グリーンフォレスト (歳時日記)

近隣の自然が織りなす、春夏秋冬の風景
と庭で育てる草花の今を発信しています。
 

屋内に戻った鉢花たち

2014年10月17日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)

◎ 10月15日投稿記事「崎守埠頭の朝景色」に、14日分の「夕日と日本丸」の記事を追加しました。



 このところ、朝の気温が10℃を下回り始める。日中の最高気温も15℃前後、一挙に秋が深まってきました。
毎年、最低気温10℃なると庭に出し育てていた鉢花を室内に取りこみます。室内に取りこんだ鉢花が待ち構え
ていたように花を咲かせ始めています。
  ゼラニュウムは我家の室内花の定番。アメリカーナ・コーラルと品種不詳の淡いピンク色の2種類を育ててい
 ます。暖房も入り、これから室温は20℃前後。ゼラニュウムは花を
絶やことなく咲かせ続けます。







 フクシアも初夏の頃から秋までの間は屋外で栽培、屋内に取りこんでから数日。2~3日前から、独創的な花
を咲かせています。元々の原産地は南米などの亜熱帯地域。鮮紅色の花は飛び切り 、トロピカルな雰囲気を漂
わせています。





 ワイヤープランツの花です。今年は、例年になく花をたくさん付けています。花は薄白緑色、花の径は3mm
ほどと、見過ごしてしまいそうな小さな小さな花を咲かせています。





 ロエオ、流通名はムラサキオモト(紫万年青)。原産地は、メキシコ南部など熱帯アメリカ。我が国には、江戸
時代に渡来した歴史の長い観葉植物。葉の裏の紅柴色がとても鮮やかな常緑の多年草です。

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秋の空を軽やかに流れる雲

2014年10月16日 | 室蘭の景色



 雲が、秋の陽射しを受けながら空を滑るように流れる。この時期になると、澄みわたる空を流れる雲の形もさま
ざま。真綿のような絹雲や、ちぎれ雲が入り混じりながら空を横切る。
 空を見上げていると、ついつい時間が経つのを忘れてしまうほど。空と雲は、カメラの被写体として魅力的な題材
の一つです。
 
カメラアングルは室蘭岳の裾野、標高170mほどの小高い場所に広がる牧草地からの秋空の光景です。







 道沿いに生えるノイバラが実を赤く熟しています。この時期の空の青さと、赤い実とのコントラストが一際鮮や
かに視界に飛び込んできます。









 牧草地を取り囲む雑木林の中。まだ、ほかの灌木の葉は青々としているが、いち早くツタウルシやカエデが葉を
色付かせています。

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崎守埠頭の朝景色

2014年10月15日 | 室蘭の景色



 清々しい朝です。全てのものが静寂に包まれ、朝日を受けた白鳥大橋が海面に影を映す。カメラアングルは、
室蘭港崎守埠頭からの朝の光景です。





 台風19号は昨日、温帯低気圧に変わり東の洋上に通り過ぎる。低気圧を避け、太平洋を行き来する船舶が港
内や港外の噴火湾に避難しました。中央のやや右側、防波堤の外に見える帆船は日本丸です。



 港の外、噴火湾に停泊する日本丸とカモメの乱舞です。



 今日の朝は、昨日と打って変わり穏やかそのまま。噴火湾を後に寄港地に向かう日本丸です。





 沖合の漁場から。ホタテを満載か、エンジンをフル回転で漁港に戻るホタテ養殖漁船。
                     ※ 室蘭港崎守埠頭の西端に、ホタテ貝を主な漁獲とする崎守漁港があります。



◎ 「夕日と日本丸」・追加記事です(10月18日付け)
                     ・・・海面のうねりが強く、海面に夕日の照り返しが薄い為、ボツにしていました。
                          



 14日の午後、台風19号は温帯低気圧に変わる。夕刻には西の空が晴れ渡り、茜色の空が広がりました。




 台風を避けて、室蘭港の沖合に投錨する多くの船舶が夕日に照らし出される。画面の左端の4本マストの帆船
は、青森陸奥湾から台風を回避して停泊する日本丸です。


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祝津展望公園からの夕日

2014年10月12日 | 室蘭の夕日&夜景

 

