トッカリショの一帯は、凝灰岩質の断崖絶壁と海面から突き出る奇岩が
織り成す室蘭を代表する景勝地です。
海抜80mほどの高さの展望台に立つと、太平洋の大海原が目に飛び込む。
さらに、左遠方に市内は元より全道的に名を馳せるイタンキ浜方面を望む。
トッカリショの周辺は、コハマギク(小浜菊)の自生地。
生育している場所は、堅い岩石が露出し海風が吹き付ける。
厳しい生育環境にめげずに可憐な花を咲かせています。
本来の花色は純白。
今年は、花弁が淡紅紫色を帯びるコハマギクが多く目に止まります。
太平洋や噴火湾の海原から風が吹き付ける場所
です。灰白色の奇岩と断崖、その断崖の頂部を
縁取るように熊笹が生い茂っています。
僅かに露出する岩石交じり土にコハマギクは
根を張っています。強い海風に、進化を繰り返
して来たのでしょう。草丈は10センチほど、
勝気にも花径は4~5センチと大き目な花を咲
かせています。
怖ろしく切り立っています。
これほどとんがった岩はそうないでしょうね。
小浜菊は大変な環境下で咲くんですね。
風が強いので背丈が低いのでしょうね。
花弁に紅がさした花が可愛いです。
新種が生まれて来たのでしょうか(^_-)-☆