室蘭岳の裾野一帯に牧草畑が広がる。牧草地の周りを取り囲む、ミズナラやカラマツ林
の紅葉と牧草畑の緑が、晩秋の空を背景に目に映る。
今日の天気予報では、道内の内陸部では初雪の模様。牧草地の牧草は、このまま緑色の
状態で冬を迎えます。
カラマツ(落葉松)の紅葉です。今の時期、黄色から茶色に燃え上がるような紅葉は一際
鮮やか。多くの針葉樹は、紅葉や葉を散らすのは稀。当地でも、カラマツは落葉と呼ばれてい
る 国内に自生する唯一の落葉針葉樹です。
室蘭岳の裾野一帯に牧草畑が広がる。牧草地の周りを取り囲む、ミズナラやカラマツ林
の紅葉と牧草畑の緑が、晩秋の空を背景に目に映る。
今日の天気予報では、道内の内陸部では初雪の模様。牧草地の牧草は、このまま緑色の
状態で冬を迎えます。
カラマツ(落葉松)の紅葉です。今の時期、黄色から茶色に燃え上がるような紅葉は一際
鮮やか。多くの針葉樹は、紅葉や葉を散らすのは稀。当地でも、カラマツは落葉と呼ばれてい
る 国内に自生する唯一の落葉針葉樹です。
今の時期は季節の狭間、道内の上空は低気圧の通り道。午前中まで、降り続いていた
横殴りの雨は夕方になり降りやむ。空模様が入れ替わるように、西の空が夕日で瞬く間に茜
色に染まりました。
今日、当地の日没時間は16:20分。低気圧のなごり雲が尾を引く西の空に、稀に見る
夕焼け。少々、鮮やかさは欠けるが ダイナミックそのまま。カメラアングルは室蘭港崎守埠頭
西端から穏やかに暮れゆく西空の光景です。
11月も間もなく中旬。このところの陽気は立冬を過ぎたのに、初冬と晩秋が混沌として
いる。今日も朝から、穏やかな空が広がる絵鞆半島の遅い秋景色を並べてみました。
室蘭八景の一つ、マスイチのからの眺望です。前方には太平洋の大海原、水平線が長く弧
を引く。一方、マスイチ一帯は道内有数の渡り鳥の中継地。野鳥の大好物、ガマズミやツルウ
メモドキが、実をたわわに付けて景色に華を添えています。
マスイチの展望台から僅か300mほど離れた場所にあるローソク岩です。噴火湾を隔て
て遥か37Km離れた渡島半島まで、晩秋の太陽光が海面を照らし出しました。右側の海面か
らそそり立つ断崖絶壁は海抜150mのボンズ山。この岩山は道内有数のハヤブサの営巣地、
バードウオッチャーのハヤブサの撮影ポイントです。
絵鞆半島の東西を貫くように観光道路が走る。道路の両脇を鬱蒼と樹木が生い茂る。
先日の雨と風で、殆ど葉を散らしましたが道沿いの木々の紅葉風景です。
観光道路の両側は、手付かずの雑木林に囲まれる。秋の初め頃までは生い茂る樹木に
視界が遮られていた。この時期になると、葉を散らした木々の間から町並みや港の風景が透
けるように見え隠れします。
絵鞆半島は、内側に市街地、外側は太平洋の大海原と高さ100mほどの断崖絶壁の景勝地
が連なる 特徴的な地形の場所です。
カンボク(肝木)の赤く熟した実とヤマブドウ(山葡萄)の紅葉した葉が、陽射しを受けて
道沿いの林を鮮やかに彩っています。
絵鞆岬は絵鞆半島の最西端、岬の前方には噴火湾が広がる。さらに、右奥、室蘭港の
入口に大黒島が浮かぶ。その遥か後方に 有珠山、昭和新山や羊蹄山などの眺望が開ける。
絵鞆岬は、室蘭八景の一つ 市内を代表的な景観地です。
再々、投稿しています定点観測地点のようなアングルです。11月にしては記録的な雨を
降らせた低気圧も足早に通りすぎ、今朝は風もピタッと吹き止まりました。
工場から立ち昇る水蒸気が朝日に照らされ上空に舞い上がる。澄み渡る空と海面から飛び
交う黄金色に輝く光が、ファインダーに眩しく射し込んで来ます。立冬を過ぎた室蘭港崎守埠頭
からの朝の光景です。
秋の陽射しが降り注ぐ庭の一角で、ヒダカミセバヤが葉を淡い紅色に染め始めました。
夏の頃に咲く花や白緑色の葉も魅力的。さらに、この時期の紅葉も見ごたえのある植物です。
フイリアマドコロ(斑入り甘野老)の黄葉です。初夏の頃には、赤味かかった茎にスズラン
