにしてその場に居合わせたような
新鮮な感動を覚えます。
こんな言い方は失礼ですよね。
生の景色には敵わないと思うのですが、私にとっては充分幸せなことです。

震災以降、何気ない風景がなんと幸せなことかと感じます。
震災前となんら変わりない風景も、本県の場合
汚染されていると感じるとたまらなくなります。
うまく言えないのですが、のどかな風景を目にしながら車を走らせている時に限って
「うっ!」と涙目になってしまうのです。
もったいないことをしたというか、こんな自然を傷めてしまったという想いです。

II.sanさんのある日の「朝の海」をすぐに開けるようにしていて、元気をもらっています。
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こんにちは、kokoroさんへ (II.san)
2012-01-10 13:32:31
 あくまでも、素人の域を脱しません写真です
が、ありがとうございます。
 夕日。日々異なる荘厳な光景はカメラの被写
体として魅力的な題材です。
一方、朝日は、一日の初め清々しい躍動感を感
じます。どちらも、太陽光が作り出す素晴らし
い光景でが、ドラマチックな夕日に比重が傾い
てしまいます。夕日の写真は年間、約800シ
ーンほど撮影しています。

何もなかったかのように過ぎ去ります春夏秋冬
の景色、直接、被災地を目にされる方々の心境
は計り知れないものがあるでしょう。
 あと2か月で1年ですね。被災を被りました
方々の本当のご苦労には、到底及びませんが、
今年は、一日も早く、元の平穏な生活に戻られ
る飛躍の年にして頂ければと思います。





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