室蘭市絵鞆半島の最西端に位置する、絵鞆岬から穏やかに暮れていく西の空
です。
季節の移ろいに連れ、太陽の高度が下がって来た、真夏の頃に比べると陽の沈む
位置が、左側に大きく方位を変えている。
噴火湾を隔て遥か対岸、渡島半島の山陰に夕日が沈む。
残照。茜色に染まる西空の眺望を時系列で並べてみました。
今日、当地の日の入り時間は１６時２０分台でした。
高気圧が道内全域を覆い、朝から清々しい秋の空が広がる。
近くの雑木林に、残り少なくなって来た秋を求めて散策。
ガマズミ。逆光に照らされた明るい紅色の葉は、林の中で花が咲いたか
のように際立ちます。
キノコ、古い木株にビッシリ。見た目には、天然なめこ？。キノコの見立て
方は、まったく分からない。残念ながらカメラに撮り込むだけ。
ミズナラの紅葉。ミズナラの葉は普通、茶黄色。時として、このように、
鮮やかな赤オレンジ色に色付きます。
紅葉と言えば、まず モミジ。当地では、真っ赤に燃えるように紅葉する
モミジは植栽のほか見かけない。雑木林の中、ヤマモミジが秋の陽射しを浴
びて輝いています。
ヘンリー蔦が、葉をクレムソン色に色付かせ始めた。３年前、ホームセンター
で苗を購入。植え場所が適さなかったのか２年間は、ほぼ苗のまま。今年の春先に、
植え替えると、蔓は一挙に６ｍ程に成長。思っていたより生育旺盛な蔓性植物です。
レンゲローズ（八津女姫）。当地では、ミニバラは鉢植え栽培が一般的。
ある思いつきから、２年前から露地で栽培。今では厳しい冬の寒さにも耐え、
初夏の頃と今の時期に、蓮華を連想させる可憐な花を咲かせてくれます。
ヒダカミセバヤ。葉を赤オレンジ色に色付かせている。初夏の頃の緑白
色の葉や夏の終わりに咲く花も美しい。
さらに、この季節になると葉を紅葉させる。季節ごとに草姿を楽しませてくれる
植物です。
ノースポール。夏の初めに地上に落ちた毀れ種が成長し、今、花を咲か
せています。
ヒメツルソバ。夏葉には、暗色のＶ字形の班が入る。紅葉すると班は消え、
鮮やかな紅色 一色に葉を色付かせます。
爽やかな秋の空が広がる。この時期にしては、稀なほど穏やか。秋色に染ま
る洞爺湖の湖畔からの眺望です。
湖畔から、急勾配の山道を登ると梅園が開ける。春に咲く梅の花の美し
さは、言うまでもないが、秋、ほのかに紅色に色付く紅葉も捨てがたく美しい。
洞爺湖の中で特に好きな景色。当ブログに度々登場、自分勝手に洞爺湖
八景に選定している場所。
壮瞥滝は、洞爺湖から流れ落ちる。高さ１８メートル程と大きくはないが、
見る目に風格を感じさせる滝です。
滝からの流れ落ちた水は壮瞥川となり、岩盤を滑るように流れ下る。
滝の直下まで、散策路が続く。自然のままの樹木が生い茂る。歩を進める
たび、落ち葉を踏みしめる音が快い散策路です。
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