グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

秋の訪れ

2013年10月12日 | 室蘭の景色


 当地の野山では、毎年10月の中旬を迎えると紅葉が始まる。今年は、この時期になって
も気温が高く草木は青々。例年に比べて
稀に見るほど、ゆっくりとした足取りで秋の気配が漂い
始めています。




 イヌキクイモが、秋の陽射しを受けて鮮やかな黄色の花を咲かせています。この野花はキ
クイモとよく似ていて区別が困難。
 根を掘り上げて視れば一目瞭然だがそこまでは。舌状花が10枚以下とキクイモと比べ少ない
のが、せめてもの判別方法です。。



 ムラサキシキブ。樹名も優雅だが、この時期に実らせる紫色の小さな実も清楚。このムラ
サキシキブは、散歩道沿いの藪の中で自生。毎年、実を見るのを楽しみにしている
落葉低木で
す。





 鮭の遡上の季節が訪れて来ました。
 この河川は、
室蘭岳の中腹から流れ下る川幅3m足らずの清流。水しぶきを舞い上げながら
流れる。鮭は群がるように、産卵場の川床
に向かい勢いよく遡上しています。






 山ブドウが たわわに実を付けている、今年は山ブドウの成り年です。愛用者は生食・果実
酒・ジャムなどに利用。山ブドウは秋の野山からの恵みです。


 ズミ(酢実)、小さなリンゴのような赤い実を実らせています。初夏の頃に咲く花も可憐だが、
この時期の赤く熟した実と秋の青空とのコントラストも見事です。

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あかね色の空

2013年10月11日 | 室蘭の夕日&夜景



 室蘭市絵鞆臨海公園から、茜色に染まる夕日の光景です。風もなく海面も鏡のように静ま
り返る、穏やかな夕暮れ時。昨日、当地の日の入り時間は17:00ちょうどでした。





 

 

 日没時間に合わせ、港内夜景クルーズが運行する。室蘭港の地形はU字形。夜の帳が下
りる頃になると、港の縁を囲むように街や工場の灯りが光りの帯で連なる。さらに、イルミネーシ
ョンに照らし出された白鳥大橋が夜の海と空に華を添えます。港内の夜景は、室蘭のもう一つの
顔です。


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庭に咲く・・・

2013年10月10日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)


 秋明菊の白花が咲き始めました。先日投稿しました淡紅紫色の秋明菊から半月ほど遅れ
の開花です。秋の陽射しに、とても清々しく映える花です。



 イヌサフランは、学名のColchicumの方が似合う球根草です。サフランの花に似ている事
からの和名。
 初夏の頃に茂らした葉は夏になると全て枯らす。植えてある場所が分からなくほど。涼しさが
増してくると、突然 地面から突き出すように薄ピンク花を咲かせます。



 フイリヤブランが小さな小さな花を咲かせ始めています。このヤブランは、数年前に広島
の知人宅から持ち帰り、露地で育てています。すっかり寒冷地に順応し今では株も大きくなり、
この時期になると花房を立ち上げてくれます。



 緑の縁取りに白い葉が特徴のラミウムです。本来の開花時期は初夏の頃ですが、初夏の
頃の気候と似た今の時期にも花を咲かせます。毀れ種で容易く増える手のかからない植物です。




 ゲンノショウコの紅花です。先日、訪れた新潟から持ち返る。鉢植えで栽培、約2週間が
経過しました。当地に自生しているゲンノショウコの花は白。もともと紅花は、関東以西の地方
に自生する。ようやく手に入れた紅花のゲンノショウコが順調に根付き花を咲かせています。


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イタンキ浜の朝

2013年10月10日 | 室蘭イタンキ浜



 久し振りに、早朝から雲一つない秋の空が広がる。今日、当地の日の出時間は5:50分。
昨日、遥か東の洋上を温帯低気圧が足早に通り過ぎる。太平洋の大海原から、打ち寄せて来
る波はうねりを伴うが、爽やかに潮騒が響くイタンキ浜の朝の光景です。





 イタンキ浜は、道内有数のサーフィンのメッカ。撮影時の気温は15℃、水温が高いのか、
サーファーは元気ハツラツです。


 