 祝津展望公園は、市内を代表する夕日のビューポイントです。展望公園は、本道を離れて曲りくねる坂道を登
った、海抜70メートルほどの高台にある。展望台に立つと360°の大パノラマが広がります。

 秋も本番。大気が澄み渡り、夕日が放す光線が勢いを増して来ました。今日、当地の日の入り時間は16:58分
でした。









 絵鞆半島の先端に家々が立ち並ぶ。日が沈むと街の明かりが灯り、影絵のような幻想的な佇まいを見せて
くれます。





 祝津展望公園からの夕景です。眼下に、室蘭港を跨ぐように白鳥大橋が架かる。日没と伴にイルミネーション
とスポットライトが点灯。帳が下りた海と空に白鳥大橋が浮かびあがります。



※ 「夜景見学バス」の赤いテールランプが坂を下る。初夏から秋にかけての季節限定ですが、港周辺を海上から
はクルーズ・陸上からはバスでの夜景ツアーが行われています。

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紅葉の季節です

2014年10月10日 | 室蘭・四季の野花&花木



 有珠山の中腹から山麓にかけて紅葉が始まりました。イタヤカエデ・エゾヤマザクラ・ミズナラなどの樹木が葉
を紅色や黄色に色付かせ始めています。
 有珠山は、支笏洞爺国立公園内に位置する標高737メートルの活火山です。山の裏側には、水を満々と湛える
洞爺湖の湖面が広がっています。





 ツタウルシの紅葉です。カラマツ林の中、赤オレンジ色の葉と灌木の常緑が鮮やかなコントラストをつくり出して
います。








 ムラサキシキブの小さな実が、藪の中で紫色の艶やかな光沢を放しています。



 ガマズミの実の色はルビーレッド。これから、霜が降る頃になると熟し甘味が増した実は、果実酒などに利用さ
れます。





 エゾヤマザクラ(蝦夷山桜)の紅葉です。黒茶色の枝幹をアクセントに、葉をパステルカラーのような色彩に染め
ました。エゾヤマザクラは、5月の初旬頃に咲く花も見ごたえがありますが、今の時期の紅葉も美しい北海道を代表
するサクラです。

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皆既月食

2014年10月08日 | 室蘭の景色



 夕空が晴れ渡り、満月が煌々と照る。2011年以来3年振りの皆既月食。室蘭港崎守埠頭は皆既月食の
絶好のスポット。報道関係者や多くのアマチャアカメランがレンズを東の空に向けました。







 18:14分「部分月食の始まり」。満月が左下から地球の影を受けて欠け始めました。





 18:49分、東南東の空高く昇る満月。ほぼ半分が地球の影で欠ける。







 最大皆既月食は19:55分。数分が経過した時間帯のW天体ショーです。月の右側に小さく青く光る星は、
太陽系の第7惑星の天王星です。  



 「赤銅色の月です」。皆既月食の始まりは19;25~終わりは20:25分。地球の影の中に満月が完全に入
り込みました。


 


 満月が地球の影から脱出。再び、強烈な月光を放し始める。





 皆既月食は1時間ほど継続。合間に撮影しました崎守埠頭からの港内の夜景です。

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イタンキ浜の朝景色です

2014年10月06日 | 室蘭イタンキ浜



 天気予報では一日を通して快晴。イタンキ浜の朝景色を撮影に5時前に家を出る。浜までは、国道を走る
こと15Kmほどの距離。本道から逸れ、浜へと続く道路沿いからの夜明け前の風景です。





 今日、当地の日の出時間は5:40分。早朝から清々しい秋の空が広がる。放射冷却現象に伴って撮影時
 の気温は8℃。
ビーンと張り詰めた大気の中、大海原の彼方から朝日が光りを放す。




 


 台風18号が、当地の遥か東の海上を通り過ぎる。余韻を残すように、太平洋の彼方から大波が寄せては
返す。朝の光が波間を飛びはねながら海面を あかつき色に染めました。





