イタンキ浜の前方には、太平洋の大海原が果てしなく広がる。浜には一年を通して大波
が打ち寄せる。季節を問わずにサーファーが集う道内屈指の浜です。
この季節にしては寄せる波が穏やか。さらに、遥か遠くまで続く海面が陽射を受けて眩しく瞬
く、初冬のイタンキ浜の光景です。
隣街の市街地を流れる幌別川に、今年も遥か遠く シベリアから飛来した白鳥が羽を休
めています。直線距離で3、000kmの長旅。気流に乗ると時速100Kの速さで飛ぶと言う。
それにしても、晴天の日ばかりではなく荒天の日も。いったい何日かかって到達したのだろう。
川岸の藪で、ノイバラが赤い実をたわわに実らせています。冬を越し春を迎える頃になる
と、実は一つ残らず野鳥に啄まれ新芽の季節を迎えます。
今の時期は、幌別川に飛来する白鳥は20数羽ほど。間もなく、本格的な冬が訪れると、
百数十羽の白鳥とマガモなどの水鳥で川面は埋め尽くされます。※後日、再投稿を予定しています。
幌別川の川岸に生育するツルウメモドキです。熟れた実は野鳥の大好物です。幌別川
の流域は通年、野鳥が飛び交うサンクチュアリです。