 イタンキ浜は東西に 1.7キロの砂浜海岸です。西の浜の後方には、50~100m程の高
 さの断崖が連なる。西の浜は、東の浜の穏やかな佇まいと異なった荒々しい
景観美を見せてく
 れ ます。

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秋の庭に咲く・・・

2013年10月05日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)


 ストレプトカルペラ。細い花茎の先に薄い紫色の独創的な花を咲かせ始めました。花だけ
ではなく、太陽光
に透かされた葉も美しい。花と葉を同時に観賞できる植物です。


 ゼラニウム・アメリカーナは、生育旺盛で一年中花を咲かせます。さらに、鉢替えをするた
びに、株が大きくなるほど育てやすいゼラニウムです。



 エロディウム。流通名は姫フウロ、小さな愛らしい花を咲かせています。株はマット状に生
育します。冬の間は、陽が射す室内で育てますと花を絶やすことなく咲かせてくれます。


 マルバアサガオ。毎年毀れ種が成長し花を咲かせます。涼しさにとても強いアサガオです。
性質は強健、一部では野生化も。このマルバアサガオも野鳥が運んできたのか数年前に突如と
庭に出現しました。それ以来、花の形や色が好きで育て続けています。



 初夏に花を咲かせた後、株を刈り込んだマーガレットが今年2回目の開花です。マーガレ
ットは、当地の初夏から秋の気候に最適な植物です。ただ、寒さには弱く冬の間は鉢植えで屋
内栽培。マーガレットは我が家の定番の鉢花です。

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秋の夕空

2013年10月04日 | 室蘭の夕日&夜景



 秋の深まりに連れ、大気が澄み渡る西の空を
夕日がダイナミックに照らす。夕日、大自然
が織りなす悠久なる営み。だが、何時も、見る目に静かな感動を受ける。

 



 当地の日の入り時間は17:17分。カメラアングルは、室蘭港崎守埠頭の西端。噴火湾を
隔て遥か彼方、対岸の渡島半島の山並に沈む夕日の光景です。





 夕日の撮影場所と全く反対側、帰路立ち寄った崎守埠頭の東端から港内(白鳥大橋)の
夜景です。

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秋日和の絵鞆半島

2013年10月03日 | 室蘭の景色


 絵鞆岬は、絵鞆半島の最西端。港を外海から隔てるように噴火湾に突き出る。久し振りの
強風、展望台に立つとカメラを構える身体が風でぶれるほど。岬は、一年を通して風が吹き抜け
ていますが、この時期から一段と風の強い日が多くなります。絵鞆岬は、風光明媚な風の岬です。




 釣り鐘ニンジン(釣鐘人参)が、草原にポッツリ・ポッツリと薄紫色の小さな釣鐘のような花
を咲かせています。




 V字型に海からそそり立つ断崖絶壁の中央を飾るように、ローソク岩が海面から突き出る。
右側の断崖は、海面からの高さ154mのボンズ山。海面の黒ずみは空に流れる雲の影です。




 絵鞆半島の紅葉の一番バッターはガマズミ。赤い実を付けながら、いち早く紅葉を始めて
います。晩秋ごろの熟れた実は果実酒として利用されます。




 マスイチ浜は絵鞆半島を代表する景勝地。この展望台の高さは100mほど、急こう配の
 崖路を下ると地名の由来となる小さな浜に辿り着く。マスイチ浜の前方には、太平洋の大海原
 が果てしなく広がります。

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日本画家小島和夫・作品展

2013年10月02日 | coffee break;(etc )



 室蘭市民美術館で、日本画家 小島和夫画伯の作品展が開催されています。小島画伯は、
 室蘭出身。
東京芸大日本画を専攻、卒業後は日本画の大家平山郁夫画伯に師事し現在まで
 数々の賞を受賞する。 会場には、院展出展作品など約40点が展示されています。




 



 展示されている、どの作品も素晴らしいが特に人物画に強い印象を受ける。作品の背景
と相まり、描かれている人物の視線が、見る者に何かを語りかけてくるように感じる。小島画伯
は小生と同世代、画風にだけに止まらず親近感を抱く現代日本画壇の大家です。


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