に似た花を咲かせる。今の季節になると葉を黄金色に色付かせます。我が家では、毎年この
黄葉を楽しみに刈り取らずに葉が散るまでそのままにしています。
ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)の原産地はヒマラヤ地方。当地では、この時期に花を咲かせな
がら、V字形の斑が入る特徴的な葉を紅葉させます。
ヤブラン(藪蘭)の実、秋の初めの頃は翡翠色。この季節になると艶やかな黒紫色。深
緑色の葉が茂る株から垂直に伸ばした茎先に、液果をたわわに実らせています。
先日、屋内に取り込んだナスタチウムが再び花を咲かせ始めています。元々の開花期
は初夏の頃と秋。葉が蓮の葉に似ている事から和名では金蓮花。美しい花名を持つ植物です。
昨日は、今シーズン最高の秋の空が広がる。洞爺湖は我が家から30kmほど、度々訪
れる場所です。
温泉街の後方に見える山は、標高737mの有珠山。近年では2000年に大噴火を起こした
活火山です。洞爺湖や有珠山一帯は、2009年に国内で初めて世界ジオパークの認定を受
けた地質遺産を複数含む自然公園地域です。
早くも頂に雪を抱く道内の秀峰、羊蹄山が湖面に白い影を映しています。右側に浮かぶ
島は、紅葉に染まる洞爺湖のシンボル中島です。
※10/28日付、投稿記事「洞爺個の紅葉日和」は対岸、裏洞爺が舞台でした。
洞爺湖は、何気ない表情を見せてくれる湖です。この景色も雄大な水盆栽のよう、自然
の営みが創作した景観です。
洞爺湖の中で好きな景観の一つです。湖のもう一つの顏、岸辺に手漕ぎ船。ヒメマスや
サクラマス、ワカサギ漁が盛んです。この場所は、温泉街から離れ観光客が訪れる事も稀。
晩秋の陽射しと静寂に包まれる湖岸です。
付近一帯は紅葉の季節。ヒマワリが勢いよく花を咲かせています。通常のヒマワリより花
の大きさは小さく、草丈も1mと小ぶり。元々は、緑肥用のヒマワリ。この栽培地は、洞爺湖の
湖畔から昭和新山に続く道路沿いの畑地。花々がシーズンを閉じた今の季節、観光に訪れる
方々の目を楽しませています。
とても珍しい光景です。エゾムラサキツツジが葉を紅葉させながら、薄紫色の花を咲か
せています。本来の花の時期は初夏。我が家の庭でも2本のエゾムラサキツツジを育ててい
ますが、秋に開花したエゾムラサキツツジを見るのは初めての出来事です。
壮瞥川は、洞爺湖を源とする僅か全長3Kmほどの清流です。下流域で大河の長流川
と合流して噴火湾に流れ下る。今年は川岸の紅葉の時期が遅れて気味でしたが、ここに来て、
木々が一挙に、黄葉を始めています。実は、今シーズンこの場所に訪れたのは3度目。やっと
シャッターチャンスに恵まれました。
壮瞥川の上流域から1kmほど下流に、新山沼がある。昭和19年、すぐ傍に位置する
昭和新山の隆起によりせき止められて出来た沼です。この場所は川の流れも緩やか、水面
には周囲の紅葉した木々が映り込んでいます。
家から近い道路際に、毎年、葉を紅色に色付かせるミズナラの木がある。普通、コナラや
ミズラなどの落葉性ドングリ類の葉は赤くなりにくい。当地のミズナラは、この季節になると葉が
薄茶色に枯れるのが一般的。
このミズナラの木は、紅葉の条件が良いのか紅色に混ざり、黄色・薄緑・緑と様々な葉の色を
見せてくれます。
散歩道沿いの雑木林のカエデが秋色に葉を染め路を覆うよう迫り出す。散歩道脇には、
数々の木々が自生しているが、このカエデのように鮮やかに紅葉する樹木は数少ない。毎年
この時期の紅葉を楽しみにしているカエデです。
西の空に厚い雲が漂い、雲の隙間から夕日が光りを放射状に放す。目に映る光景が、
季節のコマを早送りしたように、初冬の風景と重なる。
当地では、初冬の時期になると木々は葉を散らす。今年は 今が紅葉の最盛期、秋と初冬
が混沌と入り混じる陽気が続いています。