 浜の後方にそそり立つ海抜80mの海食崖が、朝日に照らし出され海面に映り込む。カメラアングルは、潮
騒が静かに響くイタンキ浜の朝の光景です。

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秋色の空

2014年10月04日 | 室蘭の景色



 朝から秋晴れの空が広がりました。今日の日中の最高気温は19℃。大気が限りなく澄み渡る秋本番
の季節が訪れる。広大な牧草地の上を清々しい風が通りすぎていきます。





 秋の 陽射しが降り注ぐ中で咲く野花。この後、当地ではキクイモの花が咲くと野花のシーズンは閉幕を
迎えます。








 逆光の中。室蘭岳の裾野、標高250メートルほどの牧草地からの眺望です。眼下に広がる噴火湾の海
原に、雲が影を描きなが西風に運ばれ東の方角に流れて行きます。
 

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庭に咲く・・・

2014年10月03日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



 庭の片隅で、イヌサフランが薄ピンク色の花を咲かせています。クロッカスを連想する花の形から、別名
ではオータムクロッカス。
 夏の初めに葉を茂らし、真夏には葉を枯らし地上から跡形もなく姿を消す。一方、2~3日前から地中から
蕾を出すなり いきなり花を咲かせています。





 メカルドニア・ゴールドフレークが、次から次へと黄色い小さな花を咲かせます。生育は旺盛、細い匍匐
性の茎を垂れ下げるように伸ばします。。
 我国で園芸品種として市場に出回ったのは2004年と歴史の浅い植物です。原産地はアメリカ大陸、やや
寒さに弱い非耐寒性の多年草です。



 ゲンノショウコは、野に自生している植物ですが、我家では庭花として育てています。白花に遅れながら
今、アカバナ ゲンノショウコが花の時期を迎えています。
 元々、当地の野山ではアカバナ ゲンノショウコは自生していません。2年ほど前に新潟の知人宅から持ち
帰り育てています。






 

 フイリヤブランが、ようやく花を咲かせ始めました。すでに、葉の色が濃緑のヤブランは艶やかな紫黒色
の実をつけています。
 このフイリヤブランも本州方面の知人宅くからの持ち帰り植物です。。自生地は関東以西の温暖な地域で
すが、我家の庭に移植から8年が経過。すっかり当地の気候に順応し年々、株は大きく生長しています。







 ペペロミア・オブツシフォリア。光沢のある濃緑色の葉と、えんじ色の茎との取り合わせが魅力的な観葉
植物です。
 育て始めてから5~6年ほど経過しますが、鉢替えにも刈込にも強い育てやすい植物です。
生育条件が、
揃ったのでしょうか。
数日前から、茎の先端に独創的な花(?)を咲かせています。

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地球岬に咲くコハマギク

2014年10月01日 | 室蘭・四季の野花&花木



 地球岬の展望台は、海からそそり立つ海抜147m断崖の上。展望台に立つと、白亜の灯台を眼下に、
太平洋の大海原が目に飛び込んできます。さらに、遥か彼方には弧を描くように水平線が広がります。
  岬は、「北海道の自然100選」や「あなたが選ぶ北海道景勝地」で、それぞれ一位を獲得した道内有数
の景勝地です。



 先日、トッカリショに咲くコハマギク(小浜菊)の記事を投稿しました。今回は、地球岬展望台の直ぐ西側
に位置する海抜156mの「馬の背」の断崖絶壁で花を咲かせているコハマギクです。
    ※画像をご覧のように断崖は岩石状。コハマギクは、わずな岩と岩と隙間に根を張り生育する逞しい野菊です。分布地は、
    道内から茨城県にかけての太平洋側。海岸の岩場や崖に自生する日本固有種のキク科の多年草です。







※ 絵鞆半島の外 海岸側を縦貫する道路沿いで・・・



 紅葉を始めたヤマブドウの葉と赤い実を付けたノバラです。オブジェのように、道脇の藪の中で彩を添え
ています。




 半島の尾根状の場所を片側一車の縦貫道路が東西方向に延びる。道路沿いを縁どるように、他の場所
では花の時期を過ぎた、ユウゼンギクや
エゾノコンギクが今が盛りと花を咲かせています。





 道路際の赤土が露出する崖で、可憐な花を咲かるコハマギクです。





 地球岬から僅かに西の方角に行くとチャラツナイに行き着く。海中から突き出る大小の奇岩が点在する
、神秘 的な景観美を見せる海岸線です。





 道路沿いの灌木が茂る藪の中。マユミ(真弓)が実を薄紅色に色付かせています。下の画像は、紅葉を
始めたガマズミの葉と濃紅色の果実です。


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